「弱小だから」「中小企業だから」と挑戦することを諦めていませんか?「GIANT KILLING」は弱者が強者に勝つノウハウや強い組織作りを楽しみながら学べるコミックです。 大番狂わせの意味を持つ「GIANT KILLING」の魅力について紹介します。
GIANT KILLINGってどんな漫画?
「GIANT KILLING」はモーニングで連載中の人気サッカー漫画です。
弱小チームの再起をかけて登場する主人公・達海 猛(たつみ・たけし)が、さまざまな戦略や施策を用いてジャイアント・キリングを起こし多くの読者を魅了しています。
他のサッカー漫画との違いは何なのでしょうか?
なぜビジネスや組織学を学べるのでしょうか?
舞台はプロのサッカーチーム
「GIANT KILLING」ことジャイキリの他の漫画との大きな違いは「舞台」です。
サッカー漫画は数あれど、プロサッカーの世界を舞台にしているものは、ほとんどありません。
その中でもジャイキリは「監督」を主人公に据えており、格上に勝つためのチーム戦略や選手たちの技術の底上げ、選手やコーチだけではなくフロントをも巻き込んでのチーム作りなどを描いているのが、他のサッカー漫画との大きな違いとして挙げられます。
ではなぜビジネスに応用できるのでしょうか。
答えは簡単です。この漫画の題材をサッカーではなくビジネスに置き換えてみてください。
大手に勝つために中小企業が戦略を練る、営業や開発チームの技術アップを目標にする、会社全体を巻き込んで組織作りを行う…といったように、ビジネスに応用できる内容が多々盛り込まれているのです。
組織作り、組織改革は自社に合致した施策を検討する必要があります。
そのためには多くの情報からヒントを得て、自社に合うプランにしていかなくてはいけません。
しかし、勉強するだけでも大きな労力を使ってしまいますよね。
そこで漫画というツールを使うことで、少しでも楽しく勉強ができるようになります。
そこでオススメしたいのが「ジャイアント・キリング」なんです。
弱小だから勝てなくて当然?
達海が監督をすることになったETUは今にも2部リーグに降格しそうな、いわば「弱小チーム」です。
負けることに慣れてしまった選手たちは、格上との戦いに「勝利のビジョン」を持てなくなっていました。
そこに現れた達海の手腕で、数々の敵に打ち勝ち、リーグ上位に食い込みます。
では、達海はどのようにして「勝てるチーム」を作り上げたのでしょうか。
「お前ん中のジャイアント・キリングを起こせ」
ジャイアント・キリング…つまり大番狂わせを起こすことを達海は選手たちに明示します。
それは「自信を持ってプレイすること」なのか「課題を克服するためにやるべきこと」なのか、選手ひとりひとりの「意識改革」をあらゆる手段で行います。
ここで注目したいのは、「チーム」「ポジション」「個人」3つの課題を見出しているということです。
トリッキーな方法で選手たちのホンネを引出し、課題を提示するだけではなくキチンと順を追って説明しているということです。
「チームの課題はコレ、そのためにこのポジションの選手はこういう考えでいてほしい。お前の武器はこれだけど、ここを改善したらもっとよくなるしチームが勝つために必要なことでもある」と何かを指摘するときには、必ずこのように順を追って説明しています。
頭ごなしに指摘しても、選手は反発するだけです。
「なぜ」「どうして」「なんのために」理由がわかっていることで、腹落ちしやすくなります。
あなたは部下、同僚に説明するとき、理由や根拠も一緒に言えていますか?
ジャイキリは物事を論理的に納得できる伝え方も学びとれます。是非参考にしてみてくださいね。
最後に
ジャイキリは純粋に楽しめるだけではなく、ビジネスにおける組織作りを学ぶことができます。
指揮官としての在り方や考え方、そして選手たちの扱い方やモチベーションの上げ方など発見も多いはずです。
「仕事の勉強」は面倒なものですが、純粋に作品を楽しむ上で学びがあるのは時間の有効活用にもつながるのではないでしょうか。
参考元
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい
このニュースに関連する作品と動画配信サービス
動画が配信されているサービス一覧