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江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」(文春文庫刊)。1989年7月に中村吉右衛門主演でドラマがスタートしてから、2001年5月まで連続ドラマとして全137本、2005年2月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 山吹屋お勝』から2015年12月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』まで単発のスペシャルドラマとして12本、計149本を放送してきた。これまで長きにわたって、時代劇ファンのみならず、数多くの視聴者を魅了し続けてきた『鬼平犯科帳』は、シリーズ通算150本目をもって、いよいよファイナルを迎える。
江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」(文春文庫刊)。1989年7月に中村吉右衛門主演でドラマがスタートしてから、2001年5月まで連続ドラマとして全137本、2005年2月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 山吹屋お勝』から2015年12月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』まで単発のスペシャルドラマとして12本、計149本を放送してきた。これまで長きにわたって、時代劇ファンのみならず、数多くの視聴者を魅了し続けてきた『鬼平犯科帳』は、シリーズ通算150本目をもって、いよいよファイナルを迎える。
平蔵(中村吉右衛門)の従兄で、巣鴨の大百姓・三沢仙右衛門(橋爪 功)が長男の初造(金田明夫)とともに、役宅を訪れた。初造は、仙右衛門が年甲斐もなく、料理茶屋「山吹屋」の女中・お勝(床嶋佳子)に入れあげ、嫁にしたいと言い出し困っていると訴えた。お勝の人となりを知るため山吹屋に向かった平蔵は、その身のこなしに不審なものを感じ、密偵・大滝の五郎蔵(綿引勝彦)に素性を探るよう命じた。五郎蔵は、さらに子分の密偵・関宿の利八(吉田栄作)をお勝の元へと差し向けた。女の顔を見て、利八は驚愕する。それは、かつて利八が愛した女・おしのだった。その後、ふたりの消息は途絶えてしまう。責任を感じた五郎蔵は、利八の行方を追おうとするが、平蔵はそれを許さない。五郎蔵に代わり、ふたりの密偵、小房の粂八(蟹江敬三)とおまさ(梶芽衣子)が捜査をする。同じ頃、極悪非道の盗賊・霧(なご)の七郎(平泉成)もおしのを探していた。実は、おしのは、七郎一味の引き込み役だった。平蔵に恨みを持つ七郎は、おしのを山吹屋に送り込み、復讐の機会を待っていたのだ。そこへ、平蔵の親類の仙右衛門がおしのを見初めたことを好機とばかりに、仙右衛門邸に盗みに入ろうと図っていた。だが、依然おしのの行方は知れなかった。
