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絶望感に満ちているラストがすきです
コマ送りで追いかけてくるT-800怖すぎた
あいかわらず裸だし
人の服をかっぱらうし
車は鍵なしでエンジンかけちゃうし
サラコナーはどちゃくそカッコいいし。
女性へのエンパワメント作品。
もうサイコーでした。
ハリウッドが本気を出したまどマギじゃん
って誰かが呟いてて、ホンマそれな。
ストーリーラインは旧作をなぞりながらも、
英雄の母親だから、
という理由で殺されかけたサラと
ダニーの対比が興味深い。
ターミネーター1の時代でではなく、
2019年だからこそ描ける要素だったと思う。
英雄になれるのは、男だけじゃない。
というか、
だれかに希望や救いをもたらすことができる英雄に
性別は関係ないんじゃない?と。
グレイスが最初っから「ダニー」って呼んでるの
ある意味伏線だよね。
あとマッケンジーデイヴィス。
高身長で腕が長い。
上腕二頭筋から手首にかけて
美しすぎて惚れ惚れする。
世界が彼女の魅力に気づいてしまった…。
みんなNetflix ブラックミラーの
サン・ジュニペロ見よ…。
ただちょっと欲をいうと、
たとえばジョンコナーがカイルリースを送り出す時や
ダニーがグレイスを送り出すときの、
苦悩や葛藤みたいなものをもう少し描いてほしいな、ということ。
死ぬと分かっているのに、送り出さなきゃいけない。
その関係性みたいなものをもう少し見てみたい。
オンナが主人公だと面白くないとか
オンナ強い映画が今の流行だし
一時的なもんでしょ?、と
そんなふうに捉える鑑賞者が居るし
そういう感想も見かけたりはするが。
ただただ不快だなとはおもう。
そもそもターミネーターは男が好む物語でしょ?
みたいな価値観全開な人の近くに寄りたくない。
女性好みとか男性好みとか、
そうじゃなくて性別に関係なく
みんなそれぞれが好きなものを
ただ好きでいるだけだ、と。
主人公はシュワルツェネッガーではないのに
それを前面に押し出さなきゃ成り立たないと考える
日本のプロモーションも良いとは思えない。
Dani, you are not the mother of some man who saves the future. You’re the future.
前作よりも派手になり、話も複雑化しているけど徹底的にインパクトを重視した重厚かつな洗練されたアクションシーンは見応えがたっぷり。
『ターミネーター ニューフェイト』
T2の続編は3パターン目でした!その中では1番良かったのではないでしょうか(^^)
【パイレーツオブカリビアン】
・しかしターミネーターシリーズとして1番良かったのはT2で終わらせておく事だったと今でも思います。
『パイレーツオブカリビアン』が続編を作る度にシリーズの価値を下げていたけど、並レベルの5作目『最後の海賊』で何とか観られる形で終止符を打ったのと同じで、ターミネーターシリーズも本作で終わりにして欲しい。
【アクション最高】
・キャラクター紹介をサラッと済ませるとすぐにアクションを投入!振付けだけでは無くテンポまでもがスピーディな前半30分は素晴らしい出来栄えでした!
【シリーズとして】
●冒頭の若きサラとジョン
・『ジェミニマン』スタッフ、どんまい!笑
●T1、T2オマージュでシリーズを統一
・冒頭のカーチェイスはT2のバイクで逃げるジョンをトラックで追いかけるT-1000を思わせるし、ヘリでマシンガンも同じ。
・ラストシーンはT2を思わせるフェンスの公園。また四駆車でまっすぐな道を走っていく締め方はT1を思わせます。
・『犬はターミネーターを見分ける』とT1で言われておりラストにサラは犬を飼ってる。ところが本作ではシュワちゃんに犬が懐いている!シリーズを深く知っているファンなら、あのシーンの意味が理解できたでしょう。そう言った細かい演出も豊富で、シリーズとしての統一化を図ろうとする意図を感じます。
【駄作達への仕打ち】
・逆に世間的には駄作だと言われている他の続編達をあざ笑うかのような設定が多い!
