ポップでキュート、全てが女の子の好きな物で出来ている。 日本でも、AKB48が主題歌を歌って、大ヒットした「シュガーラッシュ」 この映画が語りかけてくる、大切なこと。 投げ出したい、逃げ出したい時に。意外に大人の心に響く、そのストーリーとは。
誰しもヒーローのように愛される存在に憧れるけど
皆から愛されるヒーロー「フィリックス」
主人公は「フィックス・イット・フィリックス」というゲームの悪役「ラルフ」。
彼は、乱暴に振る舞いヒーローの邪魔をするのが役割。そんな彼を同じゲーム内のキャラクター達は嫌い、煙たがり、のけ者としてぞんざいに扱います。
一方、ゲームの主役フィリックスは皆に慕われ、賑やかな毎日。
悪役「ラルフ」の苦悩
ゲーム「フィックス・イット・フィリックス」の悪役であるラルフ。彼は、定期的に開催される「悪役の会」に参加しています。
そこで、自分はもう悪役の嫌われ者でいたくないと、皆から慕われる存在になりたいと訴えます。
こんな役割から逃げ出したい!!
もう皆に嫌われる悪役を辞めたい
悪役として、寂しく辛い思いをしていたラルフは、ヒーローに憧れるばかり。別ゲームのヒーローになりたい、なろうと奮闘していました。
そんなラルフが迷い込んだのは「シュガーラッシュ」という、たくさんのお菓子に囲まれたレーシングゲーム。
そこで彼は、ヴァネロペという少女に出会います。彼女はそのゲームのバグとして、仲間からは邪魔者として扱われ、いずれ消えてしまう運命にありました。
消える運命にあったヴァネロペですが、そのゲームから逃げ出すことは考えません。彼女はゲームのバグとして扱われても、彼女が生まれた理由、レーサーとして生み出された自分自身の宿命に、真っ向から立ち向かいます。
そして自分のレースカーを自ら作って、いつかレーサーとしてレースに出場する日を夢見ていました。
置かれた状況は最悪だけれど、自分の役割から逃げ出さず、投げ出さない彼女の強い気持ち。ラルフはその気持ちに心が動かされ、協力していくことに・・・
あなたの役割はあなただけが演じられる
彼女は自分の役割から逃げない
出典:同じゲームの世界住人、同じレーサーである彼ら彼女らから疎まれ、虐められても「ヴァネロペ」を演じる彼女。
ラルフは、彼女と過ごしていくうちに、本当の自分の役割について気付いていきます。それは、ゲーム「フィックス・イット・フィリックス」の中だけに存在することでした。
どんな素晴らしいゲームも、役割をまっとうしてくれる人無しには成立しません。誰も彼もが果たすべき役割を果たすことで、この世界は成立しているのです。
それは別に悪役に限った話ではありません。ただ、その役割を振られたことは、自分が積み重ねてきた結果であり、宿命なのです。
役割から逃げず、もがいても真っ向から立ち向かい、演じきることで、ヴァネロペは夢をつかみ取りました。
悪役だって、どんな役だって必要な役
ラルフは自分自身がいなければ「フィックス・イット・フィリックス」というゲームは成り立たないことに気付き、元の居場所へ戻ります。悪役として。
彼は気付いていました。大切なのは、役割から逃げ出さず、やるべき事から逃げないことなのだと。
自分の役割を果たすことで得た居場所
そこは相変わらず辛く厳しいところでしたが、あたたかく迎え入れられた彼は、もう寂しくはありませんでした。
彼の奮闘に心が動かされ、彼が居なければこの世界は成立しないことに周囲の人々が気付き、認めた結果でした。
シュガーラッシュの続編の制作が決定!!
公開予定は2018年3月に
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0062001
やはり第一作が大成功を収めたことにより、第二弾の制作が決定しましたね。
続編で気になるあの人の登場はある?
・・・ここで気になるのはあの方。オリンピックの閉会式で、オマージュされた「スーパーマリオ」の主人公。前回登場しなかったのが不思議なくらいです。彼は今度こそ続編で登場してくれるのでしょうか。
・・・あの懐かしのゲームキャラクターも登場
「シュガーラッシュ」では、あの懐かしのゲームキャラクターの登場も見所です。
・世界的大ブームを巻き起こした、スーパマリオシリーズから、悪役の「クッパ」「スーパーキノコ」
・格闘ゲーム流行の切っ掛けを作った、ストリートファイターシリーズから、ゲームプレイ画面より「リュウ」「ケン」に始まり、「春麗」「キャミィ」「ブランカ」悪役「ベガ」。「ザンギエフ」は本家ゲーム内では悪役と位置づけられていませんが(ロシアのヒーロー)、その見た目が悪役っぽいと判断されたのか、悪役として登場します・・・
他には、パックマンの「パックマン、アカベイ、ピンキー、アオスケ、グズタ、イジケ」、Tapperの「バーテンダー」などまだまだ沢山のゲームキャラクターが登場しています。
参考元
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