【銀魂】長谷川さん(マダオ)の出ている話が面白すぎる件についての考察

長谷川さん(通称マダオ)の人物像

長谷川さんは、もともと幕府の官僚で出世頭でした。ひょんなことから、銀時ら万事屋に仕事を依頼することになります。

その際、身分の上下を気にせずに自分自身の侍道を貫く、銀時の生き方に触発され(一時のテンションに身を任せ)、大きな失態を犯します。

責任を取って辞職し、妻には逃げられ、公園でホームレスとして暮らす生活に転落します。そして、まるでダメなオッサンの頭文字をとってマダオと呼ばれるようになります。そんな切なくも悲しいところが、長谷川さんの人物像と言えます。

マダオなエピソードには事欠かない！

そんな長谷川のマダオぶりを扱いった回は、銀魂のなかでも鉄板であり、面白いとの評判が高いのが特徴です。

そんな長谷川さんのマダオぶりを象徴する代表的なエピソードを紹介します。ソロでのお話や、同じくダメな大人である銀時と一緒のお話など、そのネタには事欠きません。

筋肉バスター痴漢事件

再就職先が決まった長谷川さんは、朝の通勤ラッシュに揉まれるサラリーマン生活をスタートさせます。七三分けにメガネとイメチェンを図る長谷川さんですが、早速やらかしてしまいます。

それは、混雑した駅のホームでのことでした。何かにつまづいた長谷川さんは勢いあまって線路に落下してしまいます。その際、女性の手を掴んでしまい、一緒に線路に落としてしまいます。

間一髪で電車との衝突は避けられたものの、勢いのあまり、線路上で女性に筋肉バスターをお見舞いしてしまったのでした。この一件は「筋肉バスター事件」として裁判沙汰となってしまい、長谷川さんは銀時を弁護士に立てて無実の証明に奔走します。

少年に拾われ夏休みの観察日記の対象になる

長谷川さんは基本的に公園のベンチにいるため、たまに子どもたちに絡まれます(もしくは絡みます)。

ある日、ベンチで安酒に溺れていたところ、少年に拾われます。最初は犬小屋で飼われる長谷川さんでしたが、いつしか少年の父親的な存在になっていきます。

長谷川さんの自堕落な生活や、少年やその母親のために変わっていく様が絵日記には記されていきます。結局、最後は長谷川さんが就職の面接に行った先で、少年の実の父親に会います。そして、少年やその母親との暮らしに幕を降ろしたのでした。

脱マダオスパイラルを賭けた闘い

銀時とともに、脱マダオスパイラルを賭けて、なけなしの財産を競馬につぎこみます。競馬新聞を片手に前日6時間かけて予想したという、長谷川さんの予想はことごとく外れます。

銀時も長谷川さんも後がなくなった最終レース、銀時は長谷川さんがまっさきに来ないと踏んだ馬「ジャスタウェイ」に賭けました。

最後は、長谷川さんが賭けた馬とジャスタウェイの一騎討ちになりますが、見事に長谷川さんの馬が勝利します。

これを機にマダオから変われると喜ぶ長谷川さん、馬券を破り捨てて悔しがる銀時と対照的な結果になりました。しかし、長谷川さんの賭けた馬は進路妨害により失格となり、結局二人とも負けてしまったのでした。

カリスマ的怪談おじさんに

夏休みの公園に、すごく怖い怪談話をしてくれるおじさんが現れると評判になります。なんと、その正体は長谷川さんで、ニートになる怖さをひたすら子どもたちに語っていたら怪談おじさんになっていたのでした。