昔のアニメはやっぱり面白いと感じている方も多いのではないだろうか。現代のような映像美や、スピード感はなくとも、その時代なりの良さが伝わってくるものも多いはず。古き良き時代に人気のあったアニメを一度振り返ってみたり、初めて目にする方にも新鮮に見えるかもしれない。
- 1960年代アニメ①『鉄腕アトム』(1963年)
- 1960年代アニメ②『鉄人28号』(1963年)
- 1960年代アニメ③『ジャングル大帝』(1965年)
- 1960年代アニメ④『魔法使いサリー』(1966年)
- 1960年代アニメ⑤『おそ松くん』(1966年)
- 1960年代アニメ⑥『黄金バット』(1967年)
- 1960年代アニメ⑦『マッハGoGoGo』(1967年)
- 1960年代アニメ⑧『リボンの騎士』(1967年)
- 1960年代アニメ⑨『パーマン』(1967年)
- 1960年代アニメ⑩『巨人の星』(1968年)
- 1960年代アニメ⑪『サイボーグ009』(1968年)
- 1960年代アニメ⑫『ゲゲゲの鬼太郎』(1968年)
- 1960年代アニメ⑬『ハクション大魔王』(1969年)
- 1960年代アニメ⑭『タイガーマスク』(1969年)
- 1960年代アニメ⑮『サザエさん』(1969年)
- 1960年代アニメ⑯『アタックNo1』(1969年)
1960年代アニメ①『鉄腕アトム』(1963年)
出典：amazon
『鉄腕アトム』は手塚治虫の代表作で、人間と同じ感情を持った子供ロボットアトムが主人公となったSF作品です。
1957年に人形劇、1959年に実写版を経て1963年にアニメ化されました。
人気を博した『鉄腕アトム』は、米題では『ASTROBOY（アストロ・ボーイ）』として放送され、世界中にアトムの名を轟かせました。
1960年代アニメ②『鉄人28号』(1963年)
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『鉄人28号』は、横山光輝原作による架空のロボット漫画です。
第二次世界大戦末期に、日本軍が製作したロボットという設定で、主人公がコントローラーで操縦して平和を守るといったストーリーです。
また、神戸には28号の巨大モニュメントも設置されており、阪神大震災の復興に一役かっています。
1960年代アニメ③『ジャングル大帝』(1965年)
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手塚治虫の代表作のひとつである『ジャングル大帝』は、動物たちと人間との間に立つ、白ライオンレオの活躍を描いた作品です。
この作品では、悪を懲らしめるという理想主義が世界中で感銘を受け、教育的な部分でも高く評価されました。
百獣の王というだけあって勇ましく、仲間や故郷を守ろうとす姿が、子供たちには勇者のように写ったかも知れません。
1960年代アニメ④『魔法使いサリー』(1966年)
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『魔法使いサリー』は、横山光輝原作による漫画を原作としたアニメで、魔法アニメの先駆けとなった作品です。
原作では『魔法使いサニー』で連載されていましたが、商標権の都合によりサリーに改名されています。
初めはモノクロで放送が始まり、時代の流れにより18話からカラーとなっています。
1960年代アニメ⑤『おそ松くん』(1966年)
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『おそ松くん』は赤塚不二夫とフジオ・プロのギャグ漫画が原作となったアニメで、松野家の6つ子の日常を描いています。
6つ子のほかに登場する、イヤミやチビ太など脇役も個性的で、イヤミの「シェー！」というセリフとポーズが当時流行しました。
2015年には、大人になった6つ子を描いた『おそ松さん』が放送され、現代風で印象深い作品だと評価されています。
1960年代アニメ⑥『黄金バット』(1967年)
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『黄金バット』は、白骨に黒いマントの『黒マント』という、昭和初期の紙芝居の主人公が成り立ちです。
その後、白骨から黄金に変わり悪を蹴散らすヒーローとして生まれ変わりました。当時の子供たちに大人気となり、絵物語や紙芝居、実写化されています。
1966年には映画化され、翌年にはアニメ放送が始まり高視聴率を叩き出した人気作品です。
1960年代アニメ⑦『マッハGoGoGo』(1967年)
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『マッハGoGoGo』は、吉田竜夫原作タツノコ・プロ制作のカーレースアクションアニメです。
主人公がマッハGoに搭乗し、レースに繰り出すといった内容が根源でしたが、時には事件に巻き込まれることもあります。
しかし、主人公の見事な運転技術で悪を倒していくといった面もあります。
アメリカでは「スピードレーサー」というタイトルで放送され、子供たちに人気を博しました。
1960年代アニメ⑧『リボンの騎士』(1967年)
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『リボンの騎士』は、手塚治虫原作の少女向け漫画で、王女として育てられた王女が、リボンの騎士となって悪を倒していくストーリーです。
