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『キングスマン』シリーズで知られる、マシュー・ヴォーン監督作品。今作はスーパーヒーロー映画ではあるが、「特殊能力」を持ったキャラクターは登場しない。主人公のキック・アスは喧嘩にすら負ける一般人であり、ヒーローに憧れるだけのオタク青年だ。
しかし10代前半の少女ながら、大人たちを撃ち殺していく「ヒット・ガール」のキャラクター性が大ヒット。アクション面でも高い評価を受け、ヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツが、ブレイクするきっかけとなった。
冴えないオタクのデイブ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、スーパーヒーローが存在しない現実に違和感を感じ、みずからヒーローになることを思いつく。ネットで買ったスーツを着込み、正義感だけでヒーロー活動を開始。
しかしただの一般人であるデイブは、街の不良相手に返り討ちにあってしまう。それでも諦めないデイブは、キック・アスの活動を続け、いつしかネット上で有名な「素人」ヒーローとなっていた。
世間に注目され喜ぶデイブだったが、彼の前に「本物」のヒーローとして麻薬組織と戦っていたヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)と、ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が現れる。
ひ弱で平凡なオタク。現実世界でヒーローになるべく、「キック・アス」を名乗り、活動を開始した。当初は不良相手にナイフで刺されるなど、さんざんな目に遭ったが、次第に支持を集めていく。本物のヒーローであるヒット・ガールらと出会い、麻薬組織との戦いに身を投じる。
可憐な少女だが、その正体は麻薬組織と戦う「ヒット・ガール」。父のデーモンに訓練されており、武器を持った大人たち相手でも、優位に立ちまわる。キック・アスとは麻薬組織のアジトで遭遇し、組織壊滅のため協力していくことなる。
「ビッグ・ダディ」として、ヒーロー活動をするミンディの父。妻の敵である、フランク・ダミーコに復讐することを目標としている。復讐のためなら手段を問わず、ミンディにさまざまな殺しの技術を教え、ヒット・ガールに育てあげた。
犯罪組織のトップ。デーモンの妻が自殺したきっかけを作った。息子のクリスをスパイとして、キック・アスのもとに送りこむ。
フランクのひとり息子。お金持ちの家で育ったため、友達が少ない。ヒーローの「レッド・ミスト」を名乗り、キック・アスに近づいた。
デイブが憧れている女の子。とある事件から、デイブのことをゲイだと思いこんでいる。
デーモンの元同僚であり、親友。デーモンが刑務所にいる際に、ミンディを育てていた。
今作の主人公は、ヒーローに憧れているだけの一般人です。もちろん特別な能力などなく、喧嘩も強くありません。そのため映画冒頭では、ただの不良に一撃で倒されてしまいます。
ここで重要になるのが、インターネットの存在です。キック・アスはインターネットで話題となり、若者を中心に人気を集めていきます。
スパイダーマンのように特別なパワーは持っていなくとも、大衆を味方につけることで、悪と戦っていく道を模索していくのです。
素人のキック・アスとは異なり、ヒット・ガールは訓練を受けた、本物のヒーローです。しかし闇で暗躍しているヒーローなので、知名度はほとんどありません。
彼女は10代前半の幼い少女ながら、武器を持った大人たちを次々と殺していきます。キュートさと残虐さが同居したような、これまでにないヒーロー像を確立したキャラクターです。
その人気は映画だけにとどまらず、アイコニックな存在として浸透しています。本編では主人公以上に目立っていますが、等身大の少女としての葛藤も持ち合わせ、より人間味のあるヒーローとして描かれました。
今作に出演した当時のクロエ・グレース・モレッツは、ヒット・ガールと同年代の少女でした。しかし劇中では下品な言葉を多用し、バタフライナイフを振りまわすなど、少女とは思えない演技を披露しています。
また、アクションにおいてはスタントマンを極力使わず、ほとんどのシーンをみずから演じました。なかでも終盤の、フランク・ダミーコとの一騎打ちは必見です。
少女が演じることに、賛否両論あったキャスティングでしたが、結果的にはクロエの知名度を上げるきっかけとなりました。
おふざけかと思って観たらけっこうグロいしアクションもしっかり
普段スーパーヒーローものは観ないけど、楽しめた。主人公はヒット・ガールだと思う。
よき
すき
『キングスマン』シリーズで知られる、マシュー・ヴォーン監督作品。今作はスーパーヒーロー映画ではあるが、「特殊能力」を持ったキャラクターは登場しない。主人公のキック・アスは喧嘩にすら負ける一般人であり、ヒーローに憧れるだけのオタク青年だ。しかし10代前半の少女ながら、大人たちを撃ち殺していく「ヒット・ガール」のキャラクター性が大ヒット。アクション面でも高い評価を受け、ヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツが、ブレイクするきっかけとなった。冴えないオタクのデイブ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、スーパーヒーローが存在しない現実に違和感を感じ、みずからヒーローになることを思いつく。ネットで買ったスーツを着込み、正義感だけでヒーロー活動を開始。しかしただの一般人であるデイブは、街の不良相手に返り討ちにあってしまう。それでも諦めないデイブは、キック・アスの活動を続け、いつしかネット上で有名な「素人」ヒーローとなっていた。世間に注目され喜ぶデイブだったが、彼の前に「本物」のヒーローとして麻薬組織と戦っていたヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)と、ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が現れる。
コミックオタクの高校生がスーパーヒーローを目指すアクションコメディ映画『キック・アス』の続編。前作はクロエ・グレース・モレッツがブレイクするきっかけとなった作品で、アメコミの常識を破っていく展開が映画ファンに衝撃を与えた。今作でも、その破天荒さは引き継がれているが、ひ弱な少年だったキック・アスがトレーニングに励むなど、よりヒーロー映画らしい作品となっている。キック・アスことデイブ(アーロン・テイラー=ジョンソン)が、マフィアを壊滅させてから3年後。デイブは本気でヒーローを目指すべく、ヒット・ガールことミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)に稽古をつけてもらう。いまいち修行の成果が感じられないなか、デイブはネット上で知り合ったヒーロー集団「ジャスティス・フォーエバー」に参加し、ヒーロー活動を再開する。一方、前作の戦いでキック・アスとヒット・ガールに負けたクリス(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、「マザー・ファッカー」を名乗り、最強の敵としてデイブの前に立ちはだかるのだった。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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