まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
現在、まだ配信されているサービスはありません。
2012年にフジテレビで「月9」ドラマとして放送された、「密室」における事件のみを取り扱うミステリードラマ。貴志祐介の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる、『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』などを原作としている。
セキュリティ会社の社員・榎本が弁護士の青砥、芹沢たちとともに、密室にまつわる事件を解決していく様子を描いている。主人公・榎本を演じたのは、今作が「月9」ドラマ初主演となった、人気アイドルグループ・嵐の大野智。
榎本の助手役になる弁護士・青砥を演じたのは、『LIAR GAME』シリーズや『SPEC』シリーズなどに出演している人気女優、戸田恵梨香である。
大手弁護士事務所のフリードマン・芹沢総合法律事務所に移籍したばかりの弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)は、やる気に満ちあふれていた。仕事を覚えるため、上司の芹沢豪(佐藤浩市)に同行し、大手銀行の金庫室を訪れた青砥。
芹沢と頭取が金庫室内部のチェックをおこなっている間、扉の外で待つことになった青砥は、何気なく目の前にあったボタンを押してしまう。すると突然金庫室の扉が閉まり、芹沢たちは金庫に閉じ込められてしまう。
暗証番号は金庫内にいる頭取しか知らない。絶望的な状況のなか、淡々と開錠作業を始めた男の姿が…。暗証番号を念入りに調べるこの男こそ、セキュリティ会社社員・榎本径(大野智)であった。
大手警備会社「東京総合セキュリティ」に勤めている。会社の備品倉庫室にこもって鍵や錠前の研究に没頭しており、知識はかなり豊富。「この世に破れない鍵はない」が口ぐせで、犯人を特定することには何の興味も示さないが、「密室」というワードには敏感に反応する。
小さな弁護士事務所から移籍し、フリードマン・芹沢総合法律事務所の新人弁護士となる。とても真面目な性格で、明るく元気。やる気はあるのだが、おっちょこちょいで空回りしてしまうこともある。
フリードマン・芹沢総合法律事務所に所属する弁護士。企業法務が専門で、刑事事件にはあまり興味がない。せっかちな性格で、すぐに結論を急ぐところがあり、マイペースな榎本にイライラさせられることが多い。
警視庁捜査一課の刑事であり、ある事件で芹沢を犯人だと考えて疑ってしまい、芹沢とはそれ以来因縁の関係になる。密室事件の謎を解き明かしてしまう榎本に興味を持つ。
父親に勧められ、フリードマン・芹沢総合法律事務所で秘書を務めている。学生のころから演劇をしている。
司法書士。山荘の密室で葬儀会社社長・大石の遺体を発見した。大石の遺書を管理しており、さまざまな状況から大石の死を自殺とは信じられず、芹沢の事務所に再捜査を依頼する。
大石の甥であり、大石が社長を務める葬儀会社の専務。司法書士の日下部とともに、山荘で大石の遺体を発見する。
人気アイドルグループ・嵐の大野智は、今作で主人公・榎本径を演じ、「月9」ドラマ初主演となりました。セキュリティ会社の社員ではあるものの、いつも倉庫室に閉じこもり、鍵や錠前の研究に没頭する“オタク”になりきっています。
少し丸まった背中、無愛想で無表情、淡々とした話し方など、とても自然に演じています。
「密室」というキーワードに敏感に反応し、その知識を熱く語り出したら止まらない榎本の姿はとてもリアルで、鮮やかに密室のトリックを解き明かしていく過程は、見ごたえたっぷりです。
主人公の榎本が淡々とトリックを暴いていくなか、その助手役を務めている弁護士の青砥、そして青砥の上司・芹沢とのやりとりが実に軽快です。
おっちょこちょいで、好奇心旺盛な弁護士・青砥を演じているのは戸田恵梨香です。榎本が解き明かす難しいトリックを素人の目線から見ており、青砥のセリフや質問によって、ドラマを見ている視聴者も内容を理解しやすくなっています。
殺人事件にはまったく興味がないとグチをいいながらも、ついつい事件に関わってしまう、青砥の上司・芹沢を演じているのは佐藤浩市です。芹沢のグチがいいスパイスとなり、3人のやりとりは小気味よく、視聴者を飽きさせません。
今作の原作は、貴志祐介の『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる『狐火の家』や『鍵のかかった部屋』、『硝子のハンマー』などです。
すべて「密室」で起きた事件を扱っており、榎本たちがそのトリックを物理的に解明していくところがとても斬新です。原作と違う点としては、榎本のキャラクターが、原作よりもオタク度が高くなっており、個性的な演出が大野智の持ち味をうまく引き出しています。