つまり『アイディアは良いけど、ストーリーがクソだから!見本を見せてやるよ!』的な感じなんでしょうね。笑
●グレースの体内にある電磁パルスで倒す
→T3では体内の水素電池で倒します
●ホラー映画のような起き上がり方をする敵
→『ジェニシス』でT-3000がやってた
●新型ターミネーター REV-9
→『ジェニシス』のT-3000を思わせる黒。また骨格と液体金属の設定は『T3』の女型T-Xと同じ
【アベンジャーズ エンドゲーム 】
・指令を出していない、消えた未来からきたロボットという矛盾が現代に残る。
これまでT2で阻止したならカイルは来ないからジョンは産まれない?だったらT2のストーリー自体が無かった事になるからスカイネットを阻止出来ないし、あれれ?となるタイムトラベルの矛盾から脱出した展開を見せました。
『エンドゲーム』で過去に行ったらそこがトラベラーの未来になる!という新理論や、台詞で否定された本シリーズのタイムトラベルを、真理論に基づく形を提示してみせたのは見事。
【女性の社会進出】
・彼女が未来のリーダーを産むんでしょ?と言うサラの問いに対して返答がない。後にダニーはリーダーの母親では無く、リーダー本人であると発覚。
一回、ためてから真実を明かす流れになっているけど『女性リーダー』に意外性は無いですよね?え、今更ですか?本作が10年前の映画なら分かる!女性がヒーロー、リーダーなどの社会進出を表現した映画は近年ではたくさんありました!
それを今更、意外な展開として表現する必要はない。
【男女差別と区別】
これは言いたい!日本語で考えて見ても『奥さん』『家内』と女性を表す漢字の意味が過去の男中心の社会を物語っている。
確かにおかしい!政治であれ会社であれ組織のトップに女性はいるべき!何故なら考え方が違うからです!女心、男心と言うように男女で考え方が違うのは事実。
なぜ?それは身体の作りが違うから!国や文化の違いが思考を変化させるのと同じで身体の違いも思考に影響するのは当たり前!
これまで男性社会だったんだから、新しい風を取り入れて進化させるには女性の社会進出が1番早い手段ですよ!これまで常識とされてきた考え方は男性の思考でしょ?それなら女性の思考が加われば更に良くなるのは当然!
つまり社会的な『差別』はするべきでは無い。しかし『区別』は必要です!
身体の作りが違う!それは事実!なので性的な区別は必要でしょ!それをバカの1つ覚えのように『分ける事』を差別だと主張するのは頭が悪い。逆にそう言った世間体に乗っかって特をしようとするズル賢い女性が居るのも事実。
思春期の高校生の男女を、同じ教室で着替えさせますか?『分ける事』が差別なら男子に女子の下着姿を見せてよ!となります。
これは『差別』では無く『区別』ですよね。
【まとめ】
上記した男女差別の問題だけでは無く、多くの社会問題がいつの時代にも存在する。本作ではトランプ政権によるメキシコとアメリカの問題も背景に入れていましたね。
でも我々は機械では無く人間です。考える力を持っています。何でも世間体にのっかった主張や意見を持つのでは無く、自分で考えて他人がイエスと言ってもノーと言える勇気を持つべきですね♪
この映画を観た感想として一言で言うと、「ターミネーターシリーズを大切に扱った期待を裏切らないSFアクション大作」という印象です!
それでは、印象に残った評価ポイントを一つずつ見ていきましょう!!
良かった点①
《ターミネーターシリーズを大切に扱っている点》
まず良かったのは「ターミネーターシリーズを大切に扱っている点」ですね!!
シリーズ生みの親であるだけに、大切に扱うことで本シリーズの「良さ」を巧く出すことが出来ていました。
ターミネーターシリーズの中でこれまでに大切に扱っているテーマは「運命」と「アンドロイドと人間の共存」ですよね!
題名にもある通り、フェイトとは悪い運命や変えられない運命を意味します。
また、ターミネータ2ではT-800(シュワルツェネッガー)が感情に似たものがあることを示唆していましたし、4作目5作目でもほんのりと共存や感情のようなものが表現されています。
今作ではそれらをストーリーの中心とすることで、ターミネーターシリーズの一貫性を持たせているんですね。
ターミネーターでいう「運命」とは、過去と未来が干渉し合っている上で必ず起こりうる悲劇ですよね。
未来で起きたことは過去の連鎖→その過去を作るために未来から過去へ干渉を与える。
ターミネーター2と似た構成ですが、過去・現在・未来の繋げ方はシリーズ特有のアイデンティティであり、とても楽しめました!
また、サラ・コナーとターミネータ(T-800)の存在は大きく、彼らの「協力」や「意思」の継承には趣を感じさせられます。。
サラコナーとターミネータ(T-800)の演出の仕方は、終盤に行くにつれて強烈な印象を残されましたね!!二人の使い方が上手いです!!
