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目次
ギャグもシュールさもパワーアップを遂げた、昭和の『天才バカボン』シリーズ2作目
「元祖」の名の通り原作に寄った内容で構成され、シュールで理不尽なギャグが原作どおりの切れ味に! 中でも第29話はバカボンたちが劇画風に描かれる、爆笑必至の必見回。
バカ田大学を首席で卒業した大天才…だったはずのバカボンのパパは、なぜか今ではナンセンスで不条理な行動をする人に。そんなパパと、美人なママ、天然な息子・バカボン、天才な次男・ハジメの一家は、今日も近所の人々と非常識で騒がしい日常を送る。
ブタさんはとんかつなのだ / 宝をうめてさがすのだ
バカボンは拾ってきたブタに名前をつけてかわいがっていた。一方、パパはブタをとんかつにして食べようとしていた。そんなパパの気持ちに感づいたブタは家出をしてしまう。 / 夜中に目を覚ましたパパは、庭で海賊と子分が宝を埋めているのを見つける。早速、シャベルで庭を掘り始めるのだが、果たして、海賊の埋めた宝は見つかるのだろうか?(C)赤塚不二夫/TMS
もしもしカメよカメさまなのだ / ヤキモチの結婚記念日なのだ
亀の子タワシを買いに出たパパは、子供達がカメをイジメているのに出くわす。パパ はカメを買い、家に連れて帰ろうとするが、カメと一緒に歩くと、ゆっくり過ぎて困るのだ。 / 今日が結婚記念日の男に出会ったパパは、自分とママも結婚記念日だったことを思い出す。パパは、家に来たお客さんなど、ママに近づく男たちからママを遠ざけようと するのだが……。(C)赤塚不二夫/TMS
わしは新聞にだまされたのだ / ユーレイさんコニャニャチハ
大掃除の最中、パパが新聞を見つける。紙面には何と今日が“エイプリル・フール”だと書かれていた。早速、腕がもげたフリをしてお医者さんをだますパパだったのである。 / 夜遊びに出かけたパパはユーレイと出会い、家に泊めてやることにした。なんとかユーレイの尻尾を見ようと、無理やりユーレイの着物を脱がすと、その身体はタコの ようになっていた!(C)赤塚不二夫/TMS
枯れ葉が散ると髪が散るのだ / 望遠鏡でホシをとるのだ
ひょんなことからお寺の枯れ葉掃除をさせられてしまうパパ。そこへどんどん髪が抜 けていく男が現れた。最後の葉っぱ1枚と最後の髪の毛1本。どちらが先になくなるか、パパはドキドキして見守るが……。 / ハジメが作った望遠鏡で町内を観察していたパパは様々な人を見つける。だが、遠くにいる人は答えてくれない。やがて、空き巣を見つけ、おまわりさんに知らせに行くのだが……。(C)赤塚不二夫/TMS
チエノワ菌をはずすのだ / 誰が食べたかおサカナさん
チエノワに夢中になっていたおまわりさんと泥棒が離れなくなってしまった。さらに、そんな状態の人が待ちにあふれていた。早速、パパが人々を離してあげるのだった。 / バカボンが友達からサカナを預かってきた。ところが、パパがそのサカナを食べてしまう。必死でサカナを探すバカボンの姿を見たパパは、代わりのサカナを釣りに行くのであった。(C)赤塚不二夫/TMS
スポーツは空頭が一番なのだ / おまわりさんの趣味は大きいのだ
パパが入門した空手家の先生は、これ以上頭を使って物を割ってはいけないと、お医者さんに止められていた。だが、そんなこととは知らないパパは、先生に無理やり頭で大きな石を割らせようとする。 / 署長からピストルを撃つことを止められたおまわりさんは、いい人になろうと努力。パパとバカボンに自慢のD−51の模型を見せてくれる。だが、2人はその模型を壊してしまった!(C)赤塚不二夫/TMS
強盗殺人の予約なのだ / しゃっくりでネコになるのだ
おまわりさんが、きれいな女性に恋をした。だが、女性は「強盗や泥棒を捕まえるようなかっこいいおまわりさんじゃなきゃ嫌」と言って相手にしない。なんとか手柄を立てたいと願うおまわりさんのところに、泥棒志願の男が現れた。おまわりさんは、この男を立派な泥棒に仕立て、逮捕しようと張り切る。 / ウメボシを飲み込んでしゃっくりが止まらなくなったパパは、あわてて病院へ。ところが、そこの先生はネコの目玉と人間の目玉を取り替える実験をしようと考えていた。ネコの目玉を持つパパと、パパの目玉を持つネコ。互いの生態が入れ替わってしまった!(C)赤塚不二夫/TMS
川で鳥が釣れるのだ / 夜なきソバ屋でもうけるのだ
パパはバカボンと一緒に釣りに出かけた。後ろで見物していた青年が、なにを釣っているのかと聞くと、鳥だという答。青年は、本当だったら千円やると言い出すが、釣れたのは本当に鳥だった。パパにやり込められた青年から話を聞いた友人は、逆にやり込めてやろうと出かけていくが……。 / 暇だから金もうけをしようと考えたパパは、おまわりさんに相談。彼は、夜なきソバ屋を勧める。おまわりさんの描いてくれた絵に従って、屋台を手作りしたパパとバカボンは夜の町へ。だが、全然客がつかない。と、そこへ荷物を預かってくれという怪しい男が現れた。男はおまわりさんに追われていたのだ!(C)赤塚不二夫/TMS
二本立ての夢を見るのだ / 秋はふかしイモをやくのだ
夕飯がすんだら二本立ての映画を見に行こうという話になったバカボン一家。ところが、ご飯を食べ過ぎたパパが、胃薬と間違えて睡眠薬を飲んだためにぐっすりと寝込んでしまう。パパが見ている夢には、これから見に行くはずの映画に出てくる盗賊やギャングが登場して、パパを苦しめる。 / ママにお使いを頼まれたパパは、お使いのことなど忘れて、あちこちに寄り道。そのうち、庭で焼きイモをしている人のところにやってくる。焼きイモをごちそうになったパパは、そのおいしさに大感動。パパを迎えに来たバカボンと一緒に八百屋さんでイモを買い、たくさんの落ち葉を持って、大喜びで帰るが……。(C)赤塚不二夫/TMS
パパのそっくりさんはコントなのだ / ボーナスをつかまえよう
人気お笑いコンビ・コントワッハッハの2号が自分とそっくりなことに気づいたパパは、床屋さんに行って、2号と同じ髪型にしてもらう。大満足のパパだったが、テレビのコントで、2号が強烈な飛び蹴りを食らっているのを見て激怒。抗議のために、テレビ局へ乗り込んでいく。 / みんながボーナスでいろんなものを買っていると知ったパパ。棒にナスをつけてケーキ屋さんに行ってみるが、当然売ってくれない。そんなとき、パパの前に現れた男が「ボーナスを預かってくれ」と頼み、現金の入った袋を渡す。借金取りに追われる男は、なんとかボーナスを死守しようとしているのだった。(C)赤塚不二夫/TMS
ネコがイヌになるのだ / お歳暮はソウジ鬼なのだ
本当はイヌが飼いたいという男の家に、ネコが住み着いていた。そこでパパは、ネコに向かってイヌだと言い続け、自分がイヌだと思い込んだネコを作り上げる。その後、イヌになったネコを散歩に連れ出したパパとバカボンは、挙動不審の男を発見。あとをつけ始めた! / バカ田大学考古学部の学生たちが、パパにお歳暮を届けに来た。包みの中から出てきたのは、バカ大のゴミ箱に湧いたソウジ鬼という妖怪。なんでもかんでもホウキで掃いてしまうため、部屋の中がメチャクチャになってしまう。そこで、パパとバカボンは、あわててソウジ鬼を外へと誘い出す。 (C)赤塚不二夫/TMS
わしらをだますなかれなのだ / わしはサンタクロースなのだ
原っぱでパパとバカボンに出会った男は、神様だと名乗り、日本沈没を予言する。すっかり信じ込んだパパとバカボンは、男の言う通りに、船を作る手伝いを始める。ママが怒るのも構わず、家から雨戸や机などの木材、そして食料を持ち出そうとして大騒動に! / パパは、おまわりさんにサンタクロースはいないと言われ、ショックを受ける。そこで、自分が本物のサンタクロースになろうと決意し、バカ田大学のサンタクロース研究会を訪れる。サンタの衣装を着て、学生たちにソリを引かせて走り出したパパは、みんなの欲しいものを聞いて歩くが……。(C)赤塚不二夫/TMS
忘年会は命がけなのだ / 大晦日は大いそがしなのだ
バカ田大学の忘年会で盛り上がるパパたち。3次会はおまわりさんと遊ぼうということになり、みんながあの手この手でおまわりさんをからかう。ついには、交番の前で宴会を始めるが、豪華な料理に釣られたおまわりさんは文句を言うことができず、一緒に参加してしまう。 / ママに年越しソバを頼んできてと言われたパパは、ソバ屋を探して歩く。と、たまたま出会ったのは、ソバ屋をしているバカ田大学の後輩。だが、ソバ屋を始めて3か月になるのに、まだ1人も客が来ないという。そこでパパは、後輩のために、ソバの注文を取ってきてやろうと約束する。(C)赤塚不二夫/TMS
今年も来ましたお正月さん / 初夢で未来がわかるのだ
バカボンとハジメに渡すお年玉をママから預かったパパ。だが、パパはそれを自分のものにしたくてしょうがない。そこで、お年玉をもらいに来た2人の前で、真夏のようにふるまい、今日は8月30日だと言い張る。果たして、この作戦は成功するのか? / お正月の挨拶をしようとしていたパパの前に、頭のハゲたバカボンと白髪になったハジメが現れた。子供の頃からもう50年が過ぎており、ママは昨日亡くなったばかりだという。激しいショックを受け、悲しみにくれるパパだが……。(C)赤塚不二夫/TMS
天才バカボンの劇画なのだ / 天の雪をお待ちするのだ
ヤクザの赤組と白組の間で縄張り争いが繰り広げられていた。パパの家に現れた赤組のヤクザは、邪魔をするパパにクラリネット型の銃を向ける。この銃は一曲演奏するたびに弾丸が1発発射される仕組みだった。そのため、ヤクザは必死にクラリネットを吹き続ける! / 大雪を期待するパパは、お天気相談所の人に明日の天気を聞きに行った。明日は雪という予報に大喜びするが、一晩中、外で待っていても、雪は降ってこなかった。パパはウソをついた予報官に仕返しする方法を考える。(C)赤塚不二夫/TMS
家庭教師はまかせておくのだ / 演説には背広がいるのだ
ハジメが近所の子供に勉強を教えて、お礼にケーキをもらったと知ったパパ。自分もケーキをせしめようと、その家に家庭教師に押しかける。ところが、勉強嫌いの子供に乗せられて、一緒に遊び始めてしまった。 / バカ大での演説を依頼されたパパは、そのための背広を作ることにした。洋服屋さんで寸法を測ってもらうが、いたずら心から店員さんのメモを書き変えてしまう。おかげで、できてくる背広は変なサイズのものばかり。仕方なくパパは、自分で作ることにした。 (C)赤塚不二夫/TMS
