実写映画『銀魂』の豪華キャストを紹介！もはやイケメンの無駄遣い？！

実写映画『銀魂』の豪華すぎるキャスト一覧

坂田銀時役／小栗旬

銀髪の天然パーマが特徴的な、「死んだ魚のような目」をした男。

「洞爺湖」と書かれた木刀を常に腰に差しています。万事屋のリーダーでありながら、無気力でだらしなく金にも意地汚いです。

愛読書は週刊少年ジャンプで、いちご牛乳が大好物。

しかし実は凄腕の侍であり、攘夷戦争においては「白夜叉」と呼ばれ恐れられるほどでした。

普段はダメ人間な銀時ですが、いざという時には真剣な表情になり、決める時はバッチリ決めます。

また情に厚く仲間思いのため、周囲からの信頼も厚いです。

坂田銀時を演じるのは、小栗旬。

『花より男子』シリーズや『クローズZERO』シリーズ、『ルパン三世』、『信長協奏曲』など数多くの作品で主演を務める、言わずもがな知れたスター俳優。

エランドール賞新人賞や第17回日本映画批評家大賞主演男優賞なども受賞しています。

シリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなす彼が今回挑んだのは、「週刊少年ジャンプ」の大人気漫画の実写化！

漫画やアニメの実写化は、原作ファンから反感を買うことも多いですが、公開後４日で興行収入9.8億円、最終興行収入は38.4億円と大ヒットを記録しました。

原作ファンも納得の、小栗旬演じる坂田銀時にご注目ください！

志村新八役／菅田将暉

剣術道場「恒道館」の跡取り。廃刀令により道場がさびれてしまったため、銀時の万事屋で働いています。

影が薄く地味ですが、真面目で優しい青年です。

強烈なボケが次から次へと飛び出てくる『銀魂』において、貴重なツッコミ役です。

片っ端からボケに全力でツッコんで回るため、登場回数も多く、語り部を務めることもあります。

人気アイドル「寺門通（通称お通ちゃん）」の大ファンで、寺門通親衛隊というファンクラブを結成し隊長も務めています。

菅田将暉は、『仮面ライダーW』でデビューし、『共喰い』、『そこのみにて光輝く』、『民王』、『溺れるナイフ』、『帝一の國』など数多くの作品に出演する、大人気イケメン俳優です。

ただのイケメンにとどまらず、田舎のチンピラ役からエリート高校生、女装する大学生まで、圧倒的な演技力で変幻自在に役になりきることから「カメレオン俳優」と呼ばれるほどの実力派です。

しかし本作の菅田将暉は普段のオーラはどこへやら、黒髪丸眼鏡でアイドルオタク、女性に対する免疫もないという徹底的な地味っぷりを見せます。

こんな菅田将暉、ここでしか見れません！

神楽役／橋本環奈

宇宙最強の強さを持つ、絶滅寸前の戦闘種族・夜兎族の少女。万事屋に住み込みで働いています。青い瞳とオレンジの髪が特徴的な美少女ですが、その美貌とは裏腹に、かなりの怪力で半端ない食欲の持ち主です。

