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原作が50巻を超える大人気シリーズとして今なお連載が続く『三毛猫ホームズ』シリーズが、2012年4月から6月まで『三毛猫ホームズの推理』としてテレビドラマ化。
原作を手掛けたのは、『三姉妹探偵団』シリーズなどでも人気のある赤川次郎。主人公の義太郎を嵐の相葉雅紀、推理を導く不思議な三毛猫ホームズをマツコ・デラックスが演じる。
主人公は血を見ると気絶してしまい、女性恐怖症かつ高所恐怖症なダメダメ刑事・義太郎(相葉雅紀)。片山家の「一家に一刑事」という家訓に従って刑事になったものの、「自分は刑事に向いてない」と思っている。
しょっちゅう辞表を出しては妹の晴美(大政絢)や兄のヒロシ(藤木直人)に阻止されたり、上司の栗原(石坂浩二)に黙殺されてしまう。そんなある日、怪しいお金の動きを調査するために女子大へ向かった義太郎はホームズという名の不思議な猫(マツコ・デラックス)に出会う。
さらに、その捜査で義太郎が張り込みをしていたカフェテリアにて、学部長の森崎が殺されてしまった。「自分が現場を離れたせいだ」と自身を責める義太郎だったが、まさかの不思議な猫のホームズが太ったオカマに変身して助言をしてきて…?
警視庁捜査一課の刑事でありながら、血を見ると気絶、高所恐怖症で女性恐怖症と、刑事にまったく向かない性質の持ち主。そもそも刑事になったこと自体、「一家に一刑事」という謎の家訓を受け継いだ結果である。「自分は刑事に向いていない」と自覚しており、しょっちゅう辞表を出している。
義太郎の兄。先祖から受け継いだマンション賃貸の取り扱いで、家族の生活費を稼いでいる。「江戸川乱歩賞をとるんだ」と息巻いている。しかし1作品を書き上げたことすらなく、ほぼニート。ミステリーマニアなだけあって、定番トリックを見抜くのはお手のもの。晴美と同じく、義太郎の辞職を阻止してくる。
捜査第一課殺人捜査第8係の刑事。晴美のことが好きであり、ほかの刑事がいるときには当たりが強いのに、義太郎と2人きりのときだけ「お兄さん」と呼んでくるなど、都合のいい性格をしている。基本的に明るくポジティブで、義太郎を振り回す。
義太郎の妹。仕事が定まらず、アルバイトを転々としている。義太郎に対して当たりが強く、怖いもの知らずな性格。義太郎には刑事でいてもらいたいと思っており、義太郎の辞職を阻止してくる。容姿端麗でモテる。
義太郎が捜査に向かった女子大にて出会う、ふてぶてしい猫。人に慣れづらく、引っ搔いたり噛みついたりしてくるため嫌われ者だったが、義太郎にはなぜか懐いた。義太郎に引き取られて以来、その姿を太ったオカマに変えて、捜査の助言を残すようになる。
警視庁捜査一課の課長であり、義太郎のよき理解者。和やかな性格の持ち主であり、義太郎のことを気に入っている。おっちょこちょいなところがあり、義太郎の辞表をいつも失くしてしまう。
捜査第一課殺人捜査第8係の係長。威圧的な態度と怒鳴り声で周囲を指揮しており、特にダメダメな義太郎には強く当たる。石津のことは気に入っている。
『三毛猫ホームズの推理』の魅力といえば、キャラの濃い登場人物たちによるユーモアあふれる展開と、義太郎が常に抱き続ける人を信じぬく力です。
第1話にて学部長・森崎を殺した犯人を追う際、怪しい人物として女子大生の雪子が捜査線上に浮かびます。次々と怪しい点が浮上して刑事であれば疑ってかかるべきなのですが、雪子に優しくしてもらった義太郎は犯人を彼女ではないと信じます。
義太郎は、犯人ではないことを証明するために、捜査に本腰を入れるのです。今作はほかにない魅力を持ちつつ、しっかりとまとまったミステリー作品に仕上がっており必見です!
