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2019/08/14
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ヒソカVSクロロが決着!【ネタバレあり】ハンターハンター34巻の解説と考察|幻影旅団の罠?

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【8月更新】HUNTER×HUNTERの34巻ではついにクロロ対ヒソカの対決が実現。しかしこの待望の戦いは、「難しすぎてわからない!」という意味でも話題になりました。そこで今回は、複雑なクロロ対ヒソカの戦いを徹底解説していきます。今までなんとなくでしかわかっていなかった人でも、この記事を読むとこの戦いを心から楽しめるので、もう一度読みたくなりますよ。

目次
編集部
aukana編集部

ハンターハンター連載当初から「いつ実現するのか?」と期待されていたヒソカVSクロロの“本気の戦い”。34巻でついに(突然)実現したものの、内容が複雑すぎてついていけなかった方も多いのでは? そんな方もこの記事を読めば戦闘で何が行われていたのか全て理解できるはず!!

ハンターハンターが大好き!そんな皆様お待ちかねの大決戦、クロロvsヒソカがついに原作で描かれました

しかし、その内容は複雑で「これ一体どういうこと?」と思った読者が相当な人数に登りました。

そこで、今回この記事ではクロロとヒソカの関係性から、この2人の戦いを読み解くポイントを紹介していきます。

そしてこの戦いをしっかり読み解くと、この戦いに隠された秘密も見えてきます。

この戦い実はクロロvsヒソカという単純な構図ではないかもしれません。今回はその考察も含めて紹介していきます。

この記事を読み終える頃には、この戦いを人に勧めたくてしょうがない気持ちになりますよ

クロロとヒソカってそもそも?因縁のふたりを解説

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作中でも圧倒的な人気を誇る2人、クロロとヒソカ。その2人がハンターハンター34巻でついに対決を果たします

しかし、その戦いがあまりにも複雑で、漫画では「理解が追いつかない。」と言った感想を持った読者が数多くいます。

また、その戦いは大きな考察合戦に発展し、いまでも読者が冨樫先生の今後の答え合わせに期待しています。

来るべきその時までに、まずはこの戦いをしっかりと理解して、暗黒大陸編とその後に起こる展開を楽しめるようにしましょう。

そのために、まずはそもそもクロロとヒソカはなぜ戦ったのか2人はどんな人物なのかというところを紹介していきます。

【クロロ=ルシルフル】幻影旅団の団長

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クロロ=ルシルフルは幻影旅団のリーダーで、ハンターハンターの世界ではいわゆる悪役です。

しかし、圧倒的なカリスマ性と、イケメンと読者に多く評されるビジュアルから、圧倒的な人気も持ち合わせています。

ここではそんなクロロ=ルシルフルの紹介をしていきます。

クロロは前述したように、幻影旅団のリーダーです。強烈な「個」の塊である旅団をまとめるクロロはカリスマ性や冷静さ鋭い洞察力を併せ持っています。

クロロの念の性質は「特質系」。眉毛が隠れるほどの長さの黒髪をあげて、オールバックにしている時と前髪を下ろしている時があります。

性格は温厚なようで非情でもあり、目的のためにはためらわず犠牲も払う。そんな掴み所のない性格をしていますが、その神秘性こそがクロロの魅力であり人気の秘密です。

また、彼の強さも魅力の一つで、強力な能力に合わせて、戦闘センスや基礎体術などの戦いにおけるほとんどの項目で高い次元を保持しています。
そんなクロロの念能力についても、見ていきましょう。

能力は【盗賊の極意】(スキルハンター)

団長ことクロロの念能力は【盗賊の極意】(読み:スキルハンター)です。

この念能力は、簡単に言うと「他人の能力を盗んで自分のものにする」能力です。また、この能力の象徴である本を具現化してその中に能力を閉じ込めておくことで、念能力を保管します。

この念能力を使うためには、本を具現化している状態である必要があります。さらに「右手」で持ち、使いたい対象の能力のページを開いている間のみ使用ができるのです。

この能力の発動条件は、

①相手の念能力を実際に見ること

②その念能力に関しての質問をクロロがして、相手がそれに答えること

③本の表紙に描かれている手形と、相手の手のひらを合わせること

④この3つを1時間以内に行うこと

という、これらの条件を満たす必要があります。

また、クロロが能力を盗んだ対象者が死亡した場合には、その能力が本から消滅します。

【ヒソカ=モロウ】圧倒的な人気!孤高の悪役

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続いて、もう1人の大人気悪役ヒソカ=モロウについても紹介していきます。

