Huluおすすめ特撮7選【特撮】

Huluおすすめ特撮

「Hulu」は月額933円で映画やドラマといったコンテンツを楽しめる動画配信サービスの一つです。配信されているのは国内外のドラマや映画だけでなく、バラエティ番組等、コンテンツの多さは多岐に渡ります。

そして、今回の記事ではHuluで2020年3月現在に視聴することが出来るおすすめの特撮作品をご紹介します。

Huluで「特撮」と検索したときに出てくる作品の中から、特撮ファン歴20年以上の筆者が選りすぐりの作品をピックアップしましたので、加入を迷われている方はぜひ参考にしてください！

隙のない作劇で万人にオススメ『仮面ライダーW』

本作は2009年9月から放送された平成ライダーシリーズ第11作目で、スーパー戦隊シリーズと商品展開をズラすために前作『仮面ライダーディケイド』を半年放送にしたため、放送開始が本作より秋からとなりました。

本作は「主人公が二人で変身する」「独特な主役ライダーのデザイン」などから放送開始前は不安の声も上がっていましたが、終わってみると劇場版含め非常に高評価な作品でした。

また、関連玩具の売れ行きも好調で、特に収集性の高いガイアメモリの存在もあって変身ベルトの売り上げは当時の記録を塗り替えています。

そのため、本作以降の平成ライダーでは収集要素のあるアイテムを変身ギミックに組み込むことが定番となりました。

2008年、私立探偵の鳴海荘吉と、彼に憧れる左翔太郎は、謎の組織に潜入しある少年を助け出すのですが、脱出の途中で荘吉が凶弾に倒れ、2人は絶体絶命の窮地に陥ります。

そんな時、少年が翔太郎に謎のベルトとガイアメモリを渡し、二人は追手を前にしてメモリを起動するのでした。

そして2009年、日本にある、風の街風都で、亡き師の後を継いで私立探偵となった翔太郎は、1年前に助けた少年フィリップとともに普段は探偵業を行う傍ら、街を乱す悪と戦い続けていました。

いずれその名を呼ばれることになる二人で一人の仮面ライダー、Wとして…。

『仮面ライダーW』の詳細はこちら！

筆者が仮面ライダーシリーズ未体験の人にまずオススメするとしたら本作です。理由は「特撮技術の新しさ」「今をときめく菅田将暉君が出てる」などありますが、一番は「各エピソードの安定感」ですね。基本2話完結で話が進行し、ストーリーの縦軸横軸ともに非常にクオリティの高い秀作です。各種劇場版やOVAも面白いのでそちらもぜひ。

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時代が生んだ集大成『ウルトラマンガイア』

本作は『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』の平成三部作の総決算として製作された特撮作品です。

前2作が同じ世界観で描かれていたのに対し、本作は独立した作品で、登場するウルトラマンもタイプチェンジを駆使するのではなく(後に強化あり)、二人登場しました。

番組企画時の大まかなコンセプトとして「大河ドラマ性」「二人のウルトラマンのライバル関係」「大きな敵の設定」が挙げられ、根源的破滅招来体という宇宙規模の的に対し、ウルトラマンだけでなく人間、果ては地球生まれの怪獣までもが向き合っていくという壮大なストーリーが楽しめます。

また「陸・海・空でそれぞれのチームが存在する防衛隊」という今までにない規模感の組織も描かれ、特撮技術の習熟度も合わせてまさに集大成的な作品となりました。

西暦2000年、20年前に世界中に生まれた天才児たちの科学者ネットワーク「アルケミー・スターズ」の一員である高山我夢は、量子物理実験中に、怪獣と戦う赤い「ウルトラマン」のビジョンを見ます。

そしてそれと時を同じくして宇宙怪獣コッヴが襲来。地球に未曾有の危機が迫ったことを知った時、愛する星を守りたいという我夢の願いに呼応して、赤いウルトラマン、「ガイア」が彼に力を授けるのでした。

『ウルトラマンガイア』の詳細はこちら！

正直この作品が見れるだけでHuluに加入した価値があると思っています。『ティガ』『ダイナ』と続いた平成３部作の集大成で、シリーズで培われた技術と、円谷の経営が傾くほどに予算をジャブジャブ使った本作は、巨大特撮ジャンルの一つの最高到達点です。色々と事情が変わってしまった昨今においては、もはや同じベクトルでガイア規模の作品を作るのは不可能なのではないでしょうか。

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アウトロー達が辿った王道の道のり『海賊戦隊ゴーカイジャー』

