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目次
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今作は2017年に公開された、『ジャスティス・リーグ』の完全版ともいえる作品だ。同作はDCコミックス版『アベンジャーズ』ともいえる、ヒーローが集結する作品だったが、監督のザック・スナイダーが途中で降板。
作品はジョス・ウェドンに引き継がれたものの、当初スナイダーが目指していた作品とは、大きく変わってしまう。
しかし今作の公開により、4年越しにスナイダー監督オリジナルの『ジャスティス・リーグ』が観られるようになった。上映時間は4時間にもおよび、劇場公開版で使用されなかった映像がふんだんに使われている。
スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)の死亡により、ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)は地球に散らばるヒーローたちを集めはじめる。ときを同じくして、地球にステッペンウルフ(キアラン・ハインズ)が襲来。ワンダーウーマン(ガル・ガドット)の故郷を襲った。
一方、ブルースはアクアマン(ジェイソン・モモア)を仲間に入れるため、港町を訪れるが、拒否されてしまう。その間にも、世界にはステッペンウルフの部下、パラデーモンの脅威が迫っていた。
大企業の社長であり、大金持ち。その豊富な資金を使い、数々の兵器を開発、バットマンとしてゴッサムシティを守ってきた。スーパーパワーは持っていないが、世界中を飛び回って、ヒーローをスカウトしていく。スーパーマンを死なせてしまったことを、深く後悔している。
地球にいるヒーローのなかでは、もっとも強大な力を持つ。クリプトン星出身の宇宙人で、本名はカル=エル。現在はすでに死亡しており、遺体は故郷の墓の下に眠っている。彼の死をきっかけに、ステッペンウルフが地球にあらわれた。
数百年間生き続けている、アマゾンの戦士。人間の生活に溶けこんでおり、博物館で働いている。過去にはスーパーマンやバットマンと共闘した経験があり、ヒーロー集めに協力した。ステッペンウルフの情報をブルースに教える。
海に住んでいるスーパーヒーロー。海で遭難した人間を助けており、港町の人間とも顔なじみ。酒が好きで、酒瓶を手にしていることが多い。ブルースの誘いを拒絶していたが、ステッペンウルフの襲来を経て、チームに参加する。
超スピードで走ることができる。ヒーローとしての経験値は低い。無実の罪で服役中の父親がおり、罪を晴らすため、勉強を続けている。ブルースの正体がバットマンだと知ると、すぐにチームに加入した。
将来が期待されるフットボール選手だったが、事故により死亡。その後、科学者である父により、サイボーグとして復活した。ネットワークを自由自在に操り、空を飛ぶことも可能。過去のトラウマから、父親を含め、他人を拒絶している。
スーパーマンの恋人。彼が死亡してから、毎日のように慰霊碑を訪れていた。
宇宙からやってきたヴィラン。「マザーボックス」を探しており、地球各地に姿をあらわす。
宇宙最強の力を持ったヴィラン。ステッペンウルフを地球に派遣した張本人。
劇場公開版の『ジャスティス・リーグ』は上映時間も短く、ユーモアにあふれ、万人受けする作品です。しかしザック・スナイダーはよりダークで、より硬派なヒーロー映画を想定していました。
その結果、今作では雰囲気がガラッと変わり、暴力的な描写もそのまま使われています。ストーリーも劇場公開版以上に壮大になり、ヴィランサイドのボスといえる、ダークサイドも登場しました。
改めて作り直したイレギュラーな作品といえますが、コアなアメコミファンからは高い評価を受けています。
今作の制作にあたって、ザック・スナイダーは数シーンを新たに撮影しました。そのなかには、劇場公開版には登場しなかった、ジョーカーの出演シーンも含まれています。
ジョーカーを演じたのは、『スーサイド・スクワッド』で同役を演じた、ジャレット・レトです。バットマンの宿敵ともいえるキャラクターですが、シリーズで共演が実現したのは、今作がはじめてでした。
続編にもつながる、重要なシーンも追加されたため、劇場公開版を観た人も必見です!
今作の上映時間は242分であり、気軽に観られる作品ではありません。劇場公開版が120分だったことを考えると、その倍以上の上映時間です。
しかしヒーローのバックグラウンドを、より深く描けるなど、メリットも多くあります。特に今作で初登場するヒーローが3人もいたため、彼らのストーリーを語るためには、多くの時間が必要でした。
長いドラマの先で、少しずつヒーローが協力していくさまは、クロスオーバー映画の醍醐味といえます。
不可解な抑留、果てしない拷問の果てに、男は人間兵器と化す 『ランボー』を彷彿とさせるヘビーアクション。ナイフひとつでさまざまなわなを作り、バズーカに機関銃、ショットガンや軍用ヘリなどを相手に戦う主人公の姿が超熱い! 戦友との再会を求めてうらぶれた街を訪れたシャマノフ。街には警察の業績をたたえるポスターが貼られ、辺りは静まり返っていた。シャマノフは戦友の家を探すうちになぜか警察に拘束されてしまう。そして尋問はいつしか理不尽な拷問に変わっていき…。
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