ヒソカはハンターハンターの比較的に初期の段階から登場し、主人公ゴンを何度もからかってきた人物です。

ヒソカ自身はゴンと同期のハンターですが、現段階での実力は圧倒的で作中でもかなり上位の実力者なのです。

また、ピエロのような外見をしており、性格もそれに合わせるように嘘が多く、常に飄々としていて掴みどころがありません。

さらに、戦闘においては好敵手に出会うほど興奮し、絶頂を迎えるその姿が狂気じみています。しかし、その狂気こそがヒソカがここまで人気キャラになった要因なのです。

ヒソカは、絶好の強敵クロロと戦いたいという欲のみで幻影旅団に入ったり、グリードアイランドにクロロのために潜入したりしています。

そんなヒソカの念願とも言えるクロロとのタイマンハンターハンター34巻で実現します。その内容に入る前に、ヒソカの念能力についても見ていきましょう。

ヒソカは、変化系の念能力者でその能力は2つあります。

能力①【伸縮自在の愛】(バンジーガム)

ひとつめの念能力は【伸縮自在の愛】(読み:バンジーガム)です。これは、オーラをガムとゴムの両方の性質を持つものに変化させる能力です。

この能力自体に強い攻撃力はありませんが、ヒソカの天才的な思考力と合わさることにより、驚異的な力を発揮します。

例えば、岩につけて相手の視覚外からの攻撃を仕掛けることや、トランプにつけて周りに設置することで相手の四方八方から無数のトランプの刃の雨を降らせることができます。

能力の発動の制約は特に登場しておらず、非常に使い勝手の良い能力です。まだまだ原作に出てきていない使い方も冨樫義博先生は用意していることでしょう。

能力②【薄っぺらな嘘】(ドッキリテクスチャー)

続いての能力は【薄っぺらな嘘】(読み:ドッキリテクスチャー)です。これは自分のオーラを様々な見た目に変化させる能力です。

ヒソカはこの能力で幻影旅団に潜入の際に、蜘蛛のマークをドッキリテクスチャーで背中に貼っていました

また、ちぎれた手をドッキリテクスチャーで表現して相手に動揺を与えたり、グリードアイランド編ではガードを偽装することに使用したりしていました。

この能力はあくまでも質感を表現しているだけにすぎませんので、覆っている部分を触られてしまうと、すぐに気づかれてしまいますがだからこそヒソカは騙しがいがある気に入っている能力なのです。

2人の因縁? ヒソカの強すぎるクロロへの愛

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さて、このクロロとヒソカはいつ対戦するのかと、長年読者をドキドキさせてきました。

もともと、ヒソカが一方的にクロロとの対戦を望んでおり、それをクロロはどこか飄々とかわしていたような印象です。

そんな中、大きなきっかけになったのが「クラピカ」の存在です。彼はクロロ要する幻影旅団に強い復讐心を持ち、旅団を潰すために行動していました。

そして、クロロとクラピカの邂逅。そのときクラピカはクロロに対し念能力を発動できない体にしました

そんな出来事がきっかけで、このふたりの対決は実現するのですがその経緯を順にみていきましょう。

幻影旅団へはクロロとタイマンをするため入団

もともと、ヒソカは幻影旅団の一員でした。しかし、それは「クロロと戦いたいから」という理由のヒソカの「嘘」の入団です。

当時は読者全員が騙されていましたが、ヒソカの蜘蛛のマークである入れ墨は、【薄っぺらな嘘】による偽造マークでした。

ことあるごとにクロロとの対決を望み、逃げられるヒソカでしたが、前述したクラピカとの件で状況は変わります

クロロは、ヒソカに「対決」を報酬に除念師の捜索を依頼します。

団長のことを「戦いたい」という一心で恋焦がれているヒソカは、クロロのために隠密に行動をします。

そして、ヒソカは除念師を求めてグリードアイランドに到着することになります。

このヒソカの除念師探しの旅、グリードアイランド編も紹介していきます。

クロロのためにグリードアイランドへ行くヒソカ

クロロとの決闘を報酬にグリードアイランドに潜入することになったヒソカ。

そこで、ヒソカはプレイヤー名に「クロロ=ルシルフル」の名前を使いつつも団のメンバーに除念師はグリードアイランドにいることを伝えます。

そんななか、クロロの名前を使っていたがゆえにゴンやキルアたちと再び邂逅を果たします。

この時、すでに旅団メンバーに接触を済ませ役割をほとんど終えていたヒソカはゴンたちに協力します。

この、ヒソカが共闘したレイザー戦も熱く、語ることの多いない内容でした。(結局勝負を決めるヒソカが特にかっこいい)

