まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
目次
現在、まだ配信されているサービスはありません。
エリック・ナイトが書いた『名犬ラッシー 家路』(原題はLassie Come-Home)を原作に1996年1月からフジテレビ系で全26話が放送。
『トム・ソーヤの冒険』や『愛の若草物語』など世界の数多くの名作を手掛けてきた多くのアニメ作品を手掛けてきた「日本アニメーション」が主に制作する「世界名作劇場」の第22作品目。「世界名作劇場」は世界の数多くの名作をテレビアニメ化し、作品をより身近に楽しむことができた。
本作は原作上では少年ジョンの愛犬のラッシーが、大好きなジョンとの再会を果たすための試練の旅を描いているが、このアニメ版ではラッシーの旅の場面よりも、主にジョンとラッシーがふれ合う日常の様子を描き出しており、アニメ版独自のストーリーが展開されている。
時代は1930年代の半ば頃のイギリス。炭鉱の村、グリノール・ブリッジに住んでいる9歳の主人公のジョンは共働き家庭で育ち、家でひとり留守番をするなど寂しい思いをしていた。
ある朝、前夜から母が仕事へ出かけ、寂しい朝食を終えたジョンは学校に行く途中、道端で羊の群れに押しつぶされそうになっている子犬と出会う。うずくまってぐったりとしている子犬を心配したジョンは、急いで家に連れて帰って懸命に介抱した。献身的な世話のおかげで元気を取り戻した子犬は、ジョンによくなつき、家族の一員となった。ジョンとラッシーとの新たな日常が始まろうとしていた。
ひとりっ子で、炭鉱で働く父は帰りが遅く、看護師の母親は急患の時には昼夜かまわず家を空けることもあり、家でひとりでi留守番をすることが多く、寂しい思いをしていた。優しく、思いやりがあり、勇気もある少年。9歳の時に子犬だったラッシーに出会い、いつも一緒にいられる相棒としてかわいがるようになる。
子犬の時に、お腹を空かせて衰弱し、草原でうずくまっていたところをジョンに助けられる。ジョンの家に引き取られ、家族の一員となる。ジョンに大切に育ててもらい、ジョンのことをとても慕う、忠実なメスのコリー犬。毎日決まった時間になると、学校までジョンを迎えに行き、その賢さは近所でも評判となる。
ジョンの父親で、炭鉱の事務長を務めている。仕事が忙しくて夜遅く帰ることが多く、ジョンと接する機会が少ないことを気にしている。
ジョンの母親で、村では貴重な唯一の看護婦。急患があると呼ばれ、ジョンに留守番を頼んで仕事に行かざるをえない。とてもしっかり者で、ジョンに小言もよく言うが、優しい母親でもある。
村で雑貨や食料を売っているお店の息子。病弱で恥ずかしがり屋だが、店番や郵便配達など、家の手伝いをよくしているため忙しい。読書が大好きでとても知識が豊富なジョンの親友。
ジョンの幼なじみで、気の強いおてんばな女の子。家業の牧場を手伝うことも多く、乳しぼりなども得意。しっかりしており、ジョンに対しては姉のように振舞うこともしばしばある。
炭鉱の経営者である、ラドリング公爵の孫娘。身のこなしも上品で優雅なお嬢様だが、実はおてんばな一面も持ちあわせている。両親と離れて暮らしており、寂しい思いをしている。公爵の別荘でジョンやラッシーに出会い、友人となる。
好きな犬のキャラクターについてのある調査結果では、スヌーピーに次いで高い人気を誇る名犬ラッシー。アニメ版でも、食べるものも無く、衰弱していたところを助けてくれた主人公のジョンにとてもよくなつき、まるでジョンの親友のように仲良しなラッシーの姿が印象的です。
モデルとなったのはコリーの中でも特に毛の長い「ラフ・コリー」という犬種だそうです。ラフ・コリーはスコットランド地方で牧畜犬として人と一緒に働いてきたとても賢い犬で、主人に忠実で、放牧した動物たちをまとめるために必要な判断力を兼ね備えていると言われています。ジョンとの生活の中でもかいま見られるラッシーの賢さに、ぜひ注目してみて下さい。
アニメ版のオープニング曲は「終らない物語」。「ずっと そばで見守ってる 大地の子守り唄のように」という優しく、のびやかに歌い上げられるサビが印象的な曲です。