平蔵(中村吉右衛門)ら火付盗賊改方は、船宿「松島屋」の二階座敷で極悪非道の盗賊・網切の甚五郎(大杉漣)一味を捕えようとするが逃走され、密偵・馬返しの与吉(本田博太郎)を失ってしまう。一方、元盗賊・鷺原の九平(小林稔侍)は、四十年ぶりに故郷・加賀金沢の田近谷を訪ねていた。九平が地蔵堂の中で雨宿りをしていると、軒先に三人の男がやってきて、平蔵暗殺の密談を始めた。その中の頭領こそ、甚五郎だった。九平の江戸での仕事は、居酒屋「加賀や」の亭主。その芋酒は地元でも評判だった。ある日、加賀やに着流し姿の平蔵がやってきた。夜鷹のおもん(若村麻由美)にも、わけへだてなく接する平蔵に九平は感服する。その帰り、平蔵は浪人たちに襲われるが、これを一蹴。それを見ていた九平は、おそるおそる平蔵のあとをつけた。たどり着いた先は、火付盗賊改方の役宅。平蔵は、九平の尾行に気づいており、おやじ、ご苦労と言い放ち役宅に入っていった。驚いた九平は、店をたたみ行方をくらませてしまう。そんな中、江戸に舞い戻っていた甚五郎一味が、三件の畜生ばたらきを起こし、平蔵たちは執念の探索を開始する。そのころ、行くあてもなく途方に暮れていた九平を、密偵・大滝の五郎蔵が偶然見かけ、声をかける。
打物問屋「豊島屋」が襲われた。二百八十両余りが奪われ、一家十二名が皆殺しにされた。金蔵の錠前はきれいに切断されており、平蔵(中村吉右衛門)はただならぬ相手と直感、火付盗賊改め総力をあげての調べが開始された。豊島屋の錠前切りは、江戸の職人にできる技ではないことがわかったが、豊島屋に出入りの按摩・茂の市(火野正平)は湯治に出ており調べがつかず、賊の影は杳としてつかめなかった。そんな中、密偵のおまさ(梶芽衣子)は、誰かに見張られているような落ち着かない日々を送っていた。数日後、同心・木村忠吾(尾美としのり)は、煮売り酒屋「治郎八」で、尾張の出だという甚五郎(宇津井健)に再会。忠吾は、甚五郎のことをその容姿から『一本眉』と呼んでいた。だが、この男こそ清州の甚五郎という、名うての盗賊だった。実は、おまさを見張っていたのも甚五郎だった。やがて、おまさに接触してきた甚五郎は、一世一代の盗みをするから手伝ってほしいと言ってきた。甚五郎は一滴の血も流さず、大店「三橋重慶」の金蔵を破るという。おまさの話を聞いて、甚五郎のあとをつけた平蔵は、刺客に襲われた甚五郎を助け、一晩を共に明かした。甚五郎を狙ったのは元配下で、今は凶賊に成り下がっていた倉淵の佐喜蔵(遠藤憲一)だった。
江戸の町に猿のように身軽な、軽業小僧と呼ばれる盗っ人(井手らっきょ)が現れた。町方は、三十人がかりで追い詰めておきながら取り逃がしてしまう。与力・小林金弥(中村歌昇)と筆頭同心・酒井祐助(勝野洋)は、数年前から関東一円で蛮行を繰り返している凶賊・駒止の弥太郎(石倉三郎)一味の中に、軽業を得意とする手下がいると平蔵(中村吉右衛門)に報告する。そんな折、密偵・大滝の五郎蔵(綿引勝彦)が、弥太郎のもとで引き込みをしているお元(余貴美子)という女が、袋物問屋「菱屋」で働いていることを突き止めた。平蔵は、弥太郎一味が江戸で動き始めているとにらみ、直ちに調べを開始する。平蔵は、親交のある奥御番付の医師・井上玄庵(市川染五郎)に仲介を頼み、密偵のおまさ(梶芽衣子)を菱屋に潜入させた。おまさとお元は、互いの苦悩を理解し合い、次第に打ち解けていった。お元は、菱屋の主人・伊兵衛(羽場裕一)と恋仲になっており、伊兵衛から駆け落ちしようと誘われていた。おまさの目には、お元が、引き込みの仕事としてではなく本気で伊兵衛と割りない仲になったと映っていた。それを知った平蔵は、おまさに一芝居うたせる。おまさは、自分を盗賊・大滝の五郎蔵(綿引勝彦)の配下だと偽って素性をばらし、お元を呼び出すのだった。
