【ボーダー】ワールドトリガーの隊別エンブレムのまとめと考察

ワールドトリガーの隊別エンブレムとは

ワールドトリガーことワートリには、たくさんの隊が登場します。そんな隊を表す一つの指標として、隊別に存在しているエンブレムがあります。

しかしこれはどの隊にもあるわけではなく、一度でもＡ級に上がったことのある隊にだけ個別に存在するようになっています。

隊によって全くデザインが異なるエンブレム。今回はそんなエンブレムについて、どのような意味が込められているのか、何を表しているのかを、公式設定や考察を交えてまとめていきたいと思います。

ワールドトリガー隊別エンブレムまとめと考察～A級編～

まずはボーダーの精鋭であるA級部隊のエンブレムを紹介したいと思います。

Ａ級1位　太刀川隊

A級一位の太刀川隊のエンブレムは、黒字に三日月、その上に三本の刀が描かれたデザインとなっています。

太刀川隊は太刀川、出水、唯我の三名から成る隊なので刀はそれを表しているのかと思いきや、太刀川曰く「一本目が俺、次の一本が出水を表してる。そんでこの最後の一本が俺の二本目の刀だ」とのこと。

唯我は半人前でお荷物扱いされているため、エンブレムには入れてもらえていない模様。ちなみにオペレーターの国近は、バックの三日月だそうです。

明言はされていませんが、太刀が川のように配置されているのは、太刀川の名前にかけたシャレではないのかと考察されます。

Ａ級2位　冬島隊

A級2位の冬島隊のエンブレムは、チェス盤に角が生えたナイトの駒が描かれています。

トラッパーとスナイパー、そしてオペレーターという変わったチーム編成となっている冬島隊。チェスをモチーフにしたエンブレムは、知略を駆使して戦うことを意味しているのでしょうか？

Ａ級3位　風間隊

A級3位の風間隊のエンブレムは、全面に描かれた目の後ろに斜め線が入ったものになっています。

隠密に特化し、カメレオンと呼ばれる姿を消すことのできる隠密トリガーを使用した戦闘が得意な風間隊。このエンブレムは自分たちを視覚することはできないということを表しているのでしょう。

加えて風間隊は、隊員である菊地原のサイドエフェクトである強化聴覚を武器にA級3位まで駆け上った部隊でもあります。なのでこのエンブレムには、目だけには頼らないという意味もあるのかもしれません。

Ａ級4位　草壁隊

未だ隊としての全貌が謎に包まれている、A級4位の草壁隊のエンブレムがこちらになります。

コカトリスのような生き物と、それが吐いた炎が背後に円を描いています。

コカトリスは、見たり触れたりしただけで人を殺すという伝説をもつ生き物です。炎を吐いているところから考えて、それだけ高い戦闘能力を持っているということでしょうか。

Ａ級5位　嵐山隊

A級5位の広報部隊である嵐山隊のエンブレムは、5つの星を円状に配置し、中心でさらに大きな星を描いているというものです。
シンプルですが非常にセンスを感じるエンブレムとなっています。

5つの星はオペレーターの綾辻を含む、5人の隊員を表しているのでしょう。

全員を表す星で一つの大きな星を作るというのは、連携に優れる嵐山隊らしいエンブレムとなっています。

Ａ級6位　加古隊

A級6位のガールズチーム・加古隊のエンブレムは、蝶の羽に「K」の文字がついたものとなっています。

蝶が何を表すのかは定かではありませんが、「K」は隊長の加古を含む隊員全員のイニシャルとなっています。

Ａ級7位　三輪隊

Ａ級7位の三輪隊のエンブレムは、銃弾に２匹の蛇が巻き付いたデザインとなっています。

スナイパー二人とアタッカー、オールラウンダーという部隊構成の三輪隊。銃弾で奈良坂と古寺を、二匹の蛇で三輪と米屋を表しているのではないでしょうか。

ワールドトリガー隊別エンブレムまとめと考察～B級編～

B級の隊には基本的にエンブレムはありませんが、一度でもA級になったことがある隊には独自のエンブレムが存在しています。

現A級に負けず劣らず個性的な、B級のエンブレムについてもまとめ、考察をしていきたいと思います。

B級1位　二宮隊

B級1位である二宮隊のエンブレムは、白地に、黒のミルククラウンが描かれたものとなっています。

本来のカラーリングとは反転していること、またこの液体は血を表しているとのことです。意味深でちょっと不気味さがあるエンブレムです。

B級2位　影浦隊

B級2位の影浦隊のエンブレムは、黒地に獣の牙が描かれたデザインとなっています。かなり攻撃に偏った戦法をとると称されている隊なので、そのスタイルが現れたデザインとなっているのでしょう。

個性豊かなワートリのエンブレム

ワールドトリガーに登場する隊のエンブレムを、考察とともにまとめて紹介してきました。

その深く作り込まれた世界観から、ファンによる考察や深読みが魅力の一つともいえるワールドトリガー。エンブレム一つでも、これだけ色々と考えることができます。

エンブレムのデザインの由来や意味は、ふとした拍子に本編で語られることもあるため、葦原先生による正解もいずれ聞くことができるかもしれません。