この物語のイメージにピッタリな歌詞は80年代から90年代にかけて活躍したガールズロックバンド、プリンセス・プリンセスのメンバーの一人、富田京子が手がけています。
また、編曲は、プリンセス・プリンセスや、コブクロ、スピッツ、PUFFYなど、多くの有名アーティストをプロデュースしてきた、日本を代表する音楽プロデューサー、笹路正徳が担当しており、豪華な制作陣による1曲となっています。一度聴いたらきっと口ずさみたくなるはずです。
名犬ラッシーが登場する映像作品はこれまでにたくさん発表されており、最初に公開されたのは1943年の映画『名犬ラッシー 家路』でした。エリック・ナイトが書いた原作小説の内容をほぼ忠実に描いた作品で、2006年のリメイク版は日本でも公開されました。
今回のアニメ版では映画とは異なり、両親が共働きのひとりっ子で寂しい思いをしていたジョンが、ラッシーと出会うことによって元気づけられていく日常の様子を、とても丁寧に描いています。ジョンの家族やご近所さんとの心温まる絆を感じたり、自然の中で遊ぶジョンや友人、ラッシーたちのささやかな冒険など、とても親近感を感じることができるエピソードばかりです。
第1話 ひとりじゃない
小さな鉱山村のグリノールブリッジに、ジョン・キャラクローという少年が父のサムと母親のメリッサと暮らしていた。父と母は共働きで家に居ないことが多く、ジョンはさびしい思いをしていた。
第2話 大さわぎの留守番
ジョンにミルクを飲ませてもらい、元気になった仔犬。ジョンは翌朝仔犬に留守番をまかせて学校へ出かけるが、ジョンが学校へ行っている間、家の中で大暴れする。
第3話 さよならラッシー
ジョンとコリンはラッシーを母犬に会わせてやろうと、仔犬を拾った場所で手がかりを探す。仔犬を拾った近くの川にはボートがあり、そのボートの中にはラッシーと書かれた仔犬用の首輪があった。
第4話 父さんの給料日
ラッシーの世話を任されてから数カ月、ジョンの母メリッサの誕生日が近づいていた。誕生日の前日に、父のサムは大切な給料をどこかに落としてしまったと家族に謝る。
第5話 ごちそう求めて6マイル
ジョンの母メリッサの誕生日当日、ジョンは誕生日のごちそうを用意するためにラッシーとサンディと一緒に6マイル先のディアフォード沼に向かう。
第6話 嵐の中をかけぬけろ
ジョンはラッシーとコリンと共にムーアにある石の塔に出かけるが、嵐がやってきたのでジョンたちは家に戻る。嵐の中をジョンの家に診療所のホッパー先生が看護婦のメリッサを呼びにやってきた。
第7話 マフラー泥棒を捕まえろ
コリンは風邪をひいて学校を休んでいた。そこへラッシーが遊びにやってきて、喜んだコリンはラッシーが風邪をひかないようにマフラーを巻いてあげる。
第8話 ラッシーなんか大嫌い
ラッシーは毎日決まった時間にジョンを学校まで迎えに来ることが日課になっていた。そんなラッシーを見て村中の人たちはラッシーをほめるが、ジョンは自分だけがほめられないことにいじける。
第9話 空から来たおてんばお嬢様
ある日、鉱山所長のドーハンがサムを訪ねてきた。鉱山主のラドリング公爵が様子を見に訪問するのでサムに相談に来たのだった。
第10話 はじめてのケーキ作り
プリシラは名前も聞かずに別れてしまったジョンとラッシーにもう一度会うために、こっそりと車に乗り込んで村へ遊びにきた。プリシラはコリンに案内してもらい、ジョンとラッシーに再会する。
第11話 プリシラ・最後のわがまま
みんなで作ったシフォンケーキを食べずにプリシラが帰ってしまったので、ジョンたちはプリシラにケーキを届けるためにラドリング公爵の屋敷を訪ねる。
第12話 火事をおこしたのは誰だ
ある日、散歩をしていたジョンとサンディは行商人のローリーに出会う。ローリーは犬のトゥーツと一緒に村の広場で曲芸の披露をして、金物屋としても大盛況だった。
第13話 サンディは牛どろぼう?
サンディが小さい頃から育ててきた雌牛のムーが突然ミルクを出さなくなってしまった。サンディの父はしかたなくムーを売ることにしたのだが…!?
第14話 怪しい大男を追跡しろ!