また、青砥の上司・芹沢はドラマオリジナルのキャラクターであり、原作のファンにとっても新鮮に楽しめる要素が詰まっています。2014年には特別編となる、スペシャルドラマも放送されました。
記憶だけは殺せない…「十五年後に僕たちの森で会いましょう」ー1998年10月期にフジテレビ系で放送されたミステリードラマ。脚本は『破線のマリス』の野沢尚が担当し、主演は人気女優の中山美穂と、国民的アイドルグループ「SMAP」のメンバーだった木村拓哉が務めた。OPにドラマの伏線と真相が隠れていたり、誰も予想できない衝撃的なラストが待ち受けていたり、視聴者に考えさせる演出が話題に。子どものころの記憶の一部を失った大庭実那子(中山)は婚約者である濱崎輝一郎(仲村トオル)との結婚を控えたある日、押入れを整理していると「十五年後に僕たちの森で会いましょう」と書かれた古い手紙を見つける。約束通り故郷の森に行くと、直季(木村)という実那子の過去を知り尽くす謎の男が待っていた。果たしてこの男は敵か味方か…?やがてその出会いをきっかけに、突然実那子に謎の男がつきまとうようになる。そして、あることをきっかけに実那子は度重なるフラッシュバックが立て続けに起こり、自分自身が一家惨殺事件の唯一生き残った目撃者だったことを思い出す…。
東京郊外の多摩川沿いに住む田島家。真面目な会社員の夫・謙作(杉浦直樹)、大学生の娘・律子(中田喜子)、受験を控えた高校生の息子・繁(国広富之)、そして妻・則子(八千草薫)。どこにでもある平和で幸せな家庭だが、則子は平凡な毎日に少し退屈さを感じていた。 ある日、則子に見知らぬ男から電話がかかってくるようになる。最初は電話を切っていた則子だったが、そのうち男から「軽い気持ちで雑談をしませんか」と誘われるように。そして何度目かの電話で「駅のホームで見かけた、綺麗だった」と言われ、則子の心はかすかに乱れるのだった。
未来と虎男に新たな騒動が。前作から1年後を描く人気ラブコメディの特別編 舞台は連続ドラマ終了時から1年後。劇的な結婚をした未来と虎男だが、虎男の隠し子をめぐる騒動が勃発!次々と起こる騒動に笑わせつつもホロリとさせる作風は健在だ。 未来と虎男は結婚したものの、顔を合わせれば毎日けんかばかり。未来は金を貯めるため、虎男に内緒でスーパーとスナックでアルバイトをしていたが、虎男にも未来には言えない秘密があった。そんななか、虎男を「パパ」と呼ぶ10歳の女の子が現れる。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
中山美穂と浜田雅功が初共演!天涯孤独なヒロインの前に個性豊かな3人の兄が出現! 玉の輿に乗った天涯孤独なヒロインと、突然現れた3人の兄弟との騒動を描くハートフルコメディ。血のつながらない兄妹役の中山美穂と浜田雅功の軽妙なやりとりが楽しい! ファミレスで働く未来は、御曹司の健との結婚が決まり、幸せの絶頂に。そんな未来の前に、幼いころに生き別れた3人の兄が現れる。長男は金銭トラブルでヤクザに追われ絶体絶命。次男は不潔で優柔不断、三男は女癖が悪く直情径行と、みな問題を抱えており…。
Kis-My-Ft2の玉森裕太が単独初主演をつとめた深夜ドラマ! 高視聴率を記録し、翌年にはシーズン2も放送された人気作。主演の玉森裕太が戦国時代にタイムスリップしてしまうというストーリーに加え、戦国の名将たちを及川光博やガレッジセールのゴリ、カンニング竹山、稲垣吾郎など豪華メンバーが演じ、話題を呼んだ。フレンチのシェフとして働くケン(玉森裕太)はある日突然、戦国時代へタイムスリップしてしまう。突然、戦国の世に迷い込んでしまったケンは、川で溺れそうになっていたところを刀鍛冶の夏(志田未来)に助けられるのであった。そしてケンは、自分が平成から戦国時代にタイムスリップしてしまったことを理解する。しかし、ケンは自分が誰なのか、元々なにをしていたのかは思い出せないでいた。そのとき突然、敵から逃れ、腹を空かせた豊臣秀吉(ゴリ)が夏の家に押し入ってくる。そして、会話の中で“料理”という単語を聞いたケンは、突然なにかを思い出したように手際よく調理を始め、完成したケンの料理を食べた夏と秀吉は、ひどく感動するのであった。そうして秀吉にご飯をふるまったことから、ケンは織田信長(及川光博)に出会うこととなり…。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
人生の意味を問う、木皿泉の代表作!今なお熱狂的ファンをもつ群像劇 平凡なOL、女性漫画家らが下宿に集い、何気ない日常の中で揺るぎない自分を獲得していく人間ドラマ。第22回向田邦子賞を受賞したほど名ゼリフ満載で、爆泣きは必至。 信用金庫に勤める基子は、同僚・馬場が会社の金を横領し華麗なる逃走をしていることを知り、がく然。自分の人生に疑問を覚え、実家を出てまかない付きの下宿に入ることに。そこには、心に傷を抱える女性漫画家、謎多き大学教授などさまざまな人が集っていた。