その後、幻影旅団の新メンバーでイルミやキルアの弟カルトによって除念師「アベンガネ」を見つけます

これで、晴れて団長の除念が叶うこととなり、報酬の決闘の機会をついに手に入れたヒソカ。

しかし、しばらくの間はクロロにうまく逃げられてしまっていたようです。

そして、漫画版16巻で除念師が見つかって以降、34巻でついに待ち望んだ2人の決闘が実現するのです。

【クロロvsヒソカ】天空闘技場でついに実現

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これ以降は、クロロvsヒソカのネタバレ注意の内容になります。

ハンターハンター34巻「死闘」にて突然、舞台は天空闘技場へ移ります。

この展開はこれまでどっぷりと暗黒大陸の話をやっていただけに驚いた読者も数多くいるはず。

そして、(そういえば)フロアマスターであったヒソカと、(どうやら)新たにフロアマスターとなったクロロの戦いが突如始まります。

単行本で見ると、33巻では暗黒大陸編が盛り上がり、センリツ、ビスケ、ハンゾウ、バショウ、イズナビといったメンバーが再登場して終わりました。

これまで、ハンターハンターを盛り上げてきた各キャラが一堂に集まり、これからの展開に思いをはせているさなか、急な天空闘技場…。

そう、これが冨樫義弘なのです。

読者も忘れかけていたころに、爆撃のように盛り上がり必死のクロロVSヒソカをぶち込んできました

冨樫先生、さすがです。
ここからは、そんな急な展開でも何年構想を考えたんだろうと思えるほどの二人の戦いの内容を紹介していきます。

決着はどちらかが死ぬまで!壮絶な戦いが始まる

「死ぬまでやろう」

そのクロロの呼びかけに「OK」と返すヒソカ。二人の死闘(デスマッチ)宣言からこの戦い始まりました。

たしかにクロロとヒソカの戦いなのだから、生きるか死ぬかの戦いになることは予想していましたが、どちらが死ぬのかなんてものは予想もできません。

序盤、先手を取ったクロロは幻影旅団のメンバー、シャルナークの能力【携帯する他人の運命】を使って攻撃を仕掛けます。

このとき、「え、シャルナークの能力?」と思った読者がほとんどですよね。

そして、この能力をみてヒソカは、グリードアイランド以降クロロに逃げられていたのは、能力(カード)をそろえるためと解釈します。

さらに、このあとクロロが自身の保有する能力の説明をはじめ、すべての説明が終わったのちに壮絶な死闘へと移行していきます。

次に、クロロがこの戦いのためにそろえてきた能力についても紹介していきます。

【ネタバレ】クロロの能力がすごい! 用意されたトリックを紹介

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この戦いは、ハンターハンター史上トップクラスで複雑な戦いなのです。