ジョンの父はある日、牧場で倒れていたアイアン・コッパーという大男を助け、仕事を紹介する。そこへロンドンから金塊強盗を追ってふたりの刑事が村へやってきていた。
第15話 アイアンの無実をはらせ!
鉱山所長の金時計はアイアンの家から発見された。しかし、その金時計はブルック警部がアイアンを捕まえるために仕掛けた罠だった。
第16話 急げ!ホッパー先生を助けろ
朝からホッパー先生の診療所はとても忙しかった。なんとかラッシーにも助けられ一段落ついたホッパー先生はラッシーを連れて釣りにでかける。
第17話 カリー先生の結婚
ジョンの担任のカリー先生が結婚することになった。しかし、カリー先生の相手のメアリーは、カリー先生は何か大切な事を忘れていると言う。
第18話 大騒動!サーカスの象が逃げた
ジョンたちの村にサーカスがやってきた、サーカスの人気者の象は大事な芸を失敗して団長に怒られてしまう。その晩、芸を失敗した象への罰としてエサを抜かれてしまった象は…!?
第19話 コリンの初恋とたからもの
ジョンたちのクラスは、スカル岬の海岸まで遠足に行くことになった。遠足の途中、船の中でコリンはひとり旅をしている少女クリスと出会う。
第20話 大変だ!母さんが倒れた
村中でインフルエンザが流行して、ホッパー先生もジョンの母のメリッサも大忙しになってしまう。しかし、ジョンの母もついに疲労が重なり倒れてしまう。
第21話 おばあちゃんに会いたい
ジョンの家の近くに住んでいるフォレストおばあさんの家に、20年前突然家を出て行ってしまった息子のアルバートが訪ねてきた。
第22話 ジョンの決意・鉱山を救え!
ジョンの父が働く炭坑で、石炭の取れる量が減り鉱夫たちも仕事を求めて村を離れていく。ついに鉱山主のラドリング公爵の判断によって鉱山を閉山してしまうことになった。
第23話 頑張れジョン・ラッシーを守れ!
炭坑の再調査を許可する代わりに、ジョンはラドリング公爵にラッシーを預けた。ジョンとサムは新しい鉱脈を発見し、ラッシーを返して貰おうと必死で働くが、ラドリング公爵はしびれをきらして…!?
第24話 消息不明・ラッシーを捜せ!
プリシラにラドリング公爵の屋敷から逃がしてもらったラッシーは、スコットランドからジョンたちの住むグリノールブリッジ村へ向かいまっすぐに目指し向かっていた。
第25話 お帰りラッシー
優しい農家の老夫婦に見送られ旅を再開したラッシーはふたたびジョンの元へと向かう。炭坑では貴重な化石が発見され石炭発掘の希望が見えたのだった。
第26話 夢に向って走れ!
ラッシーはジョンの看病のおかげで元気を取り戻す。ラッシーの旅の話を聞いたロンドンの記者は新聞で美談として報道し、ラッシーはイギリス中で最も有名なコリー犬として知られるまでになった。
エリック・ナイトの原作の「名犬ラッシー」シリーズはここから始まった! 1943年に公開されたカラー作品。主人公はもちろん犬のラッシーだ。当時の景色をカラーで堪能でき、さらにラッシー役の犬の演技も抜群。動物を通じて、人間模様を味わえる。 サム・カラクルーの飼い犬であるラッシーは毎日午後4時、若主人のジョーを迎えに学校へ走っていく。だが、失業したサムはラッシーをルドリング侯爵に売り渡すことになった。その翌日、ラッシーは侯爵の犬小舎を逃げ出す。ラッシーが目指したのは…。
イギリスのヨークシャーにある小さな炭鉱の街で両親と暮らす9歳の少年ジョーには、大切な“親友”がいた。鮮やかな毛並みが美しいコリー犬“ラッシー”だ。しかしジョーの父親サムが働く炭鉱が閉鎖し、生活に困った両親がラッシーを売ってしまったことで二人は離ればなれに。それでも、ラッシーは諦めない。二人が暮らした故郷までひた走る。果たしてラッシーは、大好きなジョーにもう一度逢うことができるのか?
