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迫力あふれるパラリンピック競技の世界!
2020年東京パラリンピックに向けて、パラスポーツやパラリンピックへの関心を高めるために、NHKプロジェクトの一環として制作されたアニメ。ブラインドサッカーやパラ陸上競技をはじめとする各種目が、オムニバス形式で紹介される。
人気漫画とのコラボに加えて、有名アーティストを起用。NHK BS1などで放送されたほか、NHKの番組公式サイトやYouTubeチャンネルでも配信されている。
ある日、ひとりの青年が慣れた手つきで白杖を使いながら、橋の上を歩いていた。彼の名は、ユウキ(阿部敦)。視力を失った青年だった。そんなユウキに、サッカーの試合を見るために駆けてきたひとりの男の子がぶつかりそうになる。
音で気配を察知したユウキは体を反らして、衝突を回避する。白杖を見て、相手が視覚障害者だと悟った男の子は、申し訳なさそうにユウキに謝る。けれども、なぜぶつかりそうなのがわかったのかと、純粋な疑問をユウキに投げかける。
それを聞いたユウキは、目が見えないかわりに音で360度周囲をイメージできるのだと、笑いながら告げるのだった。その後、サッカースタジアムに到着した男の子は、驚きの事実を知ることになる。ユウキは、ブラインドサッカーの日本代表選手だったのだ。
男の子はユウキが繰り出すスーパープレイを見て、ブラインドサッカーの世界にたちまち魅了されていく。
ブラインドサッカーの日本代表選手。視力を失っているが、音で360度イメージすることができる。試合では静寂を保ったコートのなかで、鈴の入ったサッカーボールの音を頼りに、華麗なドリブルやシュートを繰り出す。圧倒的な個人スキルを誇るブラジルのサッカーチームに、パスを駆使した戦術で対抗する。
車いすテニスの日本代表選手。試合では片手で車いすを操作しながら、もう一方の手に持ったラケットでボールを打ち返す。作中においては、アニメ『ベイビーステップ』の主人公である高校生テニス選手・丸尾栄一郎と対戦する。実在する本人がモデルになっている。
ゴールボールの日本代表選手。「アイシールド」と呼ばれる目隠し用のゴーグルを装着して、鈴の入ったボールの音を頼りに、ゴールにシュートする。作中では、ひょんなことから『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉たちと試合をすることになる。
車いすラグビーの日本代表選手。試合では車いすを激しくぶつけ合いながら、敵からラグビーボールを奪い取り、パスを繰り返してトライを目指す。作中においては、筋骨隆々の海外プロ選手・ジェイ・ホーガンと対決することになる。
視覚障害者柔道の日本代表選手。小学生のころに柔道を始め、柔道一筋で歩んできた。だが、女子高生のころに若年性緑内障を発症し、視界の90%を失ってしまう。そのせいですっかりふさぎ込んでしまうものの、視覚障害者柔道に出会い、その魅力にハマっていくことになる。
パラサイクリングの日本代表選手。生まれてすぐに左足を失ったため、右足1本の力だけを頼りにロードバイクで疾走する。作中では、アニメ『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道とサイクリングコースで競走する。実在する本人がモデルになっている。
パラバドミントンの選手。かつてバドミントンのインターハイで優勝するほどの実力があったが、交通事故に遭い、二度と歩けない体になった。それでも幼なじみの少年の不器用な励ましに応えるため、専用の車いすに乗ってプレイするパラバドミントンを始めた。
リノベーション事業を手がける女性社員。廃校の体育館をリノベーションする案件で、老人も子どももできるスポーツを探す。そんななか、同僚のアドバイスをきっかけに、脳性麻痺の選手も活躍するパラリンピック競技「ボッチャ」に出会う。