語尾に「～アル」「～ネ」「～ヨロシ」などをつけて話すことが多く、いつもチャイナ服を着ています。夜兎族の特性上、日光に弱く大きな番傘を持っていることが多いです。

ヒロインとは思えないほど口が悪くがさつな神楽ですが、巨大犬の定春をかわいがったり、ゴキブリに怯えたりと女の子らしい一面を見せることもあります。

神楽を演じるのは、中学校３年生の時に、イベントで踊っている写真がネットで拡散され、「1000年に1人の逸材」として注目を集めた橋本環奈。

その後、是枝監督作品『奇跡』や『セーラー服と機関銃 -卒業-』、『暗殺教室』シリーズ、『斉木楠雄のΨ難』などに出演し、今や引っ張りだこの人気女優となりました。

そんな奇跡の美少女・橋本環奈が演じるのは、ジャンプ史上初のゲロイン（ゲロを吐いたヒロイン）と呼ばれる神楽。

その可憐な容姿からは想像もできないような本気の「白目」「鼻ホジ」「ゲロ吐き」を本作で披露しています。

かわいいだけじゃない、彼女の振り切った演技は要チェック！

桂小太郎役／岡田将生

反幕府勢力である攘夷党のリーダー。

銀時とは幼馴染で、攘夷戦争を共に戦った盟友でした。現在は攘夷志士として真選組から逃げながら攘夷活動を続けており、銀時との交流もあります。

黒髪のストレートロングヘアーが特徴的なため、「ヅラ」というあだ名をつけられています。

しかしこのあだ名で呼ばれるとその度に「ヅラじゃない桂だ」と返すので、このやりとりは定番となっています。

剣術については銀時と互角の腕前を持ち、「逃げの小太郎」という異名を持つほど逃げ足が速いです。

多くの攘夷志士をまとめあげるなど、リーダーとしてのカリスマ性も持ち合わせています。

動物が好きで、謎の生物「エリザベス」を飼っています。本作ではこのエリザベスと桂が物語のキーパーソンとなります。

桂小太郎を演じるのは、岡田将生。

『僕の初恋をキミに捧ぐ』や『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス』、『告白』、『悪人』などに出演し多くの日本アカデミー賞を受賞した人気イケメン俳優です。

その整った外見を生かした役どころにとどまらず、『告白』では絶望的に空気が読めず生徒を追い詰める教師役、『悪人』では救いようのないほど性格が悪い大学生役、『小さな巨人』では出世のことしか頭にない憎たらしい社員役など、“嫌なヤツ”役の演技に定評があります。

映画『銀魂』では悪役ではありませんが、物語の重要な鍵を握る人物を演じます。そしてなんと本作で岡田将生は女装をするのですが、その美しさに現場からは「ジュリア・ロバーツなの!?」という声が上がったほどだそうです。

小栗旬と菅田将暉も女装をするのですが、岡田将生の女装はずばぬけて美しいのでぜひ確かめてみてください！

近藤勲役／中村勘九郎

幕府の特殊警察・真選組の局長。人望が厚く、土方や沖田をはじめとする部下から慕われています。

ガタイがよく、ゴリラと呼ばれることも。

人を信じることを信念としており、たとえ騙されたとしても怒らず、かなりのお人よしです。

剣術の腕前は確かで、身体能力も高く、銀時から一目置かれています。

新八の姉・お妙のことを一方的に愛しており、お妙の家の床下に隠れたり、机の下から盗み聞きしたりとストーカー行為を繰り返しています。

近藤勲演じる中村勘九郎は、十八代目中村勘三郎の長男で歌舞伎役者。

歌舞伎以外にも、大河ドラマ『新選組！』や『おくりびと』、『清須会議』など多くの話題作に出演しています。

本作では全身にハチミツを塗って登場するなど、体を張った演技が話題となりました。

『銀魂』のジャパンプレミアでは、共演者の菅田将暉や佐藤二朗に「びっくりするぐらい裸だった」と言われるほど、ロケ現場ではほとんど裸にガウンを着ていたそうです。

ぶっとんだキャラの多い本作において、一際存在感を放つ近藤勲。

将来の人間国宝かもしれない中村勘九郎の、衝撃的な姿をぜひご覧ください！

土方十四郎役／柳楽優弥

真選組の副長でナンバー2で、｢鬼の副長｣と呼ばれ恐れられています。

クールな性格で頭が非常に切れ、問題児ばかりの真選組をうまくフォローしています。

かなりのヘビースモーカーで、常に煙草を口にくわえています。

また重度のマヨラーで、何にでもマヨネーズをかけるほど。
甘いものに目がない銀時も相当ですが、土方の味覚はかなりぶっ飛んでいます。

さすがに副長とだけあって、その実力は折り紙つき。優れた剣術を持ち、真選組のなかでもトップクラスです。

柳楽優弥は、『誰も知らない』でデビューし、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人初の史上最年少で受賞した実力派の俳優。

