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2019/03/22
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映画『タイタニック』!ファンに語り継がれる名作のあらすじを史上の事実と裏話を交えて徹底解説!

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ジェームズ・キャメロン監督・脚本によって制作され、世界的に大ヒットを記録した1997年公開のアメリカ映画。 アカデミー賞を筆頭に数々の賞を受賞した『タイタニック』は、時代を経た今もなお、映画ファンの間で語り継がれる名作映画のひとつとなっています。 今回は、世界中の人々を魅了し続ける本作品の魅力を、あらすじや劇中を彩った主題歌などを織り交ぜながらご紹介していきます!

目次

『タイタニック』という映画の名前を聞いたことがない人に、なかなかお目にかかれないほど、あまりにも有名な作品です。

映画の題材となったのは、1912年に実際に起きた「タイタニック号沈没事故」。氷山に衝突してから約2時間半後に沈没し、当時の海難事故としては最大の死者数を出してしまいました。

当時としては世界最大級の豪華客船であり、誰もがその船に乗って一度は旅をしたいとの憧れを抱いたであろう「タイタニック号」に起きてしまった悲劇。

本作品はそんな悲しい事件が起きるまでの、“ある男女”の情熱的で儚い恋愛をテーマに描かれています。

タイタニック号はなぜ沈没してしまったのか。あらすじや事件の真相など、様々な視点から『タイタニック』の見所を紹介していきます!

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映画『タイタニック』物語の始まり

タイタニック号の沈没事故から84年後。海底深くに眠っている沈没船 「タイタニック号」の調査をおこなっているシーンから、この物語は始まります。

タイタニック号とともに、深い海の底に沈んだとされる「碧洋のハート」なる“大粒のダイヤ”を見つけ出すための調査の様子が、テレビで放送されていました。

一等客室で金庫を回収し、ついに「碧洋のハート」を見つけたと歓喜したトレジャー・ハンターたちでしたが、出てきたのは「碧洋のハート」のみを身体に身に着け、ソファに横たわっている女性の絵。

彼らが落胆していると、一本の電話が入ってきました。その電話は高齢の女性からで、なんとあの絵のモデルは自分だといいます。

その女性の口から、タイタニック号沈没までに何が起きたのか直接話を聞くことになり、そこからまだ誰も知らない物語が始まるのでした。

映画『タイタニック』ジャックとローズの運命的な出会い

1912年4月10日。イギリスのサウサンプトン港から多くの人々を乗せて、まさにアメリカへ出発しようとしているタイタニック号

ローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)は上流階級の令嬢で、彼女の母親ルースと婚約者のキャルドン・ホックリーとともに船に乗り込みます。

一方、ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、貧しい画家志望の青年。彼は幸運にもポーカーに勝ち、タイタニック号に乗る切符を出港直前に手に入れ、イタリア人の友人であるファブリッツィオとともに船に乗り込んだのです。

政略結婚のためにアメリカへ行かされるローズと、故郷に帰れることを喜ぶジャック。普通であれば、決して関わることのない身分の違うふたりでしたが、ローズの我慢が限界に達し、船尾から海に身投げをしようとする彼女にジャックが気づき、彼女を救い出します。

その瞬間から、ジャックとローズのあまりにも儚すぎる愛のストーリーが始まったのです。

映画『タイタニック』ジャックとローズが恋に落ちるまで

ローズは絵画に興味があり、絵が上手いジャックのことを気に入ります。そして、一等客の集まる食事会に招待しました。

食後、ジャックが「本物のパーティを見せてやる」といい、三等客室のダンスパーティにローズを連れていき、楽しい時間を過ごすふたり。

そんな仲睦まじいふたりの様子を、婚約者であるキャルの執事ラブジョイに目撃されてしまいます。ローズはキャルと母ルースから叱られ、ジャックと会うことを禁じられてしまいます。

しかし、ふたりはすでにお互いに惹かれ合っており、もう会わないつもりでしたが、船首で再び会ってしまいます(ここで、あの有名な手を広げるシーンが登場します!)

映画『タイタニック』ローズのヌードデッサンを描くジャック

ローズはジャックを自分の部屋に招き入れ、キャルからプレゼントされた「碧洋のハート」を身に着けて、ヌードの絵を描いてもらいます。

【絵を描くシーンの3つのトリビア】

その1
観ている者をなんとも恥ずかしい気持ちにさせるあの有名なシーン。実はあのシーンを撮影したのは、なんとケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオがまだ初対面だったときなのだとか! あのレオ様もさすがに恥ずかしかったそうです。

その2
ジャックがローズに「ソファに横たわって」と伝えるシーンで、ソファをベッドと言い間違えてしまいますよね。実はあれ、本当にレオが言い間違えただけだったんです。

しかし、キャメロン監督はそのままOKを出したそう。確かにその言い間違いのセリフの方が、よりジャックが戸惑っている感じが出ていますよね!