視覚障害者マラソンの選手。かつて記録を持つランナーだったが、事故で失明した。だが、勝ち気な性格から、その後5か月で視覚障害者マラソンに挑戦し始める。走る際には、伴走者とひとつの輪になったロープをもち、それで誘導してもらう。
車いすバスケットボールの選手。競技用の車いすを自在に駆使しながら、ドリブルやパスをこなし、シュートを決める。屋外のコートで練習していたときに、『DEAR BOYS』の登場人物・森佳樹と出会い、一緒に試合をすることになる。
今作のテーマは、パラリンピック競技です。あまり知られていないパラスポーツの魅力が、存分に描かれています。各話5分枠で、ブラインドサッカー、車いすテニス、障害者柔道など、計11種目がオムニバス形式で取り上げられます。
そのなかには、車いすラグビーのように激しく体をぶつけ合う競技や、ゴールボールのように健常者も障害者も関係なく熱中できる競技もあります。
パラスポーツというと、どこか盛り上がりに欠けるという誤ったイメージがありがちですが、今作を見れば、そんなイメージは吹き飛んでしまいます。今作には、車いすテニスの国枝慎吾選手やパラサイクリングの川本翔大選手といった実在するプロ選手も登場します。
今作の特徴は、各エピソードで有名クリエーターを起用している点です。たとえば、ブラインドサッカーのエピソードは、『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一が原作を担当しています。
また、車いすラグビーのエピソードは、『あしたのジョー』で知られるちばてつやが、キャラクターデザインを手がけています。さらに、作中で流れるテーマ曲も、東京スカパラダイスオーケストラやMONGOL800の楽曲が採用されています。
そのほか、人気漫画とのコラボも実現しています。たとえば、ゴールボールとパラサイクリングのエピソードには、それぞれ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉と『弱虫ペダル』の小野田坂道が登場しています。
今作には、パラスポーツに真摯に向き合う魅力的なキャラクターたちが登場します。そんな彼らを演じるのが、ベテラン俳優や声優たちです。びっくりするほど豪華なキャスティングが、実現しています。
たとえば、俳優の玉山鉄二が車いすラグビーの選手、女優の上白石萌音が視覚障害者柔道の選手を演じています。また、人気声優の阿部敦がブラインドサッカーの選手、花澤香菜がボッチャに挑戦する女性会社員の声を担当しています。
いずれのキャストも、パラスポーツに取り組む人々のひたむきさや喜びを見事に表現しており、作品の世界観にぴったり合った配役です。5分枠のショートアニメでありながら、役が作りこまれています。
現代の剣豪になれ―両親の想いを背に少年は剣の道を歩んでいく…村上もとかの剣道漫画をテレビアニメ化し、1985年から1986年までテレビ東京などで全72話が放送。1~49話までが主人公の少年時代のストーリーで、50~72話までは『六三四の剣 青春編』というタイトルに変わり、高校時代が描かれている正統派のスポーツアニメ。剣道一家に生まれた主人公の夏木六三四が剣道を通じて親友の轟嵐子ら仲間と切磋琢磨し、ライバルである東堂修羅や乾俊一をはじめ、様々な強敵たちとの熱い戦いを繰り広げていく青春ストーリー。岩手県に住む剣道の達人である夏木栄一郎と佳代夫妻の間に男の子が誕生する。誕生した時間が6月3日午後4時であることから「六三四」と命名される。六三四は両親の影響で、3歳から剣道を始める。六三四が小学1年生のとき、父・栄一郎が剣道大会でのケガが原因でこの世を去る。六三四は父に死に至らしめる原因となったケガを負わせた相手である藤堂国彦に恨みを抱くのだが、藤堂の息子で最良の好敵手となる修羅との出会いなどから剣道を通じて心身ともに成長していくのだった。
