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2019/04/23
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『デッドプール』は口は悪いけど憎めない、異色の武闘派ヒーローの物語!

余命を宣告された癌の治療のための人体実験の副作用の結果、覆面姿のヒーローのデッドプールとして生きることを余儀なくされた、ウェイドの活躍を描く異色のアメコミ映画「デッドプール」を紹介します。この映画は全米ではR指定作品としては史上最高のオープニング興収を記録して、日本でもヒットを記録しました。

目次

『デッドプール』のあらすじ

かつては特殊部隊の傭兵として活動していたウェイド・ウィルソンですが、体調が悪く医師の診断を受けると、そこで末期癌であることを宣告されます。

愛する恋人のヴァネッサとの幸せを失いたくないウェイドは、一縷の望みをかけて彼の癌を治療するという謎の男の元を訪れます。

しかし、男に連れて行かれた施設では、余命わずかな患者たちを使った人体実験が行われているのでした。

そして、ウェイドもその場所で壮絶な人体実験を受けて、通常の人間の能力を超えた治癒能力や不死の肉体を得ることに成功します。

けれども、過酷な人体実験の代償として、ウェイドの顔はただれ、見るも無残な姿に変貌しているのでした。

醜い姿になってしまったウェイドは、自作の赤いコスチュームを身にまとい「デッドプール」として、自分をこんな姿にした者たちへの復讐へと乗り出すのでした。

『デッドプール』の主役は異色のアメコミヒーロー!

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デッドプールはマーベルコミックの「X-MEN」シリーズに登場するキャラクターの1人です。

他のスーパーヒーローは、社会の平和を守るなどの正義感を持って活躍しますが、デッドブールは違います。

元々は傭兵のウェイドだったデッドプールは、そうした正義感とは無縁で、あくまで、お金目的でしか動かないというヒーローらしからぬ性格をしています。

また、”俺ちゃん(日本語訳では)”という独特な一人称を使い、面倒なことに対しては、悪態をつきまくるなど、口も悪いです。

そうした特異なキャラクターが、デッドプールが異色のヒーローと言われる所以です。

ただし、愛する恋人であるヴァネッサに対しては誠実で、彼女を守るために命をかけて敵に挑む、男らしい一面もあります。

デッドプールは、一方では、放送禁止用語をマシンガントークで連発する毒舌のヒーローであり、もう一方では愛しい恋人のために奮闘するヒーローでもあります。

そうして両面の要素が合わさっている所が、この奇異なキャラの魅力と言えます。

『デッドプール』はハードなアクション映画としても魅力!

「デッドプール」の主人公のウェイドは傭兵で、人体の実験の副産物として、傷を負ってもすぐに治る不死の肉体と、人間離れした戦闘能力を持つようになります。

この映画では、そうした傭兵としてのキャラを活かした、物理バトル(肉弾戦)をベースにしたタイトなアクションを楽しめます。

高度な戦闘技術を持つデッドブールが、刀や手裏剣や銃器など多彩な武器を駆使して、敵を小気味良く倒すシーンは痛快な面白さがあります。

また、宿敵であるフランシスとの一対一の戦いは、「MTVムービー・アワード2016」の「ベスト・ファイト賞」を受賞するなど、この映画の中で最もエキサイティングな場面です。

その他、敵役の1人であるエンジェル・ダスト役として、女子格闘家のジーナ・カラーノがこの映画に出演していています。

彼女の本物仕込みアクションは、このジャンルの映画が好きな人なら楽しめること間違いなしです。

『デッドプール』の今後の展開!

「デッドプール」は映画公開終了後も、公式Twitterではユニークなツイートが定期的に更新されています。

そんな、「デッドプール」ですが、2017年夏の撮影開始を目指して続編の製作が現在進行中です。

「デッドプール2」では、「X-MEN」に登場するケーブルが新キャラとして登場する模様で、映画の公開が楽しみです。

参考元

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