今作の魅力として、登場人物たちの濃いキャラクター性と、それにマッチしたキャスト陣の豪華さも挙げられます。まずお人好しかつ女性恐怖症や高所恐怖症など、ダメダメな要素を詰め込んだ主人公の刑事・義太郎を相葉雅紀が演じています。
さらに面白い点が、義太郎が女子大にて出会い、その後面倒を見ることになる不思議な猫・ホームズを、マツコ・デラックスが演じているのです。
「猫の役をマツコ・デラックスが!?」と興味をそそられるだけでなく、しっかりと役にマッチしており、唯一無二のキャラクターとなっています!
『三毛猫ホームズの推理』の主題歌は、歌を嵐、作詞をhs、作曲をCris Janely、Max Grantが担当している「Your Eyes」です。
「優しさや痛みは、新しい始まりをもたらす」といったようなメッセージが詰まった、楽曲に仕上がっています。曲調は、ゆったりとしたバラードです。
曲の完成度の高さと5人のハーモニーが合わさり、メッセージ性の強い楽曲となっており、『三毛猫ホームズの推理』のストーリーをより盛り上げています。
『金魚妻』は2022年2月からNetflixで配信開始されたドラマ作品。配信はNetflixのみとなるが、Netflixとフジテレビの共同企画・共同制作となっている。紙・電子併せて累計部数325万部を突破した、黒澤Rによる同名漫画が原作。『アンフェア』シリーズなどで知られる篠原涼子が主演を務める。ほかにも岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、堀未央奈、藤森慎吾などが出演する。とあるタワーマンション。ここの最上階に住むさくら(篠原涼子)は、夫・卓弥(安藤政信)とともに美容サロンを経営する、いわゆる“勝ち組”の女性だ。しかし華やかにみえる生活の裏で、卓弥は複数の女性と関係をもち、さらにはモラハラ・DVをすることでさくらのことを支配していた。タワーマンションでおこなわれたさくらの誕生日パーティーも、お祝いというのは建前で、実は新店舗オープンの発表が本来の目的であった。パーティーで風水師・メイ(峯村リエ)から、「金魚を飼うこと」を勧められたさくら。後日、近所に「金魚のとよだ」という金魚屋さんを見つけ、そこで店主である春斗(岩田剛典)と運命の出会いを果たす。金魚を介して惹かれあっていくさくらと春斗。しかし、2人の距離が近づけば近づくほど、夫・卓弥も苛立ち、さくらに冷たく当たるのだった。タワーマンションに住む6人の女性たちが、禁断の不倫愛に翻弄されていく。
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性。彼女たちの日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や女性同士の連帯を描く。人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
うだつの上がらないサラリーマンが極上の風俗を追い求める! 「風俗好き」を公言するケンドーコバヤシ主演の風俗ドラマ第2弾。登場する風俗店は実在する名店だ。ミルクボーイによる「マスク」をテーマにした漫才も収録。 45歳のサラリーマン・梶山は、新型コロナの影響で営業成績が落ち込んだ上、月に1度の楽しみである風俗通いもすっかりご無沙汰に。そんなある日、感染対策をしっかり採った風俗店を発見した彼は、マスクを着けたまま楽しめる渋谷ナンバーワンのM性感を訪れる。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
大学病院の内側や医局制度、医学界を描いた人気社会派ドラマ『白い巨塔』が2019年に、5夜連続で帰ってきた。テレビ朝日開局60周年記念のドラマスペシャルとして放送された。『花のれん』で第39回直木賞を受賞し、『大地の子』や『沈まぬ太陽』などの社会派小説を手掛けてきた山崎豊子による同名小説をドラマ化。医局の内部のさまざまな人間関係をリアルに描く社会派ドラマだ。『白い巨塔』は2019年5月22日に第1夜が放送され、26日の最終夜まで5日間にわたって連続放送された。監督は鶴橋康夫と常廣丈太の2人が担当している。今作では岡田准一が主演を務め、過去には1978年に田宮二郎、2003年に唐沢寿明、2007年に韓国でキム・ミョンミン主演でドラマ化されている。浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)と、第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)。財前は腹腔鏡手術が得意とし、天才的なオペをすることで知られ、数々の手術を成功に導く。一方で医局の同期・里見は出世欲があまりなく、研究や診療第一の姿勢をとる。浪速大学医学部では次期第一外科教授選選考委員会が開かれていて、財前は次期教授候補だったが違う人物も候補として名前が挙がり…?