『モンキーターン』は、水上の格闘技ともいわれるモータースポーツ・競艇を題材にした熱血スポーツアニメである。2004年にアニメ化されており、新人レーサーが多くのライバルたちと競い合い、成長していく姿が描かれる。アニメとして今まで取り上げられていなかった競艇をリアルに表現した作品で、緻密な戦略を交えた白熱するレースが魅力。原作は「週刊少年サンデー」で連載され、累計発行部数は1,000万部を超える大人気漫画。多くの有名作品が名を連ねる小学館漫画賞も受賞しており、競艇の入門書として日本船舶振興会からも推薦されている作品だ。波多野憲二(川島得愛)は、競艇学校の卒業記念レースを戦おうとしていた。そんなとき波多野は、2年前の競艇選手になったきっかけを思い出していた。進路が決まっていなかった波多野は、担任の教師(望月健一)に勧められてただのギャンブルだと思っていた競艇を見学する。しかしその迫力から競艇に興味を持ち、競艇選手になると決めたのだった。波多野は高い運動能力だけでなく、自分の長所である度胸と負けん気で卒業記念レースでも好成績を収め、卒業記念レースを優勝決定戦まで勝ち上がっていく。
松本大洋による人気青春漫画を、『四畳半神話大系』の湯浅政明監督がテレビアニメ化。2014年放送。2002年の実写映画も大ヒットした人気作。対照的な性格の幼なじみ同士のペコとスマイルが、卓球に青春をかける姿を独特のタッチで描く。チャイナ、ドラゴン、アクマら個性的なライバルキャラも魅力的だ。作者の松本本人が着想しながらも原作で描けなかったエピソードを、アニメでは多数映像化している。出演は片山福十郎、内山昂輝ほか。片瀬高校卓球部のスマイルこと月本誠(内山昂輝)は期待の新人だ。練習に姿を現わさないもうひとりの1年生エースのペコこと星野裕(片山福十郎)は、タムラのオババ(野沢雅子)の卓球場で一般人をカモにしていた。スマイルがそこにやって来て、明日は部活にくるようにとだけペコにいって帰っていく。いつもクールで笑顔を見せないスマイルと、自信家で自由に感情を表に出すペコ。まったく違う性格のふたりは長い付き合いで、幼いころからタムラ卓球道場で切磋琢磨してきた仲だった。翌日部活に現れたペコは、部活をサボって辻堂学院高校の留学生のチャイナこと孔文革(文曄星)をスパイしにいこうとスマイルを誘う。ふたりは辻堂学院高校の体育館に勝手に入り込むが…。
野球の大好きな人も、野球を全く知らない人も、見れば必ず夢中になれる!! 中学時代、三星学園の“ひいき”でエースになっていた上に、マウンドを3年間譲らなかったためにチームメイトに嫌われていたピッチャーの三橋廉。中学卒業後、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学したが、野球部のピッチャーになってしまい…。
『はじめの一歩』は、2000年10月から2002年3月にかけて放送されたボクシングアニメ。ひとりの少年がボクサーとして、そして人間として成長する姿が描かれた。原作は森川ジョージによる漫画で、「週刊少年マガジン」において1989年から連載されている。主人公だけでなく、ライバルや周囲の登場人物たちの戦い模様も詳細に描いており、群像劇の要素も盛り込まれている。アニメ版の制作はマッドハウスで、本放送は深夜の時間帯だったにもかかわらず高視聴率を記録し、全76話と長期番組になった。幕之内一歩(喜安浩平)は、母親の寛子(寺内よりえ)がひとりで経営する釣り船屋のひとり息子で高校2年生。毎日釣り船屋の仕事を手伝わなければならないことで、友だちもできず、不良たちにいじめられる日々を過ごしていた。そんなある日、不良たちからプロボクサーの鷹村守(小山力也)に助けられたことで、一歩は自分も強くなりたいと強く願うようになる。その思いを鷹村に伝える一歩だったが、優しそうな一歩を厳しい世界に入れないために鷹村は「ある条件」を与えた。それはとても素人がやってのけられるものではなかったが、一歩は努力に努力を重ねてその条件をクリア。鷹村は約束どおり一歩をジムへ連れて行くが、そこで永遠のライバルとなる宮田一郎(関智一)と試練のスパーリングをすることに…!