ですが、そんな死闘を読み解くためにクロロの能力を理解すると楽しく読むことができます。

前述のようにもともとは【盗賊の極意】を持っていたクロロ。その能力は戦闘時「本を右手に持たなければならない」という制約がありました。

また、今回の戦いではクロロは新たに集めた能力しか使いません。もしかすると、これまでに集めていた能力はなくなっているのかもしれません。

今回、以前の能力については言及されていません。

ただし、今回使う能力はすべて「ヒソカに絶対に勝つため」に集めた能力です。

万全の準備をしてきているクロロですが、ひとりのハンターに対して使う能力の数が史上最多とも言っています。

それだけヒソカは強敵で、クロロにとっても要注意人物であることがうかがえます。

それでは、実際にクロロが集めた能力ですが、まずは【盗賊の極意】にプラスされた新たな能力から紹介します。

【栞のテーマ】(ダブルフェイス)で本無しでも能力発動

後述する能力とは異なり、この能力は【盗賊の極意】にプラスされたもので、正真正銘クロロの能力なのです。

その内容は、本に栞を挟むことによって、そのしおりを挟まれたページの能力は本を閉じていても使えるというものです。

これにより、クロロが盗んだ能力を使う際には「右手で本を持っていなくても栞を挟んだページの能力は使える」というメリット。

そしてもう一つ「栞のページと本を開いているページ2つの能力を使うことができる」ようになっています。

この能力を手に入れるために新たな制約が増えたようですが、それは語られていません。

この能力についてクロロは素晴らしいと言い、ヒソカも面倒な(すばらしい)と表現しています。

そして、この能力を使うことで活きてくるのが盗んだ能力です。続いてはクロロが対ヒソカのために用意した(盗んだ)能力の紹介です。

【携帯する他人の運命】(ブラックボイス)で他人を操作

まず、この戦いでクロロが最初に使った能力がこの【携帯する他人の運命】です。

この能力は、幻影旅団のシャルナークの能力アンテナを刺した人間になんでも命令できるようになるという能力です。

アンテナを対象にさすことと、携帯電話で命令することが必要なこの能力です。

しかし、その力はとても強く、条件を満たせば対象に完全に命令を聞かせることができます。

これにはヒソカも、条件を満たせば即詰み、という所感を持ちました。

また、アンテナは2本あるため、同時に操作できる限界は2人までです。クロロは最初、試合の審判にアンテナを刺し盾とすることに能力を使用しました。

このアンテナを刺されないということがヒソカが勝つための絶対条件というところから、この戦いの心理戦のすべてが始まります。


【神の左手悪魔の右手】(ギャラリーフェイク)人形を作成

もう一つ、ハンターハンター読者であれば、なじみ深い能力の一つ【神の左手悪魔の右手】について紹介します。

この能力は、幻影旅団のひとりコルトピの能力で、ヨークシンシティ編では印象的な念能力でした。

この能力は、左手で触れたものを右手の先にコピーする能力です。

クロロはこの能力を観客である人間に対して使うことで、ヒソカからの目くらましに使ったり、後述する能力でコピーした人形を兵器に変えたりする方法で使用していました。

この【携帯する他人の運命】【神の左手悪魔の右手】シャルナークとコルトピがクロロに貸し出したものだと予想されます。

幻影旅団が総出で対策を練る。ヒソカという人間の脅威はそれほどであるという証明ともいえます。

【人間の証明】(オーダースタンプ)作った人形を操作

そして、この戦いの中で重要な役割を果たす非常に便利な能力が【人間の証明】です。

この能力は、人形を操作する能力です。【携帯する他人の運命】は同時操作が2人までなのに対し、こちらは多数の人形を一度に操作可能です。

クロロは、この能力を【神の左手悪魔の右手】でコピーした人間を「人形」とし、操作するという方法で使用していました。

また、盗んだ能力は元の持ち主の意図が十分に反映されます。【人間の証明】の持ち主は頭と胴体が離れた人形は「人形ではない」と考えています。

そのため、ヒソカはクロロの操作権をなくすために、人形の首を切っていくことで対応しています。

しかし、それにも負けない速度でクロロは人形を量産し、ヒソカを攻め立てます。

【番いの破壊者】(サンアンドムーン)人形を爆弾に変える

つぎに紹介する能力は、【番いの破壊者】です。

この能力はクロロ曰く、幻影旅団の出身地「流星街」の長老の持っていた念能力とのことでした。

この能力は、左手で太陽(プラス)の刻印を押し右手で月(マイナス)の刻印を押すことで対象を爆弾に変化させます。

この爆弾の起爆条件は、プラスとマイナスを合わせること。クロロは【神の左手悪魔の右手】で作った人形を爆弾に変えていました。

主に、その人形の両手にそれぞれプラスとマイナスを刻印し、ヒソカの近くで手を重ねることで爆発するように【人間の証明】で命令をするという合わせ技を使っていました。

ちなみに殺傷力は、刻印時に刻印を込める時間によって変化します。

