『名探偵コナン 11人目のストライカー』のあらすじや主題歌、そして真田貴大についても詳しく紹介！

『名探偵コナン 11人目のストライカー』のOPとEDや声優など基本情報を紹介

ここではまず『名探偵コナン 11人目のストライカー』の公開時期や主題歌、キャストの紹介など、映画に関する基本的な情報をまとめていきます。

『名探偵コナン 11人目のストライカー』は2012年公開のシリーズ16作目

『名探偵コナン 11人目のストライカー』の公開日や2012年の4月14日。劇場版シリーズとしては第16作目にあたる作品で、興行収入は32億円超を記録しました。また、原作コミックスを刊行している小学館の創業90周年記念作品にも位置付けられています。

原作コミックスの75巻発売日と同時の上映になっており、当時は世良真純や三池苗子といった新キャラクターが続々と登場してストーリーの進行が一層加速してきた時期での映画公開となりました。

『名探偵コナン 11人目のストライカー』のキャスト情報　遠藤保仁や桐谷美玲もゲスト出演

本作にはコナンや蘭といったおなじみのキャラクターに加えて映画オリジナルのキャラクターも数多く登場しています。

中でも香田薫役にはモデルであり女優の桐谷美玲さんがゲストとして主要なキャラクターの声優に挑戦しており、ほかにもアナウンサー役に宮根誠司さんが、リポーター役に足立梨花さんがゲスト出演している豪華な顔ぶれの作品となっています。

また、現役Jリーガーからはキングカズこと三浦知良選手をはじめ遠藤保仁選手・楢崎正剛選手・中村憲剛選手・今野泰幸選手が本人役で出演しており、演技を披露するとともに物語のキーパーソンのひとりになっています。

★あの有名女優もゲスト声優として登場！　気になる方はこちら★

江戸川コナン（声：高山みなみ）

毛利蘭（声：山崎和佳奈）

毛利小五郎（声：小山力也）

灰原哀（声：林原めぐみ）

吉田歩美（声：岩居由希子）

円谷光彦（声：大谷育江）

小嶋元太（声：高木渉）

真田貴大（声：吉野裕行）

山森慎三（声：千葉繁）

香田薫（声：桐谷美玲）

中岡一雅（声：東地宏樹）

榊良輔（声：中村大樹）

本浦圭一郎（声：井上倫宏）

本浦知史（声：雪野五月）

『名探偵コナン 11人目のストライカー』の主題歌はいきものがかりの『ハルウタ』

『名探偵コナン 11人目のストライカー』のOPに使用されているのは『名探偵コナン メインテーマ 11人目のストライカーヴァージョン』です。

劇場版シリーズ恒例となっているメインテーマですが実は作品ごとにアレンジが加えられており、本作ではイントロの部分と小さく聞こえるパーカッションが特徴的なアレンジになっています。

そしてEDで流れるのは映画主題歌となっている、いきものがかりの『ハルウタ』です。いきものがかりにとっても日本のアニメ映画とのタイアップで主題歌を担当したのはこの曲が初めてとなりました。

またこの映画では同シリーズとしては珍しく挿入歌が作成され、『光をつかもう』という曲がシンガーソングライターの玲里さんの歌唱によって使用されていました。

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『名探偵コナン 11人目のストライカー』のあらすじを犯人のネタバレまで紹介

ここからは『名探偵コナン 11人目のストライカー』のあらすじを、物語のラストまでネタバレを踏まえて紹介いたします。

要点をまとめての紹介になりますのでこのあらすじを見てから作品を楽しむことも出来ますが、物語の結末までは知りたくない方はご注意ください。

小五郎に届いた犯人からの暗号と爆破予告

Jリーガーによるサッカー教室に参加した少年探偵団とコナンたちは、そこでプロサッカー選手からサッカーの技術について学び、引率の小五郎も多くの人物と出会いました。その2週間後、小五郎のもとに謎の人物から爆破予告と犯行場所を示す暗号が届けられ、コナンの推理と機転によって被害は回避されたもののサッカー場で爆破事件が発生してしまいました。

サッカーに恨みを持つ人物の犯行とみた警察は、先日のサッカー教室に居合わせた元プロ候補選手だったという中岡一雅を有力な容疑者と見て捜査。しかし事情聴取の結果では犯行の動機が見当たらず、推理は行き詰ってしまいます。