タコさんタコさん勉強するのだ / ゴミだらけは美しいのだ
魚屋さんに追われて逃げ込んできたタコを助けたパパやバカボン。タコ語を理解するために、タコに言葉を教えてもらう。覚えたてのタコ語を試そうと町へ出かけたパパたちは、魚屋さんの店先で今にも売られそうになっているタコと出会う。 / ママは、ロマンチックな小説を書く花山カオルの大ファン。ところが花山本人は、ゴミの山に埋もれていないと美しい言葉が出てこないという変な男だった。パパがたまたま花山と知り合いになったと聞いたママは、なにも知らずに大喜びで会いに行くが……。(C)赤塚不二夫/TMS
うちの殿にはおへそがないのだ / わしは芥川賞をとるのだ
庭を掘っていたパパは、地面の中で冬眠していたカエルを見つけた。家の中に持ち込み、一緒に遊ぼうとするが、そのうちにへそがないことを発見する。へそがない人なんかいないと思い込んでいるパパは、あわてて病院の先生に相談に出かけた! / 芥川賞を取ると賞金30万円がもらえると知ったパパは、小説を書こうと思い立ち、近所に住む作家に相談に行った。ところが、この男は盗作すれすれの作品しか書いていないインチキ作家だった。がっかりしたパパは、自分の力だけで小説を書き上げようと決意する。(C)赤塚不二夫/TMS
わしもチョコレートをもらうのだ / 知能指数は7百円なのだ
バカボンが女の子からバレンタインデーのチョコレートをもらったと聞いたパパ。まずはバレンタインデーの意味を知ろうとおまわりさんに相談し、他人の秘密を洩らさない代わりにチョコがもらえるのだと思い込む。そこで、秘密を持っている人を探しに出かけた。 / 大学時代にパパに貸した700円を返してもらうため、ハワイから古い友人がやって来た。パパはわざとイジワルをしようと、部屋中にお金をばら撒き、いつでも拾えるようにしておきながら、それでも700円は返さないと言い張る。友人はお金を拾うべきかどうか悩みに悩むが……。(C)赤塚不二夫/TMS
九官鳥は王子なのだ / イスはクルマなのだ
お腹をすかせた九官鳥は、パパの食べていた今川焼き欲しさに、自分は魔法使いによってカラスに姿を変えられた王子様だとウソをつく。パパがそれを信じ込んだのをいいことに、九官鳥は自分の食べたいものを持っている人間を、次々にパパに襲わせる! / バカボンのイスを壊してママに叱られたパパ。新しいイス買いに行った家具屋さんで、キャスターつきのイスを初めて見て大感激。さっそくそれを購入して、道路を疾走する。そのうち、バカ大の後輩たちまで加わって、集団で暴走を始めた。(C)赤塚不二夫/TMS
おまわりさんのバースデーなのだ / うらないはゲタであたるのだ
おまわりさんは、誕生日を誰にも祝ってもらえず寂しい思いをしていた。それを知ったママが、家でおまわりさんのバースデーパーティを開いてくれることになった。ただし、これからはピストルを撃たない優しい警察官になるという条件つき。おまわりさんは大喜びで承知するが、パパがあの手この手で挑発してくる。 / 巨大なゲタを使う占い師に出会ったパパは、そのゲタが欲しくてしょうがない。そこで、家に招き、隙を狙ってゲタを奪おうとする。ところが、その作戦がうまくいかないうちに、占い師は家の中でゲタを飛ばし、いろんなものを壊して、ママを怒らせてしまった。(C)赤塚不二夫/TMS
テッポー持って記事とりなのだ / キョーレツな香水なのだ
バカ大の後輩が、パパの家を勝手に新聞社にして、パパとバカボンに記事を取って来いと命じる。パパは面白い顔の人を新聞に乗せようと取材に行くが、その人は病院へ整形手術に行ってしまった後だった。パパは手術前になんとか写真を取ろうと、あわてて病院に駆けつける。 / ママの友達が香水をつけているのを知ったパパは、ママのために香水を作ってやろうと決意。ところが、出来上がったのは、強烈な悪臭を放つ液体だった。それを自分の体に振りかけてしまったため、パパには誰も近寄らず、パパの行く先々でパニックが巻き起こる!(C)赤塚不二夫/TMS
カゼをひくのも大変なのだ / バイオリンでゲゲゲのゲなのだ
カゼをひいたハジメがママに優しく看病してもらっているのを見たパパとバカボンは、自分たちもカゼをひくことにした。ところが、裸で電柱に登ってみても、なかなかカゼをひかない。そのうち、大きなマスクをしている男に出会い、この男からカゼの菌をもらうことを思いつくが……。 / バカボンを騙してお金を取った男から、お金の代わりにバイオリンを受け取ったパパ。大喜びで弾き始めるが、その音は聞く者を悶絶させるほどにひどいものだった。だが、パパはまったく気にしない。そのため、町中にパパの弾くバイオリンの壮絶な音が響き渡る!(C)赤塚不二夫/TMS
死にたい人ほど生きるのだ / 空手の天才のバカなのだ
自殺志願者の男がなかなか死ねずにいることを知ったパパ。男があまりに悲しそうなのに同情し、なんとか願いを叶えてやろうとする。ところが、パパがいくら頑張っても、男はなかなか自殺することができない。困ったパパは、男を土管に閉じ込めてしまうが……。 / バカ大の後輩の空手部員が、パパのところにやって来て、なんでも割ってみせると豪語。面白がったパパは、交番の看板まで割らせてしまう。おまわりさんが怒るかと思いきや、逆に空手の凄さに感動。おまわりさんまで一緒になって、道場荒らしを開始する。(C)赤塚不二夫/TMS
わしの天才がバカになったのだ / 絵かきさんは英語なのだ
パパが生まれたのは、昭和のはじめ。3年3か月かかって誕生したパパは、生まれた瞬間から歩くことも喋ることもできる天才児だった。しかも、難しい知識を豊富に持っており、町の人々に褒め称えられていた。だが、ある日、思わぬ悲劇がパパに襲いかかる! / 外国人と英語の代わりに絵で対話したパパ。その体験から、絵がもっとうまくなりたいと思い、勉強のため、町で似顔絵を描き始める。ところが、描いた絵を見かけたおまわりさんが、この顔は指名手配の銀行強盗だと言い出した。ということは、さっきの人が強盗……!? (C)赤塚不二夫/TMS
ガンクツ王の復讐なのだ / サクラはちるちる人もちるのだ
パパの小学校の同級生ガンクツが、復讐のためにやって来た。体の小さい彼は、小学生の頃、パパに地面の穴に閉じ込められ、そのまま行方不明になっていたのだった。銃まで用意していたガンクツだったが、小さすぎて全然効かない。だが、彼には最後の手段が残されていた! / ある家の庭でお花見を始めたパパとバカボン。ところが、その家の主人は庭のサクラが全部散ったら死んでしまうと思い込んでいた。そのため、家の人が庭で騒ぐパパたちに苦情を申し立てる。なにも知らないパパたちは、そのことに腹を立て、サクラを散らそうとし始める。(C)赤塚不二夫/TMS
賞金稼ぎ・子持ち狼なのだ / ネズミがわしをバカにした
息子のハジメと共に旅を続ける賞金稼ぎ・子持ち狼は、賞金首の怪盗二十エ門を追っていた。だが、二十エ門は予想以上に手強く、なかなか倒すことができない。窮地に陥った子持ち狼は、ハジメを人質に取って、二十エ門に降伏を迫る! / パパのイビキで昼寝を邪魔されたネズミの親分は、子分たちに命じてパパにイタズラを仕掛ける。怒ったパパは、ネコを連れてきて家の中に放すが、ネコはちっともネズミを捕ろうとはしない。調子に乗ったネズミたちは、家の中で盛大なパレードを開始した。(C)赤塚不二夫/TMS
ボロショイサーカスの天才児なのだ / ゆうかい犯はオカシなのだ
貧乏サーカス団の団長は、天才少年ハジメを演目に加えれば人気が出ると考え、パパに交渉する。当然断ったパパだが、団長が持ってきたライオンのぬいぐるみに夢中になり、それを着て外へ飛び出して行ってしまう。その間に、ハジメは行方不明になっていた! / オカシに誘われて誘拐される子供が増えていると聞いたパパ。いろんな子供にオカシをあげると言っては、誘拐について警告しようと考えたが、今どきは子供のほうがしっかりしていた。夕方になって家に戻ると、バカボンがまだ帰ってきていない。まさか、誘拐……!? (C)赤塚不二夫/TMS
天才バカボン・イン・アメリカ / 遊びにきました土の中
1人で留守番をしていたパパの眼前に、突然、見知らぬ男が出現した。テレポート能力を持つというその男に、テレポートを習ったパパは、ニューヨークへ遊びに行くことに。だが、さすがにアメリカは遠かったらしく、テレポートしたのはパパの首だけだった! / バカ大の後輩オグラから、遊びに来てくれという手紙が来た。住んでいるのは、地下だという。パパは、バカボンと一緒に地面を掘り進みながら、オグラの家を探し始める。だが、地下鉄に出たり、銭湯の湯船に出たりで、目的の家はなかなか見つからない。 (C)赤塚不二夫/TMS
スキヤキ殺人事件なのだ / 先生のセンセーショナルなのだ
探偵ごっこに夢中のパパは、あるお屋敷で起こった殺人事件の現場に、おまわりさんと一緒に駆けつけた。そこのご主人はスキヤキの中に入っていた毒キノコを食べて死んだのだった。パパの鋭い推理によれば、犯人はおまわりさんだということになるのだが……。 / 家庭訪問で先生が家に来ることになった。成績が悪いバカボンは、先生を親に合わせないようにしようと企み、家にいたパパをよそのおじさんだと紹介して外へ出してしまう。さらに、ママは人気女優だからすぐには帰れないと嘘をつくが、先生はその女優の大ファンだった!(C)赤塚不二夫/TMS
わしは魔法使いなのだ(前編) / わしは魔法使いなのだ(後編)
押し売りの魔法使いから魔法瓶をたくさん買ったパパは、お礼に、今日1日だけ魔法が3回使えるようにしてもらった。魔法を使っていろんなイタズラを考えるパパだが、惜しくてなかなか使うことができない。そんなパパに、魔法を使うことを決心させた事態とは? / つまらないことに、2回も魔法を使ってしまったパパ。そこへ、バカ大の先輩で、人の言うことを一切信じない田中がやってきた。魔法が使えるということをどうしても信じさせたいパパは、目の前で魔法を見せようとする。だが、魔法はあと1回しか残っていなかった。パパが考えた最後の魔法とは……!?(C)赤塚不二夫/TMS
天才ウナギイヌ登場なのだ / 母の日はピストルにうたれるのだ