一瞬であれば少しの爆発、2~3秒込めることによって傍らの人間を吹き飛ばす程度の威力に跳ね上がります。

【転校生】(コンバートハンズ)姿を入れかる

この戦いに出てくる最後の能力は【転校生】です。

この能力は姿を入れ替える能力です。右手で触れると相手が自分の姿に変わり、左手で触ると自分が相手の姿に変わります。

さらに、両手で触れることによって瞬時にお互いの姿が入れ替わるのです。

この能力をクロロは、たくさんいる観客の中に自分を隠すために使用しています。

この観客の中でクロロを見つけるためには。【転校生】発同時にクロロの手に浮かぶマークがあるかどうかで判断できます。

この能力は、明確に発動の瞬間の描写や、ヒソカがマークの付いたクロロを見つけるシーンがなかったため、詳しい能力の内容の真偽はわかりませんがとても有効な能力でした。

これにより、観客にまぎれたクロロをヒソカは見失人形爆弾を大量生産させてしまうことのなるのです。

能力を最大限に連鎖させヒソカを追い詰める

これらの集めた能力は、あくまでもたまたまクロロが持っていた能力ではありません

対ヒソカのために、意図的に集めた能力なのです。よって、その使い道も考え抜かれていました

まず、【携帯する他人の運命】のアンテナをヒソカにさすことができればクロロの勝ち、という前提条件が存在します。

つぎに、【神の左手悪魔の右手】で観客を人形に変えていきます

【番いの破壊者】で人形を爆弾に変えます。その間【人間の証明】でその人形を操作できるようにします。

クロロ自身は【転校生】で観客にまぎれ、その間に人形を大量に生産を続けます。

この能力の連鎖によって、ヒソカは対応に追われ苦戦を強いられます。

しかし、ヒソカも天才的な戦闘センスの持ち主。クロロの能力を一つ一つ読み解き、クロロ討伐のためのプロセスを少しずつ構築していきます。

【クロロの能力を解説】理解に必要なポイント3選

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ここまでですでに複雑。そう思う方も多いですよね。なので、ここからはクロロvsヒソカの戦いを存分に楽しむために「理解するためのポイント」を紹介していきます。

この戦いは構成上、クロロの用意した謎をヒソカが説くことができるのか、という戦いになっています。

ですので、この戦いを理解するためには「クロロの能力」を把握することが重要になってきます。

ただし、戦いのエキスパートヒソカは、戦闘中ものすごいスピードと量で思考を続けます。

ここでは、そんなヒソカの思考を要約してわかりやすく要点だけお伝えしていきます。

ポイント①【盗賊の極意】使用中は右手が使えない

ここまで何度か軽く触れてはきましたが、クロロ最大の弱点として抑えるべきポイントがあります。

それは【盗賊の極意】使用中は右手が使えないということです。

これは、盗んだ能力を使うために右手で対象ページを開いた本を持っている必要があるからです。

つまり、【盗賊の極意】を通常使用する際には、両手を使う能力は使用できないということなのです。

例えば、今回登場する【番いの破壊者】は両手の使用が必要なので使用することはできません。

また、【転校生】に関しても、両手で使いお互いの姿を入れ替えることはできないのです。

この問題を解決するのが【栞のテーマ】なのですが、【栞のテーマ】を使って、能力を2つ同時に使いたいという場合には、また本を右手で持つ必要があります。

この、クロロの手が埋まっている埋まっていない問題が、この戦いにおいて重要なのです。

ポイント②【番いの破壊者】の能力は一度つけたら消えない

つぎに紹介するポイントは、【番いの破壊者】についてです。

ハンターハンターの世界には「死後強まる念」というものが存在します。

これは、念能力者が死亡した後に強い意思が反映されて、能力が消えずに残ったりさらに強くなったりする現象のことです。

【番いの破壊者】もこの「死後強まる念」に分類されます。

人間や人形に刻印された紋章は、殺されたり破壊された後でもえることなく残り続けます

これにより、人形自体は人形として活動できないほどに破壊されたとしても、爆弾としての役割を残すことができるのです。

この特性は、ヒソカが武器として使っていた観客の頭部を爆発させ、ヒソカの手を吹き飛ばすために活用されました。


頭と胴体を切り離しても胴体側の起爆スイッチを起動することによって、ヒソカの持つ頭部も爆発させることができます。

これにより、ヒソカの左手はほとんど損傷してしまいました。

ポイント③【栞のテーマ】で何かひとつ能力をキープしている

そして、【栞のテーマ】のポイントに移ります。この戦いを通して、【栞のテーマ】で能力を何か一つ保有している、ということが肝心です。

この保有する能力が【神の左手悪魔の右手】であれば、ヒソカは今すぐに人形作りを止めさせなければいけません

また、保有する能力が【転校生】ならば、クロロを見つけると同時に【人間の証明】で人形を作成していないか、【携帯する他人の運命】で自分にアンテナを刺しに来ていないか注意をする必要があります。

