大ブームを巻き起こしたダークファンタジー！「鋼の錬金術師」が実写化！

鋼の錬金術師とは？

荒川弘原作の大人気コミック

荒川弘原作の少年漫画・「鋼の錬金術師」。月刊少年ガンガンにて連載された本作は、累計発行部数７,０００万部を超え、ガンガン誌上もっとも売れたコミックスとなりました。

「鋼の錬金術師」最終話が掲載された号は、多くの書店で売切れとなったほど、伝説的な人気を誇っています。

その人気の高さゆえに、メディアミックスも多数存在。アニメやゲームなど、「ハガレン」ワールドは様々なメディアに広がっていきました。

特にアニメは主題歌にポルノグラフティさんを迎えるなど、スタッフ陣にも力が入っており、多くのファンの獲得につながっています。

このたび、そんな「鋼の錬金術師」が実写映画化することが決定しました。主人公であるエルリック兄弟は、スクリーンでどんな活躍をするのでしょうか。

「鋼の錬金術師」のストーリー

錬金術の存在する架空世界。とある村に住んでいた幼い兄弟、エドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は、最愛の母親を亡くしてしまいます。

母を生き返らせるために禁忌の錬金術・人体錬成を行った二人は、錬金術の等価交換の原則によって、代償として肉体を失うこととなりました。

エドワードは左足を、アルフォンスは全身を。さらにエドワードはアルフォンスの魂を錬成したため、右腕をも失ってしまいます。二人は失った肉体を取り戻すため、「賢者の石」を求めて旅に出ることになります。

錬金術の腕を磨くうちに、国家錬金術師となったエドワード。やがてエドワードは、軍人として国家の秘密と陰謀に関わっていくことになるのです。

暗躍するホムンクルスたち、「傷の男」と呼ばれるイシュバールの男。二つの大きな謎は、やがて行方不明だった錬金術師である父親との再会へと繋がっていきます。

果たして、エドワードとアルフォンスは、長き旅の末に肉体を取り戻すことが出来るのでしょうか。

原作の世界観を活かすため、イタリアで撮影

「鋼の錬金術師」は、ファンタジー作品でありながら、産業革命のイギリスや中国など、現実の世界をモチーフとしています。

舞台となるのはアメストリスという架空の国ですが、実写版も作品の世界観に合わせる形で、イタリアでの撮影となりました。

教会やレンガづくりの西洋式建築に、公開されたCGのアルの鎧がぴったり映えています。実在の役者さんたちが演じる他のキャラクターが、この世界観にどうマッチしていくか、注目が集まっています。

「鋼の錬金術師」の世界観に沿った舞台で織りなされる新たなストーリーに、今から期待が膨らみます。

有名どころの豪華俳優陣を起用！

実写版「鋼の錬金術師」には、話題性に負けず劣らずの豪華俳優陣が起用されています。

エドワード・エルリック役には山田涼介さん、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役には本田翼さん、ロイ・マスタング役にはディーン・フジオカさんなど、豪華な面子が勢ぞろい。

全て日本人キャストでありながら、「ハガレン」の世界観を壊さないよう、制作側は慎重に配慮しているとのこと。

さらに敵役として、ラスト役に松雪泰子さん、グラトニー役に内山信二さんなど、原作のキャラクターの雰囲気にあった配役となっています。

これら配役陣によって、実写版「鋼の錬金術師」ワールドはどのように展開されるのでしょうか。今から期待が高まります。