その3
ジャックが描いたローズの絵。実はあれ、キャメロン監督本人が描いたものなんだそう! とても上手なので驚きですよね。

映画『タイタニック』タイタニック号が氷山に衝突、沈没のカウントダウン

タイタニック号の船員たちが、巨大な氷山を発見したときにはすでに遅く、衝突を回避することができませんでした。「沈まない船」と呼ばれていた夢の乗り物の沈没へのカウントダウンが、緩やかに始まっていったのでした。

ジャックとローズは氷山に衝突したことを皆に伝えようとしますが、ローズのヌードの絵を見つけたキャルは大激怒。

そのような中、執事のラブジョイが「碧洋のハート」をジャックの上着に忍び込ませ、ジャックを泥棒にでっち上げます。ジャックは手錠をかけられ、パイプに繋がれたまま、船底にある部屋に監禁されてしまいます。

一方で、ローズとキャルは、タイタニック号が沈むことを、船を設計した造船家のトーマス・アンドリュー・ジュニアに告げられます。タイタニック号に積まれている救命ボートは、乗客の数に比べて足りないことをローズは知っています。

沈没事故の真実1【なぜ衝突を避けられなかったのか?】

このとき、なぜ船員たちが、巨大な氷山の存在に気付くことができなかったのか、疑問に感じる方も多いと思います。

事故当時、操船をおこなうブリッジにいたのはマードック一等航海士でした。そして見張り台にはフレデリック・フリートと、レジナルド・リーがいました。

このとき、双眼鏡のしまわれている場所が分からないまま、船は出港してしまい、ふたりは双眼鏡がないままだったそうです。

真っ暗な中で双眼鏡もなしに、広い海を見張るというのはあまりにも無謀ですよね…。

しかもこのときに、近くにいた他の船が氷山を警告する通信を送ってくれていたそうですが、無線室にいたジョン・フィリップスはレース岬と交信をしており、警告を無視してしまったのです。

さらに運の悪いことに、この日は月が地球にもっとも近づいた日で、異常気象が発生していたことも事故に繋がった原因として挙げられています。

こうした不運の積み重ねから、約1500人もの人々の命を奪うことになってしまうなんてことは、誰も想像できないですよね。

映画『タイタニック』ジャックを救出し、ともに助かる道を探すふたり

一方、エドワード・ジョン・スミス船長は、カルパチア号が救難信号を受けて、4時間後に救助にくることを知ります。

しかし、それでは間に合わないと絶望の表情を浮かべながらも、女性と子供を優先的に避難させるように命令を下します。

女性と子供を優先して救命ボートに乗せていくなか、ローズも母ルースととにボートに乗り込もうとしますが、ローズはジャックを助け出すために再びタイタニック号に戻ります。

必死にジャックの居場所を見つけ出し、斧でジャックの自由を奪っていた手錠を切断。ふたりで甲板へ向かうのでした。

沈没事故の真実2【すべての乗員乗客を助けることができない救命ボートの数】

タイタニック号が作られた当時のイギリスの法律では、定員の乗客全員を救出できるだけの救命ボートを乗せることは義務付けられてはいなかったようです。

乗組員も、一隻の船に何人まで乗せていいのかわかっておらず、65人乗りの救命ボートに、定員よりも少ない20人程度の乗客を乗せただけのボートもあったそうです。

事前に確認を取っておけば、あれほど多くの人々の命が犠牲になることはなかったはず…。

タイタニック号には2,224人の乗員と乗客が乗っていて、定員の人数をボートに乗せたとしても助けられるのはおよそ1,300人

「不沈船」と呼ばれていた船だけに、救命ボートの数よりも景観を守ることのほうが優先順位が上だったのかもしれません。

映画『タイタニック』追われるジャックとローズ

なんとかデッキまで行こうと必死のふたりでしたが、柵に鍵をかけられ、三等客の人々が出られないようにされていたのです。ジャックは友人とともにベンチで柵を壊して、デッキに辿り着きます。

デッキはパニック状態。必死にボートに乗ろうとする人々であふれかえるなか、キャルがローズたちのもとへやってきます。キャルとジャックは一緒になってローズを説得し、ローズを先にボートに乗せます。

しかし、どうしてもジャックと離れたくないローズは、ボートから飛び降りてジャックのもとへ戻ります。当然、キャルは大激怒。ジャックとローズはキャルから逃げるため、船内へと逃げ込みます。

沈没事故の真実3【三等客への階級差別】

女性と子供を優先的に助けると言ってはいましたが、明らかな「階級」による差別があったという事実。映画のなかで、三等客の人々がデッキに出してもらえずに暴動を起こすシーンは心が痛みます。