さらには、【番いの破壊者】を発動している場合、栞に挟むとマイナスの刻印もプラスの刻印も押すことができます

また、【盗賊の極意】で【番いの破壊者】を使っている場合にも「太陽の刻印」のみ押すことができることでヒソカのミスリードを誘いました。

もう意味不明にならない!この戦いの賢い見方

ここまで、この戦いのポイントを紹介してきましたが、大切なことは「クロロが今何の能力を使っているのか」ということです。

一番重要なのが、クロロの【盗賊の極意】【栞のテーマ】それぞれに1つ能力を当てられます

クロロが使える能力の最大同時数は2つなのです。つまり、クロロは3つ以上の盗んだ能力は同時に利用していないということです。

これによってクロロは観客にまぎれながら人形を増やす。観客にまぎれながら人形を操作できるようにする。爆弾を作る。ということを同時にはできません

つまり、クロロが今どの工程を行っているのかを見極めることが、ヒソカがクロロに勝つための近道なのです。

これを踏まえて、もう一度単行本を読んでいると、きっと違った見方ができますよ。

共闘説の伏線!?ヒソカはクロロの能力に違和感を持つ

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ここまで、クロロの能力のカラクリについての説明をしてきました。

クロロはたくさんの能力を保有しており、手数がとても多いように見えますが、ひとつひとつの工程を順にこなしているだけです。

つまりは、ヒソカにばれないよう慎重に自分の手ごまを増やす必要のあるクロロ。

これには、ヒソカにばれないための施策、手ごまを増やすための施策、手ごまを兵器に変える施策と3つのことに注意する必要があります。

そんな中でできることというのは、いくらクロロが超人的な戦闘スキルを持っていてもたやすくはありません。

しかし、この戦いではヒソカが予想するよりもはるかに脅威的な現象が数多く起きています

ここでは、そんなヒソカが感じた数々の違和感について紹介していきます。

違和感①【携帯する他人の運命】のアンテナが消えている

これは、戦いの中でシャルナークのアンテナがいつの間にか消えていた現象です。

この現象にはヒソカも気に留める一コマが描かれており、何か重要な意味があることを示唆しています。

逆に、クロロが【転校生】と【番いの破壊者】を使いつつも【携帯する他人の運命】を使用しているのかというシーンも存在します。

これに関しては、【番いの破壊者】「死後強まる念」を利用したミスリードのようにも取れますが、真意のほどはわかりません。

この戦いでは、クロロが能力を3つ以上使っているのではないか、というシーンが多く出てきます。

クロロが神がかり的な速さで能力を順に切り替えて発動をしているのか、それとも別の方法効率よく能力を使用しているのかという部分が大切なポイントです。

違和感②200を超えるコピー人形

この戦いでは数多くのクロロの作った人形が出てきます。

しかし、その人形は【神の左手悪魔の右手】で作成されているため、異常な速さでの増加は不可能とヒソカは考えています。

途中、クロロの超人的スピードも十分に考慮したうえで、いま20体くらいか、いま30体くらいかと人形の作成数をヒソカが予想しています。

しかし、実際に現れた人形の数は実に200体を超える数となっていました。

これには、ヒソカがクロロの能力を下に見誤っていたということになり、挑発こそすれども相手をなめるようなことはしないヒソカらしからぬ誤算でした。

また、ヒソカは常々出会う人々の強さを点数にして評価する癖を持っていますので、このヒソカの勘違いに関しては違和感を覚えます。

違和感③イルミの針?鬼ごっこ中にヒソカが手に

クロロとヒソカの鬼の姿がわからない鬼ごっこの最中に、ヒソカが手にもつ針がイルミの針のようにも見える、という声も上がっています。

実際、これに関して言えば単行本で見る限りはシャルナークのアンテナに見えるのですが、イルミという存在を考えると会場に来ていないほうが不自然だといえます。

また、この話の以後ですがイルミは幻影旅団に入団します。その真意は明かされていませんが旅団とのつながりが以前からあったと考えるのが普通でしょう。

そして、そもそも実はとても意味深な発言をクロロは戦いの前にしています。

それが伏線だとすれば冨樫先生のすごさがとてつもないことになりますが、その気になる発言についても紹介していきます。

クロロは100%ヒソカに勝つと宣言している

その、気になる発言というのが、

「挑発するわけではなく、100%オレが勝つ」

という発言です。死闘前の口上としてはありそうなセリフに感じられます。

しかし、クロロの100%という言葉には違和感を覚える方も多いはずです。

相手をなめたり、侮ったりしないクロロにとって、能力がたくさんあったからと言ってヒソカは100%勝てる相手なのでしょうか?

