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出典:

2019/03/26
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奇才・松永豊和が描く奇妙な世界観『パペラキュウ』の魅力を紹介!

『バクネヤング』などの作者として知られる松永豊和がWEB上で発表している不思議な漫画『パペラキュウ』。主人公・守田マモルと謎の伝染病「パペラキュウ」に侵されたパペラキュウ患者・サチオを取り巻く奇妙な出来事や事件、そして独特の世界観で展開される本作の魅力を紹介!

目次

WEB漫画『パペラキュウ』

『パペラキュウ』とは、『ナニワ金融道』の作者である青木雄二のアシスタントを務め、週刊ヤングサンデーで『バクネヤング』を連載していた漫画家・松永豊和がWEB上で発表しているWEB漫画です。

氏の作風は独特な世界観を基に、奇妙で不思議だけど、読者を惹きつけるパワーを持った作品を描き続けているのが特徴です。

今回紹介する『パペラキュウ』は松永豊和の集大成とも言える不思議な魅力が詰まった作品です。

パペラキュウあらすじ

主人公の守田マモルが公園でサチオと出会ったことから物語が始まります。初めて見るサチオの姿は坊主頭にカニのようなハサミと足が生え、後頭部に尻のようなコブがあると言う、異形と言える姿でした。

マモルは思わず絶句してしまいますが、歌を歌い友達を作ろうとするサチオの姿に見入ってしまいます。その後マモルは、サチオが父と二人で河原の家でホームレス生活をしていることを知ります。

この後、悪友の剣崎ケンタが、サチオのいる河原の家を探索しようと悪だくみを始めたことから物語が動き始めます。

パペラキュウとは一体何なのか?

そもそもタイトルにもなっている「パペラキュウ」とは何なのかが読者の頭に疑問として思い浮かぶことでしょう。

パペラキュウとは原因不明の感染病にして、感染者は全員例外なくサチオと同じ容姿に変貌してしまうのです。パペラキュウに感染したものは頭が膨張し、頭部にカニのようなハサミと人間のような足、そして後頭部に尻のようなコブが出現します。

ハサミと足は意志を持っているかのように動き、パペラキュウの発現時には、ハサミが耳と髪を切り落としてしまうのです。

なぜ、この奇病がパペラキュウと呼ばれているのか?また発生源やルーツはどこなのかが、物語が進むにつれて徐々に明らかにされていきます。

感染患者と真正患者のパペラキュウ

パペラキュウは強烈な感染力で、パペラキュウ患者を増殖していきます。このパペラキュウ患者は仮性と真正に分かれているのです。

パペラキュウ患者は、感染されて生まれる仮性のパペラキュウ患者と、パペラキュウ患者から誕生、或いはウイルスを植え付けられることで人為的に誕生する真正に分かれます。

真正と仮性には一見すると特に大きな違いはありませんが、仮性パペラキュウ患者は時折発作が起き、自我を失ってしまう危険性があります。

一方、真正パペラキュウは自身が感染源であり、パペラキュウの大元である存在です。仮性との違いは、耳を切り落とされた直後は痛みを感じるのですが、徐々に痛みが無くなり、むしろ気持ち良く感じると言うのです。

仮性のように発作が起きることも無く、治療薬を使用しなくても通常生活が送れると言う特徴を持つのです。

真正パペラキュウに隠された謎

パペラキュウ患者は見た目は異形の姿ですが、中身は至って普通の「人間」です。仮性の発作以外は一般人と同じようにお腹を空かせたり、異性に興味を持ち、夢を語ることもします。

しかし、パペラキュウ患者は、その容姿と感染力の高さで人々から忌み嫌われた存在です。そして何より、パペラキュウが誕生した理由も、最大の原因であることが判明していきます。

そして、真正パペラキュウ患者には数々の秘密がその殻に隠されているのです。パペラキュウの感染ルートは、真正パペラキュウの排せつ物を経口摂取したことだと作中で語られています。全ての悲劇の始まりはここから始まってしまったのです。

感染以外にも気を付けなくてはならないことが、パペラキュウの血液です。もしも真正パペラキュウ患者の血液を摂取してしまうと、頭部が爆発するという驚異の殺傷力を秘めています。

逆に、真正パペラキュウの唾液には死んだ人間を蘇生させる異常とも言える代謝能力があります。

このようにパペラキュウの体液には、良くも悪くも驚異的な感染力以上に、常識を超えた効果が隠されているのです。

ネットユーザーからの『パペラキュウ』への反応

ネット上で口コミから広がっていった『パペラキュウ』の魅力は様々な方面で話題となり、サブカルチャーなどの中心で活躍する人たちの目にも止まりました。

Twitterなどのコミュニティを経て、『パペラキュウ』の話題が拡散されて、今なお読者は増殖中の勢いを見せています。

登場人物の姿や名前、言い回しなどどことなくギャグ漫画のような雰囲気を感じさせつつ、物語が動く時には緊迫したシーンなど息もつかせぬ展開が続きます。

作中には過激な表現も多々あり、血や人体破壊といったグロ描写も少なくありません。読む人を選ぶ作品といえる『パペラキュウ』ですが、このように読者を惹きつけてやまない魅力に溢れる作品であることがうかがえます。

毎月1日正午は目が離せない『パペラキュウ』

『パペラキュウ』の更新は毎月1日の正午頃ということがHPのトップで表記されています。バックナンバーも常に全話公開されているので、見逃した人も話をおさらいしたい人にも親切な作りとなっています。

今ネット上で注目されているWEB漫画『パペラキュウ』を未読の人は、この機会にHPで確認してみると良いでしょう。

パペラキュウ http://book.geocities.jp/monene39/paperakyu00.html

2011年8月1日より『パペラキュウ』月刊連載開始 毎月1日の昼12時頃に更新

参考元

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