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2019/04/05
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ペットショップの店長は大忙し!【歌舞伎町ペットショップボーイズ】

歌舞伎町にあるペットショップ「RON」。一風変わった男がアルバイトに応募してきたことを皮切りに、様々な事件が持ち込まれることになります。うちは探偵事務所じゃないという、店長の嘆きなど無視をして……。

目次

・元精神科医、ペットショップでバイトする

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歌舞伎町にあるペットショップ、RON。
しばらく前にアルバイトの女の子が辞めてしまい、今は店長ひとりで切り盛りをしています。

さすがにそれは大変なので、バイト募集のチラシを表に貼っておくこと数日。間もなく幸いにも、アルバイト志望者がやってきました。

けれど様子がなんだか変。時給900円のアルバイトに応募してくるにしては身なりがよすぎます。スーツやカバンは、素人目にも明らかな高級品。
履歴書の職歴欄に「精神科医」の文字を見つけて、さすがに店長も腰を抜かします。

医者なんだから、わざわざこんなところでアルバイトなんてしなくても……と当然思った店長でしたが、この精神科医、湊さんには予想外の弱点があったのです。

・湊さん、初めてのお留守番

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早速採用した人手を活用せねばと、店長は湊さんに店番を頼んでちょっと外出。冷やかしの多い時間帯だから、適当にあしらっておけば大丈夫と勇気づけることは忘れずに。
 
行先はペットシッターを依頼されているマンションの一室。渡されていたカギで開けると泥棒に入られたかのように部屋は荒れ放題。その上ペットの猫はベランダに締め出されているというひどい状況です。

疑問に思いながらも猫の世話を終えて帰路につくと、たまたま知り合いとすれ違う店長。その知り合いから店の様子を聞いて慌てて帰ると――「準備中」の札が下がっていました。
 
実は湊さん、極度の対人恐怖症。お客さんが来るかもしれないという可能性に耐えられず、勝手にお店を閉めてしまったのです。

・帰ってこない依頼人

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あきれはしたものの、店長は湊さんをクビにすることはしませんでした。彼にはペットたちの世話やお店の掃除などをしてもらい、接客は全部店長が引き受ける、という格好です。

湊さんのほかにも、店長には気がかりなことがひとつ。

例の荒れ放題の家の主ですが、ハワイ旅行に行ったはずなのに予定の日を過ぎても帰ってこないのです。それを店長がぼやくと湊さんは興味を示し、自分もそこに行ってみたいと言い出しました。

・飼い主を探せ!

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部屋へ行ってみたのを皮切りに、飼い主(キャバ嬢)の務めるお店、さらには半ば彼女のストーカーになっていた男……と、次々調査の手を広げて、飼い主を探し出そうとする二人。

しかし湊さんは前述のとおり対人恐怖症です。相手に聞きたいことがあっても店長の陰に隠れて「〇〇と聞いてみてください」と耳打ちをする、非効率極まるスタイルで聞き込みを進めていきます。

聞けるだけの情報を集めて、湊さんが導き出したのは意外な結論。店長へ「明日の朝いちばんで、ここに問い合わせてください」と示された場所は、関係者の誰もが予想しなかった場所でした。

・うちは探偵事務所じゃない!

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湊さんの推理はずばり的中し、飼い主は無事戻ってきてハッピーエンドとなりますが、店長の受難は終わりません。

朝、玄関ポストに突然大量の現金が投げ込まれていたり、ペットの連続変死事件を追い回すことになったり……。
 
最初は「飼い主失踪事件」同様偶然に巻き込まれてしまうことが多かったのですが、しまいには「あの事件を解決したんだから、ちょっと相談に乗ってよ」と探偵扱いされる始末。

人間は怖いのに事件には興味津々な湊さんに引っ張られ、時には危ない橋も渡りながら、二人は様々な事件を解決していく羽目になります。

一緒に事件を解決していくごとに、少しづつ明らかになっていく湊さんの過去にも注目です。なぜ対人恐怖症になってしまったのか。なぜアルバイト先に「RON」を選んだのか。「RON」で飼っている気難しい猫が、なぜ湊さんには懐くのか……。

いくつもの謎が一本の線でつながるラストは圧巻。”面白い”だけじゃない、とっても愉快でちょっと切ないミステリーです。

参考元

  • ・歌舞伎町ペットショップボーイズ双葉社

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