田中ストライク原作の人気絶頂コミック『SERVAMP -サーヴァンプ-』は、ヴァンパイア同士の争いや、ヴァンパイアと契約したイブ(主人)たちの物語である。多くの登場人物がいるからよく分からないという方にも分かりやすく、登場キャラクターを紹介していく。
『SERVAMP -サーヴァンプ-』とは
出典:amazon2011年から「月刊コミックジーン」にて連載中の、田中ストライク原作による漫画『SERVAMP-サーヴァンプ-』
男女問わず人気を博しており、特に若い方たちから支持されている作品です。
ここでは『SERVAMP‐サーヴァンプ‐』に登場する、個性的キャラの紹介をしていきます。
サーヴァンプの8人のキャラクターたち
1番目のサーヴァンプ/怠惰の真祖「クロ」
クロは1番目のサーヴァンプ怠惰の真祖で、通り名は「沈黙する終焉(スリーピーアッシュ)」。
クロというのは主人である城田真昼につけられた名前で、昼間はカーテンを締め切った暗い部屋で、ポテチを食べながらゲームをしている、引きこもりニートです。
「面倒くせぇ」や「向き合えねぇ」が口癖で、真の姿は巨大な獅子であり、光を浴びると黒猫になります。
2番目のサーヴァンプ/傲慢の真祖「ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノンⅢ世」
ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノンⅢ世は、2番目の傲慢の真祖で、通り名は「古き良き時代の忘れ者(オールドチャイルド)」。
主人や周りからはヒューという愛称で呼ばれ、一番ヴァンパイアっぽい服装が特徴です。
体は小さいがプライドが高くまさに傲慢。日光を浴びるとコウモリの姿になります。
3番目のサーヴァンプ/嫉妬の真祖「ジェジェ」
ジェジェは、3番目のサーヴァンプ嫉妬の真祖で、通り名は「疑わしきは罰せよ(ダウトダウト)」。
ジェジェという愛称で呼ばれており、蛇の姿になることができる。3段重ねた紙袋で顔を隠しているため素顔は不明。
無口のようだが決してしゃべらないわけではなく、吊戯曰く、結構よく話すらしい。
4番目のサーヴァンプ/憤怒の真祖「母なるものザ・マザー」
4番目のサーヴァンプ憤怒の真祖”母なるもの”ザ・マザーは、長年仕えた主人が亡くなったので、現在主人はいません。
憤怒というだけあって、怒っているような顔だがクールなだけで決して怒っているわけではありません。
主人が亡くなったことに関して、心を痛めているような節もあることから、主従関係はうまくいっていたことが推測されます。
契約に関して、吊戯にオファーをしている状態です。
5番目のサーヴァンプ/強欲の真祖「ハイド」
ハイドは5番目の強欲の真祖で、通り名は「唯一無二(ロウレス)」、ハリネズミの姿になることができます。
主人もハイドという名で呼ばないため、通り名のロウレスを名乗っていました。
過去、主人だった女性を失ってからは、すべてが無意味だと思いこんでしまいます。クロとは”先生”殺害の件で溝があきます。
6番目のサーバンプ/暴食の真祖「世界を食い尽くせワールドエンド」
6番目のサーヴァンプ暴食の真祖で、通り名は「世界を食い尽くせ(ワールドエンド)」。
通り名の通り、とにかくよく食べる。年寄り、女子供や小さな動物には手を出さないが本人のモットーです。
主人や名前についての詳細は不明で、ロウレスとは特に仲がいいようです。
7番目のサーヴァンプ/色欲の真祖「スノウリリィ」
スノウリリィは、7番目のサーヴァンプ色欲の真祖で、通り名は「すべては愛に収束する(オールオブラブ)」。
リリィのサブクラスを囲うという条件の下、長い間有栖院家を守っており、日を浴びると美しい蝶の姿となります。
色欲というだけあってすぐに脱ぎたがる癖があり、御園によく怒られています。
招かざる8番目のサーヴァンプ/憂鬱の真祖「椿」