『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』は、1996年1月より放送されたテレビアニメで、アニメ『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』シリーズの第1弾。ミニ四駆を題材にした作品である。ミニ四駆好きの兄弟である星馬烈と星馬豪が、多くのライバルたちと争いながら、熱いレースを繰り広げるストーリー。烈と豪が個性的なミニ四駆を操り、難解なサーキットを制覇していく熱い展開が魅力である。このアニメは、ミニ四駆の第2次ブームの火付け役となった作品で、原作漫画はアニメだけでなく、映画やゲームやトレーディングカードなど幅広くメディア展開している。ミニ四駆を愛する星馬烈(渕崎ゆり子)と豪(池澤春菜)の兄弟は、お互いのどちらのマシンが速いか競い合っていた。そんなとき、長年ミニ四駆の設計をしている土屋博士(江原正士)と名乗る人物から、それぞれセイバーという名の最新鋭のミニ四駆を渡される。烈と豪はマシンを改造して、GJC(グレート・ジャパン・カップ)と呼ばれるミニ四駆レースへの参加を決める。
強豪集結! 全国大会の熱き戦いが幕を開ける――!! 中学テニス全国大会開幕、強豪たちが火花を散らす。関東大会のライバル・六角が、「縮地法」という特異なプレイスタイルの沖縄・比嘉相手に大苦戦。勝つためには手段を選ばないダーティなゲーム展開に翻弄される六角…。
金メダリストが原作を手がけた人気漫画をアニメ化。体操競技に魅了される感動作 オリンピック金メダリスト・森末慎二が原作を務めた体操漫画をアニメ化。体操競技にスポットを当てた物語は競技の魅力が余すことなく盛り込まれた笑いあり感動ありの傑作。 金メダルを夢見て体操部へ入部した藤巻駿は部員のケガから、いきなり大会に出場するハメに。訳もわからぬまま競技に挑むが得点は出ない。それでも体操部のマドンナ・麗子の励ましでヤル気と自信が湧いてくる。ガンバれば出来るようになるはずだ、と。
中学生テニスの部活動を題材としながら、個性的なキャラクターたちや奇想天外なテニスで少年や女性層を中心に、爆発的な人気を得た青春スポーツアニメ。 アメリカ帰りの帰国子女である主人公の越前リョーマは青春学園こと青学中等部のテニス部に入部し、部長の手塚や桃城をはじめとした、青学テニス部のレギュラーメンバーと出会う。 元伝説のテニスプレーヤーである父親、越前南次郎を超えることを目標とするリョーマは、青学メンバーの一員としてテニスの公式試合に挑むことに対して関心が薄かった。 しかし、部長である手塚との試合で敗れたことをきっかけに闘志に火がついたリョーマは、仲間ともともに切磋琢磨し合うことで徐々に意識が変化していく。 リョーマを含む青学テニス部のメンバーが、恐るべき強豪校がひしめき合う中学テニスの公式大会での全国制覇を目指し、ライバル校との試合に挑む!
THE COOL TENNEIS GUY!越前リョーマの痛快・爽快ヒストリー『テニスの王子様』待望の続編。今度の舞台は真の実力者が揃うU-17日本代表合宿。中学テニスの精鋭50人が高校生に挑む!主人公の越前リョーマ(皆川純子)が所属する青春学園こと青学テニス部が、中学テニスの全国大会で優勝を果たす。そして後日、世界のジュニア公式テニス大会に向けて、17歳以下の学生を対象とした「U-17日本代表合宿」が開かれた。例年では高校生のみが選ばれる合宿だが、今年度は全国大会での凄まじい戦いぶりから、青学テニスのメンバーをはじめとした、強豪校の中学生たちも数多く呼ばれていた。合宿では、負けたほうが合宿から去らなければならない中学生同士のデスマッチや、命がけの崖登りなど、予想だにしない試練が次々と待ち受けていた…!果たして、中学生たちは今までとは比べものにならない実力を持つ高校生たちに打ち勝つことができるのか⋯?