本作はスーパー戦隊シリーズ第35作目を記念して製作され、2011年から2012年にかけて放送されました。

記念作品ということで、本来繋がりの薄かったシリーズで大規模なクロスオーバーが行われ、歴代シリーズの全ての要素を拾い、ゴーカイジャーが歴代の戦士に変身する場合性別が違う者は新規のスーツが作られるなど、まさに“豪快”な作品となりました。

また本作独自のキャラクターであるゴーカイジャー、敵であるザンギャックも歴代の面々に負けないくらいにキャラクターが濃く、それぞれのエピソードを描きながら１年間を走り切っています。

「海賊」というのはあくまでも敵からの蔑称ですが、ゴーカイジャーの面々も当初は正義の活動に対する意識は薄く(根底にはありますが)、ザンギャックとの戦いもなし崩し的に行っていました。

本作はそんなアウトローである彼らが歴代のスーパー戦隊と触れ合うことで「真の意味での地球のヒーロー」になっていく物語なのです。

数年前、銀河系を我がものにせんとする「宇宙帝国ザンギャック」の魔の手が地球に伸びた時、地球の平和を守ってきた34のスーパー戦隊が迎え撃ちました。

そして、スーパー戦隊たちは圧倒的な戦力差にも関わらずザンギャック艦隊を撃退したものの、戦士としての力を失ってしまいます。

時が過ぎて現代、ザンギャックが再び地球侵攻を開始した頃、宇宙を旅する5人の若き海賊達が地球に眠るお宝を求めて、この星に降り立ったのでした。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』の詳細はこちら！

仮面ライダー入門にオススメするのがWならば、戦隊入門にオススメなのがこのゴーカイジャーです。この作品はいわゆる集大成的な立ち位置で過去の作品からゲストもガンガン出るのですが、その分様々なスーパー戦隊作品を知るきっかけになります。過去のレジェンドだけでなく、ちゃんとゴーカイジャー達がヒーローになっていく過程も描かれている熱い作品なので、戦隊の主題歌集とともにお楽しみください。

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愛と絆のおとぎ話『ウルトラマンオーブ』

本作は2016年に放送された『ウルトラマンギンガ』以降続く「ニュージェネレーション」シリーズの4作目で、ウルトラマン50周年の節目に放送されました。

本作の特徴として異色なエピソードの多さにあり、前作『ウルトラマンX』で王道的な展開は描き切ったとの理由から、『ウルトラQ』彷彿とさせる雰囲気に仕上がっています。

物語の縦軸のラインとして引かれた世代を跨いだ大河ストーリー的な設定も特徴的で、ウルトラマンが持つ寿命の長さの設定も合わせて上手く物語の中に組み込まれています。

本作ではウルトラマンへの変身方法として、主人公クレナイ・ガイが持つオーブリングに二枚のカードを読み込ませるという方法をとっており、このカードは現実のデータカードダス「ウルトラマン フュージョンファイト!」でも使用可能です。


そして『オーブ』の物語は、昔から不思議な夢を見る夢野ナオミが指揮する「サムシングサーチピープル(通称SSP)」という怪奇現象追跡サイトの製作チームが謎の風来坊クレナイ・ガイに出会ったところから始まります。

ガイは長きに渡り因縁の相手であるジャグラスジャグラーとの戦いを続ける光の戦士ウルトラマンオーブだったのでした。

『ウルトラマンオーブ』の詳細はこちら！

オーブは最近のウルトラマンに珍しく過去作からのゲスト出演もなく、基本的に独自の世界観で話が進むので、予備知識が必要ないというのがおすすめの理由です。もちろんウルトラマンらしく個々のエピシードもバラエティ豊かで、登場キャラが少ない分だけガイの物語に焦点が当たっているのでスッと見れます。

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黄金の魔戒騎士伝説の始まり『牙狼<GARO>』

本作は2006年からテレビ東京系で放送された雨宮慶太氏が原作・監督を務めた特撮番組。

雨宮監督独特の作風が反映され、かなりホラー的な要素や、女性の裸が出たり等、深夜作品らしいダークファンタジー要素が前面に押し出されています。

本作はテレビドラマの枠を越えたアクションシーンも魅力の一つで、ワイヤーアクションやCGをふんだんに取り入れ、変身前の殺陣も主要キャスト陣だけでなくゲスト陣もアクションを行っています。