イヌとウナギの特性を合わせ持ち、言葉も喋る不思議な生き物ウナギイヌが現れた。どうしてもウナギが食べたいおまわりさんはウナギイヌを追いかけるが、危ないところを助けたのはパパだった。ウナギイヌを飼いたいパパは、ママの許しを得るために、ある作戦を思いつく。 / おまわりさんは、母の日だというのに、田舎に住む母親になにも親孝行がしてやれないと嘆いていた。それを見たパパは、母親の姿となって、代わりに自分に孝行しろと提案した。おまわりさんはお母さんの姿をしたパパを背負って、東京中を案内して回る。(C)赤塚不二夫/TMS
ウナギイヌが危ないのだ / ユカイカイカイキキカイカイなのだ
自由が好きなウナギイヌは、バカボン家を出て行くことになった。だが、そうなるとウナギが大好きなおまわりさんに狙われることになる。そこでパパは、ウナギイヌより珍しい動物を作り出して、おまわりさんの注意をそちらに引きつけることにした。パパが考えたヘンテコな動物とは……? / パパを訪ねて巨人がやって来た。実は、バカ大医学部の後輩オノが、物体を大きくする薬を発明し、それを使っていたのだった。だが、その巨大化は数分しかもたない。面白がったパパは、オノから薬を手に入れ、いろんなものを大きくするイタズラをして歩く。おかげで、町中大混乱に……。(C)赤塚不二夫/TMS
これがウナギイヌの正体なのだ / いやな雨でもほしくなるのだ
相変わらずウナギイヌを追いかけているおまわりさん。ウナギイヌを助けたパパとバカボンは、家に招待されることになった。行ってみると、その家は川原に建っており、半分が川の中に沈んでいた。ウナギイヌはイヌの父親とウナギの母親の間に生まれた子供だった! / 長雨続きでうんざりしていたパパとバカボンを、お金持ちの男が飛行機で砂漠へ連れて行ってくれた。最初は大喜びしていたパパたちだったが、飛行機を盗まれ、帰れなくなってしまう。喉が渇いたバカボンがジュースのことを想像すると、まるで実体化したように、ジュースを運ぶウェイトレスが現れた!(C)赤塚不二夫/TMS
ウナギイヌの活躍なのだ / 人助けは大変なのだ
パパは人間のように育てられているイヌの家庭教師をすることになった。その子にマンガを読ませようと、ウナギイヌに描かせて見ると、さすがに動物同士だけにひどく評判がいい。大喜びのイヌだったが、突然現れたドロボーに連れ去られてしまった。ウナギイヌがドロボーのあとを追う! / 車にはねられそうになっていた子供を助けたパパ。その子の家は大変な貧乏で、病気の父親は薬も買えず、いっそ自殺しようと言い出す始末。見かねたパパは、その親子のために金を稼ぐことに夢中になるが、代わりにバカボン家のほうがどんどん貧乏になっていく。(C)赤塚不二夫/TMS
パパのまねしたおまわりさん / ママのおムコをみつけるのだ
パパは、ある男から預かったカバンをなくしてしまった。その男は犯罪者で、カバンの中には金塊がぎっしりと詰まっていた。男は、パパがカバンを見つけるまで、バカボンたちを人質にするという。困ったパパがおまわりさんに相談すると、パパそっくりの警察官が出動することになった! / 隣の娘さんのお見合い相手の写真を見たパパは、それがママのおムコさんだと勘違い。ママに相応しい相手かどうか調査するために、その男の家に出向く。男の仕事は腹話術師だったが、腹話術を知らないパパは、本物の子供だと思い込み、男が子供にひどいことをしていると言って騒ぎ出す。(C)赤塚不二夫/TMS
宇宙人をタイホするのだ / お酒のにおいをよこしなさい
暇つぶしにパパとバカボンをからかおうと考えた若者たち。頭の後ろにニセの目玉を貼りつけ、宇宙人のふりをしてみせる。すっかり信じ込んだパパとバカボンは、交番に駆け込み、宇宙人が現れたと大騒ぎ。だが、おまわりさんは、この2人が騙されていることに気づいた! / 昨日から禁酒しているパパ。だが、どうしてもビールが飲みたくて仕方がない。そこへ、ビールを飲ませてやるという男が現れた。喜んでついていったパパだが、男は先に1人で飲んでしまい、もう1滴も残っていない。パパはなんとか匂いだけでも嗅ごうと頑張るが……。(C)赤塚不二夫/TMS
夕やけこやけの旅ガラスなのだ / ゴルフだから海へ行くのだ
ものもらいができて眼帯をつけたパパは、さらにザルと風呂敷を身に着け、まるで森の石松のようになった。と、そこへ、時代劇のヤクザに憧れる外国人が現れ、子分にしてくれと申し出る。パパと外国人は旅ガラスとなって、2人で旅を始める。 / 明日、ゴルフへ行くことになっているパパは、家の中でゴルフの練習をしてママに叱られる。ところが、翌日になると、誘いに来た相手に、今日は海に行くと言い出す。仕方なくついてきた男を置いて、気持ち良さそうに泳ぎ始めるパパ。収まらない男は、海でゴルフを始める。おかげで海水浴場は大騒ぎに!(C)赤塚不二夫/TMS
とられたスモウ返すのだ / シッチャカメッチャカの海水浴
バカボン一家の留守に、家にドロボーが入った。ところが、律儀なドロボーたちは、テレビは見るもの、ふとんは敷くもの、などと言って、いつまで経っても取るものを見つけられない。そのうちに、パパが帰ってきてしまった。パパと争いになったドロボーは、パパを相手にスモウを取ることに……。 / 明日、家族で海水浴に行くことになったバカボン一家。ママの留守に、パパとバカボンは座敷で予行演習を始める。お米を砂に見立てて埋もれてみたり、バケツで水を浴びせながら、飛び込みの練習をしてみたり。戻ってきたママは、家の中の惨状を見て、怒りを爆発させる!(C)赤塚不二夫/TMS
催眠術の呪いなのだ / コケコッコはもうケッコーなのだ
テレビで丑の刻参りを見たパパは、学生時代のライバルに復讐しようと藁人形を作り始めた。同じ頃、ライバルもまたテレビで催眠術を見て、パパへの復讐を企む。パパの家にやって来たライバルは、パパに催眠術をかけ、自在に操り始めた! / 金の卵を産むというニワトリを買って来たパパ。ところが、そのニワトリはオスだった上に、性格も凶暴。パパはニワトリのご機嫌を取ろうと散歩に連れ出すが、おまわりさんに襲いかかったために、今度はおまわりさんが怒り出してしまった。(C)赤塚不二夫/TMS
ママの泣いてあかした夏の午後 / キェンキャイキャキャキョンなのだ
ママの学生時代の友達が10年ぶりに訪ねてきた。だが、この友達は自分の亭主の自慢ばかりする嫌味な女性。ママは対抗して、自分の夫は芸術家だとウソをつくが、そのとき、ネコに乗ってパパが帰ってきた。ママはとっさに他人のふりをするが……。 / 望遠鏡で空を見ていたパパは、宇宙人の円盤を発見。だが、誰も信じてはくれない。円盤は謎の物質を街に振りまいて飛び去った。翌日、街の人たちはみな、キャキャ語を喋るようになっていたが、何故かパパだけは元のままだった。(C)赤塚不二夫/TMS
おバケはほんとうにいるのだ / おとなはおとなとあそびなさい
おバケを信じるパパは、家の前を通りがかったセーラー服姿の怪しげな老婆と毛だらけの男を目撃。あとをつけていくと、2人はお墓の隣にある病院へ。先生はガイコツのようだし、看護婦さんは吸血鬼らしい。パパはおバケは本当にいたんだと大喜びするが……。 / ハジメとバカボンに遊んでもらえなかったパパは、道端の縁台で将棋をさしている男たちの仲間に入ろうとする。だが、邪魔者扱いされ、怒ったパパは男たちに復讐しようと考える。ところが、男たちのほうが一枚上手だった。(C)赤塚不二夫/TMS
カニボスと海の商売なのだ / イヌネコ化粧品のセールスマンなのだ
海水浴に出かけたバカボン一家。だが、その浜には、商売をしている人たちからショバ代を取ろうとするヤクザのカニボスがいた。カニボスをひどい目に遭わせるために一計を案じたパパは、バカボンと一緒にわざと商売を始め、カニボスが来るのを待ち受ける。 / 動物専門の化粧品販売会社イヌネコ化粧品のセールスマンにスカウトされたパパ。イヌやネコに化粧して、なんとか飼い主に売りつけようとするが、なかなかうまくいかない。そこで、人間の女の人に化粧品を安く売ってしまった。ところが、その化粧品を人間が使うと……。(C)赤塚不二夫/TMS
ブタの惑星 / 冷凍人間コニャニャチハ
ハジメの作ったロケットで宇宙へ飛び出したパパとバカボン。着いたのは、ブタが支配するブタの惑星。偶然、迷子の王子様を助けたパパたちは、王様の大歓迎を受ける。だが、地球ではブタが食料になっていると聞いて激怒した王様は、パパたちを逮捕してしまう! / 氷屋さんの冷凍庫で、氷詰めになった少年が発見された。この子は氷屋さんのお兄さんで、32年前、かくれんぼの最中に冷凍庫に閉じ込められ、そのまま冷凍されてしまったのだった。解凍された少年は、32年間の時間経過が理解できず、混乱したまま街へ飛び出した。(C)赤塚不二夫/TMS
天才ウナギおまわりさんなのだ / うらなう人の星の王子さまなのだ
デカパン博士とハジメは、物質電送機を発明。だが、調子が悪く、2種類のものを電送しようとすると、1つに合成されてしまうという欠点があった。その電送機の中に、偶然、ウナギイヌとおまわりさんが飛び込む。そのため、両者がくっついたウナギおまわりさんが出来上がってしまった! / 頭をなぐって、出た星の形で占いをする少年が大評判。パパもまねをして、頭を殴って占おうとするが、出てくるのは変なものばかり。その占い師の少年が、自分の能力を鼻にかけ、両親をバカにしているのを見たパパは、ある計略を思いつく。 (C)赤塚不二夫/TMS
ヤカンの三カン王なのだ / セイ子にマシ子にキャデラッ子
バカ大演劇部の後輩たちが遊びに来て、ヤカンを仮面代わりにかぶり、お芝居を演じ始めた。面白がったパパは、自分もヤカンをかぶり、後輩たちと共に外に遊びに出かける。ヤカンをかぶっていると便利なことがいっぱいあったが、そのうちに取れなくなってしまった。 / 大金持ちの家でお手伝いをしているママの友達が遊びに来た。その家の主人は、持ち物に名前をつけ、女の子のように可愛がるという変な趣味の持ち主。益子焼の茶碗のマシ子ちゃんを散歩に連れ出した大金持ちの男と出会ったパパは、どんぶりのドンちゃんを紹介すると言うが……。(C)赤塚不二夫/TMS
パパの西部劇なのだ / 留守番パパのかんちがいなのだ
ここは西部の町。保安官のパパは、今日も町の治安を守っていた。そこへ、西部一のガンマンになることをめざすウスラキッドがやって来て、パパに決闘を挑む。ところが、2人とも銃の狙いが全然定まらず、2人が銃を撃つたびに、町の人々が次々に倒れていく。 / 留守番をしていたパパは、時代劇で女の人が斬られるのを見た。怒ったパパがテレビを踏みつけていると、そこへサムライの格好をした人が。さっき、テレビの中で女の人を斬ったのはこの男だと思い込んだパパは、仇を取ろうと男に斬りかかる!(C)赤塚不二夫/TMS
