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【死刑にいたる病】は4社の動画配信サービスで配信中です。
レンタル4社です。ここでは配信されているサービスの詳細を紹介します。
※実際の配信状況は各VODサービスをご確認ください。
死刑にいたる病が視聴できる4社の各サービス詳細です。
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死刑にいたる病はParaviで視聴可能です!
Paraviで動画レンタルする場合には、定額で見放題の作品と違い、追加で課金が必要となります。
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Paraviに加入することで、見放題作品も見れて毎月1本新作を実質無料でレンタル出来てしまうので、旧作だけじゃ満足できない!という人におすすめ。
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櫛木理宇の同名ミステリー小説を映画化。2022年5月公開。阿部サダヲが連続殺人犯役を、岡田健史が孤独に真実に迫る大学生役を演じた。
三流大学に通い、孤独で鬱屈した日々を送る筧井雅也(岡田健史)。ある日、中学時代に知り合った、パン屋の主人・榛村大和(阿部サダヲ)から手紙を受け取る。
榛村は現在、少年少女24人の連続殺人犯として死刑判決を受けているのだ。決まった時間に仕込み、開店するパン屋の仕事と同じように、決まった手順で決まった拷問をおこない、計画的に犯行を繰り返していたのだという。
面会に訪れた雅也に榛村は、立件・起訴された9件の殺人事件のうち最後の1件について、冤罪だと主張する。刑務所から動けず弁護士も信頼できない自分の代わりに、真犯人を見つけてほしいと雅也に頼んできた。
中学時代に榛村から受けた恩や、捜査の進展を榛村に褒めてもらえる嬉しさもあり、雅也は最後の殺人事件の真犯人を独自に調査しはじめる。
捜査中に何度も出会う髪の長い怪しい男(岩田剛典)の正体とは? 最後の殺人事件の真犯人とは、一体誰なのか? 稀代の心理ミステリーが幕を開ける。
出演:阿部サダヲ 岡田健史
岩田剛典 / 宮﨑優 鈴木卓爾 佐藤玲 赤ペン瀧川 大下ヒロト 吉澤健 音尾琢真 岩井志麻子 コージ・トクダ / 中山美穂
監督:白石和彌 脚本:高田亮 原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」(ハヤカワ文庫刊)
配給:クロックワークス
連続殺人鬼。目をつけた高校生と仲良くなって信頼を得てから自宅横の小屋に連れ込み、拷問を加えてから殺害し、死体は焼却して埋葬するという完璧な手口を計画的に繰り返す、典型的な秩序型殺人犯。普段は温厚なパン屋の主人として社会に溶けこむ。人の精神の弱みにつけこみ、意のままに操る術にたけている。
東京にある三流大学の学生。父親には三流大学だと馬鹿にされ、ふらふらと飲み会やサークル活動に明け暮れるほかの学生からは真面目すぎると笑われるという板挟みのなかで、孤独で鬱屈した日々を過ごしている。中学時代、学校と塾の間にあるパン屋に通っていた。店主の榛村に優しくしてもらっており、信頼を寄せていた。
顔が隠れるほどの長髪の男。雅也が榛村のいる刑務所に面会に行った際にすれ違い、以降何度か顔を合わせる。根津かおるの死体が発見された森に、何度か足を運んでいたようである。
雅也の母親。亡くなった義母のことを目の上の瘤のように思っていた。優柔不断で、夫のいうことをなんでも受け入れてしまう。
雅也の中学のころの知り合いで、大学で偶然すれ違って再会する。スカッシュサークルに入っており、就活の情報交換会という名目の飲み会に参加するなど、おとなしかった中学時代とは変わった様子を見せる。
雅也の父。校長として地元で評判だった母親を誇りに思い、その一方で東京の三流大学でくすぶっている雅也のことをふがいなく思っている。
榛村が犯したとされる最後の殺人事件の被害者。潔癖症。ほかの被害者がすべて高校生であるのに対し、彼女ひとりだけは会社勤めであった。
榛村の担当弁護士。榛村にいわれて訪ねてきた雅也をアルバイトとして雇い入れる形で、捜査資料を閲覧させる。
今作は、筧井雅也という大学生が、連続殺人犯・榛村大和の冤罪を証明しようとする物語です。祖母を亡くして落ち込む雅也のもとに、ある日手紙が届きます。
その差出人は、中学時代に通っていたパン屋の主人であり、現在では凶悪犯として死刑判決を受けている榛村だったのです。榛村は起訴されている9件の殺人のうち、1件だけは冤罪だと主張します。
ほかの容疑は認め、自らが凶悪犯罪者だといいきる榛村ですが、雅也はどこか魅力を感じて、冤罪証明を引き受けることにしました。雅也はどんな真実にたどり着くのでしょうか?