そのほかにも『ディストラクション・ベイビーズ』、『ゆとりですがなにか』、大河ドラマ『おんな城主 直虎』などに出演しています。

本作では真選組一のモテ男・土方を演じます。

原作ファンの女性から「かっこいい！」という声が続出したほど、完成度の高いビジュアルは要必見です！

沖田総悟役／吉沢亮

真選組の一番隊隊長。

王子様のような外見からは想像もできないほど腹黒でドＳ、そして毒舌です。土方に「サディスティック星から来た王子」と言われたことがあります。

バズーカを愛用しており、副長の座を得るため、隙あらば土方の命を狙っています。

語尾に「～でさァ」「～ですぜィ」とつけ、江戸っ子のような話し方をします。

剣術に関しては真選組随一で、その実力は誰もが認めるほど。しかしまだ18歳ということもあり、血の気が多く、戦闘においても残忍さを好みます。

吉沢亮は、『仮面ライダーフォーゼ』で人気を集め、『オオカミ少女と黒王子』、『斉木楠雄のΨ難』、『サバイバル・ウェディング』、『ママレード・ボーイ』に出演するなど、今最も人気の若手俳優です。

甘いマスクと王子様のような外見を持ちながら、今まで三枚目の役や変人の役が多かった吉沢亮。

しかし『ママレード・ボーイ』で少女漫画の典型的な王子様役を演じることになり、「ついにこの顔面をフル活用する時が来た」と語りました。

この言葉にネットでは「パワーワード」「全くイラっと来ない」「そういうところが好き」と賞賛が相次ぎました。

本作では、イケメンだけどドＳな一風変わった吉沢亮を堪能できるので、最近彼の魅力にハマったという方にぜひオススメしたい作品です。

『銀魂』漫画原作のあらすじ

江戸時代末期、地球に「天人（あまんと）」と呼ばれる宇宙人が襲来し、天人と地球人の間で十数年にも及ぶ攘夷戦争が勃発しました。

多くの攘夷志士（侍）が命がけで天人と戦いましたが、天人の絶大な力を知った幕府はあっさりと彼らの侵略を許してしまいます。

やがて、天人は江戸の街を我が物顔で歩きまわり、幕府の実権まで握るようになります。

天人と戦った攘夷志士たちは国の弾圧の対象となり、ほかの侍たちも廃刀令により刀を奪われ、力を失っていきました。

『銀魂』の舞台は、天人の襲来から２０年後の江戸。

剣道場の跡取りでありながら、アルバイトで生計を立てている「志村新八」という青年は、「坂田銀時」という風変わりな侍に出会います。

いつも無気力でだらしない銀時ですが、情に厚く仲間思いで自分の信念を貫き通す、男気あふれる一面も。

そんな銀時の侍魂に引かれた新八は、彼が営む、なんでも屋「万事屋（よろずや）」で一緒に働くようになります。

そんな２人のもとに、戦闘種族である夜兎族の「神楽」と、身長170ｃｍもある巨大犬の「定春」が転がり込み、一緒に万事屋として活動していくことに。

銀時たちは、日々飛び込んでくる様々な依頼を引き受けるなかで、次々と面倒ごとに巻き込まれ…！？

笑いあり、シリアスあり、涙あり（？）のSF人情なんちゃってコメディー！

『銀魂』実写映画のあらすじ

カブトムシが高く売れることを知った銀時たちは、カブト狩りに繰り出します。

しかし、なぜかそこには江戸の治安を守る特殊警察・真選組がいました。

やがてカブトムシを巡って、大の大人たちによる壮大な戦いの火蓋が切って落とされ…。

カブト狩りから帰ってきた銀時たちを待ち受けていたのは、桂（かつての銀時の仲間で、現在は攘夷派過激浪士）のペット・エリザベスでした。

エリザベスによると、桂が突然姿を消してしまったとのこと。

一方で、刀鍛冶の村田から盗まれた妖刀「紅桜」を取り返してほしいという依頼を受けた銀時は、ひとりで依頼主のもとに向かいます。

その頃江戸の街では辻斬りが横行しており、桂も被害に遭ったのではないかと心配した神楽と新八は、桂の行方を追うため調査を始めます。

しかし、そこで２人が見たものとは…。