2017年公開『はいからさんが通る』38年の時を経て劇場版で復活！

劇場版『はいからさんが通る』2017年公開！

「劇場版　はいからさんが通る」は大和和紀原作の同名漫画をアニメ化するものである。この作品は、1978年にアニメ化されたものの、1979年に打ち切りになった。

劇場版は、連載40周年を記念して企画されたアニメで、舞台は大正時代の日本。時代に翻弄される主人公たちのラブコメディを描いた作品で、2017年に公開が予定されている。

監督を務めるのは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 』の古橋一浩

劇場版『はいからさんが通る』は、『るろうに剣心-明治剣客放漫譚-』や『HUNTERxHUNTER』を手がけた古橋一浩が監督を務める。

劇場版作品では初監督となる古橋だが、緻密な絵コンテやキャラクターの感情表現、カメラワークなどで高く評価されている。

『はいからさんが通る』では、シベリア出兵や関東大震災が描かれていることから、その表現方法にも期待が高まる。

メインキャストも決定！

大正時代のじゃじゃ馬娘 花村紅緒役を演じるのは早見沙織

花村紅緒は、何かと騒動を巻き起こす騒動屋で、しかも酒乱ときている。特別な美人ではないが、愛嬌のいい17歳の少女。

剣道が得意で、大抵の男は負かしてしまうほどの腕前を持っている。忍が許婚と聞かされてから、抵抗するも次第に彼に心惹かれていく。

花村紅緒役を演じるのは、透明感のある優しい声が特徴の早見沙織。特に「控えめなヒロイン」役で高い人気を誇っている。

少女から成人女性、プリンセスから妖艶な美女まで演じきることができる声優である。

早見が花村紅緒役に決定したとの発表には、ファンの誰もが納得するほど。まさにピッタリの配役である。

紅緒の許婚 伊集院忍役を演じるのは宮野真守

伊集院忍は陸軍少尉で、普段はおっとりとした性格だが笑い上戸。日本人とドイツ人のハーフで、両親はおらず祖父母に育てられた。

伊集院忍は「はいから」が好きではなく、当初は紅緒をからかって楽しんでいた。しかし、いつしか彼女の真っ直ぐなところに惹かれていくようになる。

紅緒の許婚、伊集院忍役を演じるのは、いま注目の宮野真守である。

シリアスからコメディキャラまで幅広い役柄を演じ、様々な作品でメインキャストも務めている。

歌手活動での高い歌唱力も評価されており、声優アワードで歌唱賞を受賞するなど、アーティストとしても大変人気の声優である。

また、イケメンとして知られており、「イケメン声優」の代表として、様々な番組にも出演している。

劇場版は前編・後編の2部作

劇場版の第1部は『劇場版 はいからさんが通る 前編 ～紅緒、花の17歳～』と題され、2部作も同年公開が予定されている。

テレビ版では完結にまで至らなかった物語だが、今回の劇場版は2部作に渡っていることから、ファン待望の「完結」も期待出来そうである。

また、2部作目に関しての詳細は明かされておらず、タイトルも不明となっている。

38年の時を経てDVD-BOXもリリース！

2017年の公開にあわせて、2016年12月21日にはBlu-ray BoxとDVD BOXが発売されている。

37年にしてはじめてのパッケージ化で、心待ちにしていたファンも少なくない。

当時放送された『はいからさんが通る』の、オリジナルフィルムにHDマスター化を実施し、きれいで鮮やかな映像に編集している。

劇場版を観る前に、こちらで懐かしい思いにひたるのもいいかもしれない。