エリック・ナイトが書いた『名犬ラッシー 家路』(原題はLassie Come-Home)を原作に1996年1月からフジテレビ系で全26話が放送。『トム・ソーヤの冒険』や『愛の若草物語』など世界の数多くの名作を手掛けてきた多くのアニメ作品を手掛けてきた「日本アニメーション」が主に制作する「世界名作劇場」の第22作品目。「世界名作劇場」は世界の数多くの名作をテレビアニメ化し、作品をより身近に楽しむことができた。本作は原作上では少年ジョンの愛犬のラッシーが、大好きなジョンとの再会を果たすための試練の旅を描いているが、このアニメ版ではラッシーの旅の場面よりも、主にジョンとラッシーがふれ合う日常の様子を描き出しており、アニメ版独自のストーリーが展開されている。時代は1930年代の半ば頃のイギリス。炭鉱の村、グリノール・ブリッジに住んでいる9歳の主人公のジョンは共働き家庭で育ち、家でひとり留守番をするなど寂しい思いをしていた。ある朝、前夜から母が仕事へ出かけ、寂しい朝食を終えたジョンは学校に行く途中、道端で羊の群れに押しつぶされそうになっている子犬と出会う。うずくまってぐったりとしている子犬を心配したジョンは、急いで家に連れて帰って懸命に介抱した。献身的な世話のおかげで元気を取り戻した子犬は、ジョンによくなつき、家族の一員となった。ジョンとラッシーとの新たな日常が始まろうとしていた。
涙なくしては見られない!高畑勲・宮崎駿の両巨匠が生み出した、世界名作劇場の傑作! 「フランダースの犬」に続き製作された世界名作劇場の第2弾。苦難の旅を続けるマルコと、マルコに関わる人々のドラマを、高畑勲監督が深い洞察に裏付けられた演出で描く。 出稼ぎに発った母を追って、少年マルコはジェノバを旅立つ。リオからブエノス、バイアブランカ、ロサリオ、コルドバ…。マルコは行く先々でさまざまな人たちと関わる。手を差し伸べてくれる者、冷たく拒絶する者。時には希望を失いかけるマルコだが…。
常に前向きな少女カトリが夢に向かい一生懸命に働く!献身的な姿が心打つ感動の物語 「勤勉で働き者の健気な少女」という日本人が好む理想の少女が主役の物語。アウニ・ヌオリワーラの「牧場の少女」は日本での知名度が低かったが、本作を機に有名となった。 南フィンランドで祖父母と暮らすカトリは、暮らしを支えるため、9歳ながら農場へ働きに出ることを決意する。複数の仕事を掛け持ちしながらも懸命に働き、素直で明るく勤勉なカトリの姿に周りも感化され、彼女は多くの人々の支えを受けて成長していく。
『愛の若草物語』は1987年1月から12月にかけて放送されたテレビアニメ作品で、「世界名作劇場」シリーズの第13作目となる。原作はルイーザ・メイ・オルコットの小説『若草物語』と『続・若草物語』であり、作者の家庭がモデルとなっている。アメリカ北部に住むある四姉妹の物語で、主人公は作者のモデルでもある次女のジョオことジョセフィン・マーチ(山田栄子)だが、アニメ版では四女のエイミー・マーチ(佐久間レイ)のナレーションに沿って進められる。制作は日本アニメーション。前半14話までの主題歌は、新田恵利が担当している。舞台は南北戦争時代のアメリカ。北部・ペンシルバニア州に住むマーチ家では、戦地から一時帰宅する父・フレデリック・マーチ(阪脩)を四姉妹が待ちわびていた。しっかり者の長女メグことマーガレット・マーチ(潘恵子)、小説家を目指している男勝りな次女のジョオ、優しく病気がちな三女ベスことエリザベス・マーチ(荘真由美)、そしてわがままでおせっかいな四女のエイミー。個性豊かな四姉妹は、さまざまな喜びや悲しみを経験しながら、それぞれの夢を追って成長していく…。
毎日新聞で連載中の漫画がアニメ化。笑って泣けて元気がでる傑作ファミリーアニメ! 原作は文化庁メディア芸術賞などを受賞している、西原理恵子の人気漫画。主婦の日常や子育ての様子を描いた本作で、主役のかあさんを森公美子が演じている。 かあさんこと鴨原理恵子は漫画家で、締め切りに追われながらも、息子のぶんじと娘のふみを育てている。とうさんはフリーの報道カメラマンで、家にいないことが多い。ある春の日、ぼーっとしていたかあさんの前に、マジックをもった子どもたちが現れて…。