これら一連の能力についても、すべてを同時にはこなせないという弱点を抱えているクロロにとって、負ける可能性というのは必ずあるはずです。

しかし、この100%という発言には違和感がありました。

また、試合後のネタバレなので注意してほしいのですが、試合後マチが「戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね。」と言っています。

観客を利用する戦い方なので、「戦う場所」までは理解できますが、「戦う相手」というのはいまいち納得できませんでした。

ヒソカに対してクロロが圧倒的に相性の悪い相手というわけではなさそうですし、相手を変えてしまったら念願の「クロロとタイマン」ができなくなってしまいます。

このマチもヒソカがずっとクロロと戦いたかったことを知っている人物の一人なので、まさかヒソカにクロロとは相性が悪いから戦うなと言うようには思えません。破綻しています

以上のことから、この戦いはそもそも「クロロvsヒソカ」ではなかったのではないかという疑問につながるのです。

その点については、現時点で真相は闇の中ですが、考察については次から紹介していきます。

【イルミの影】この対決は考察が面白い!蟻編よりも複雑なこの対決

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この事象を目の当たりにしてヒソカの違和感は大きくつのっていきました

そして、読者も同様にこの戦いには何か裏があるんじゃないかと考えるようになりました。

もちろん、漫画に描かれたことが全てかもしれませんが、もとよりハンターハンターは一筋縄ではいかない漫画です。

冨樫先生は必ず何かのギミックは用意しているでしょうし、それを考察することがハンターハンターの楽しみ方です。

ここまでに述べた違和感を総合して考えられる考察を3点紹介していきます。

考察①最初からクロロとヒソカのタイマンではなかった?

まず最初はクロロvsヒソカという大義名分だからこそ、大きくミスリードしてしまっているのではないかという部分です。

この戦い、クロロは「100%勝つ」と宣言しています。クロロは相当な準備を重ねてきていることが伺えます。

それは、ただ単純に能力をたくさん集めたというだけではありません

十分な戦術も相当考えられていることも伺えます。

改めて、クロロの目的はヒソカに「100%勝つ」ことです。正々堂々と戦いを楽しむため、というではないのです。

その中で、クロロが援軍を用意して戦いに数的余裕を用意していたとしても不思議ではありません

そして、ヒソカが感じた違和感の中ではクロロの能力以上に能力の行使が行われていた可能性が高い点がその可能性の裏付けをしています。

考察②共闘はイルミ?幻影旅団?流星街の長老も

そして、もしクロロの能力【神の左手悪魔の右手】や【携帯する他人の運命】をコルトピやシャルナーク本人が使っていたとしたら。

特に、【神の左手悪魔の右手】に関してはコルトピ本人が使用していたとすればクロロにとって大変手数の節約になり戦いを優位に進められます。

この場にクロロ以外のクロロ側に組する味方がいたとすれば、ヒソカの違和感の正体が掴めます

さて、その共闘していた味方が誰なのかということですが、幻影旅団、イルミ、流星街の長老が候補に上がります。

能力の保有者であるシャルナークやコルトピに加えて、戦闘中にシャルナークのアンテナを回収できるマチがこの場で共闘していた可能性は高いのです。

さらに、この3人は試合後に現場に登場しています。

また、アンテナがイルミの針に見えたことから、イルミや、流星街の長老らしき人影があったことから、この2人も共闘していた可能性は残されています。

考察③トランプの絵柄に新能力?ヒソカに奥の手はあるか

幻影旅団のみならず、イルミや流星街の長老にも共闘されていたとしたら、クロロは【番いの破壊者】を自由に使えるのに加え、イルミの能力も敵に回すことになります。

すると、ヒソカにとっては、最悪の場合1対6の非常に不利な戦いであることには変わりありません。

この状況をひっくり返すためには、クロロが想定するヒソカのスペックを大幅に凌駕する必要があります。

そのために、当時は一番効果的である新能力の発動が期待されました。

常々、ヒソカにはトランプの絵柄を利用した隠している能力があるのではないか、という議論が進められてきました。

結論、この戦いでヒソカは新しい能力を披露します。しかし、それは試合の後に効果を発揮するもので対クロロの効果的な方法とはなりませんでした。

足も手も爆破されるヒソカ|決着は…

結果的に、試合前から終始一枚上手であったクロロ。ヒソカに対応させる隙を与えずにジリジリと迫っていきます。

人形爆弾の波状攻撃の中、ついに手を破壊され、足も破壊されるヒソカ。

それでも、残っている手と足を使い【伸縮自在の愛】で人形爆弾からの包囲網を抜けようともがきます。

しかし、クロロは生きている本物の観客を投げ当てることでヒソカの逃走を阻止します。

逃走可能な天井に【伸縮自在の愛】を伸ばすことを阻まれ、人形爆弾に囲まれ大型の爆発に巻き込まれてしまいます…。

357話でヒソカ死亡!勝負の決着はクロロの勝利

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そして、ヒソカが大きな爆発に巻き込まれたところで戦いは終わります。