火付盗賊改方に、日本橋の足袋問屋「大野屋」に盗賊が入るとの予告状が届いた。差出人の名前は雨引文五郎(國村隼)。隙間風の異名をとり、音もなく出入りしては証拠の名札を残していく、ひとりばたらきの盗っ人だった。予告通り、大野屋に盗賊が押し入ったが、それは文五郎ではなく、急ぎばたらきの盗賊・落針の彦蔵(菅田俊)一味だった。火付盗賊改方は、すんでのところで彦蔵を取り逃がしてしまう。平蔵(中村吉右衛門)は、これを盗っ人同士の仲間割れと見ていた。一方、予告状のことは彦蔵の耳にも入っていた。彦蔵は、文五郎の行方を突き止め、文五郎を追い詰めた。そこに平蔵たちが現れ、彦蔵一味を捕縛するが、文五郎には逃げられてしまう。火付盗賊改方の容赦ない拷問にも、口を割ろうとしない彦蔵に手を焼いた平蔵は、思いがけない手を打つ。彦蔵と旧知の元盗賊・舟形の宗平(伊東四朗)に頼み、彦蔵を脱獄させたのだ。彦蔵を泳がせれば、必ず文五郎にたどり着くという平蔵の狙いだった。平蔵の読み通り、彦蔵は文五郎の居所を突き止めた。かつて盗賊・西尾の長兵衛の配下であった文五郎と彦蔵は、その跡目問題で揉めた過去があったのだ。以来、彦蔵は、執念深く文五郎の命を狙い続けていた。
上州信州、そして越後にかけて派手な盗みを働く盗賊・妙義の團右衛門(津川雅彦)には、優秀な嘗め役・高萩の捨五郎(塩見三省)がいた。ある日、平蔵(中村吉右衛門)と密偵・小房の粂八(蟹江敬三)は、江戸の町で捨五郎の姿を見かけ、あとをつける。捨五郎は、侍に絡まれていた親子を助けるために、足に大怪我を負ってしまうが、間一髪のところで平蔵たちに助けられた。平蔵は、根っからの悪党ならあんなことはしないと、捨五郎を役宅に運び、手厚く看護した。さらに、傷が治っても足を引きずることになる捨五郎のために、びわの木で手作りの杖を用意。平蔵が火付盗賊改方の長官であることを知った捨五郎は、恩義を感じ、密偵として働くようになる。三年後、捨五郎は團右衛門とばったり出くわした。捨五郎が以前に調べ上げていた蝋燭問屋「三倉屋」を狙い、江戸に来ているという。すでに引き込み役としてお兼(北原佐和子)を入れており、平蔵の役宅にも飯炊き男の竹造(火野正平)を潜り込ませていた。團右衛門は捨五郎に助ばたらきを頼んできた。だが、捨五郎が密偵となっていることを突き止めた團右衛門は、素知らぬふりをして、押し込みの日時を捨五郎に伝える。平蔵もまた團右衛門の行動を注視しながら竹造に気づかれぬよう、その網を広げていくのだった。
平蔵(中村吉右衛門)は、与力同心を引き連れ、密偵・仁三郎(寺脇康文)の手引きで、凶盗・不動の勘右衛門(下元年世)の隠れ家に打ち込んだ。その際、平蔵をかばった仁三郎が短筒で撃たれ負傷してしまう。命に別状はなく平蔵も安心するが、仁三郎の平蔵に対する忠誠心には誰もが感心した。そんなある日、平蔵が同心溜りに入ると、富田庄五郎(原田龍二)が、読んでいた書状を後ろ手に隠した。不審に思った平蔵は、富田に書状を届けた人物を、内々に調べさせることに。その夜、富田は盗賊・鹿谷の伴助(北見敏之)から火付盗賊改めの立場を使って盗みの手引きをするよう脅された。富田は病床の妻・お幸(若村麻由美)のために金を工面しようと、盗賊・橋本屋助蔵(小宮健吾)に情報を流し、さらに隠蔽のためにこれを斬り捨てていたのだ。そのころ、仁三郎は密偵のおまさ(梶芽衣子)に、生涯恩を忘れてはならない人がふたりいると話していた。一人は平蔵、もうひとりは、たとえ盗っ人であっても、どう生きなければならないかを教えてくれた盗賊・船影の忠兵衛(三國連太郎)だという。傷も癒えつつあった仁三郎だったが、かつての盗賊仲間・伴助がやって来て、娘をたてに脅されてしまう。伴助の本当の狙いは、忠兵衛の命だった。