1,2作目が好きな方には一番の見どころですね!!
良かった点②
《主人公ダニーの成長表現》
次に良かったのは、「主人公ダニーの成長表現」ですね!!
皆さんは、1作目のサラ・コナーの「か弱いウェイター姿」を覚えていますか?
そして2作目でのサラ・コナーの「勇敢な姿」を覚えていますか?
1,2で活躍したサラ・コナーは人類の危機に直面し、見違えるほどに成長を成し遂げました。
今作では、ダニーの成長が非常に繊細に描かれいるんです!
演出もですが、彼女の演技は素晴らしく、ターミネーター2のサラ・コナーを彷彿とさせられます。
この点でも、シリーズを大切に扱っている印象はありましたね!!
ターミ・ネーターシリーズを知る上での注目ポイントです!!
良かった点③
《新しいバトルキャラのアイデンティティ》
次に「新しいバトルキャラのアイデンティティ」ですね!!
新作であるが故に新しいキャラクターの登場は必然ですが、そのアイデンティティは続編として良いところをついていました。
それは2つあります。
一つ目は「新ターミネータのRev.9」ですね!!
これまでに内骨格型、液体金属型、砂鉄型が登場してきましたが、今回はすべてを組み合わせて分離させるという強いインパクトとアイデンティティを発揮していました。
これ勝てるのかよ!!チートだろ!!なんて毎回思わされますが、その期待は裏切りません。笑
二つ目は「強化人間」です!!
これの良かったところは、アクションにスピードをつけたところですね!!
これまでのターミネータは攻撃に対して避けることを知らないプロレス状態でしたが、強化人間であることからスタイリッシュでスピード感のある動きに、シリーズ上での新鮮さを感じられます。
物足りないと感じていたスピード感を改善したんですね!!
また、ヒューマノイド的側面から、「アンドロイドと人間の共存」という光も感じられるのです!
この上記二点によって、新作としての進化を一番印象付けられますよね!!
良かった点④
《進化したアクション》
次に「進化したアクション」ですね!!
新しいバトルキャラの登場によるアクションは、インパクトとスピード感に新鮮さをもたらしましたが、良かったのはそれだけではないんです!
それはアクションのバリエーションです!!
カーアクション、フライトアクション、水中アクションと縦横無尽に戦闘を繰り広げるアクションは目が離せません!
そしてその中でもハラハラ感があることがより夢中にさせてくれるのです!
ターミネータ1のラストシーンのようなギリギリでハラハラな場面が多く、手に汗を握る展開で非常に楽しめましたね!!
良くなかった点①
《展開のインパクトの弱さ》
良くなかったのは、「展開のインパクトの弱さ」ですね。
新起動/ジェニシスのストーリー展開はシリーズ最大のスピード感と動きの大きさでしたが、それには及ばず、1,2を大切に扱っている点や新鮮さは感じれるものの、大枠は1,2と似たことをしている為、既視感は少なからずあり、展開に強力なインパクトは感じられませんでした。
同じことをしているが故の「工夫」によって楽しめることは確かなんですけどね!
インパクトの面では、物足りなさを感じてしまいました。
良くなかった点②
《不自然な演出》
次に「不自然な演出」ですね。
非常に細かいことなのですが、「水中アクション」の水中の流れの速さと水面での流れの速さが違うんように見えるんですよね。。
また、新ターミネーターRev-9の液体になれるタイミングについてもはっきりとした設定がなく、なんで液体にならないの?と思わされるシーンがありました。
細かいことです!!気にしなければ全く問題ないですが一応挙げておきます。笑
【総評】
総評として、「展開のインパクトの弱さ」や「不自然な演出」は残念でしたが、「ターミネーターシリーズを大切に扱っている点」、「ダニーの成長表現」、「新しいバトルキャラのアイデンティティ」、「進化したアクション」、これらは素晴らしく、ターミネーター2の続編としては充分に満足のできるSFアクション大作だと思いました。
特に長く続くシリーズものは設定が複雑化し、新鮮さも求められる為扱いが難しく、3~5作目までかなり批判を受けてきましたが、今作はシリーズ生みの親らしく無難に決めてきた感はあります。
(個人的には批判も多い5作目が1番好きです。)
これが超傑作だとは思いませんし、ターミネータ2の感動には劣るところもありますが、少なくともアクションやキャラクターの進化はみられますし、展開も幅は広く、この2作品に大差はないと思います!!
