マンガ・アニメを原作とした実写映画の制作が発表されると、必ず起こるのが「何故実写化するのか?」というファンの声です。この実写化アンチは、酷い場合にはその興行収入にも影響を及ぼしかねません。それでは何故、マンガ・アニメ原作の実写化は敬遠されるのでしょうか。
マンガの実写化は格好の批判の的
皆さんはマンガ・アニメの実写化についてどう思っているでしょか。
この実写化についてネット上では、「実写化はNG」「なんで実写化するのか?」という意見が多くを占めており、そういった批判を見かける人も多いのではないでしょうか。
批判された代表的な作品として、ハリウッドで公開された実写版の「DRAGON BALL」は記憶に新しいところです。
それでは、何故こういったマンガ・アニメの実写化は消費者の批判の的となってしまうのでしょうか。
そして、実写版が批判されないようにする為に、作り手はどうすべきなのでしょうか。
今回はそのような「実写化批判問題」について、考察をしていきます。
実写が批判される原因とは?
それではアニメ・マンガの実写化が批判される理由として、主にどういったものが挙げられるのでしょうか。
キャスト・内容などのイメージの乖離
まず、多くの方が感じている点として、アニメキャラクターのビジュアルと、実際のキャストのビジュアルとの乖離が挙げられるでしょう。
アニメのキャラクターと言えば、孫悟空に代表されるように、しばしば特徴的な髪型やコスチュームを着用しています。
そして、それは2次元であるマンガ・アニメの世界であるからこそ魅力があると思うのです。
しかしながら、その奇抜なコスチュームや髪型を3次元の世界で再現しようとするのは容易ではありません。
そのため、再現されたコスチュームを見た視聴者は、「ダサい」「コスプレみたい」と言い放ち、その姿をチープなものと感じてしまうのです。
実写版の「怪物くん」や「ルパン三世」、「テラフォーマーズ」などはその最たる例ではないでしょうか。
また、内容の大幅な改変や監督の独自解釈で作られた脚本なども、非難の的となる可能性が大いにあります。
人気マンガであれば、実写化が発表された時点で既に数十巻を超えていることも珍しくありません。
そして映画であれば、その数千ページにも及ぶ原作マンガの魅力をたった2時間のフィルムの中に凝縮することは非常に困難な作業です。
これが監督と脚本家の頭を悩ませる種となります。
そうして作られたマンガ原作の映画の中には、90分~120分では魅力を伝えきれなかった作品や、内容の詰め込み過ぎで視聴者が付いていけなくなった作品も数多く存在します。
このような結果、原作マンガに対してのイメージと、実写映画に乖離を起こし、それが視聴者の実写映画の批判の要因となっていくのです。
販売戦略に対するイメージ
コンテンツのクオリティ以外にも、作品の放映権を巡る手法や原作者軽視について批判している人も多数存在しています。
これは、マンガ原作をちゃんと読まずに、「売れているから」という理由だけで実写化のオファーをしたり、実写化の際に原作者に入る原作使用料を極力安くして契約したりする会社が、現在でも少なからず存在しているためです。
それでは何故、実写化のオファーを出版社に持ちかける会社が存在するのでしょうか?
これはズバリ、原作を読み込み企画を練ってからオファーしようとすると、同業他社に出し抜かれて映像権を手にすることができないからです。
これはおそらく、最初に原作を読まずにオファーをした会社が現れるようになったことで、その会社より先を行くために「とにかく我先に」と行動する仕組みが形成されてしまった結果だと考えられます。
フライング気味にでも最初にオファーを掛けなければ映画会社も放送局も仕事を取ってこれないという事態は、どうにかして打破するべきでしょう。
原作使用料の例では、映画「海猿」が大ヒットした佐藤秀峰さんの下に入ってきた原作使用料ですが、1クールのドラマや70億円のヒットとなった映画が、いずれもたった200万円だったという話はかなり話題になりました。
佐藤さんはこれに反発し、弁護士を巻き込んだ交渉の結果、以後の原作使用料が10倍となる契約を結ぶことに成功しました。
しかし、「声を上げなければ原作使用料が200万円のままであった」という事実は、原作者軽視としてファンからの批判を依然として集めています。
いかがでしたでしょうか。
このようにマンガ・アニメ原作が批判される原因は、概ね映画会社や放送局に存在しています。
制作側はその仕組みを変えていくことが、視聴者・ファンの為にも必要なことだと考えられます。
キャストと脚本、販売戦略など様々な箇所で課題を抱えるマンガ・アニメの実写化ですが、これらの問題を乗り越えて、より原作のイメージに近い映画・ドラマを創り上げてほしいですね。
参考元
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