死んでもたばこはやめられないのだ / バカボンの絵日記大騒動
ものすごいヘビースモーカーの男が禁煙を決意。男の妻は、たまたま通りがかったパパに、男が本当に禁煙しているかどうかを見張ってくれと依頼する。ところがパパは、男にわざとタバコを吸わせ、奥さんに言いつけるということを繰り返しては、男をからかい始める。 / 絵日記をつけていたバカボンは、可愛い女の子にチューをしてもらったという日記を冗談で描いた。だが、それを見たパパは、日記に描いたからには本当にならなければいけないと主張。たまたま家を訪れた女の子にチューをしてくれと頼み込む。(C)赤塚不二夫/TMS
ウナギイヌのペンフレンドなのだ / 夏のなごりの砂浜なのだ
バカボンの家のポストを使って女の子と文通をしているウナギイヌ。ところが、その子が会いに来ると知って、大慌て。ウナギイヌは自分を人間だと偽って文通していたのだった。そこでパパが男の子に変装し、ウナギイヌの代わりに文通の相手に会うことになるが……。 / 秋風が吹き始めた頃、パパとバカボンは誰もいない海に海水浴に出かける。砂浜に落ちていたロープをなにげなく引っ張ると、引き上げられてきたタコツボの中には、ツボが売れなくて自殺しようとしていた男が。同情したパパは売れるツボを作ると宣言するが、出来上がってきたのは変なツボばかり……。(C)赤塚不二夫/TMS
バカボンをハクセイにするのだ / パパのナンマイダなのだ
バカ大の先輩の家で、動物のハクセイを見たパパ。ハクセイとは中に綿が詰まっているものだと聞き、家に帰っていろんなものに綿を詰めてハクセイを作ろうとする。さらには、バカボンに綿を食べさせて、バカボンのハクセイを作ろうとするのだが……。 / 弟子に逃げられてばかりいるお坊さんは、パパに地獄の話を聞かせて出家させ、自分の弟子にしようとする。最初は信じなかったパパだが、家の中で地獄での刑罰に似たことを次々に体験し、ついに出家を決意する。だが、そのお坊さんはろくにお経も教えてくれないようなひどい僧侶だった。(C)赤塚不二夫/TMS
不思議のクツで走るのだ / 父と子は親子なのだ
パパは夢の中で、命令するだけで走るクツを見た。ハジメに話すと、そういうクツならすぐに作れると言う。ハジメが作ったクツは「ドロボー!」という言葉で走り出し、「タイホ!」という言葉で止まるようになっていた。ところが、そのせいで町中は大混乱に陥ってしまう。 / バカボンは大金持ちの男に気に入られ、パパやママには内緒で豪勢な料理をご馳走してもらっていた。男はバカボンに、この家の子供にならないかと持ちかける。バカボンから話を聞いたパパは、なんでも買ってもらえると知り、自分がその家の子になると言い出した。(C)赤塚不二夫/TMS
お城とスイカをこうかんするのだ / パパはママにプロポーズなのだ
お城のような大邸宅に住む大金持ちの男は、珍しい食べ物が大好きな食通。たまたま通りがかったバカボンの家で、パパが庭から冷蔵庫を掘り出すのを目撃する。中には、夏にしまっておいたスイカがそのまま入っていた。どうしてもスイカが食べたくなった男は、お城と取り替えてくれと言い出す。 / 若き日のパパとママの青春の1ページ。バカ大の学生だったパパは、女学生のママを「春菊の君」と呼んで憧れていた。だが、ママにはパパとつき合う気などまったくない。それでも、面白いのでデートの誘いに乗り、2人で熱海の海岸へ出かけるが……。(C)赤塚不二夫/TMS
バカボンにヒゲがはえるか / ミイラの殿さまはどこいったのだ
バカボンが指名手配犯に誘拐されてしまった! 犯人の目的はバカボンになりすまし、身を隠すこと。手下にバカボンを見張らせ、変装した犯人はまんまと家への潜伏に成功。ところが翌朝、口のまわりにヒゲが生えてきてしまい、危うく正体がバレそうに!? / パパたちは工事中の公園で、大きな箱を見つけた。中には何とミイラが! お湯をかけるとミイラは生き返り、かつて江戸の殿様だったと言う。自分を生き埋めにした裏切り者の家臣に復讐を誓うが、その家臣の顔は、なんとあのおまわりさんにそっくりだった!(C)赤塚不二夫/TMS
ショートギャグでコニャニャチハ / モシモシお月さん今晩はなのだ
バカボンはガールフレンドとのデートでデレデレ。それに嫉妬したパパは、バカボンにムリヤリ服を交換するように迫る。“バカボン”になったパパは、いそいそと外出するが? 「ワシの二代目なのだ」ほか「コロコロウナギイヌ」「ウツリギドロボウ」のショートギャグ3本立て。 / パパは、タヌキの仮装をした人々が、楽しそうに月見の準備をしているのを見かけ、仲間に入れてもらおうと頼むが断られてしまう。その腹いせに、月が出ないように様々な手段を講じるも失敗! 悔しがるパパは、出てしまった月を引きずり降ろそうと東奔西走する……。(C)赤塚不二夫/TMS
怪盗白雪先輩なのだ / 天才ブタボンなのだ
パパの家に入って来た泥棒は、旧知の白雪先輩! 先輩の頭は雪山でできており、冷さないと噴火するので、雪の調達のため泥棒になったと言う。そこにおまわりさんが見回りに現れ、白雪先輩はとっさにこたつに隠れてしまった! ジワジワ溶ける頭の雪山、そしてついに……!? / おやつの取り合いで不機嫌になって外出したパパは、大学の後輩と出会う。後輩はそんなにおやつが食べたいならと、パパを自分の研究所へ誘った。出されたおやつは、一粒食べればおなかがいっぱいになる「ブタナミン」。ところがパパは「ブタナミン」を奪い、誰彼かまわず食べさせてしまう。(C)赤塚不二夫/TMS
パパの警察手帳なのだ / 夢がホントになったのだ
パパは自殺しようとする刑事と出会う。どうやらピストルを落としてしまい、それが知れたらクビになると言う。刑事の弱みにつけこんでパパは、そのことをバラされたくなければ言うことを聞けと刑事を脅迫! ムリヤリ警察手帳を貸してもらい、誰かまわず逮捕していく。 / バカボンが正夢を見たことを知って、羨ましくなったパパ。自分も正夢を見ようと寝込むパパだが見るのはノコギリの夢ばかり。何と夢の中で切られた物が現実にも切れているのだ。ついにパパは夢の中でノコギリに斬られ、翌朝目覚めると、足がなくなっていた!(C)赤塚不二夫/TMS
アラビアンナイトの研究なのだ / えらい人になりたいのだ
パパが拾った笛を吹いてみると、突然、何でも言うことを聞く男が現れた。パパはその男に様々な命令をして大満足。その光景を見ていた男が、笛を譲ってほしいと懇願。当然断るパパだったが、その矢先、番犬に笛を奪われてしまう! 果たして最後に笛を手にするのは誰!? / バカボンは、たくさん読書をして偉い人になると言いだした。それを聞いたパパは、バカボンよりも先に偉い人になってみせると宣言。パパも本を読んではナポレオンやワシントンのようになろうとするが、うまくいかない。ついにはターザンになろうと決心し、はだかで公園を守り始めた!(C)赤塚不二夫/TMS
ショートギャグでコニャニャチハ2 / 大金持ちのお坊ちゃまなのだ
バカボンが「ババ抜き」をしようとパパを誘った。カードを引くたびに一喜一憂するパパ。ついにババをひいてしまったパパは、ショックのあまり家出をしてしまった! 「ババぬき、パパぬき」ほか「ママはだれのもの?」「きれいずきドロボウ」のショートギャグ3本立て。 / 大金持ちの息子が家出をして、バカボンの家にやって来た。だが、それを苦々しく思うパパに、息子は家を追い出されたあげく、強盗に誘拐されてしまう。犯人の自首で息子は無事に救出されるものの、今度はパパが身代金欲しさに、息子を使って誘拐を偽装する。(C)赤塚不二夫/TMS
バカシングのボクシングなのだ / タリラリラーンのとうがらしなのだ
ハジメが生まれる日のこと。パパとバカボンはいじめっ子親子とケンカになり、情けないことにやられてしまった。このままでは生まれる赤ん坊もいじめられるのではと心配をしたパパたちは、強くなるために怪しげなボクシングジムに入会する。特訓の後、二人は再びいじめっ子親子と対決する! / 辛さに強いパパは、とうがらし会社の味見係の入社試験を受けることにした。パパは大張り切りで会社へ行き、テストと面接をなんとか乗り切って採用が決定! さっそく味見の仕事にとりかかったパパだが、工場にある巨大なとうがらしタンクの中に落ちてしまった!(C)赤塚不二夫/TMS
なんと不思議なイスなのだ / 石さん百万円なのだ
パパは古道具屋から不思議なイスをもらって来た。なんとそのイスは犬のように走ったり、噛んだり、お手をするのだった。パパたちは、懐いてきたイスをペットのように可愛がる。ところが、このイスを譲ってほしいという人が現れると、パパはあっけなく1万円で譲ってしまった! / 石田さんが収集している石の中で、貴重なものは何と100万円! 石田さんの息子は、父親があまりに石をかわいがるので、自分と石とどちらが大事なのかを試そうと、パパと狂言誘拐を計画。しかし石田さんは息子よりも石を選び、取引に偽の石を渡そうとする。(C)赤塚不二夫/TMS
恐怖のデタラメレンズなのだ / バカタレ菌の天才なのだ
タレ目眼科医院では、院長が「恐怖のデタラメレンズ」なるものを開発。それは何と、1つのモノが5つに増えて見えるまやかしレンズだった。ひょんなことから、そのレンズを手に入れたパパだが、そこに逃走する泥棒が! 5人に増えて見える泥棒を、パパは追い詰められるか? / 垢にまみれて身体中真っ黒なパパ。ママに怒られて入浴すると、落ちた垢の中から「バカタレ菌」の親子が現れた。その子供が泣いて言うには、母親が他の人の垢に付いてしまって離ればなれになってしまったらしい。パパは母親を探し出すべく奮起するが……。(C)赤塚不二夫/TMS
ショートギャグでコニャニャチハ3 / おくさんこわいエントツこわい
バカボンの絵のモデルになってあげたパパ。しかし仕上がった絵のヒドさに文句を言い、バカボンを泣かせてしまう。反省したパパは、バカボンを元気づける秘策を思いつく。「パパのにがお絵」ほか「かわいそうな人なのだ」「プライドあるドロボウ」のショートギャグ3本立て。 / パパは気弱な研究者に出会う。彼は、奥さんが凶暴で手が付けられず困っていると言う。しかし男は得意の研究で力の強くなる薬を作り、奥さんに対抗しようと計画! ところが完成した試薬を興味本位で飲んだパパが凶暴に。奥さんを人質に街を暴れ回る!!(C)赤塚不二夫/TMS