薬種問屋「山城屋」に盗賊が入り、七百八十両が盗まれた。平蔵(中村吉右衛門)らの調べにより、関東一円を荒らし回っていた大泥棒・傘山の弥兵衛の息子・弥太郎(市川染五郎)一味の仕業と判明する。引き込み女を山城屋に奉公させるために、それらしい親元まで作って五年もの歳月をかけるという本格のやり口だった。ある日、弥太郎のもとに、尾張の凶盗・鳴海の繁蔵(布施 博)の使いである長嶋の久五郎(松平 健)が手紙を持って現れた。手紙は、先代同士の遺言で、弥太郎と繁蔵の妹・お糸(黒川智花)が結婚する約束だという内容だった。弥太郎は、久五郎を通じて、お糸とは結婚するが稼業の上での付き合いはしないと返答する。先代とは違う、繁蔵一味の非道な急ぎばたらきを、弥太郎は快く思っていなかった。そんなある日、平蔵は料理屋「瓢箪屋」を訪れた。平蔵は、店主・勘助(中村歌六)の身のこなしにただならぬものを感じ、密偵・伊三次(三浦浩一)に調べさせる。瓢箪屋は弥太郎一味の盗人宿だった。瓢箪屋から出てきた久五郎を名古屋まで追いかけた伊三次は、弥太郎の婚礼話を突き止め、平蔵につなぎを出した。だが、伊三次は久五郎の身の上に自分を重ね、次第に肩入れしてしまう。それを知った平蔵は・・・。
元盗賊・泥鰌の和助(石橋蓮司)は、不破の惣七(寺島進)、その手下の鎌太郎(吉見一豊)に盗みの助ばたらきと人集めを持ちかけた。五年前に足を洗った和助だったが、ある事情から、生涯最後のお盗めを企んでいたのだ。だが、和助は、盗みの日取りも押し入り場所も明かそうとしない。いら立った惣七は、和助が引き取って育て上げた徳次郎(福士誠治)を、自分の情婦のおみね(酒井美紀)に誘惑させ情報を得ようとする。おみねに迫られた徳次郎は、和助からお盗みの詳細を聞き出そうと探りを入れるが、のらりくらりとかわされてしまう。そのころ、密偵のおまさ(梶芽衣子)が、昔馴染みであるおみねと再会したことで、一味の動きが発覚。平蔵(中村吉右衛門)は、和助や惣七の存在を知ることとなった。かつて和助は腕利きの大工で、屋敷や大店の新改築の際、密かに盗み細工を仕掛けていた。家の図面も写してあり、何年か後に忍び込み、あとは盗むだけという手際の良さで、盗まれたことに半月たっても気がつかないこともあったという。自ら和助のあとをつけた平蔵は、その顔を見て驚く。まだ『本所の銕』と呼ばれていた若かりしころ、自分にある言葉をかけてくれた人物だったのだ。平蔵はさらに和助を付けるが、ふとしたところで気づかれてしまう。
密偵・小房の粂八(蟹江敬三)は、縁日で幼馴染みの盗賊・稲荷の金太郎(渡辺いっけい)と再会。昔話に花が咲く中、金太郎は近々行うという盗みの助っ人を粂八に頼んできた。粂八によると、金太郎は盗賊・狢(むじな)の豊蔵(木下ほうか)の配下で、茶屋「大黒屋」を盗人宿としているという。話を聞いた平蔵(中村吉右衛門)は、金太郎を泳がせ一味を根こそぎ捕えようと、見張り所を設けることに。大黒屋近くの仏具屋「和泉屋」が選ばれ、与力・小林金弥(中村又五郎)らが、主人の忠兵衛(中村嘉葎雄)を訪ねてその二階を借り受けた。そんなある日、小林らが見張りをしていると、忠兵衛が大黒屋でお茶を飲んでいた。目立つことはするなと怒る小林に対し、忠兵衛は、お参りをした帰りには決まって大黒屋に寄るため、素通りはかえって誤解を招くと切り返した。そのやりとりを聞いていた平蔵は、たいした腹の据わりようだと言って感心する。実はこの男、『堂ケ原の忠兵衛』と異名をとった元盗賊の頭だった。和泉屋には隠し金が置いてあるため、一刻も早く火付盗賊改めに出ていってほしかったのだ。一方、金太郎は代替わりして急ぎばたらきをするようになった豊蔵一味に嫌気がさしていた。そんな中、金太郎を追っていた粂八が豊蔵一味に捕えられてしまう。