乱太郎ら仲良し3人組が、地球を飛び出し、宇宙の大海原を大冒険! 宇宙の謎に迫る!?NHKのアニメ作品を代表する大人気番組『忍たま乱太郎』と、宇宙をテーマにした科学番組『コズミックフロント☆NEXT』が異色のコラボを実現! 今作は2016年に放送された作品で、「太陽系のお友だちの段」、「月ウサギがクレーターをかけるの段」の2話で構成。同作品は好評を博し、2019年春の第4シーズンまで続いている。『忍たま乱太郎』は尼子騒兵衛のマンガ『落第忍者乱太郎』を原作とし、1993年からNHKでアニメ化。主人公の乱太郎が立派な忍者になるために忍術学園に入学し、親友ふたりと仲良し3人組で繰り広げられるドタバタ劇。『コズミックフロント☆NEXT』は2015年よりNHK BSプレミアムで放送され宇宙をテーマに、宇宙科学や宇宙に関わる科学史などの旬な話題を取り上げ、初心者にも分かりやすく工夫された番組。満月の夜。山田伝蔵先生(大塚明夫)は伝子に変装し出かけると、突然皆既月食が発生。月から光が射してきて、伝子はその光に包まれ宙に浮き上がり、連れ去らわれてしまう…。その光景を見かけた乱太郎(高山みなみ)・きり丸(田中真弓)・しんベヱ(一龍斎貞友)は驚くのだった。乱太郎たちはアヒルさん宇宙船に乗り、伝子を助けに出発する。伝子を連れ去ったのはなんと月のウサギだった…!?
魅惑の日本料理を食べ尽くせ! イギリス人一家の100日間の挑戦!イギリスのフードライター、マイケル・ブースによるノンフィクション『英国一家、日本を食べる』(亜紀書房)のテレビアニメ化作品。初めて日本にやってきたブース一家が、100日間にわたっておいしい日本料理を堪能する! 各エピソードは、15分間のアニメ本編と5分間の実写ドキュメンタリーから構成される。イギリス人のマイケル・ブース(竹本英史)は、母国イギリスでジャーナリズムを学び、留学先のフランスで料理の知識を身につけたプロのフードライター。その探究心はすさまじく、おいしい料理のためならどんな苦労もいとわない男だった。そんなマイケルはある日、日本料理に関する1冊の本を手にする。それを読んで衝撃を受けた彼は、どうしても本場で日本料理を堪能したくなってしまう。そこで彼は取材旅行と称して、さっそく家族を連れて日本へと向かうことにする。日本に到着したブース一家は、まず新宿の思い出横丁を訪れる。友人のトシ(滝藤賢一)によれば、ここで絶品の料理が味わえるというからだ。だが、訪れてみると、そこは薄汚い路地に小さな飲み屋が密集する区画であった。これはトシに騙されたのではないか。そう心配になるマイケルだったが、おそるおそる入った店で、彼は魅惑のB級グルメたちと出会うことになるのだった…。
アニメ『あたしンち』は、2002年にテレビアニメ化した日常系コメディ作品である。ズボラでちょっとおっちょこちょいな母を筆頭に、ドジな娘、物静かでナイーブな息子、無口で変わり者の父の不思議な家族の、何気ない日常が描かれている。原作はけらえいこが手掛けており、2016年1月の時点でコミックの累計発行部数は1,200万部を突破した。ゆるい雰囲気に個性の強いキャラクターが印象的だと、幅広い世代から人気を集めている。それはある日のこと。「情熱の赤いバラ」を気分よく歌いながら、食器を洗う母(渡辺久美子)。そこへ、学校から帰ってきたみかん(折笠富美子)は、日々のお弁当のおかずについて抗議をはじめたのだ。ある日はご飯におかずはしゃけのみ、またある日はこんにゃくの甘辛煮だけと女子高校生のお弁当にしては、地味すぎる。今どきらしい可愛いお弁当を希望するみかんだが、いくら母に抗議をしても、いまいちピンと来ていない。そんな母に、カラフルな弁当を希望すると次の日、とんでもないことになってしまう。
オーストラリアに移住したポップル一家の絆と大自然や動物たちとの触れ合いの物語 オーストラリア特有のさまざまな動物が登場することが見どころのひとつ。放映当時はまだ日本にコアラがいなかったため、この作品でコアラを初めて知った子どもも多かった。 イギリスに住むポップル一家は自分たちの農地を手にするため、オーストラリアへ移住する。しかし新天地では数々のトラブルに見舞われ、生活は苦しいものに。そんな中、三女・ルーシーは大自然や動物たちと触れ合い、持ち前の明るさを武器に力強く生きていく。