この作品は、1983年から何度も舞台化されており、2015年には雑誌「なかよし」の60周年を記念してミュージカルも制作されました。
少女が騎士となるということで人気を博し、当時は主人公を真似た”おてんば”な女の子の姿も多かったようです。
1960年代アニメ⑨『パーマン』(1967年)
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『パーマン』は、藤子.F.不二夫原作によるヒーローギャグ漫画で、3人の小学生と2歳の赤ん坊、サル1匹が仮面を被ってヒーローとなり悪と戦う物語です。
パーマンとなっている間は、コピーロボットを使用するという斬新さも、子供たちを楽しませてくれた要因となっています。
パーマンはドラえもんと共演することが多く、ドラえもんのスペシャル番組などにもよく登場しています。
1960年代アニメ⑩『巨人の星』(1968年)
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『巨人の星』は梶原一騎原作、川崎のぼる作画による、野球をテーマにしたスポーツ漫画（アニメ）です。
主人公・星飛馬があみ出した大リーグボール3号や、飛馬の父・星一徹の、ちゃぶ台をひっくり返すシーンなど話題性にも長けています。
1977年には『新・巨人の星』、1979年には『新・巨人の星Ⅱ』も放送され、1969年から1982年までに7本に渡り映画化されました。
1960年代アニメ⑪『サイボーグ009』(1968年)
出典：amazon
『サイボーグ009』は、石ノ森章太郎原作のSF漫画（アニメ）で、最初に劇場版が公開された後、アニメシリーズが放送されました。
1968年の1作目はモノクロ放送、1979年の2作目にはカラー放送となり、その後も題名を変更したアレンジ作品が登場しています。
サイボーグに改造された9人の戦士が、世界の影で暗躍している組織の野望を打ち砕くために戦う物語です。
1998年、石ノ森が他界したため、原作は未完に終わっています。
1960年代アニメ⑫『ゲゲゲの鬼太郎』(1968年)
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『ゲゲゲの鬼太郎』は、水木しげる原作の妖怪漫画（アニメ）です。
優しく正義感の強い妖怪の鬼太郎が、人間との共存世界を目指し、悪さする妖怪を懲らしめる物語です。
半世紀に渡ってアニメや舞台、映画やドラマなど様々なシーンで取り扱われ、いまや日本を代表する作品となっています。
1960年代アニメ⑬『ハクション大魔王』(1969年)
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『ハクション大魔王』は、「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん」のセリフでお馴染み、吉田竜夫原作によるギャグアニメです。
小学生の少年と、クシャミによって壺から出てきた大魔王と、その妹アクビちゃんたちとのコミカルな日常を描いた物語です。
ギャグアニメでありながらも、最終回では泣かせられるアニメとしても知られています。
1960年代アニメ⑭『タイガーマスク』(1969年)
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『タイガーマスク』は、梶原一騎原作、辻なおき作画によるプロレス漫画（アニメ）です。
現在でも根強いファンも多く、主人公の伊達直人（タイガーマスク）を、自身生涯のヒーローと呼ぶ声も多いです。
悪役レスラー養成所の虎の穴にスカウトされ、レスラーとなった伊達直人だったが、決められた上納金を納めず、虎の穴を追われました。
しかし今度は正義のレスラーとなり、送られてくる刺客たちと、リングの上で過酷な戦いを繰り広げていくのです。
1960年代アニメ⑮『サザエさん』(1969年)
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長谷川町子原作の『サザエさん』は、日本の国民的アニメで世界で、ギネスに認定されるほど長い間放送されている長寿番組です。
1946年頃から8年ほど、新聞に連載されていた4コマ漫画が原作となっており、「磯野家」を中心とした日常を描いたホームドラマアニメです。
これまでにも舞台化やドラマ化、映画化もされており、原作者死去後も、休むことなく放送されています。
1960年代アニメ⑯『アタックNo1』(1969年)
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『アタックNo1』は、バレーをテーマにした浦野千賀子原作によるスポーツ漫画です。
バレーブームの火付け役となった作品で、不良だった主人公がバレーの素質を認められ、仲間とともに世界を目指していく物語です。
「苦しくったって～」から歌詞が始まるオープニングテーマは、打たれても何度でも諦めずに立ち上がる強さに感銘する女性も多かったことでしょう。
参考元
- ・参照リンク：名作アニメ | 年代流行
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