お酒アニマルなのだ / 鬼子とおじいさんなのだ
パパは屋台で「焼きとうもろこし」を買ったものの、その屋台はやくざ者の経営でボラれそうになる。怒ったパパは取っ組み合いの末、屋台を乗っ取ってしまう。そんな中、お酒が切れるとすべての人が動物に見えピストルを乱射するというハタ迷惑な組長が、屋台を奪還しにやってきた。 / 娘・鬼子を訪ねたものの、すごい形相で娘に怒られ家を叩き出されてしまったおじいさん。その寂しさに、おじいさんは酒をあおり、幸せだったころの鬼子の幻覚を見る。それを不憫に思ったパパは、娘の住まいへ桃太郎の「鬼」退治よろしく、鬼子にお仕置きをしに出陣する!(C)赤塚不二夫/TMS
怪盗ネコ男なのだ / おおサンタパパなのだ
目玉のおまわりさんは、泥棒が入ったバカボン宅に急行した。泥棒の痕跡から犯人は怪盗ネコ男であることが判明。おまわりさんは奮闘するも、ネコ男の素早さにちっとも逮捕できない。そこでパパはおまわりさんに、素早く動けるようになる特別な食べ物を贈るが……。 / 時はクリスマスイブ。サンタクロースを信じるバカボンは、プレゼントがもらえるように祈って眠りにつく。すると本当にサンタがバカボンの家にやってきた。でもサンタは酔って不満をぶちまけ、バカボンをいじめて去っていく。それを知ったパパは逆上! サンタに怒りの鉄槌を下す!(C)赤塚不二夫/TMS
かくし芸のトックンなのだ / そうじとしょうじと習字なのだ
バカ田大学の元クラスメイトが、大学OBによる忘年会をしようと言ってきた。幹事を引き受けたパパは、さっそくお知らせはがきを書く。忘年会ではかくし芸を披露することになっていて、パパもトックンを始める。果たしてその出し物とは……? / 年末の慌ただしい中、バカボンは書き初めの宿題を思い出す。習字の練習のため、パパが見本に持って来た看板には「売家」の文字が。ところがその「売家」の習字を、パパは玄関の門に貼り付けてしまう。それに目を留めた不動産屋の男が、バカボン宅に訪れるが?(C)赤塚不二夫/TMS
パパはめでたい日本一 / 四角い初夢よろしくなのだ
留守番を頼まれたパパたちだが、鍵をかけずに遊びに出てしまった。そこへ泥棒が侵入、家財道具をまるごと盗み出してしまう。ところが逃走中の泥棒はパパと遭遇! あわてふためく泥棒だが、パパは大荷物を見て“引越中”だと勘違いし、荷物を運ぶ手伝いをしてやることに。 / パパは初夢を見ようと柱の角に頭をぶつけて気を失った。すると、丸いものが全て四角でできている不思議な世界に行く夢を見る。その世界ではパパの丸い鼻くそを、みんなが恐れるようになってしまった。困ったパパはおまわりさんに相談するが、逆に発砲されて巨大化した鼻くそが襲いかかってきて大ピンチに!(C)赤塚不二夫/TMS
ショートギャグでコニャニャチハ4 / パパの秘密結社なのだ
バカ田大学の後輩は、何かにつけて自信がもてない。そんな後輩に、パパはからかい半分で水道水を酒だと信じ込ませ飲ませてしまう。すると後輩は急に顔を真っ赤にして暴れ出してしまい……。「自信のない男」ほか「動物ホテル」「かんろくあるドロボウ」のショートギャグ3本立て。 / バカボンは失敗の言い訳のため、友達を泥棒に仕立てあげてしまった。ところが、取調中にその友達は「同じ秘密結社の団員のパパに指示された」と言い出してしまう。動転したパパはさらに通行人を団員に仕立て上げた。ところが、実はその通行人は本当に秘密結社のボスで……。(C)赤塚不二夫/TMS
おとぎばなしがいっぱいなのだ / 脱走犯人はかわいそうなのだ
昔話風の特別編。ママが拾ってきた桃から生まれた桃太郎は、バカボンの勉強の邪魔や浦島太郎から玉手箱を横取りするなど、パパと一緒にいたずらばかりしていた。ある時、バカボンと二人で鬼退治に出かけることになったが、鬼ヶ島で大勢の鬼に襲われてしまう。だが、桃太郎には奥の手があった! / パパは逃亡生活に疲れ、自首を考えている脱獄犯と出会う。しかし手配書より痩せて人相が変わってしまい逮捕してもらえない。そこでパパは男を太らせようとするが、男は太ると悪人に変貌するという体質だった! パパはなんとか男を縛ったまま太らせることに成功。交番へ連行するが……。(C)赤塚不二夫/TMS
氷はガラスなのだ / 前略母ちゃんさま
トイレのガラスを割ってしまったパパは、バケツにできた氷で直そうと思いついた。ところが冷たくて触れない。しばらくお風呂で暖めることにしたのだが、パパは溶けた氷が盗まれたと勘違い。修理に来たガラス屋を泥棒扱いした上、商売道具のガラスを割ってしまった! 困ったパパはガラスの代わりに……。 / 手柄のないことに落ち込んでいるおまわりさんのために、パパは殺人犯をでっち上げて逮捕させてしまった。しかし、それをママたちに責められたパパは、証言を撤回。さらに、殺人事件の被害者だったはずの人が、生きて交番へ現れた。果たしておまわりさんの手柄はどうなってしまうのか?(C)赤塚不二夫/TMS
雪さんコンコンなのだ / おまわりさんのシンマイなのだ
バカボンとパパは、雪を降らせようと「ふれふれ坊主」をつるしたり、「雪ふれコンコン」を凍えるまで歌ったりした。ようやく夕方雪が降り始めたが、すぐにやんでしまってがっかり。しかし翌朝、念願の雪が積もっていた! さっそく大きな雪だるまを作り、ママに見せようと家の中へ。しかし、そこはストーブの前だった! / 目玉のおまわりさんに後輩ができた。しかし自分より優秀な後輩が気にくわず、辛く当たる。それでも真面目に働く後輩が泥棒を捕まえてきた。署長の前での取り調べで、自分よりも上手に犯人を白状させる後輩に、おまわりさんのひがみも最高潮。ところが、後輩の隠されていた正体が明かされて!?(C)赤塚不二夫/TMS
新婚ほやほやなのだ / ショートギャグでコニャニャチハ5
バカ田大学の後輩が結婚した。パパは、奥さんを見に後輩の家に遊びに行くことに。ところが夫婦水入らずでいたい奥さんは早くパパを帰そうとする。パパは色々と理由をつけ居座り、夕飯までごちそうになってしまう。しかしそんなパパの前に、怒りの表情で包丁を持つ奥さんが現れる! / 長年付き合いのある友達の家に遊びに来たパパ。ところが、パパはその友達の顔を見たことがない。なんとかして顔を見ようとしたところに火事が発生! 焼け跡から出てきた驚愕の真相とは……。「かわった友だち」ほか「泣かせる少年」「教養あるドロボウ」のショートギャグ3本立て。(C)赤塚不二夫/TMS
カッパの王さまなのだ / タコさんのマネージャーなのだ
バカ田大学の校長は、生徒にバカにされることが悩み。尊敬される方法を相談されたパパは、カッパと闘って勝った男になることを提案する。パパはカッパの王様になりすまし、闘いの逸話を生徒の前で発表。見事校長は生徒に尊敬される。しかしカッパ姿で帰宅したパパの家に、バカ大生やTV局がカッパに会いに押し寄せてきた! / 大学の先輩が犬を連れて訪ねてきた。だが、犬は先輩のマネージャーだという。パパもマネージャーが欲しくなり、タコをマネージャーにすることにした。パパはタコを連れてあいさつ回りに出かけるが、知人達はおみやげ代わりにタコの足を要求。あいさつのたびにタコの足は減っていき、とうとう残り一本になってしまう。(C)赤塚不二夫/TMS
イヌはニャンと鳴かないのだ / こどものまねはいけないのだ
パパに騙された犬山さんは、飼い犬に猫の鳴き真似をさせるべく特訓を始めた。当然、鳴くことはできず、できるまでは断食と決めていた犬山さんと飼い犬はやせ細ってしまう。そこでパパは猫と飼い犬を並べて交互に鳴かせてみる作戦を提案。しばらくすると猫がワンと鳴き始めた! そして飼い犬は……。 / 髪と髭を剃って、自分の子どもになりすまし、借金取りから逃げてきた男がいた。男はバカボンに級友と間違われ、家に招かれる。しかし、勝手に酒を飲んだり好き放題。怒ったパパにペンで髪と髭を描かれて、元通りの外見に戻ってしまった。そこに、なんと借金取りが現れた!(C)赤塚不二夫/TMS
凶悪犯人大追跡なのだ / ペットはだいじにかわいがるのだ
休日で私服姿だったおまわりさんはスリの現場を目撃した。しかしパパに「せっかく私服なのだから尾行して、さらに大きな事件を起こした時に逮捕すれば、出世ができる」とそそのかされ、追跡を始める。案の定、罪を重ねる犯人だが、おまわりさんは更なる罪を期待してなかなか逮捕できない……。 / パパの友達夫婦は、ペットの小鳥と犬を我が子のように可愛がっている。その家の留守番を頼まれたパパは、ペットを虐めるなと脅されたが、なりゆきでペット達をこてんぱんにしてしまい逃げ帰る。後日見舞いを持ったパパが友達の家に行くと、なんとペット達が追い出されるところだった。その理由とは?(C)赤塚不二夫/TMS
レレレのおじさんの意外な過去なのだ / ショートギャグでコニャニャチハ6
レレレのおじさんは何故、掃除をし続けるのか? その理由はおじさんの過去にあった。パパは、おじさんから真実をうち明けられ、いたく感動する。そのまま、掃除にハマってしまったパパはほうきで町中をメチャクチャにはき始めた。次の日、レレレおじさんが外に出てみると、困ったことになっていた! / バカボンが座ったまま動かなくなってしまった。ママ達が呼びかけても反応せず、パパがからかって叩いてもまったく動かない。ところが日が暮れるとバカボンは急に動きだし、大喜びし始めた!? 「動かないバカボン」ほか「パパのおもいちがい」「おしゃれドロボウ」のショートギャグ3本立て。(C)赤塚不二夫/TMS
おまわりさんと旅をするのだ / おどろ木ももの木不思議な木
パパは福引きで旅行を当てた。おまわりさんが同行を希望するが、パパはボディーガードとしてなら、と条件を付ける。案の定、おまわりさんは旅行中ごはんも食べられずにパパにコキ使われる。ところが、空腹で力の出ないおまわりさんの前に食い逃げ犯が! / 後輩の作った木製人形が生きているように動き出した! パパは留守番を頼もうと人形のご機嫌を取るが、人形は偉そうな態度で次々と横暴な命令をしてくる。そして酒を飲んだ挙げ句、風呂でくつろいでいたところ、その人形から枝や根が生えてきた! 枝葉の成長は止まらず、ついに家を破壊してしまって……。(C)赤塚不二夫/TMS
パパはクイズの天才なのだ / タイムマシンで先祖にあうのだ