という訳で、ターミネーター1,2ファンの方や、3作目以降に嫌気がさしている方には、是非観ていただきたいと思います!!
『ターミネーター ジェニシス』
シリーズで初めて『別の時間軸』と言う言葉が登場。これまで台詞に登場するだけだったタイムマシンなどの映像化、ナノテクの新型などワクワク要素はたくさん(^^)
主人公をカイルリースに設定して再びサラとのラブロマンスを描き、T-800を父親ポジションに置くのは素晴らしい!
【最新映像】
●審判の日
・2作目と同じような核爆発シーンがある。しかし吹き飛ぶ街の様子はもちろんCGが発達した本作の方が迫力大!
●タイムマシーン
・これは素晴らしい(^^)これまで過去に飛ばされるシーンはありませんでした。未来での機械との戦争シーンもパワーアップ♪
【素晴らしき設定】
●サラが主人公
・女性の強さを表現するキャラ。1作目では『女性の強さ = 母親』だと定義されていた。
また2作目では子供を守るためなら何でもするシンママの姿が。
本作は?世界を守る為に闘う。つまり個人的な理由ではなく社会の為に行動している訳で、女性が社会進出を果たす時代になった事による『女性の強さ』の転換がされている。
●サラとT-800、カイル
・サラを守れとプログラムされたT-800が父親のように見える。カイルとT-800が父と義理の息子の関係を演出している。
このトリオは良き設定で面白い(^^)シュワちゃんも歳を取ったから、ただ単にイカツイ大男!てイメージだけでは無くコメディ路線にもシフトしつつある本作。
ジョーク交じりのトークも現代的でT2とは作風の違いを見せる。けど笑顔のギャグは何度もやり過ぎ。
【別の時間軸シーン】
・1作目と同じシーンからの『お前に服は必要ない』と若シュワに老シュワが立ち向かうシーンは鳥肌モノでした(^^)
1作目でカイルが時代を聴いた警察がT-1000だって流れも良い♪1作目のストーリーをベースに2作目の要素も盛り込んでいる。
しかも2作目公開の1991年には出来なかった最新の液体金属アクションを展開する。
前半はそんなオマージュのオンパレードで、これは的確にファン心を掴む策でした♪
同時に本作での変更点や基本設定を説明する流れ。興味を持たせて、本作のペースに持ち込む流れが出来ていて素晴らしい(^^)
ただ、T-1000を演じるのはロバートパトリックが良かった。CGでシュワちゃんを作れるのだからやれるでしょ!(大人の事情でしょうね)
あとT-1000を酸で溶かし退治するシーンではT2みたいに溶けた後に顔が出たらもっと良かった!
【主人公と観客】
・主人公は観客と同じ目線である事が多い。その方が冒険の世界に旅立つ主人公と同じ感覚を観客に味あわせる事が出来るから。
しかし本作はそれが無い。
・T-1000に追われるカイルをサラが助けに来る『死にたくなければ付いて来て!』でも観客はサラが強い事をすでに知っている状態。
すでに意外性が無いんですよね。
なので、その後のカイルが『お前を守りにきた』と語り否定されるシーンや、シュワちゃんを敵だと思って攻撃し始めるけど止められるシーンは不要。逆に理解力が無かったり、確認もせずにすぐ殺そうとするカイルにイライラしてしまう。笑
【新型ターミネーター】
ジェニシスがスマホみたいで、より現代的な設定になりました。
敵のナノテクは良いアイディア!しかし磁場でやられているところ、つまり弱点ばかりが映像化されている。やはり液体金属並みの斬新さと最強感は感じない。あとベラベラ喋りすぎ。
【ラストバトル】
シュワとジョンの闘い。ジョンの残像のような闘い方がカッコいい!なのにカメラが近い。
全体、もしくは上半身を移せば良いのに。背景があるから被写体は際立つ。
【まとめ】
大きく2パートに別れている本作。
①別の時間軸(過去作のオマージュ)
②逃走劇(?)
