近年、コミックやアニメといった2次元作品を、舞台化する2.5次元ミュージカルが人気!中でも”テニミュ”ことテニスの王子様は長年キャストを変えてファンから愛され続けている。そんなテニミュの魅力に迫る!
1.今アツい!2.5次元ミュージカル
日本のアニメ、漫画が国内だけでなく、海外にまで広まっている現代、多くの漫画、ゲーム、小説を原作とした作品がアニメ化されている。そういった状況の中で、熱い注目を浴びているのが、「2.5次元ミュージカル」と総称されるエンターテイメントである。2010年代初めから人気に火がついた「2.5次元ミュージカル」、現在では「薄桜鬼」、「弱虫ペダル」、「刀剣乱舞」といった多くの作品が舞台化されている。今回はその中でもこのジャンルの先駆け的な存在といえる「ミュージカル テニスの王子様」について紹介する。
2.ミュージカル テニスの王子様って?
「ミュージカル テニスの王子様」(以下テニミュ)は週刊少年ジャンプ(集英社刊)で1999年~2008年まで連載されていた大ヒット漫画「テニスの王子様」を舞台化したものだ。
2003年に初上演から2016年現在までの公演数は1400回を超えている。累計動員数も220万人を突破し、初演から14年経つが今なお多くの新規ファンを増やしているコンテンツである。
3.魅力的なキャラクター、それを演じる若手キャストたち!
テニミュの魅力は、なんといっても原作を限りなく再現したキャスト陣だ。出演キャストは「原作のキャラクターに近いかどうか」が重視されている。そのため初めて公演を見に来た観客も違和感無く舞台にのめりこむことができる。
テニミュは千秋楽やシーズン終了のタイミングでキャストが一新される。そのため多くの若手俳優にとっての登竜門的存在となっている。
現在、ドラマや舞台で活躍している中でテニミュに出演していた俳優は数多い。
「医師たちの恋愛事情」など「ドラマや映画にひっぱりだこの斎藤工、「ロミオ&ジュリエット」、「ファントム」で主演を務める城田優、「仮面ライダーキバ」で主人公を演じた瀬戸康史などがテニプリのキャラクターを演じていたのだ。
誰がどの役を演じていたかは、ぜひ確認してほしい。
テニミュで知った俳優たちのその後の活躍を追っていくのも楽しみの一つかもしれない。
4.光と音、歌とダンスで完全再現された白熱の試合!
テニミュは照明や音響、映像を駆使して原作のテニスの試合を表現している。ピンスポット照明をボールに見立て、舞台上のコートを行き来する。
それに合わせてキャストがラケットを振ると打球音が響く。必殺技の際には、映像による特殊効果も重なり非常に迫力のあるものとなる。
こうした演出によって舞台化不可能といわれていた試合を表現しているのだ。
ミュージカルというだけあり、もちろん歌とダンスにも力を入れている。
原作のセリフなどを引用することで、登場人物たちの心情をわかりやすく表現したキャッチーな楽曲。テニスの動きを取り入れたラケットを持ちながらの激しいダンス。
この2つが合わさることで舞台をより熱く激しいものにしている。
テニミュには、本公演以外にもまた別の楽しみ方がある。公演楽曲を使用したコンサート「DreamLive」、出演キャストがキャラクターに扮して行われる「大運動会」などのスピンオフイベントが数多く開催されている。
大千秋楽のライブビューイングや、その映像を編集した特別映像を一挙上映する「テニミュ映画祭」なども開催されている。
また、講演の多くは映像ソフト化されているので、観客席からは見ることができないキャストの表情や細かいダンスの動きもチェックできる。
現在「3rd season 青学 VS 六角」が講演予定である。公演場所は東京、大阪、愛知、宮城、福岡の5会場だ。気になる方は、ぜひ公式サイト、公式Twitterで詳しい情報をチェックしてほしい。またYouTubeには公式チャンネルがある。そちらでも情報を確認してほしい。
参考元
- ・参照リンク:テニスの王子様 - Wikipedia
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