パパは「動物園からライオンが逃げた。皆が逃げる中最後まで逃げなかった人は誰?」というクイズの答えが分からず、おまわりさんに相談する。おまわりさんや動物園の飼育員はライオンが逃げたと勘違いし、パニックに。その隙に本当にライオンが逃げてしまい、パパに襲いかかってきた! / タイムマシンで原始時代にやってきたパパ達は、パパそっくりのバカ王に出会う。バカ王の娘に想いを寄せるおまわりさん似の原始人は、フラれた腹いせに、恐竜に乗ってパパ達に襲いかかって来た! パパ達は間一髪で現代に戻るが、恐竜が一緒についてきて……。(C)赤塚不二夫/TMS
バカ田大学想い出日記 / 本官さんの結婚なのだ
バカボンは友達の日記を丸写ししてママに注意される。そこへパパが参考のために、大学時代の日記を持って来た。しかし内容は、若かりし頃のパパのデタラメな日常ばかりで、全く参考にならない。結局、ママに事実を書くように言われたバカボンだったが……。 / パパはおまわりさんの見合いをぶち壊してしまったお詫びに、見合い相手の前でおまわりさんに逮捕される泥棒の役を買って出た。ところがパパは約束を忘れてすっぽかし、おまわりさんは良いところを見せられずじまい。しかし、あきらめかけたところに本物の泥棒が現れ、名誉挽回のチャンスが到来した!(C)赤塚不二夫/TMS
恐怖の無責任先生 / 陸でボートをこぐのだ
バカボンの担任の先生は、常識的な判断が大嫌い。テストの答も自分の好きなことを書けばいいと主張する変な人。そんな先生が、スイカでサッカーをするパパを見て感銘を受ける。そして、意気投合した2人は兄弟の契りを結ぶことになった。 / ローラースケートに夢中のパパとバカボン。貸しボート屋さんのボートにローラースケートをつけ、陸の上で漕ぎ始める。ところが、自分たちで漕ぐのはなかなか大変。そこで、野良ネコとウナギイヌをエサで誘って、ボートを引っ張らせようとするが……。(C)赤塚不二夫/TMS
タマゲタのゲタなのだ / 夢人間アラジンくん
バカ大の後輩が、倒産した会社から退職金代わりに大量のボーリングのボールとゲタの鼻緒をもらい、パパの家に持ち込んできた。そこでパパは、ボールに鼻緒をつけて“タマゲタ”を作る。そして、これを販売するための会社を立ち上げた。 / バカ大夢学部の後輩アラジンは、夢を実体化させることに成功。ところが、実体化したものは、アラジンが目を覚ますと同時に消えてしまう。一計を案じたパパは、お金を実体化させ、それが消えないうちに大量のお菓子を購入しようと企んだ。(C)赤塚不二夫/TMS
ともだちはライバルなのだ / 本官さんは金しだい
バカ大同級生のカチキはパパのライバルで、どんなことであろうともパパには負けたくない。お寿司屋さんへ行けばワサビの辛さで勝負し、頭をぶつければタンコブの大きさで勝負しようとする。そして、ついに2人はケガの大きさで勝負しようとするのだが……。 / バカ大の先輩が電送機を発明した。パパは電送機を使って銀行の金庫へ忍び込み、一時的にお金を拝借。それを借金の取り立てに困っているおまわりさんの目の前に出現させた。大金を手にしたおまわりさんは借金取りや署長に対して、急に横柄な態度を取り始める。(C)赤塚不二夫/TMS
子供の日はわしの日なのだ / おみやげなんてアロハオエ
子供の日にこいのぼりの見たパパは、それを本物の魚だと思い込み、川に戻してしまった。そのことでママにひどく叱られたパパは、お詫びにしょうぶとチマキを買いに行くことに。だが、それがどんなものか知らないパパは、格闘技の会場に乗り込み、その“勝負”を買いたいと言い出す。 / 雑誌の懸賞に当選したバカボン一家はハワイに行くことに。ところが、出発直前に出版社が倒産し、旅行は中止になってしまった。仕方なく家に帰るが、近所への見栄もあって、ハワイに行けなかったとは言えず、明かりもつけずにコソコソと暮らし始める。(C)赤塚不二夫/TMS
パパの履歴書なのだ / なんでもくっつく説なのだ
なにげなく職業安定所の列に並んだら、履歴書が必要だと言われたパパ。面白がって自分の経歴を書き始めるが、誕生日からして「昭和元年12月元旦、クリスマスの日」というメチャクチャなもの。さらにパパは、発想の赴くままに奇想天外な半生を綴っていく。 / ラジオの「大人電話相談室」のムチャクチャ先生が、バカボンの家にやって来た。先生は、大陸移動説を唱えるが、既にその学説は存在するとハジメに指摘され、今度は大陸くっつく説を唱える。そして、すべてのものは必ずくっつくという主張を展開、それを証明するためにパパと一緒に町に出る。(C)赤塚不二夫/TMS
怠け菌は笑い殺すのだ / 命の恩人には弱いのだ
パパは公園で、ホームレスの人と知り合いになった。この人は勤労意欲はあるものの、勤め先の社長が次々にやる気をなくし、会社が倒産してしまうのだ。調べた結果、パパはこの人の体から怠け菌を発見。この菌を退治するためには、パパの体の中にある笑い飛ばし菌が必要だった。 / パパの命の恩人を自称するランダという男が、海外出張中、息子ランタロウの面倒をみろと、息子を勝手に置いていってしまった。ところが、このランタロウはとてつもなくわがままで暴力的な子供だった。ランダに恩義のあるおまわりさんもランタロウには手が出せず、2人は振り回される。(C)赤塚不二夫/TMS
おまわりさんの身替りはつらいのだ / 恐怖の反対人間なのだ
おまわりさんは署長に、防犯週間の間にドロボウの1人も逮捕しなければクビだと言い渡される。そんなこととも知らぬパパは、今日もおまわりさんをからかおうと、川に飛び込ませ、制服を奪って、自分がおまわりさんになってしまった。ところが、そこへドロボウが現れパパは追跡を開始するが……。 / パパの友人のハンダは、なんでも反対でなければ気がすまない男。晴れの日に傘をさし、服も前後ろ逆、家へ入るにも、わざわざ玄関ではないところから入ろうとする。パパと一緒に散歩に出かけたハンダは、いい散歩道だと言いながら線路の上を歩き始めるが、向こうから電車が迫っていた!(C)赤塚不二夫/TMS
恐怖のお医者さんなのだ / 笑って笑って大作戦
動物病院に病気のネコが担ぎ込まれる光景を見たパパは、面白がって治療の見学を始める。だが、そこの医者は治療のストレスを全部自分の飼いネコにぶつけるようなひどい男だった。それを知ったパパは医者をからかうため、自分のペットだと称してミミズを持ち込む。 / バカ大の後輩の父親が危篤だと言われてから既に20年。この父親は笑ってから死にたいという願いを持っており、いまだに笑えないためにまだ死にきれないでいるのだ。困っている後輩のために、パパはなんとかこの父親を笑わせようとするが……。(C)赤塚不二夫/TMS
有名人には弱いのだ / 借りは返すのだ
ドロボウが入ったという通報におまわりさんが行ってみると、そこは人気アイドル・ジュンコちゃんの家だった。アイドル好きのおまわりさんは髪の毛やスリッパを押収したり好き放題。その帰りに有名人の乗る車が交通事故を起こしたが、おまわりさんは見逃すという。 / 5年前、パパに3万円を借りた男が偶然、パパと出会ってしまった。男はなんとかごまかそうとするが、パパは貸したことを覚えていなかった。安心した男はパパの家に遊びに行くが、ときどきパパが思い出しそうになり、そのたびに必死で忘れさせようとする。(C)赤塚不二夫/TMS
交番ジャックなのだ / 掃除人形をつくるのだ
体にダイナマイトを巻いた男によって交番が占拠された。男はおまわりさんとパパを人質にとった上、報道陣や警察を呼び、交番周辺は大騒ぎに。ところが署長は2人の命などどうでもいいと言い出してしまう! / パパとバカボンがいつものように遊びに出かけると、道路が妙に汚れている。レレレのおじさんが風邪をひいて寝込んでいたのだった。2人はおじさんの代わりに掃除をしようとするが、意外に重労働。そこでパパは、おじさんに代わる自動掃除人形を作ると言い出した。(C)赤塚不二夫/TMS
おまわりさんはUFOなのだ / ないしょのパパの日
バカ大UFO研究会の先輩が、アンドロメダマ星から手紙をもらった。それには、行方不明の王子を探して欲しいと書いてある。写真を見ると、その王子はおまわりさんそっくりだった。パパたちはおまわりさんが宇宙人だと信じ込み、なんとか宇宙へ返そうとする。 / ママ、バカボン、ハジメが、パパに内緒でなにか相談をしている。それを盗み聞きしたパパは、3人がドロボウの計画を立てていると思い込んでしまう。そこでパパは、デパートへ出かけた3人のあとをつけ、必死に3人の計画を阻止しようとするが……。(C)赤塚不二夫/TMS
爆弾男をさがすのだ / 母をたずねて三千円
ある夜、若い男が交番を訪れ、おまわりさんにプレゼントの箱を渡す。ところが、箱の中身は爆弾だった! 爆発でひどい目にあったおまわりさんは、犯人を探すため、自分の似顔絵を描いて、いろんな人たちに踏み絵させることにした。 / 20年前、パパの母親はパパから三千円を借りたまま、夜逃げしてしまった。その母親を探して、パパは旅へ出かけた。母の居場所を聞いたパパは、目的地に向かうが何度も道に迷い、世界中を放浪することに……。(C)赤塚不二夫/TMS
アサガオさんコニャニャチハ / ドロボウ前の男なのだ
アサガオの種を買ってきたパパは、それを庭に植え、大切に育て始める。だが、なかなか大きくならず、いらだつパパ。ハジメに「音楽を聞かせるとよく育つ」とアドバイスしてもらったパパは、アサガオの周囲にスピーカーを設置し、大音量で音楽を流し始める。 / パパの先輩のドロタは、お腹がいっぱいになるとドロボウがしたくなるという変な癖を持っていた。そうとは知らずに、ご飯を食べさせてしまったパパは、なんとかドロタの犯行を止めようと頑張る。ところが、おまわりさんがそのことを知って……。(C)赤塚不二夫/TMS
恐怖のいそぎ人間なのだ / 元祖天才モデルなのだ
パパの後輩は、結果が先にわかってしまういそぎ人間になっていた。そうなったのは、サキミ目薬を大量にさしたためだと聞いたパパは、自分でも試してみる。すると予知能力が備わり、火事を的中。パパのもとへ先のことを聞こうと多くの人が押しかけて来たが……。 / 世界の代表的なバカを描き続けている画家が、今度は日本を代表するバカを描くことにした。バカ大出身の弟子はパパを推薦。なんとかモデルになってもらおうとするが、パパはモデルになる代わりに自分の要求を聞けと主張し、次から次へとムチャな注文をし始める。(C)赤塚不二夫/TMS
ゴの勝負のユーレイなのだ / 陸で魚を釣るのだ