”先生”が7人のサーヴァンプの前に生み出したと思われる8番目の憂鬱の真祖で、通り名は「招かれざる8番目(フーイズカミング)」。
物腰柔らかだが平気で残酷なことを言ったり、やってのけます。
大笑いしたあとの「面白くない」が口癖で、サブクラスを家族と呼んでおり、狐の姿に変わることができます。
イブ(主人)とサブクラス
城田真昼/クロのイブ
クロと契約した主人の城田真昼。「何事もシンプルに」が口癖で面倒を嫌います。幼い頃、母を亡くして叔父に引き取られました。
クロと契約して手に入れた武器はホウキだが、まだ100%操れるわけではありません。世話好きで面倒見が良く、人がやらないような仕事も率先して引き受けてしまいます。
千駄ヶ谷鉄(せんだがやてつ)/ヒューのイブ
千駄ヶ谷鉄はヒューの主人で、真昼よりも身長が大きいが、まだ中学2年生です。
温泉宿の跡取り息子で、頭を使うのは苦手だが、それ以外の身体能力や感性などは、ヒューも認める最高の人物です。
ヒューと契約して手に入れた武器は棺桶。強力な爆弾もこの棺桶に入れてしまえば爆破を阻止できます。
有栖院御国(ありすいんみくに)/ジェジェのイブ
有栖院家の長男で、ジェジェの主人有栖院御国。本人曰く「しがない骨董屋」で、ジェジェと契約して手に入れた武器はロープです。
いつもアベルという人形を抱えており、誰かがアベルを見ると「僕のアベルちゃんを性的な目で見るな!」と怒ります。
過去、母親の事件があってから吸血鬼はすべて母の仇と思っています。C3との関係など、まだまだ謎が多い人物です。
リヒト・ジキルランド・轟/ハイドのイブ
リヒトはロウレス(ハイド)の主人で、18歳にして天才ピアニスト。
「なぜなら俺は天使だから」といって無表情でポーズをとるのが特徴です。
ロウレスのことは、クソネズミやモブネズミ、バカネズミなど呼び方も様々で、ロウレスと契約して手に入れた武器はブーツです。
前髪の一部だけ白いのは、リヒトがただの天才ではなく”努力した天才”という証の様なものです。
有栖院御園(ありすいんみその)
有栖院家御園はリリィの主人で、頭頂部のアホ毛が特徴。
有栖院家の御曹司だけあって、態度も横柄で高圧的です。リリィと契約して手にいれた武器は玉座です。
夜9時には就寝してしまうお子ちゃま体質だが、真昼らと関わっていくうちに10時までは起きていられるようになりました。
綿貫桜哉(わたぬきさくや)/椿のサブクラス
真昼の幼少からの親友だったが、記憶を埋め込まれていただけで実際は1年しか付き合いはありませんでした。
どんな些細な嘘もつかれるのは大嫌いなのに、自分では嘘をつきます。
真昼のことは大切に思っているが、椿と真昼の狭間で悩んでいることも。
サーヴァンプと人間の中立機関/C3
狼谷吊戯(かみやつるぎ)/C3の戦闘メンバー
狼谷吊戯はC3の戦闘班の中で最も戦闘能力の高いメンバーで自称クズ。
ヴァンパイア相手に全く躊躇せず退治して、猟犬の異名を持っています。
お金に強い執着心を持っており、どんな仕事でも引き受けます。何かあるとすぐに土下座したり、靴ペロさえもします。
幼い頃、劣悪な環境から救ってくれた塔間泰士に深い恩を感じてますが、塔間自身はただ利用するために恩を売っていただけです。
塔間泰士(とうまたいし)/C3東京支部副支部長
C3の東京支部副支部長の塔間泰士は、吊戯に幼い頃から戦闘術を仕込み、ヴァンパイア対策に利用しています。
吊戯の精神が壊れようとお構い無しで、物としてしか考えていない節があります。何か目的をもっており、それが達成すれば自分が正しかったことが分かるといっています。
世界を元に戻すといっているが、ヴァンパイアのいない世界なのか、C3が権力を握る世界なのかは不明です。
参考元
- ・田中ストライク原作『SERVAMP-サーヴァンプ-』KADOKAWAメディアファクトリー
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