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2019/02/01
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【非公式】秀逸!DEATH NOTEには裏の最終回が存在した!!

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DEATH NOTEの漫画原作では、最終回で主人公の夜神ライトが死神のリュークにその名をノートに書き込まれて死にます。ライトの死後も、キラは一部で崇拝の対象となりつつ、キラによる裁きのない平穏な世の中が戻るというラストが公式の最終回です。これに対して、ネット上で公開され秀逸との評判が高い、裏の最終回についてご紹介します。

目次

DEATH NOTEの公式最終回

2003年から2006年まで週刊少年ジャンプで連載された大場つぐみ原作、小畑健作画の「DEATH NOTE」は、単行本12巻までが発刊されており、アニメ化だけでなく実写映画化もなされている人気作品です。

DEATH NOTEの漫画原作では、最終回で主人公の夜神ライトが死神のリュークにその名をノートに書き込まれて死にます。
ライトの死後も、キラは一部で崇拝の対象となりつつ、キラによる裁きのない平穏な世の中が戻るというラストが公式の最終回です。

これに対して、ネット上で公開され秀逸との評判が高い、裏の最終回についてご紹介します。

DEATH NOTEの非公式最終回

リュークによりデスノートに名前を書き込まれて死んだライトは、死神界に降り立ちます。
デスノートで人を殺した人間は、天国にも地獄にも行けず死神界に行く定めなのです。

そこでライトを待ち受ける運命は、決して死神になるというような生易しいものではありませんでした。

そこでライトは、ふいに昔デスノートで殺した犯罪者を思い出します。
そして、その犯罪者の死に方をトレースするかのように、ライトは苦しみます。

リューク曰く、デスノートを使って人を殺した人間は、死後に死神界で殺した人間と同じ苦しみを味わうことになるようでした。
一人名前を書き込んで殺した場合は、その一人の苦しみを味わいます。
十人なら十人の苦しみを味わいます。
そして、その後は現世からも死神界からもその存在が消えてしまいます。
それが、デスノートを使ったものの償いなのでした。

ライトの場合は12万人をデスノートにより殺しています。
そのため、その12万人の死を断続的にトレースしながら、最後に消え失せるのが、ライトに残された運命でした。

出典:

そして、同じ人間を二度殺せる唯一のデスノートは死神大王のデスノートだけであることを明かされます。
死神界に低く響き渡る死神大王の声を聴き、ライトは自ら自分の首を絞めて「死にたくない!」と懇願しながら自殺します。
そして、死んだ後しばらくしてライトは再び起き上がるのでした。

起き上がるやいなや高笑いするライトを見て、リュークは恐怖で気でも触れたのかと思います。
しかし、ライトの思考はリュークの予想を越えていました。

なんと、リュークに死神大王のところまで案内するよう伝えました。

ライトには消滅するまでに、12万人の死をトレースする時間が残されています。
その間に、死神大王に会ってライトの命を保証させるよう取り引きする算段でした。
その見返りに、死神大王に腐った死神界を変える神算鬼謀を与えると言うのです。

リュークに向かってライトは言います。
「僕は人間界の神にまで上り詰めた男だよ。まだまだ楽しませてやるよ。」と。
それを聴いたリュークは、「やっぱりお前は最高だ、最高に面白い」と内心つぶやくのでした。

THE ENDと描かれた下には、死神大王へと向かうライトとリュークの姿が描かれており、そこで話は終わります。

【非公式】裏最終回に対する評価

以上のデスノート最終回は、デスノートのコラージュにより作成された非公式な作品です。
非公式ではあるものの、原作の世界観に忠実で完成度が高く、非常に原作愛に溢れる作品であると評価されています。

まさに第二部に続きそうなこちらの最終回、さらに続きが見てみたくなるような幕引きです。
一予測としては、漫画原作の大場つぐみさんにしても、このような幕引きは可能性として考慮していたと思われます。
似たような展開、もしくはライト亡き後の現世を舞台にした第二部なども含めて、検討はされていたのではないでしょうか。

しかし、大場さんは作品の終わりを予め決めて作品を作るタイプの原作者です。
それは、バクマンの中で亜城木夢叶の原作者である高木に「最初から最後まで駆け抜けて終わるような物語があってもいいと思う」と語らせている辺りにも表れています。
大場さんにしてみれば、ライトの死後の第二部も作ろうと思えば作れたはずですが、デスノートを巡る物語を長期化させるのではなく、敢えて駆け抜けて息をもつかせず最終回を迎え、余韻を残すような終わり方をしたという見方がなされています。

ただ、ファンにしてみればこの先が読みたくなるのが心情で、それが今回の裏最終回に繋がったと考えられます。
作者の方の想像力も秀逸で、このままの流れで連載して欲しいとの意見も多いこの裏最終回、おすすめの作品です。

参考元

  • ・デスノート集英社

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