バカ大五目並べ研究会の後輩ゴモクコスケは、パパに碁の勝負を挑む。だが、その最中、ゴスケが頭をぶつけて気絶。パパはゴスケが死んだと思い込み、あわてて家へ帰ってしまう。意識を取り戻したゴスケは、ユーレイに変装して、パパを脅かしに出かけた。 / おまわりさんの魚拓を見たパパとバカボンは、自分たちも魚拓を作ろうと川に釣りに出かけた。ところが、盗んだ宝石を川底に隠している宝石泥棒が、パパたちを遠ざけるため、釣りは陸の上でするものだとウソを教える。素直に信じたパパは、陸の上でいろんなものを釣り始めた。(C)赤塚不二夫/TMS
やせたやせた夏やせなのだ / 殺人会議を開くのだ
あまりの暑さに食欲のなくなったパパとバカボンは、ご飯も食べずに氷イチゴばかり食べていた。そのため、ついには線のように痩せ細ってしまう。しかも、パパやバカボンばかりではなく、おまわりさんや動物園の動物たちまでが同じように異常な痩せ方をしていた。 / どういうわけか、パパとバカボンは殺し屋と間違われ、ギャングのアジトに連れて行かれてしまった。あせるパパたちだが、実はギャングの正体はバカ大サギ学部の後輩たちであることに気づく。そこでパパは、逆に男たちを騙し、無理やりに殺人会議を開かせる。(C)赤塚不二夫/TMS
バカボンの宿題なのだ / ピストル撃てないおまわりさん
バカボンがパパに内緒でなにかしようとしている。自分がのけ者にされていると思い込んだパパだが、実は親に手伝ってもらわずに、夏休みの宿題の工作をしようとしているだけだった。そうとわかったものの、寂しくてしょうがないパパは、なんとか手伝おうと必死になる。 / 射撃訓練で1発も当てることのできなかったおまわりさんは、署長にピストルを撃つことを禁止される。だが、欲求不満がたまり、ついにはノイローゼになってしまった。パパはおまわりさんを救うため、無理やりにピストルを撃たせようとするのだが……。(C)赤塚不二夫/TMS
骨をとるのはホネなのだ / 元祖日本世界昔ばなし
バカボンが食事中に魚の骨を喉にひっかけてしまった。パパは「骨は骨で取ればいい」と、大きな魚の骨をバカボンの喉に押し込むが、さらに事態を悪化させる。仕方なく、バカボンの口に自分の手を突っ込んで取ろうとするが、今度はパパの手が抜けなくなってしまった。 / パパがハチャメチャな昔ばなしを語り始める。山へ柴刈りに出かけたパパは、川の上流からスイカが流れてくるのを見つけた。拾い上げてみると、中から出てきたのはカメ。助けたカメに連れられて竜宮城へ行く途中、サメに飲み込まれ、気がつくと砂浜でガリバーのように縛りつけられていた。(C)赤塚不二夫/TMS
スケジュールの天才なのだ / 恐怖の特急バスなのだ
バカボンは夏休みのスケジュール表の通りに行動しようと努力していた。それを見たパパも自分のスケジュール表を作る。ところが、予想外の出来事で朝のトイレからスケジュールがずれ始めてしまう。なんとか予定をこなそうと、いくつものことを同時にやろうとするのだが……。 / パパたちは、特急バスに乗って、町内会の海水浴に行くことになった。ところが、渋滞にイライラしたパパとおまわりさんが運転手を殴ってしまったために、運転手の様子がおかしくなる。代わりに運転するおまわりさんとパパだが、バスはブレーキが壊れ、暴走を始める!(C)赤塚不二夫/TMS
怪奇スターがいっぱいなのだ / 海水浴のおフロなのだ
ハイキングに出かけたパパとバカボンは、大雨に遭い、不気味な洋館に雨宿りに入った。ところが、そこはドラキュラの館で、フランケンシュタイン、狼男など、往年の有名モンスターたちが同窓会を開いていた場所だった。モンスターたちは久々に人間を脅かせると張り切るが……。 / 朝からお風呂に入りたくなったパパは銭湯に出かけた。だが、銭湯には「海水浴のため本日休業」という貼り紙が。そこでパパは、お風呂に入るために海まで出かけていき、そこで見た海を風呂だと思い込んでしまう。パパは銭湯の主人を見つけると、風呂代を払い服を脱いで海に入るが……。(C)赤塚不二夫/TMS
ガマンで勝負なのだ / ミミズはペットの王様なのだ
ガマン大会で優勝したパパを、ガマン研究会の先輩ガマダが訪ねてきた。本当はガマン大会に出場したかったのだが、それをガマンしたのだという。ガマダの挑戦を受け、パパはガマダといろんなガマン比べをするが、どうしても勝つことができない。そして、勝負はさらにエスカレートしていく。 / バカボンがミミズをペットにしていた。だが、それが気に入らないパパは、魚をペットにしてミミズを食べさせてしまう。怒ったバカボンはネコをペットにして、魚を食べさせる。2人のペット合戦はどんどん過激になっていき、バカボンのワニに対して、ついにパパはターザンを繰り出した。(C)赤塚不二夫/TMS
たまには外で食事をするのだ / フラダンスの犬なのだ
レストランで久しぶりに豪華な食事をすることになったバカボン一家。ところが、予想以上に高かったために、パパが1人でお金を取りに戻ることに。だが、途中で眠くなり、公園のベンチで昼寝をしたせいで、パパは今までのことはすべて夢だと思い込んでしまった。 / バカボンは、いっぱちというイヌを預かることになった。賢いいっぱちに人間の言葉を教え込もうとするパパだが、その最中に頭を塀に打ちつけてしまった。すると、いっぱちはフラダンスをしながら人間の言葉で歌を歌うという変なイヌになってしまう。(C)赤塚不二夫/TMS
十年振りの人なのだ / パパの大安売りなのだ
パパと10年ぶりに再会するマツモトという男が、バカボン家を訪れた。だが、パパは迎えに出ており、どこかですれ違ってしまったらしい。パパに一刻でも早く会いたいと、マツモトは飛び出していくが、またすれ違ってしまう。こうして、何度もすれ違ってしまうのだが……。 / せっかくのスイカをお風呂で煮てしまったパパ。仕方なくパパは別のスイカを買いに行くが、八百屋さんの店頭でスイカを割ってしまう。代わりにスイカの大安売りを手伝わされることになったが、パパは失敗ばかり。そこへおまわりさんが現れ、パパはスイカを無理矢理売りつけようとする。(C)赤塚不二夫/TMS
お手伝いさんで親孝行なのだ / 本官さんの赤ちゃんなのだ
パパの同級生の馬太郎は、社長になって一戸建てに住んでいると父親に嘘をついていた。その父親が上京してくることになったため、パパの弱みを握っている馬太郎は、自分をこの家に住まわせ、バカボン一家は住み込みのお手伝いさんのふりをしろと要求する。パパはしぶしぶ承知するが……。 / おまわりさんにもうすぐ赤ちゃんが生まれるのだという。落ち着かないおまわりさんは、ヤカンを使ってオシメの練習をしたり、パパを相手に子育てごっこをしたり。そこへ、そろそろ生まれそうだという電話が。パパとおまわりさんはあわてて病院に駆けつける。(C)赤塚不二夫/TMS
さよならでコニャニャチハ(前編) / さよならでコニャニャチハ(後編)
パパは占い師に「寝ているときは1人になる」と言われ、寝ている間にバカボンたちがパパ一人を置き去りにして家を出て行ってしまうと思い込む。そこで安心して眠れるように、みんなにヒモをつけてしまった。しかし、あまりの煩わしさに、バカボンが占い師に文句を言いに行くと……。 / 占い師は前の占いを取り消すが、今度は「人と別れるときはさようならを言う」と告げる。別れを予感して嫌な気分になるパパ。そこへウナギイヌが別れの挨拶にやってきた。さらにはレレレのおじさんやおまわりさんまでもが町を離れることに。孤独に苛まれるパパはやがて……。(C)赤塚不二夫/TMS
日本が誇る不条理ギャグアニメの金字塔、その記念すべき1作目! バカボン一家の一員で次男のハジメだが、実は最初からいたわけではない。彼が生まれる第4話「コニャニャチハ赤ちゃん」は、バカボン一家の家族愛にあふれる良エピソード! 奇天烈な言動が特徴のパパと、優しい美人のママ、そして2人の息子で明るく天然な小学生・バカボン。そんな一家がとある町へ引っ越してきた。そこには銃の乱射癖があるおまわりさんや、いつも掃除をしているレレレのおじさんなど変わった人々が住んでいて…?
赤塚不二夫の名作ギャグアニメが「レレレ」とパワーアップして帰って来た! 「天才バカボン」シリーズのアニメ第4弾。今作ではパパ役を俳優・小倉久寛が担当した。キャストは変われど、パパを始め個性的なキャラたちのナンセンスな暴走ぶりは健在! どこまでも自由なバカボンのパパ、いつもニコニコ優しいママ、パパが大好きなバカボン、天才児ハジメちゃん、珍種ウナギイヌ、いつも街を掃除しているレレレのおじさん、そしてピストルを乱射する本官さんなど、おなじみのキャラクターが装いも新たに復活!
これでいいのだ~『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』など数多くの人気漫画を手掛けてきた赤塚不二夫のギャグ漫画『天才バカボン』を原作としてテレビアニメ化した作品。本作はアニメ化第3作となり、1990年1月にフジテレビ系列で全46回(92話)が放送された。アニメーション制作は『うる星やつら』や『魔法の妖精ペルシャ』などを数多くのアニメ作品を制作してきたスタジオ「ぴえろ」が担当。テレビアニメ第2作『元祖天才バカボン』(1975年~1977年)のキャラクターほぼそのまま、のんびりした性格の主人公の男の子バカボンと、その家族や周囲の人物たちの日常を描いたストーリー。ある日、バカボンが「ママ~」と泣きながら、自宅へ帰ってくる。頭には誰かに殴られたのかコブが出来ていた。バカボンのママはバカボンに事情を聴くと、バカボンは「お年玉」を落とし、それを拾った相手に、返却を求めたが、逆に殴られたと説明する。しかし、冷静なママは「お年玉」を落としたバカボンにも非があると諭すのだった。すると、その話を寝転びながら聞いていたバカボンのパパが起き上がり、「自分の子どもを悪者にしてはイケないのだ」とママを責める。そして、「ワシがそいつに仕返しをしてやる」と、バカボンを連れて、ケンカ相手がいる空き地に向かうのだった。そこには、バカボンのケンカ相手の小さな子どもがひとりいるのだった。
ギャグ漫画の金字塔であり、赤塚不二夫の代表作とも言える「天才バカボン」が、前作から18年ぶりに、細川徹監督のオリジナルストーリーでTVアニメ化決定!「これでいいのだ!」でお馴染みバカボンのパパとそのファミリーに加え、本官やレレレのおじさん、ウナギイヌまで、超個性的な面々が、舞台を現代に変えてやりたい放題! 赤塚不二夫没後10年にあたる2018年、“深夜”に繰り広げられる「バカボン」の新境地が、いよいよ幕を開ける!