捜査中にコナンはサッカー界のレジェンドであるキングカズこと三浦知良選手との出会いを果たしましたが、そんな貴重な出会いも束の間、新たな事件の犯行予告が届きます。

スタジアムの爆弾を解除せよ！　犯人は何故小五郎に予告を出したのか？

新たに届いた暗号では前回より多くの被害が出ると予告されていました。しかしコナンによって暗号の謎は解かれ、事情を知らされたJリーグのエースストライカーたちも次々と爆弾解除の条件である「クロスバーへのシュート直撃」を決めて見せます。

そして警察の捜査によって突き止められた容疑者は、本浦圭一郎。小五郎のせいで息子・知史の命が助からなかったと誤解していた人物でした。しかし彼の様子から違和感を覚えたコナンは推理を再開し、真犯人の居場所を突き止めます。

真犯人は、本浦知史の件で小五郎を恨み犯行におよんだ中岡でした。怪我で選手の道を断念した中岡にとって、知史くんの成長を見守ることが生き甲斐だったのです。コナンの説得も及ばず、錯乱した中岡によってスタジアムに仕掛けられた爆弾は起爆されてしまいます。万事休すかと思われたましたが、遠藤選手に教わったフリーキックの技術と少年探偵団の絆によってシュートをバーにヒットさせることに成功し大爆発を阻止。事件は解決に導かれました。

FKの名手・遠藤保仁選手が登場！　アニメでもその「独特の存在感」を発揮!?

『名探偵コナン 11人目のストライカー』から原作にも登場した真田貴大についての情報を紹介

ここからは、本作に登場したサッカー選手である真田貴大というキャラクターについて紹介いたします。劇中では決して出番は多くなかったものの関西弁と明るい性格、そして印象的なシュートシーンで大きく目立つ存在でした。

真田貴大はこの映画でオリジナルのキャラクターとして登場しましたが、人気を受けて後に原作にも登場。アニメ版では大きく取り上げられる活躍を見せました。

こうしたキャラクターは意外とコナンシリーズに多く、警視庁の白鳥任三郎や京都府警の綾小路文麿、法律事務所秘書の栗山緑ら今や準レギュラーとも言えるキャラクターも劇場版が初登場でした。

真田貴大とビッグ大阪とは？プロフィールを紹介

真田貴大はコナンの世界に存在するJリーグチーム「ビッグ大阪」に所属する18歳の大型新人フォワードです。

正確かつ強力な右足のシュートを得意とする選手で、自信家な性格の持ち主。まだ若手でありながら本作中でも強気な言動が目立ちますが、確かな技術で重要なシーンでも正確なキックを決めています。

所属するビッグ大阪は名前の通り大阪のプロサッカーチームです。劇中では過去に東京のチームから移籍したビッグ大阪に所属する比護隆佑という選手に関するエピソードが描かれています。ちなみに灰原哀はその事件をキッカケに比護選手の大ファンになっており、それからも定期的に応援しているシーンが登場しています。

★灰原哀ちゃんは本当はあの人が好き？　気になる方はこちら★

真田貴大の原作とテレビアニメ登場エピソード

真田選手は本作の公開以降、原作においてサッカーやビッグ大阪関連のエピソードが描かれる際に登場しています。『堤無津川凧揚げ事件』（コミックス84巻収録）と、『心のこもったストラップ』（コミックス94巻収録）で他のチームメイトと共に姿が描かれていて、特に比護選手とは年齢が離れているものの仲が良い様子です。

これらのコミックについてはアニメ化もされていますが、アニメ版ではオリジナルのコラボ回『Jリーガーとの約束』（DVD PART24 Vol1収録）が製作され、こちらが初登場になりました。このエピソードでは真田選手は主役級の活躍を果たしており、DVDなどでその雄姿を確認することが出来ます。

ちなみに同エピソードには映画から香田薫も登場しましたが、声優は桐谷美玲から白石涼子へと変更になっています。

真田貴大選手が登場するのはTVアニメ「名探偵コナン」第742話です！　確認してみてください！

『名探偵コナン 11人目のストライカー』はサッカーと人間ドラマに深く切り込んだ意欲作

『名探偵コナン 11人目のストライカー』はこれまでのシリーズ作品と同じスタッフ陣によって製作されていますが、劇場版に多い大仕掛けのトリックではなく暗号と動機の謎にスポットを当てたミステリーに仕上がっています。

Jリーグ20周年記念とのコラボ企画によってサッカーに強くフォーカスした内容に実際のサッカー選手が登場する脚本が実現しており、TV版に逆輸入されるキャラクターも生まれました。

レジェンドと言われる三浦知良選手や遠藤保仁選手の貴重な演技シーンもあり、コナンファンだけでなくサッカーファンにとっても見どころの多い作品になっています。

何人のJリーガーが作中に登場するのか？　作品を観て確認してみてください!!