数々の映画に出演し、アメリカにとどまらず日本でもファンの多い「マット・デイモン」。俳優だけでなく、脚本家やプロデューサーとしても活躍中です。逞しさの中にセクシーさを秘めた彼の魅力と共に、主演映画「エリジウム」の世界観についてご紹介します。
愛される人柄が魅力の「マット・デイモン」
プロフィール
1970年10月8日、アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。
2005年にアルゼンチン人のルシアナ・ボザン・バロッソと結婚しました。
彼女の連れ子を含め、4人の子どもを持つパパです。
実は”理想のパパ”としても人気が高いんですよ。
経歴
ジュリア・ロバーツが主演した映画「ミスティック・ピザ」で1988年にデビューしました。
”スティーマー”という端役で出演しているので、まだ観たことのない方はチェックしてみてくださいね。
有名になったきっかけは、映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」です。
この映画では出演だけでなく脚本も担当しましたが、なんと、この作品がアカデミー賞脚本賞を受賞したのです。
これには脚本を共同で執筆した、幼馴染の俳優「ベン・アフレック」も大喜び。
授賞式のスピーチでは、マイクをベンに譲り、彼の優しさと思いやりも注目されました。
トレーニングを重ねてアクション俳優としても活躍
1作目の「ボーン・アイデンティティー」が大ヒットし、シリーズ化している「ボーン」シリーズ。
徹底した食生活に、過酷なトレーニングを重ねて鍛え抜かれた肉体で、アクションシーンに挑戦しています。
”演技派俳優”と呼ばれていた彼が、”アクション俳優”としても有名になった映画です。
2016年10月7日に最新作の「ジェイソン・ボーン」が公開されました。
近未来を舞台にした映画「エリジウム」
脚本、監督を務めるのは「第9地区」で有名なニール・ブロムカンプ。
出演はマット・デイモンの他に、「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスターや、「第9地区」のシャールト・コプリーといった豪華俳優陣が揃えられています。
日本では、殺傷表現を理由にPG12指定となっているので、注意してください。
舞台は2154年、近未来でのストーリーです。
タイトルになっている「エリジウム」というのは、限られた富裕層の人間たちが、汚れを排除したスペースコロニーの名称です。
「エリジウム」に住む人間以外は、地球に住んでいます。
地球は人口が増え過ぎて荒れ果ててしまい、犯罪が多発し、貧困がはびこるようになっています。
マット・デイモン演じるマックスも、犯罪に手を染め留置所送りになり、また出所しては罪を犯し…といった生活を繰り返していました。
しかしこの生活を断ち切ろうと、とある工場で働き始めます。
徐々に更生したように見えたマックスですが、ある事故をきっかけに変わってしまいます。
何が何でも「エリジウム」に行かなければならなくなるのです。
危険を顧みず「エリジウム」に潜入を試みるマックスの前に立ちはだかるのが、ジョディ・フォスター演じるデラコート高官。
不法に入国しようとする者から「エリジウム」を守る役割を担っています。
なぜマックスは「エリジウム」に行かなければならないのか。
また、観る人の価値観によっては、デラコート高官が悪者に見えるかもしれませんし、はたまた賛同できるかもしれません。
現代の格差社会を、地球上と宇宙に二極化し、近未来世界として上手く投影している作品になっています。
「第9地区」を既に観ている方にもおすすめしたいです。
終わりに
貧困の差などの社会問題についても考えさせられる映画「エリジウム」。
SF映画に抵抗がある人も、興味がない人も楽しめるのではないでしょうか。
また、マックスを演じるのはマット・デイモンしかいない!と言っても過言ではないぐらいに適役です。
映画の内容と共に、彼の魅力も存分に味わってください。
参考元
- ・参照リンク:映画 エリジウム - allcinema
- ・エリジウムソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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