三等客の人々は乗船するときに、厳しい衛生検査を受けさせられていたという事実もあるそうです。

事故発生時、デッキに出ることも許されず、一等客と二等客を優先するばかりで救命ボートになかなか乗せてもらえず、その結果多くの三等客の人々が亡くなりました。

一等客と二等客の救命率と比較してみても、圧倒的に三等客の救命率が低かったとの事実もあります。

イギリスが厳しい「階級社会」であったことが、タイタニックの事件を通してよくわかります。

映画『タイタニック』沈没しつつあるタイタニック号と、人々の其々の行動

乗客は混乱するばかりで、乗員はなんとか皆を落ち着かせようとしますが、より悪化していきます。

デッキには人々の気持ちを落ち着かせようと、最後まで演奏をやめない勇敢な音楽家たちの姿がありました。

船内にはまだまだ多くの乗客が残っており、ベッドの上でお互いの手を握りしめ、抱き合いながら最期を迎えようとする老夫婦や、子供におとぎ話を聞かせる母親など、脱出を諦める人々もいました。

沈没事故の真実4【実在していた老夫婦】

脱出しようとはせず、ベッドの上で寄り添っていたあの老夫婦。あのシーンで涙した方も多いはず。実は本当に実在していた人物だったんです!

夫のイジドー・ストラウスは当時67歳で、妻のアイダ・ストラウスは当時63歳。

実は事故当時、一等客だった彼らは優先的に救命ボートに乗ることができたのだそう。指示通りに救命胴衣を着てデッキに出たのですが、夫のイジドーは女性と子供を助けてからじゃないと乗らないと拒否。

航海士に乗るように促されても乗らず、それを聞いたアイダも同様に拒否。夫とともに船に残ることにしたのでした。

映画のなかではベッドの上で最期を迎えますが、実際はデッキにいたときに突然の大波にさらわれて、船から投げ出されてしまったそうです。

沈没事故の真実5【演奏で人々を励まし続けた音楽家】

映画では全員描かれていませんが、タイタニック号で演奏をするために乗船した実在する8名の音楽家がいました。彼らは二等客として船に乗船していました。

船が沈没していくなか、乗員乗客を励ますために明るく演奏を続けた勇敢な彼らは、映画のなかに登場する人物のなかでもかなり印象深く残っています。

残念ながら8名全員が亡くなってしまったそうで、彼らの遺族への賠償は衣装代のみでした。

そんなホワイト・スター・ライン社(タイタニック号を所有していた海運企業)の対応に遺族が納得するはずもなく、大激怒したのだとか…。

映画『タイタニック』タイタニック号の最期とローズのその後

本格的に沈み始め、傾いていくタイタニック号。ジャックとローズはできるだけ長く船に残ろうと、船尾へ向かいます。完全に海のなかへ沈み、ついにジャックとローズは冷たい海へと投げ出されてしまいます

なんとかローズだけは生き残らせたいジャックは、ローズだけを板の上に乗せて、ふたりは凍えながら救助を待ちます。その間に多くの人々が凍死していきました。

しばらくすると、一隻のボートが生存者を探しに戻ってきました。ローズはジャックに話しかけますが、ジャックはすでに凍死していました。ローズはジャックに最期の別れを告げて、彼を海に沈めます

ローズは近くにあった笛を吹いて、救出しに来た人に気付いてもらい、無事に救出されたのでした。

助けに来たカルパチア号に乗り、名前を尋ねられたローズ。彼女は「ローズ・ドーソン」と名乗ります。生き延びたキャルの姿も見つけましたが、思わず隠れるローズ。それが彼女がキャルを見た最後でした。

すべての話を終えたローズ。彼女は船のデッキに出て、ジャックとの思い出として大切にしていた「碧洋のハート」を海に沈めます

そして、タイタニック号のなかで、多くの人々に祝福されながら、ジャックとキスをする夢を見るのでした。

沈没事故の真実6【タイタニック号の乗員乗客を救出したカルパチア号】

タイタニック号からの救難信号を受け取ったカルパチア号。氷山に衝突したメッセージがあったことを、すぐさまロストロン船長に知らせ、ロストロン船長はすぐに助けにいくことに決めたのだそう。

タイタニック号の乗員乗客を自分の船に迎えられるようにスペースも確保し、全速力で救助に向かったのです!

タイタニック号が完全に沈んでから、およそ1時間40分後に現場に到着したカルパチア号。船長の見事な判断のおかげで、予定よりも30分も早く着くことができたのです。

結果、およそ700名の命が彼らによって救われたのでした。まさに救世主ですね!

映画『タイタニック』のまとめ

『タイタニック』をあらすじや沈没事故の真実にも踏み込みつつ、解説をしていきました。いかがでしたでしょうか? 

映画『タイタニック』は公開当時、リピートするファンも少なくありませんでした。観るたびに、違う視点から楽しむことができる作品です。一度も観たことがない方はご覧ください。また、一度あるいは何度もご覧になられた方も、ぜひ、もう一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。名作の色あせない感動に出会えると思います!

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