シリーズファンであれば、①は最高に楽しめる(^^)しかし本作の面白さを提示する②がイマイチなんですよね。敵が斬新では無い事と、追われる恐怖を感じない。
まさかの百合映画でした。
『ターミネーター3』
世間的に駄作だと言われている本作*
*
あんまり周りに流された意見は持ちたくない。だけど本作を好きだって言う人には申し訳ないけど、残念ながら駄作派です。*
*
とは言え、もちろん良い点もあります♪*
低評価にしたのには作品の完成度だけでは無く制作の背景を考慮したもの。*
*
*
【低評価の理由】*
●シュワ知事になる前にやりたかった感*
●キャメロンが駄作になると警告*
●Rハミルトンがドラマ性が無いと出演せず*
*
・サラが出せない!て事で脚本の書き直しが1度は行われたはず。なのに指摘されたドラマ性を意識する事は無かったのか?*
ジョンの設定やスカイネットに関する最後のオチは素晴らしい!だけど盛り上がらないしアクションとしても劣る。*
事前に警告されたにも関わらず、自己満足で終わってしまった事。それがシリーズとしての完成度を下げてもいる事に対して残念に思う。*
*
*
【素晴らしいジョンの設定】*
●今のジョンコナー*
・審判の日を回避した事で、目標を失い路頭に迷う人生。この設定は素晴らしい!*
戦いに向けて育てられた訳だからそれ以外は何も出来ない訳です。*
*
(例)*
・甲子園の引退後、そうなる球児が多い。特に名門校は勉強よりも野球だからそうなる。*
*
*
・『エンドゲーム 』の5年後、脅威は無いにも関わらず世界を救う活動を続けるナターシャは本作のジョンになりたくないから目標を無理矢理、持ち続ける。*
*
*
●人生を表すハイウェイ*
・冒頭で登場したクネクネ道!『T2』のラストでは真っ直ぐな一本道でした!*
*
それが人生で路頭に迷っている事を表している。急に鹿が飛び出して事故ったのも未来を予期できなくなった事を示している。*
*
*
●ドラマが無い*
・上記の点よりオープニングはかなり良い流れだと思う。にも関わらずストーリーが進行する中で特にドラマが無いんですよね。*
1と2作目のように何かを乗り越えて人として成長する話では無い。*
*
*
【シリーズの統一感を取る策】*
台詞やストーリーの展開にオマージュを盛り込み、シリーズとしての統一感を演出してはいる!なのに統一感を感じない。*
*
●ギャグが雰囲気を壊している* ※画像で解説してます。*
*
*
●逃走劇のパニック感が弱い*
・過去作には何があっても追いかけてくるストーカー的な怖さ。いつ姿を現わすか分からない恐怖!*
ラストは工場に追い込まれ、いつタッチされるか分からない鬼ごっこ的な恐怖へと変わる。相手がすぐ手の届く範囲に居る!パニック感などがあった。
*
*
本作は距離が縮まる逃走劇の恐怖が弱い。*
*
*
【アクションと特殊効果】*
●スリル*
・簡単に言うと過去作のように、絶対勝てないであろう敵に偶然的にもギリギリ勝てた!て感じがない。*
*
*
●T-800のCG*
・機械の骨格が見えて火花散らせてギリギリ動いている、機械感!それが絵的にもストーリー的にも無い。更にCGのクオリティが低いから映像的に『T2』の特殊メイクに劣っている。*
*
*
●ターミネーター対決*
CGのクオリティ、似合わないギャグの投入が迫力にかけるアクションを更に悪くしている。*
*
* ●敵T-Xについて*
・金属の骨格と液体金属をプラス!武器や機械を操る機能が搭載!など細かくは強くなっているけど激的に変わっていない。*
金属の骨格と液体金属の倒し方は前2作で観た訳だから、絶対に勝てない感が無い。*
*
*
【1番の見せ場】*
・開始30分で起きるカーアクション。ここが1番迫力あるって皮肉ですね。
ギャグ要素もそうだけどドラマ映画要素よりもアクション要素にウエイトを置いている。*
*
*
それならド派手なアクションを見せて欲しいところ。同じ時期に劇場公開していたのは『マトリックス リローデッド』でした。当時流行ったワイヤーアクションやCGをメインにした作品。*
*
それは対象的に、実写でのアクション』を売りにしていた本作。*
しかし本作で最大の迫力を見せる5分間のカーアクションでさえ、その締めはCGのトラックが倒れる映像。*
*
*
【まとめ】*
ドラマ、アクション、メッセージと全てが中途半端ですよね。廃人となったジョンの設定やスカイネットに中枢部は無かった!てオチは素晴らしい!劇場で観た当時は衝撃的でした。*
*
しかしそこに至るまでにも華が無いし盛り上がりにかける。*
つまりアイディアは良いのにそれを繋げる脚本が十分に煮詰まっていない。
*
*
あらゆるスタッフが居ただろうけど仕事をしながら『これは駄作になるな』と思っていた人が全体の何割をしめていたのかアンケートを取りたい。*
