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出典:amazon

2019/03/19
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オスカルがラスカルに?『ベルばら』2017年コラボまとめ

ベルサイユのばらが今すぐ観れる

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「ベルばら」の愛称で親しまれている『ベルサイユのばら』。1970年代の少女漫画界に燦然と輝く金字塔であり、40年以上経った今でも衰えることない不朽の名作です。その「ベルばら」が昨今、沢山のコラボをしているのをご存知でしょうか?こちらではそれらの中でも、特に変り種と思われるコラボをご紹介させて頂きます。

目次

少女漫画界に金字塔『ベルサイユのばら』

動乱のフランス革命を描いた物語

『ベルイサイユのばら』とは池田理代子さんによる作品です。
動乱のフランス革命を舞台に男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネットらを中心に描かれた物語で、通称「ベルばら」として今なお多くのファンに親しまれています。

本作は1972年から1973年の間週刊マーガレットにて連載されていました。
コミックスは全10巻で完結した後、別誌にて外伝2冊が刊行されます。

しかし40年後の2014年「新エピソード」版が集英社マーガレットコミックスで《11巻》として発行。
そのため現在「新エピソード」版では〈2巻〉まで、旧作を通した巻数では《12巻》までが発売されたことになります。

また本編のスピンオフともいえる『ベルばらKids』が2005年から2013年まで朝日新聞別冊にて連載。
こちらはギャグティストな4コマ漫画&エッセイであったり、現代感覚でキャラたちが話すなどの異色作品で、全7巻までが発売されました。

アニメ化や宝塚など様々なメディア展開

1979年には日本テレビ系列にて全40話のアニメ化がされ、その美麗な映像で新たなファンを獲得。
同年には海外キャストによる実写映画も製作されました。

そして「ベルばら」といえば宝塚歌劇団を忘れてはならないでしょう。
こちらは1974年の初演から2014年まで、何度も上演された宝塚の人気演目となっています。

人気作品ゆえの数多きコラボ

女性の心をくすぐるコスメ関連

絶大な人気を誇る「ベルばら」ですが、そのファンの多くはもちろん女性。
そのためグッズやコラボなどは女性向け関連が多く、「ベルばら」のイラストやモチーフとしたコスメ関係は長い人気を誇り続けています。

特に当時の少女漫画。
つまり「ベルばら」独特の大きな目元やけぶる睫に憧れる、そんな女性の為に発売されたマスカラやアイライナーは大人気に。

こうしてバンダイのコスメブランド「CreerBeaute」とコラボした『ベルサイユのばら』コスメシリーズは、発売10周年を迎えるロングセラー企画となりました。

どん兵衛にラスカル、謎多きコラボ2017

「ラスカル」とのコラボは駄洒落から?

誰もが一度は思ったであろう「“オスカル”と“ラスカル”はなんだか似ている」。
そんなファンの気持ちをくむかのように、この春「ベルばら」が「ラスカル」とコラボをしました。

実は今年(2017年)は『あらいぐまラスカル』のアニメ放映40周年であり、「ベルばら」は連載45周年を迎えた年でもあったのです。
そのため両社の記念として、このコラボが実現しました。

ちなみにラスカルは今までも、その顔の模様が虎徹のヒゲに似ている理由で『TIGER&BUNNY』と、そして掃除好き(※水洗いはあらいぐまの習性)がリヴァイと同じだからと『進撃の巨人』などともコラボをしています。

"オスカル"と"ラスカル"がまさかのコラボ!「ベルばらすかる」グッズ発売決定|ニュース&イベント|あらいぐまラスカル公式サイト http://araiguma-rascal.com/news_event/2017/001779.html

このページでは、あらいぐまラスカルのニュース&イベント情報をお知らせします。

なぜ?「どん兵衛」と謎のコラボ

2017年5月1日から日清のカップ麺「どん兵衛」と「ベルばら」とのコラボが開始されました。
一見関連性のないこのコラボですが、そこに至るまでのプランナーによる「コラボ奮闘記」が日清のHP上に掲載されています。

※こちらは「ベルばら」に対しかなり“ふざけたノリ”となっておりますので、ファンの方は閲覧にご注意下さい。

【どん兵衛×ベルサイユのばら】なぜこうなったどん兵衛の広告。| 日清のどん兵衛 http://www.donbei.jp/berubara/

どん兵衛×ベルばらコラボ広告代理店プランナー奮闘記。

もっとも上記の「コラボ奮闘記」は完全なるお遊びで、実は「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」6品のパッケージにベルばらキャラが登場し、東西のどん兵衛の違いに驚く……がコンセプトのようです。