今作の目玉は、なんといっても阿部サダヲの怪演でしょう。20人以上の少年少女を拷問・殺害した凶悪犯でありながら、表向きはパン屋の優しい店主というギャップを演じ切っています。
また、榛村から手紙を受け取った大学生・筧井雅也役を演じるのは岡田健史です。厳格な父親と、将来を考えず遊び呆けるほかの学生との間で、孤独な板挟みに陥っている様子を、熱く演じています。
岩田剛典は謎めいた長髪の男・金山一輝を演じており、彼の正体にも注目です。作品をとりまく暗く熱い空気のなかでの、彼らの暗躍は見逃せません。
今作の原作である、櫛木理宇による同名のサスペンスノベルは、2015年の出版当初、『チェインドッグ』というタイトルでした。
殺人鬼に目をつけられると、見えない鎖をかけられたかのように逃げられず徐々に引き寄せられ、最後には拷問を受けて殺されてしまうのです。また改題された『死刑にいたる病』からは、哲学者キルケゴールの『死に至る病』が思い出されます。
同書で議論されている「絶望」が今作でどう表現されているのか、そのうえで「死刑にいたる病」とは何のことなのか、チェックしてみてください。
実際に起こった衝撃的な事件を映画化。担任教師を追い詰める中学生の心の闇を描く 2009年に愛知県で起きた事件をベースにした意欲作。ホラーを得意とする内藤瑛亮監督がその手腕を発揮。教師を流産させようと目論む女子中学生の行為がひたすら恐ろしい。 郊外の女子中学で教鞭をとるサワコは、難しい年頃の生徒や、その保護者の扱いに頭を悩ます日々を送っていた。ある日、サワコの妊娠が発覚するが、受け持ちの生徒の一人・ミヅキは、その事実に拒否反応を示す。そして彼女は「先生を流産させる会」を結成し…。
現実が「夢」に侵食されるーー! “狂気”と“恐怖”に満ちあふれた他人の悪夢の中をサバイブし、奇妙な事件を次々と解決していく「夢探偵パプリカ」の活躍を描いたSFファンタジー。 文學界の巨匠・筒井康隆の幻想的なミステリー小説を「千年女優」や「東京ゴットファーザーズ」などで世界的な評価を得る今敏(こん さとし)監督がアニメ映画化。 他人と夢を共有することができる機械「DCミニ」。 精神医療総合研究所の職員である主人公の千葉敦子は、その「DCミニ」を使いパプリカという別の人格になりきって他人の夢に入りセラピーを行っている。 しかしある日、大切な「DCミニ」が研究所から盗まれてしまう! それ以降、何者かが他人の夢に強制的に介入し、“悪夢”を見させて精神を崩壊させるという気味の悪い事件が続発するように。 そこで敦子と「DCミニ」開発者の時田、研究所職員の小山内守雄は、「DCミニ」を取りもどすべく動き出すのだが、なかなか手がかりを掴めず被害者は増えていく一方で…。 犯人の目的は一体なんなのか!? そして、パプリカたちは犯人を見つけ出し事件を解決することができるのか!?