さらに、次の話が始まるとなんとまさかのヒソカ死亡という決着に。片腕や片足もなくし顔の皮膚もほとんど無くなっているような状態でした。

幸いなのか、クロロが大量に作った人形が緩衝材の役割を果たし、ヒトとしての形は留めたまま発見されました。

そして、ヒソカの周りのはクロロ、シャルナーク、コルトピ、マチの姿がありました。

このことも、クロロの共闘説が大きな話題となった要因の一つです。

ヒソカは死後強まる念で奇跡の生還

完全に死亡が確認されたヒソカですが、クロロ、シャルナーク、コルトピが去った後に、マチはヒソカの遺体の外見の修復のために残ります。

マチが、ヒソカの外見修繕を図ろうとすると突如、ヒソカの体から念があふれ出します

ヒソカは、自分の死を確信以後、どうせ死ぬならと自分が死亡した後【伸縮自在の愛】に心臓マッサージをするよう念を込めていたのです。

大爆発の際に、大量の人形がクッションになり自身の姿が粉々に散っていなかったために、この心臓と肺のマッサージが有効になり奇跡の復活を果たします

その後、驚くマチを横目に【伸縮自在の愛】と【薄っぺらな嘘】の併用で、損傷した箇所を(見た目だけ)元通りに修復したヒソカ。

その後、マチが「戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」という発言から何かをヒソカは読み取ります。

そして、ヒソカの出した決心とは…。

ヒソカは幻影旅団の皆殺しを決意

ヒソカは、幻影旅団の皆殺しを決意したことをマチに表明しています。

これからは、団員のメンバーといつどこで出会ってもその場で殺すという宣言をしています。

その場にいたマチはメッセンジャーとして【伸縮自在の愛】で拘束し、その後は手を出していません。

しかし、その後その足でコルトピとシャルナークを殺害してしまいます。

コルトピ、シャルナークという長年愛されていたキャラクターの突然の死に、大きな驚きがありました。

そして、このふたりの殺害にはクロロの現保有能力の削除という意味もあります。

クロロの能力削除、団員の殺害、マチへのメッセージ完全なヒソカの幻影旅団に対する宣戦布告が完成しました。

そして、この時ヒソカがクロロに対してではなく、幻影旅団に対して宣戦布告をしたことが、共闘説の最重要ポイントでもあります。

アニメではいつ放送?イケメン同士の戦いが早く観たい

出典:amazon

アニメ版のハンターハンターでは、まだこのクロロvsヒソカ戦は放送されていません

それでは、いつ放送なのか。それは現時点ではわかりません。

しかし、アニメ版は大人気シリーズハンター協会会長選挙編までは終了しています。

当時は、原作のストックをほぼ消化していたため、選挙編までの放送となりました。

一方で、原作がこのままストックされればまた、アニメの放送は暗黒大陸編とともに開始されるでしょう。

動きや音のあるアニメで、早くこの戦いを見たいですね。

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そのほかの違法動画サイトなどでの視聴は、違法行為に当たりますし、音楽や画質もどうしても劣化している状態で見なければいけません。

良い作品を良い状態で見ることがいちばん楽しめる方法ですので、公式で視聴できる方法を使うようにしましょう。

また、クロロvsヒソカを見たいという場合には原作の単行本34巻を読みましょう。

この巻の冒頭からちょうどこの戦いが始まります。ですので、前後の巻を読む必要もないので、この戦いだけ見たい場合には34巻の購入をおすすめします。

さらに、幻影旅団のメンバーは暗黒大陸に向かっていますので、今後のハンターハンターの動向も見逃せません。

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まとめ:決意を一新した今後のヒソカに注目しよう

さて、ここまでクロロvsヒソカについて解説や考察をしてきました。

共闘説や今後への伏線も多く隠されている34巻でした。そして、ヒソカもクロロに負けたことで決意を一新しています。

ヒソカvs幻影旅団の様相を呈してきた物語が、暗黒大陸とも相まって面白い展開が待ち構えている状態です。

今後のヒソカの起こす動きには目が離せません

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