どん兵衛は今年発売41周年を迎えたロングセラー商品。
だし以外に、東西ではおあげや七味にも違いがあるいので、是非この期間限定品を食べ比べてみて下さい。

どん兵衛が "ベルばら" とコラボ!「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」6品を2017年5月1日(月)に発売 | 日清食品グループ https://www.nissin.com/jp/news/5990

日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」6商品を期間限定で全国発売するとともに、今年連載45周年を迎えた人気漫画「ベルサイユのばら」とのコラボレーション企画を5月1日(月)から実施します。

2つ並べるとハートに!「Bitte」

3月28日から開始された江崎グリコのお菓子「Bitte(ビッテ)」と「ベルばら」のコラボ、「愛のビッテスタイル」。
一見普通の見えるこのコラボですが、そのパッケージにちょっとした秘密が隠されていました。

コラボ限定のパッケージは全6種類あり、「アイボリーショコラ(白)」と「ミルクショコラ(黒)」を隣通しに合わせると、キャラの腕が「ハート」の形を作るのです。
さらに個別包装(パッケージ)にはコミックスから転用したイラストを元に、「壁ドン」や「お姫様抱っこ」など全12種類のデザインが印刷され、ベルばらキャラによる現代風シチュエーションが楽しめます。

「横浜大世界」のトリックアートとベルばらシーサー

2017年3月18日~9月18日の期間、横浜中華街にある商業施設「横浜大世界」内アートリックミュージアムとのコラボ企画で、現在「ベルばらの部屋」が開催されています。
ミュージアムでは錯視錯覚アートが多数展示され、オスカルの手のひらに乗れたり、アンドレからの壁ドンといったさまざまな“体験型”作品が楽しめます。

またミュージア前に置かれたシーサーも期間中はベルばら仕様にメイクされ、そのインパクトに多くの観光客の目を惹き付けてもいるようです。

横浜中華街「横浜大世界」でベルサイユのばらがトリックアートに!ベルばらの部屋が3月18日より開催 | はまこれ横浜 http://hamakore.yokohama/yokohamadaisekai-versailles-trickart-report/

横浜中華街の横浜大世界でベルサイユのばらのトリックアートが開催!トリックアートミュージアム内の特設「ベルばらの部屋」でベルばらの世界を楽しめます。内容は完全オリジナルシチュエーションでベルばらファン必見です!横浜大世界の獅子もぜひご覧ください!

「高島屋」のバレンタインとベルばら

毎年高島屋の催事場で行われるバレンタイン企画。
去年は同じ少女漫画の巨頭『ガラスの仮面』でしたが、今年は「ベルばら」とのコラボが行われました。

チョコレートのカタログとして配られた冊子には、チョコレートにちなんだ書き下ろし漫画が掲載。
こちらは期間限定でしたが高島屋の公式サイトで読むことができました。

高島屋の会場では「オスカルが一度だけ着たドレス」やチョコレートで出来たオスカル像など、ベルばらに係わる様々なものが展示され、多くのファンを喜ばせました。
※会場ごとに展示物が違います。

また『ベルサイユのばら』にちなんで“バラ”の形を模したチョコレートや、オスカル以外にもアンドレやフェルゼンなどのチャラクターをイメージしたチョコレートなども提案されました。

「京成バラ園」に本物の生花「ベルサイユのばら」

こちらは2017年に展開されたコラボではありませんが、「京成バラ園」には「ベルばら」のキャラクターや作品をイメージした“薔薇”が公開されています。

2014年3月に「ベルサイユのばらシリーズ」として京成バラ園から5品種が発表。
アニメでも言及された“オスカルのイメージ”とされる白いバラの他に、ピンクのアントワネット、黄色のアンドレ、紫のフェルゼン、薄いピンクの小さなロザリー、そして真紅の“ベルサイユのばら”が園内に植えられています。

バラが見頃となる毎年5月には、バラの説明会や作者である池田理代子さんのトークショーなど、「ベルばら」に関する様々なイベントが行われています。
またこれらバラの苗や、そのバラを使ったフレグランスなども購入も出来ます。

京成バラ園芸株式会社ベルサイユのばら特設ページ あの名作が、本物の”バラ”に ベルばらシリーズのバラ http://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/lineup/versailles.html

2017年はメモリアルイヤー

作者のデビュー50周年記念

実は2017年の今年は『ベルサイユのばら』45周年記念と共に、原作者・池田理代子さんのデビュー50周年を迎えるメモリヤルイヤーでもあるのです。

何年経っても色褪せず、私たちにその激しくも美しい生き様を見せてくれたオスカルやベルばらキャラ。
作中以外でも彼らの活躍を注視したいと思います。

『池田理代子-「ベルばら」とともに-』展公式サイト:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/event/ikedariyoko/

不朽の名作「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子さんが2017年に作家生活50周年を迎えます。それを記念し開催する、半世紀の歩みと多彩な作品を紹介する展覧会です。

参考元

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