優しい教師が、クラスの生徒を殺していくサイコホラー。爽やかなイメージのある伊藤英明が、生徒を惨殺するサイコパス役を演じたことが話題となった。監督は日本国外での知名度も高い、三池崇史であり、容赦のない残酷描写によりR-15に指定されている。生徒役には染谷将太や二階堂ふみなど、日本映画界の最前線で活躍する役者が起用された。また教師役として、山田孝之や吹越満などが出演している。高校教師の蓮実聖司(伊藤英明)は、生徒たちから人気も高く、誰からも尊敬される先生だ。しかし、その正体は幼くして両親を殺し、幾度となく犯罪に手を染めてきた凶悪な殺人犯だった。彼には罪悪感など微塵もなく、目的のためなら平気で人を殺していく。気に入らない生徒や教師には、容赦なく手を下しつつも、表ではイケメン教師を演じていた。ある日、犯行現場を生徒のひとりに見られてしまい、収拾がつかなくなってしまう。蓮実は自分を守るため、猟銃で生徒を皆殺しにすることを決めるのだが…。
諦めなければ、未来は変わる。韓国で多数の賞を受賞した原作ドラマを、坂口健太郎が主演を務め、日本版としてリメイク。共演は北村一輝、吉瀬美智子など。今作はその続編として、『探偵はBARにいる』や『臨場 劇場版』などで知られる橋本一監督が映画化している。2021年4月公開。2021年に警視庁長期未解決事件捜査班に所属する捜査員・三枝健人(坂口健太郎)と、2009年に城南警察署に所属する熱血刑事・大山剛志(北村一輝)。1台のバッテリー切れの無線機によって、時空を超えてつながったふたりが、タッグを組んで未解決事件の捜査を進めていく。しかし2010年、大山は射殺される運命にある。三枝は、新人時代大山に指導を受けていた桜井美咲(吉瀬美智子)とともに、現代で大山と再会するため、大山を射殺した犯人を突き止めるべく奔走する。三枝のいる2021年、内閣情報調査室次長・三谷宗久(杉本哲太)が交通事故を装い、毒ガスによって殺害された。殺害に使われたのは、2001年に西新宿テロ事件で使われた毒ガス「ヘロン」だった。一方で大山のいる2009年、政務官が相次いで交通事故死していた。警察は事故としていたが、大山は事件性を疑い、捜査を開始する。一連の事件の関連とは? 三枝と桜井は、大山と無事に再会することはできるのか?
誰も、殺したことに気づいていなかった…2018年9月にメ〜テレ開局55周年記念ドラマとしてテレビ朝日系で放送された貫井徳郎の推理小説『乱反射』。今作は劇場用ディレクターズカット版として、2019年9月21日よりユーロスペース渋谷にて1週間限定公開された作品。誰にでも心当たりがあるような小さな罪が重なり、悲劇を起こしてしまう「現代日本社会の縮図」を描く。主演は妻夫木聡と井上真央が務め、『舟を編む』の石井裕也が演出と脚本を担当した。愛する2歳の息子を事故で亡くした新聞記者・加山聡(妻夫木聡)は、息子の死の真相を突き止めるため、関係者に次々と接触していた。ところが、彼が出会ったのは身勝手な理由から小さな罪を犯していた人々。自己満足のために街路樹伐採の反対運動を起こす主婦や腰が痛いからという理由で飼い犬のフンを拾わない老人。医師としての責任を負うのを避けるため救急要請を断ってしまった当直医、公務員のプライドから仕事を放置した市の職員。極度の潔癖症から汚いものに触れない造園業者など…。こうした誰もが身に覚えのあるような小さな罪が重なり、息子の死につながってしまった。しかし、加山がそれを彼らに話しても、彼らは自分の罪を認めようとしない。それどころか、なぜ自分が責められなければならないのかと、加山を激しく非難する。やがて追い込まれた加山は、悲しみと怒りの矛先を自分自身に向けていく…。
「君は、1日が24時間ではないと言ったら、信じるかい?」 1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。そこにはびこる異形の怪物「シャドウ」。それらに対抗できるのは、ペルソナという特殊な力を持つ者だけ。