火付盗賊改方長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)の役宅近くにある、平蔵と旧知の間柄の久兵衛(柳家小さん)が営む居酒屋に、謎の女が現れ、「これを、長谷川様に」「急いで」と手紙と心付けを置いていった。そこに現れた平蔵配下の同心・木村忠吾(尾美としのり)は、手紙を預かるが、飲み明かしてしまい、夜更けに平蔵に届けるはめに。平蔵は文面に目を通すと顔色を変え、忠吾を激しく叱責する。それは、深川・仙台堀にある鎌倉屋という足袋問屋に、今夜盗賊が押し入ることを密告する手紙であった。火付盗賊改方は鎌倉屋へ駆けつけたが、すでに盗賊が金を奪って姿を消した直後だった。平蔵や同心、密偵たちは女を探し、元は木更津で旅籠の女将をしていたお百(高島礼子)であることを突き止める。久兵衛から、お百が昔、平蔵が通っていた車屋という茶店に奉公に来ていた娘であることを聞かされた平蔵は、侍にはらまされ、男の子を産んだお百に、持参金を工面してやり、木更津の百姓家へ嫁に行かせたことを思い出す・・・・・・。
火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(中村吉右衛門)の密偵、大滝の五郎蔵(綿引勝彦)と伊三次(三浦浩一)は、通りで男が老人を張り飛ばす現場に居合わせ、止めに入る。結局、乱闘となるが、その隙に老人は逃げおおせた。同じく密偵のおまさ(梶芽衣子)は、目を腫らした伊三次の治療をしながら、大人気ないとあきれ返る。片や五郎蔵は、老人に見覚えがあるのだが、誰だか思い出せずにいた。翌朝、老人が伏木の卯三郎(左とん平)だと思い出した五郎蔵は、おまさに報告。おまさからそれを聞いた平蔵は、大盗賊と知られる海老坂の与兵衛(田村亮)の配下だった卯三郎が一仕事を企んでいるとしたら見逃せない、と鋭く言う。 平蔵と同じことを考えた五郎蔵は、卯三郎の息子で御厩河岸に暮らす岩五郎(田辺誠一)の元へ。岩五郎は、若い頃から五郎蔵が面倒を見てきた男で、岩五郎も五郎蔵に恩義を感じていた。岩五郎は卯三郎には何十年も会っていないが、自分を訪ねて来ることがあれば連絡すると約束した。海老坂一味といえば、用心深く仕事ぶりも際立つことで鳴らし、配下の者ですら一人として捕まったことがなかった。平蔵は、何としても与兵衛を捕まえてその面を拝みたいと思う。そんな矢先の夜遅く、岩五郎の元へ卯三郎が姿を見せた。物音に気付いた妻のお勝(小林綾子)をはぐらかした岩五郎は、卯三郎に握り飯をやる。それをむさぼった卯三郎は、与兵衛が岩五郎に会いたがっていると明かした。
江戸から逃げた兇賊・蛇の平十一味を倶梨伽羅峠で捕縛した平蔵。 ほどなく、密偵のおまさは、かつて恋中だった 本格派の盗賊・狐火の勇五郎と江戸で再開する。 勇五郎は狐火の名を騙って凶行を繰り返す弟・文吉に制裁を加えるため、 おまさと二人で文吉一味の盗人宿に斬り込んだ。 危ないところを二人は平蔵に助けられ、文吉は捕縛される。実は文吉は、大阪の暗黒界を牛耳る白子家菊右衛門に命じられ、 平蔵を火付盗賊改方長官の座から引きずり下ろすために派遣された盗賊。 白子屋は次の手として、江戸の女盗・荒神のお豊と組んで、平蔵の命を狙い始める・・・。
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