画家を夢見ながらアルバイトを掛け持ちして暮らす女性・御月カオルは初めての個展を前に張り切っていました。

しかし、日常的に見る幼い頃に読んだ父の「黄金騎士」が書かれた絵本の夢が気になっていました。

そんな中、画廊のオーナーが突如として異形の魔獣<ホラー>に変異し、襲われたカオルは危機に陥ります。

その時、謎の青年がカオルの目の前に現れ、カオルがかつて見た黄金の鎧を身にまとい、目の前の化物を倒しました。

その青年の名は冴島鋼牙、古よりホラーから人々を守る最強の魔戒騎士「ガロ」の称号を持つ黄金騎士だったのです。

『牙狼』の詳細はこちら！

今に続く牙狼シリーズの礎となった作品です。雨宮監督の世界観は独特で、ハマる人には物凄くハマります。個人的には続編の『MAKAISENKI』が一番好きなのですが、そこに至るまでに本作、TVスペシャル1本、映画1本を経由しなければならないため、「勧めるなら」と言う理由で本作をチョイス。とは言え、第一期もめちゃくちゃ面白いです。筆者はこの作品にハマったがため、学生時代に部活の先輩とずっとチャンバラをしてましたし、何ならロング丈の白アウターも着てました。笑ってください。

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願いを叶える手段は鏡の中に『仮面ライダー龍騎』

本作は2002年にテレビ朝日系列で放送された特撮番組で、平成仮面ライダーシリーズ3作目です。

シリーズで初めて劇中で「仮面ライダー」の言葉が呼称され、「13人の仮面ライダーが願いを叶えるために殺し合いのバトルロイヤルを行う」という斬新な設定が話題となりました。

その基本設定に加え、戦闘方法として当時流行っていたカードゲームの要素を取り入れた事、それに加え登場ライダーの(当時としては)奇抜なデザインだった事も合わさって批判的な声もありました。

しかし、その重厚な世界観、殺伐としながらも骨太な人間ドラマが高い評価を獲得し、平成ライダーシリーズでも屈指の人気作となっています。

2002年春、人々が突如として疾走するという事件が頻発し、それを追うネットニュース配信社「OREジャーナル」の記者である城戸真司は取材先の榊原耕一の自宅で謎のカードデッキを拾いました。

その瞬間、鏡の中の世界「ミラーワールド」を認識出来るようになった真司は、ミラーモンスター「ドラグレッター」に捕食対象として狙われ出します。

彼は知りませんでした、この一連の出来事は過酷な戦いの幕開けに過ぎないことに…。

『仮面ライダー龍騎』の詳細はこちら！

この間久しぶりに一気見したのですが、やはり龍騎はめちゃくちゃ面白いです。リアルタイムで見ていて、毎週どうなるのか予想がつかなかった時のワクワク感は今でも覚えています。海外でリメイクされたり、最近になって続編が製作されるほどの人気の高さは伊達ではありません。龍騎に限らず、この頃の平成ライダーは思いの外殺伐としていますので、侮っていたら面食らうこと請け合いです。

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胸が熱くなるヒーローショー『オーズ･電王･オールライダー レッツゴー仮面ライダー』

本作は2011年に劇場で公開された「仮面ライダー」シリーズの劇場用作品です。

メインキャラクターは当時現行ライダーだったオーズ、タイムトラベル物ということから白羽の矢が当たったNEW電王、そして初代の主題歌名を冠したタイトルの通り仮面ライダー1号と2号が抜擢されました。

主役ライダーだけではなく、『仮面ライダーオーズ』の仮面ライダーバースをはじめとする平成のサブライダーたちも登場し、総勢63名という当時としては最大規模のヒーローが勢揃いしました。

また、本作では1971年からの仮面ライダーの歴史は繋がっているという設定で描かれ、基本的に平成以降は独立した世界観だった仮面ライダーの時間軸が一本の物として扱われています。

本作は三体のヤミーとは別の怪人(イマジン)を追う仮面ライダーオーズこと火野映司とアンクの前に仮面ライダーNEW電王こと野上幸太郎が現れたことでスタートします。

1971年に飛ぶ幸太郎に同行し、モールイマジン達を倒すのを見届けた後現代に戻ってきた映司たちですが、その世界には異変が起きていました…。

『オーズ･電王･オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の詳細はこちら！

この作品は仮面ライダーの映画作品の中でも結構上位に食い込むくらい好きで、本編を見ていなくても楽しめるため選出しました。「流石に仮面ライダー紹介し過ぎかな〜」とも思ったものの、単体での見やすさはやはりグッドです。

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Hulu入会方法

今回ご紹介したHuluは公式HPからすぐに2週間の無料体験を始めることができます！

用意するものはメールアドレスの他に、クレジットカードなどの支払いに必要な情報のみですので、キャッシュレスでストレスなく加入できますよ。

ただ、コンビニなどで購入できる「Huluチケット」はこの2週間の無料体験では使用できませんので注意してください。

Huluは今回紹介したような特撮ジャンル、特に仮面ライダーシリーズのラインナップが豊富ですので「他のジャンルのドラマや映画と一緒に特撮も楽しみたい」という方はぜひ加入してみてはいかがでしょうか。

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