初老の男性が妻と訪れた温泉地で、硫化水素中毒により死亡した。担当刑事・中岡は、遺産目当ての計画殺人ではないかと疑いを抱く。警察からの依頼で調査を行った地球化学の専門家・青江修介教授は、「気象条件の安定しない屋外で、致死量の硫化水素ガスを吸引させる計画殺人は実行不可能」と事件性を否定した。しかし、同じ自然現象による事故が連続して起こり、被害者が知人同士だった…単なる偶然なのか?だが、もし事故でないのであれば、犯人は【その場所で起きるすべての自然現象を予測していた】ことになる。絶対に不可能だ。未来を予見する知性=「ラプラスの悪魔」など存在するはずがない……。行き詰る青江の前に、羽原円華という女が現れた。円華は青江の目の前で、これから起こる自然現象を言い当ててみせた。円華の「予知」に隠された秘密とは?青江の想像をはるかに超える、おそるべき全貌とは!?(C)2018「ラプラスの魔女」製作委員会
普通の高校生が命をかけたゲームに巻きこまれていく、スリリングなエンターテインメント大作。『悪の教典』を手掛けた三池崇史がメガホンを取っており、高校生たちが虐殺されていく、バイオレンスな映像も撮影された。主演を務めたのは、『あまちゃん』でブレイクした福士蒼汰。劇中では山崎紘菜演じる幼なじみと協力し、デスゲームを攻略していく高校生を演じた。また、神木隆之介は自身のキャリアでもめずらしい、不良役に挑戦している。特徴のない男子高校生・高畑瞬(福士蒼汰)の目の前で、授業をしていた教師の頭が爆発する。その後、言葉を話すダルマ(トミーズ雅)があらわれ、命をかけた「ダルマさんが転んだ」がスタートするのだった。動いてしまった生徒が次々と死んでいく中、高畑はダルマについているスイッチを押し、なんとかゲームを生き残る。別の教室でもゲームがおこなわれており、高畑をはじめとする生き残りたちは、次のゲームへと挑んでいくのだった。
『犬神家の一族』は、1976年10月に公開された日本のミステリー映画。原作は横溝正史の推理小説であり、石坂浩二が主演を務める「金田一耕助シリーズ」の第1作となる。一時代を築いた角川映画ブームの立役者的な作品でもあり、数々の賞を受賞している。監督は『ビルマの竪琴』の市川崑。大野雄二作曲の主題曲「愛のバラード」のメロディ、そしてその曲に乗せて流れるタイポグラフィ的なスタッフクレジットなどは、作品の象徴として多くのファンの記憶に残っている。舞台は那須湖畔の屋敷。大財閥・犬神製薬の主人である犬神佐兵衛(三國連太郎)が莫大な財産を残して死去した。そして、遺産相続に関して遺言状が発表されることとなり、犬神の一族全員が集結。ところが、読み上げられた遺言状は、仮住まいの身である野々宮珠世(島田陽子)にその全権が委ねられたような内容であった。激しく憤る犬神一族の面々。一方、東京から金田一耕助(石坂浩二)という探偵が那須湖畔へ足を踏み入れるが、犬神家では次々と殺人事件が勃発していった…。
直木賞作家の角田光代原作、日本アカデミー賞で10冠を果たした大ヒット映画。 野々宮希和子は数年前、誘拐事件を起こした。 彼女が誘拐した子どもは、生後数か月の赤ちゃん・秋山恵理菜。恵理菜は希和子の不倫相手・秋山丈博の娘だったのだ。 発作的に誘拐した希和子はその子どもを薫と名付け、育てることにする。 薫を連れ、逃走劇を繰り広げる希和子。ふたりの日々はまるで本当の親子のようだった。 しかし、その生活が永遠に続くことは許されるものではなかった。薫は4年間を希和子と過ごした後、本当の両親の元へと戻る。 21歳になった恵理菜は、現在も事件によって崩れてしまった家族関係に悩み苦しんでいた。 そんなある日、恵理菜の元に、彼女の事件を調べているというフリーライターの女が現れるが…。 物語は、恵理菜の辛い記憶と誘拐中の逃避行が交互に語られていく。 恵理菜は実の両親や過去へのわだかまりと向き合うことで、現在の自分自身に答えを出すことができるのか?