*
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#映画好きな人と繋がりたい #洋画好きな人と繋がりたい #映画レビュー #映画鑑賞 #ターミネーター #ターミネーターニューフェイト #ターミネーター2 #ターミネーター3 #マトリックス #アベンジャーズ
『ターミネーター2』
今度はシンママとなったサラが息子に1番大切な事を教育するまで、つまり息子の自立=母親卒業までが平和主義のテーマに沿って描かれる。*
*
他にもたくさん良い点があるので語りたいんですけど、本作の良さはもう承知だと思うのでサラをメインに語ります♪*
*
*
【描かれる人間ドラマ】*
●1作目・・・冴えない女子が母親になるまで*
●2作目・・・子育て(最強のシンママ)*
・初登場で顔が映るショットが素晴らしすぎる!1作目の若い女の子感は無く、別人♪*
*
*
【各エピソードが象徴する事】*
●『僕がリーダーになるのに役に立つと思えば誰とでも寝るんだ』*
・女性として最大の覚悟ですね。『子供の為なら』とサラのシンママとしての覚悟や強さを感じさせます♪*
*
*
●『ママが揃えたんだ。未来の事を考えて』*
・エンリケに預けていた大量の武器。子供の将来を考えてコツコツと貯金している母親の愛を感じます♪*
*
*
(まとめ)*
息子が人類のリーダー!と大袈裟に描かれているだけで、誰しも自分の子供が1番ですよね♪*
母親なら誰でも共感できる現実の話を脚本にしている事に脱帽!!*
(台詞はフジテレビ吹き替え版)*
*
*
【ジョンとT-800の関係、サラの物語】*
・この関係すらサラの物語の1部。*
*
●ジョンにとってのT-800*
・父親的存在であり犬(相棒)の様な存在でもある。*
*
(相棒としての犬 要素)*
・T-800は忠実でジョンの命令を何でも聞く*
・"殺さず"を教えるジョンは犬への躾を連想*
・愛犬の死で子供は命の大切さを学ぶ
*
*
現実世界で子供が命の大切さを学ぶ過程がここにある!母親として子供に1番教えないと行けない事は『命の大切さ』でしょう。『思いやり』とも言い換える事が出来ると思う。*
*
つまりジョンがT-800と接する中で学ぶストーリーはサラの子育て物語の1部であり『ターミネーター』の続編として成立する脚本になっている。*
*
元々、キャメロンが『ターミネーターは2で完結した話であり続編はあり得ない』と言っていたのはこう考えれば納得できる。子供に1番大切な事を教育し終えたサラは、母親としての役割を終えた訳です♪*
*
*
【世界平和のメッセージ】*
1作目から平和主義の考え方がテーマとしてあったけど本作は『アビス』のように訴えがストレート!台詞にそのまま入っているほど。*
*
●『ターミネーターが命の大切さを学べるのなら私達に出来ないはずありません』*
*
子供の頃、これはかなり心に刺さりましたね。*
本作はエンタメ性も強くなったので台詞でストレートに発するスタイルにシフトして正解だったかも。*
*
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【芸術性】*
●キャメロン ブルー*
・青みがかった映像!監督の他の作品にも使われている。特に本作は多用されているのでは?*
目で観るの1つ先のレベル『感じる』領域ですよね♪まさに芸術作品!*
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●特殊効果*
最先端だったCGや合成は今となっては古さを感じます。それなのに映画全体ではそれを感じない!それは他の特殊効果がリアルだからだと思う。*
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・双子を使う(サラと整備員)*
・T-800の特殊メイク*
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特にこの2つが分かりやすいのでは?CGを使うよりもリアルさが出る作り!『実写映像』ですからね!*
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【まとめ】*
大作映画となり前作よりエンタメ性を増した本作。メッセージ性も台詞でストレートに言うから万人に理解できますよね。*
本作の場合、ここまで分かりやすいのが似合っていると思うしエンタメ性と芸術性のバランスが良い!しかも『続編モノ』としての完成度も高い!子供ながら命や平和について考えさせられた思い出の名作(^^)*
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