ギャグもシュールさもパワーアップを遂げた、昭和の『天才バカボン』シリーズ2作目 「元祖」の名の通り原作に寄った内容で構成され、シュールで理不尽なギャグが原作どおりの切れ味に! 中でも第29話はバカボンたちが劇画風に描かれる、爆笑必至の必見回。 バカ田大学を首席で卒業した大天才…だったはずのバカボンのパパは、なぜか今ではナンセンスで不条理な行動をする人に。そんなパパと、美人なママ、天然な息子・バカボン、天才な次男・ハジメの一家は、今日も近所の人々と非常識で騒がしい日常を送る。
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『おくびょうなカーレッジくん』は、2001年よりカートゥーン ネットワークで放送されたホラーコメディアニメ。アメリカの田舎町を舞台に、ある老夫婦に飼われたピンク色の子犬・カーレッジが活躍する物語である。カーレッジを中心に繰り広げられる多くの怪奇現象を、ホラー要素を交えながら、コミカルに表現したストーリーが魅力の作品になっている。カーレッジ(菅原淳一)は飼い主である老夫婦と一緒に、人里離れた場所にあるモーテルを訪れた。不気味な雰囲気の漂うモーテルに、カーレッジは震えが止まらない。しかも犬禁止のモーテルだったため、カーレッジは外の柱に繋がれてしまったのだった。怪しいそのモーテルはなんと、謎のオーナーによって飼われた、巨大な人食いクモたちが生息する場所だった。カーレッジはクモに襲われそうになったが、繋がれた紐を必死に引きちぎり、なんとか逃げ出すのに成功する。しかしクモの魔の手は、飼い主である老夫婦たちへも忍び寄っていた…。
『ちびまる子ちゃん第2期』は、小学3年生の女の子・さくらももこことまる子を中心に、友達や家族とのほのぼのとした日常を描いたホームコメディアニメである。1995年の放送開始から1,200話以上が放送され、アニメ化から30周年を迎えた国民的長寿アニメ。個性的なキャラクターたちの明るくて楽しい物語を中心としながら、ときには心温まる作品も楽しめる。原作は少女漫画雑誌「りぼん」で連載され、2021年2月時点で累計発行部数が3,250万部を突破した大人気漫画。またドラマやゲーム、テレビCMやコラボ企画など、幅広くメディア展開している。まる子(TARAKO)のクラスでは、サッカー部の部員を募集をしていた。クラスメイトのケン太(岩男潤子)が一番に参加し、はまじ(カシワクラツトム)や藤木(中友子)も加わる。しかしサッカー部は厳しく、朝6時からはじまり夕方も遅くなるため、ケン太以外のクラスメイトはすべて辞めてしまった。そんなときクラスでテレビ番組の話になるが、サッカー部で忙しいケン太は話題についていけない。けれども一生懸命にサッカーに取り組むケン太を、まる子はひそかに応援し…。
合い言葉は「ともだちんこ」 !超大金持ち、茶魔のとんでも日常を描くギャグアニメ! 小林よしのりの同名漫画原作のコメディ。主人公が使用する「茶魔語」は、子供たちに大流行したが下ネタたっぷりの内容に「子供に見せたくないアニメ」でも常に上位だった。 世界有数の莫大な資産を持ち、ガイドがいないと自宅で遭難者が出るほどの豪邸に住む御坊家。その一人息子にして第999代目当主、御坊茶魔ことおぼっちゃまくん。超絶お金持ちであるがために、一般常識の外で生きる茶魔の華麗にて波乱の日々が始まる。
バカと美少女が挑む、学力試験の点数バトル!?ライトノベル『バカとテストと召喚獣』をもとにしたテレビアニメシリーズの第1期。落ちこぼれクラスの生徒たちが試験召喚戦争を通して、成績上位クラスに立ち向かうドタバタ学園コメディー。原作ライトノベルは、ファミ通文庫から全18巻刊行された。斬新な教育システムを採り入れた進学校「文月学園」。ここでは、学力試験の点数で6段階のクラス分けがおこなわれる。学園側は成績上位のクラスほど豪華なクラス設備を割り当てることで、生徒たちに奮起をうながしていた。学園屈指のバカである吉井明久(下野紘)は、当然のことながら、最下位のFクラスに振り分けられる。Fクラスの教室は、すき間風が吹くボロい木造。机といすの代わりに、なんとちゃぶ台に座布団というスタイルである。ホテルのラウンジ並みの豪華設備が使えるAクラスとは雲泥の差だった。そんなFクラスに、優等生の美少女、姫路瑞希(原田ひとみ)がやってくる。彼女は成績優秀者であるものの試験当日に体調不良で途中退席したことで、0点扱いにされた。本来ならば、瑞希はこんな教室にいるべきではない――。そう考えた明久は彼女のために、悪友の坂本雄二(鈴木達央)と組んで、クラス設備を交換できる「試験召喚戦争」に挑むことを決意する。こうして、明久率いるFクラスの下剋上が始まるのだった。
日本一のおバカなファミリーが縦横無尽に駆け回る!2014年7月から同年12月に放送されていた『毎度!浦安鉄筋家族』は、秋田書店「週刊少年チャンピオン」で連載されている原作・浜岡賢次の大人気ギャグ漫画『浦安鉄筋家族』のTVアニメ版。同作品のアニメ化は1998年のアニメ版から実に16年ぶり。また、2020年4月よりテレビ東京「ドラマ24」で父役・佐藤二朗の実写ドラマ版が放送開始。超絶ハイテンションでおバカな坊主頭の小学生・大沢木小鉄(三森すずこ)は、パワフルで騒々しいことで有名な大沢木家の次男坊。千葉県浦安市で過ごす小鉄は、悪ガキグループの「小鉄軍団」を結成し、変な遊びをひねり出したり、いたずらに精を出したりと、とにかくおバカな日々を過ごしていた。さらに個性豊かな大沢木家一同が加わってドタバタ劇に!ばらばらになったタクシーの車体を抱えながら高速道路を家族全員で全力疾走したり、ハロウィンの夜にお菓子を求めて四つん這いで高速移動する妖怪人間を見かけたり、じいちゃんが買ってきた巨大スルメイカをなんとか食うべく血だらけになりながら格闘したり、もはや言葉では理解不可能なハプニングが次々と起こる。脈絡なんて関係ない! 不条理ギャグアニメの決定版がここにある!
萌え系とひとくくりにするのはもったいない!男・女ともに共感できるラブコメの決定版 シリーズ累計300万部の大人気ライトノベルを原作とするラブコメディ。キュンとして悶える恋愛要素に加え、家族との葛藤を抱えるキャラの心理描写も見どころ。 目つきが悪くて不良と誤解されがちな高校生・高須竜児は、高2になり「手乗りタイガー」ことワガママで暴力的な美少女・逢坂大河と同じクラスに。ひょんなことから互いの親友に恋していると知った2人は、恋の応援をしあう共同戦線を張ることになって…。
『kiss×sis』は2010年4月から6月にかけて放送されたラブコメアニメで、双子の姉妹と血のつながらない弟が巻き起こすエッチ系のドタバタ劇。原作はぢたま(某)の漫画であり、「週刊ヤングマガジン」などで連載されていた。アニメ版の制作は『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』などを手掛けたfeel.で、テレビアニメ版のほか、OAD版も存在する。オープニングテーマはヒロインのふたりを演じる声優の竹達彩奈と巽悠衣子が、エンディングテーマはアイドル声優ユニット・ゆいかおりが担当。中学3年生の住之江圭太(武内健)は、スポーツ推薦による高校進学が内定していた。しかし、それに待ったをかけたのが双子の義姉・あこ(竹達彩奈)とりこ(巽悠衣子)。あことりこは、ともに学校ではモテモテの美女だったが、弟の圭太にゾッコンであり、争うように圭太をモノにしようと誘惑三昧の毎日。ふたりの姉からのいきすぎる誘惑攻撃を迷惑に感じる圭太だが、姉たちへの愛情はしっかりとあり、それは次第に過激なものへと…!
『日常』は2011年4月から9月にかけて放送された学園ポストモダンギャグアニメ。非常識で不思議な「日常」が題材の物語だ。原作はあらゐけいいちの漫画で、「月刊少年エース」などに連載されていた。終始、奇想天外な「日常」が展開され、そのシュールな作風はほかに類を見ない。アニメ版の制作は、『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』などを手がけた京都アニメーション。テレビアニメのほか、OVA、ゲーム、小説などさまざまなメディア展開も見せている。オープニングテーマ「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」は、ヒャダインこと前山田健一のメジャーデビューシングルであり、麻生夏子が出演するPVなども大きな話題となった。物語の舞台は県立時定高校。そこに通う1年生の相生祐子(本多真梨子)、長野原みお(相沢舞)、水上麻衣(富樫美鈴)は、ドタバタと楽しい毎日を過ごしている。そのほか、2年の笹原幸治郎(川原慶久)や立花みさと(堀川千華)などが、ヤギに乗って登校したり学内でバズーカ砲を撃ちまくったりとハチャメチャ。町内では、東雲研究所のはかせ(今野宏美)と、はかせに作られた女性型ロボット・東雲なの(古谷静佳)がドタバタな日常を送る。
覗きの罰は懲罰棟への投獄! 5人の男子生徒は、裏生徒会の美女たちとどう戦うのか……!?『監獄学園』は、2015年7月から9月にかけて放送された学園アニメ。学園内の監獄を舞台に、元女子高に入学した男子生徒5人が巻き起こすシチュエーションコメディとなっている。原作は平本アキラの漫画であり、「週刊ヤングマガジン」で連載されていた。アニメ版の制作はJ.C.STAFFで、監督は『ガールズ&パンツァー』『SHIROBAKO』などを手掛けた水島努が務めている。物語の舞台は、女子高から共学となった全寮制の私立八光学園。1,000人以上もいる女子のなかにたった5人だけ入学したキヨシ(神谷浩史)、ガクト(小西克幸)、シンゴ(鈴村健一)、ジョー(浪川大輔)、アンドレ(興津和幸)は、ある日女子の風呂場を覗いたことにより裏生徒会に断罪され、学園内にある懲罰棟に投獄されてしまう。そこから5人は、裏生徒会の美女3人、会長の万里(大原さやか)、副会長の芽衣子(伊藤静)、書記の花(花澤香菜)と、激しい戦いを繰り広げていくことに…!
ライトノベル作家の兄とイラストレーターの妹が織りなす、業界ドタバタコメディ!人気作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(以下、『俺の妹』)』の名コンビが再び! 本作は伏見つかさ原作、イラストはかんざきひろが担当した同名ライトノベルをテレビアニメ化し、2017年4月にTOKYO MXなどで全12話が放送された。『俺の妹』の最終巻直後からのストーリー設定。ライトノベル作家の男子高校生と、義理の妹で引きこもりのイラストレーターが織りなす「兄妹ラブコメ」作品。『俺の妹』を凌ぐ魅力的なキャラクターにも注目。ライトノベル作家で高校生の和泉正宗には1年前から部屋に引きこもっている義理の妹・紗霧がいた。両親とは一緒に暮らしていないため、紗霧の面倒は正宗が面倒をみていた。ふたりのコミュニケーション方法は二階から一階への「床ドン」。部屋から出てこない紗霧の床ドンが何を意味しているかも理解していた。正宗が書いているライトノベルの挿絵担当であるイラストレーターは正体不明の「エロマンガ先生」という。エッチな絵を描くエロマンガ先生を正宗はとても頼りにしていた。しかし、正宗はエロマンガ先生に一度も会ったことがなかった。ある日、正宗は同級生から、エロマンガ先生がネットで自身のことを揶揄していることを聞かされる。正宗はエロマンガ先生の動画配信を観るのだが、そこでエロマンガ先生の正体を知るのだった…。
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