任天堂の看板タイトルとして、スーパーマリオ、ゼルダの伝説に次ぐ人気を誇るシリーズ、それが『星のカービィ』シリーズです。 丸いピンクのキャラクター・カービィは何故これほどまでに人気があるのでしょうか?その魅力に迫ります。
どれほど人気?『星のカービィ』シリーズ
「まるかいて おまめがふたつ おむすびひとつ あっというまに 星のカービィ♪」という歌を聞いたことのある人はいるでしょうか。
これは、1992年にゲームボーイから発売された『星のカービィ』のTVCMに使用された絵描き歌で、一人の少年が、歌いながらカービィの絵を描いている映像が、当時のお茶の間には流れていました。
この『星のカービィ』は、全世界で500万本の大ヒットを記録し、瞬く間に販売元の任天堂、及び開発元のHAL研究所の看板タイトルとなりました。
それから25年。
星のカービィはゲームだけでなく、キャラクタービジネスとして多方面に展開し、その勢いは衰えることを知りません。
では、どうしてこのシリーズは、ここまでの人気となったのでしょうか。
今回はそんな『星のカービィ』の人気の秘密を紹介します。
『星のカービィ』の人気の秘密とは?
星のカービィシリーズは、ゲームをそれ程やりこんでいないゲーム初心者から、あらゆるゲームをやりこんでいる上級者まで、幅広い人気があります。
そして、その人気の秘密は、大きく「キャラクター」と「ゲーム性」に分類することが出来るのです。
ファンシーなキャラクター達
『星のカービィ』と言えば、主人公のカービィに代表されるような、とてもファンシーな外見をしたキャラクターのみで構成されています。
例えば、画像のカービィ以外にも、中ボスのMr.フロスティ、一緒に冒険しているサーキブル、ポピーブロスJr.、バーニンレオといったキャラクターは、身体のパーツが、ほぼ全て曲線で描かれており、これがデザインになっている事が分かりますね。
この曲線のデザインこそが、カービィシリーズが老若男女に愛される秘密となっていると予想されます。
というのも、この曲線を多用したイラストというのは、幼児が最も好むイラストであり、「アンパンマン」が1歳~3歳の幼児に非常に人気があることと共通しているのです。
おそらく我々は、「曲線が多様されたデザイン=安心・安全」という認識を、幼いころより刷り込まれており、カービィシリーズのキャラクターが、子供にも無害であるというのを、感じ取っているのでしょう。
なので、子供も取っ付き易く、親も安心して遊ばせることの出来るゲームとして、幅広い層から支持を得ていることが考えられます。
簡単なアクションでゲームが苦手な人も楽しめる
そして、もう一つの人気の秘密として、簡単で誰でも分かるゲーム性が挙げられます。
カービィに必要な動作は、「歩く」「敵を吸って吐くor飲み込む」「飛ぶ」の3つです。
そして、そのすべての動作が、ABボタンと十字キーのみで行える所に、ゲームデザインの凄さを感じざるを得ません。
そしてこの基本となる遊び方は、25年経った今でも変わっておらず、初心者でも直感的に分かり易く遊べる点が、人気の秘密となっています。
そして、カービィの代表的な特徴として、敵を吸い込んで、その能力をコピーする「コピー能力」が挙げられます。
このコピーした能力によって、同じステージでも難易度が大きく変わることがあり、これが上級者でも楽しめる要素の一つとなっているのです。
いかがでしたでしょうか?
星のカービィの魅力はこの他にも、沢山存在しています。
皆さんも星のカービィシリーズで遊んで、そんな魅力を実感してみてはどうでしょう?
参考元
- ・参照リンク:なぜ子供はこんなにもアンパンマンを好きになるの?そこにはこんな心理が隠されていました… [ママリ]
- ・参照リンク:星のカービィ25周年
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