新妻エイジは、青森に住む漫画一筋の高校生で、手塚賞、月例賞の入選などジャンプの漫画賞を数多く受賞した天才少年です。ジャンプ編集部は、新妻エイジの才能に惚れ込み、編集長自らわざわざ青森の新妻宅に連載の依頼をしています。そんな新妻エイジの天才ぶりが伺えるエピソードをまとめました。
16歳の高校生ながら、週刊少年ジャンプで連載開始!
編集部から高校生新妻エイジへの異例の連載依頼
新妻エイジは、青森に住む漫画一筋の高校生で、手塚賞、月例賞の入選などジャンプの漫画賞を数多く受賞した天才少年です。
連載前から、寝る、食べる以外は漫画を描いているような、まさに漫画と共に生きる生活を送っていました。
ジャンプ編集部は、新妻エイジの才能に惚れ込み、編集長自ら、わざわざ青森の新妻宅に連載の依頼をしています。
連載ともなれば、編集部やアシスタントとのやりとりも多くなることから、都内に部屋を借りて連載することになります。
それもあっての訪問ですが、この時点でも新妻エイジの天才ぶりが伺えます。
編集長への驚きの一言
編集部が訪れた際も、新妻エイジはペンを置こうとはしませんでした。
漫画のキャラクターのセリフや、効果音を叫びながら執筆を続ける姿を見て、編集長はまるで呼吸するのと同じように漫画を描いていると比喩しています。
そんな新妻エイジですが、上京にあたり編集長にひとつ条件を提示しました。
それは「自分がジャンプで一番人気の作家になった場合は、嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限をください」という驚きの内容でした。
これに対して、「もし、本当に一番になった時にそう思っているなら、またその時に話を聞こう」と編集長はいなすような対応をみせますが、新妻エイジは素直に応じます。
作中では、編集長を試すための一言ではないかと、編集長自ら感じとる様子が描かれています。
まさに新妻エイジの異端ぶりが現れたエピソードだと言えます。
連載一週間前でのストーリー差し替え
新妻エイジのもう1つの驚きのエピソードは、初連載でのエピソードです。
当初、連載会議に回していた作品を告知通りに連載する予定でした。
しかし、担当編集の服部が入稿一週間前に原稿を取りに行った際、新妻本人が仕上げていたのは、アカマルジャンプにて掲載した「クロウ」の方でした。
新妻エイジは、クロウのイメージが膨らみすぎて、もう連載会議に回した作品は描きたくないと言います。
慌てた服部は編集長に相談し、描いてしまったクロウの原稿と新妻エイジを連れて、編集部に向かうことになりました。
担当の服部の深刻な面持ちとは真逆で、新妻エイジは向かうタクシーの中でも、新作漫画の創作に夢中なのでした。
わずか30分!2話目以降のネームをその場で描き上げる新妻エイジ
描いてしまったクロウの原稿は、服部から編集長に手渡されます。
服部は、行きしなのタクシーで新妻エイジを問い詰めたところ、「一週間あれば連載会議に回した作品でもアシスタントの力を借りれば一から完成できる」と聞いた旨を編集長に伝えます。
厳罰を覚悟する服部に対して、編集長から驚きの決断がくだされます。
なんと、すでに紙面で告知していたにも関わらず、描き上げてしまったクロウを連載に回すことにしたのです。
ただし、通常は、連載開始のためには漫画原案であるネームを三話分作成し編集部内で、その是非を審議する必要があります。
いまだ二話目以降がない状況で、新妻エイジはなんとその場でスケッチブックにネームを描きあげてしまいます。
もうできていたのかという周囲からの問いかけに、頭の中にありましたと新妻エイジは答えたのでした。
参考元
- ・バクマン集英社
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