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友情とは…生きるとはなにか?
「NYタイムズ」の記者でピューリッツアー賞を獲得したシドニー・シャンバーグが1970年代のカンボジア内戦を取材した経験に基づく実話を映画化。1984年に英国で制作されアメリカで1984年に公開されたカンボジアが舞台にした国境を越えた記者と助手の友情と、戦争の矛盾を描いたノンフィクション作品。
主人公のアメリカ人ジャーナリストのシドニー役をサム・ウォーターストンが演じ、カンボジア人の現地助手ディス・プラン役をハイン・S・ニョールが演じた。ハイン・S・ニョールはカンボジア出身の医師で、内戦当時「クメール・ルージュ」の元で強制労働に付いていた経歴を持つ。
1973年シャンバーグは特派員としてカンボジアの首都プノンペンへ赴任した。当時のカンボジアは革命派勢力「クメール・ルージュ」と政府との対決が表面化していた。カンボジア人のプランは通訳・ガイドとしてシャンバーグを助けてくれることに。
翌74年に新しく「クメール・ルージュ」を率いるポル・ポトの政権が誕生する。そんななか、病院へ取材に行ったシャンバーグとプランたちは逮捕される…。
今作は人種差別が根深かった60年代アメリカを舞台に、黒人メイドと白人たちの関係を描いた作品である。当時のアメリカ南部の生活、人種差別意識が忠実に再現され、2011年でもっとも評価された映画のひとつとなった。主演を務めたのは、エマ・ストーンとヴィオラ・デイヴィスのふたり。特にヴィオラ・デイヴィスの演技は高く評価され、アカデミー賞にノミネートされた。そのほかにもオクタヴィア・スペンサー、ジェシカ・チャステインらが出演している。黒人と白人の主従関係が明確であった、アメリカ南部の町ジャクソン。そこに住む人々は、黒人メイドの存在が当たり前であった。しかし、久しぶりに故郷に戻ってきたスキーター(エマ・ストーン)は、黒人と白人の関係に違和感を感じはじめる。そこで、ライター志望でもあった彼女は、黒人メイドたちにインタビューをおこなうことを思いつく。さっそく取材を開始するスキーターだったが、メイドたちは世間体を気にして、取材に応じてはくれず…。
扉の先は、素敵な偽りの世界…!少女コララインの不思議体験を描くダークファンタジー ニール・ゲイマンの児童文学を「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の監督により映画化。ストップモーションアニメで描く、可愛くも不気味なめくるめく世界にドキドキ。 新居で不思議な扉を見つけた少女コラライン。それをくぐった先の世界には、花咲く庭やサーカス、そして彼女の願いを何でも叶える“別の”ママとパパが待っていた。だが奇妙なことに、ママもパパも目がボタン。やがてそのママの恐ろしい秘密が明かされ…。
戦場で全てを奪われた青年の悲しき境遇を通して反戦を訴える戦争ドラマ 監督は『ローマの休日』の脚本を務めたダルトン・トランボ。戦場へ行く前の過去をカラーで、過酷な現在はモノクロで描かれ、悲惨な主人公の境遇がより深く胸に突き刺さる。 第一次大戦、戦場へ出征し、砲弾にやられたジョニーは、両手足、顔面を吹き飛ばされ、名前を表す全ての特徴を失ってしまう。何もすることのできないジョニーは、過去を思い出し、幻想にひたり続けた。しかし、彼はついに頭を枕に打ち付け、SOSを訴え始め…。
キャメロン・ディアス、アビゲイル・プレスリンら、実力派共演の感動作 ジョディ・ピコーの小説が原作のヒューマン・ドラマ。病に冒された姉のために臓器を提供してきた少女が、両親を提訴したことから浮き上がる家族の苦悩や愛情を見つめる。 白血病のケイトを姉に持つ11歳のアナは、遺伝子操作によって姉へのドナー提供を目的に産み出された少女だった。そんな出自に悩むなか、姉への腎臓提供を両親に迫られた彼女はふたりを起訴することに。弁護士でもある母のサラは、娘と戦う決意を固めるが……。
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が贈る天才少年・スピヴェットの冒険物語。 独創的な世界観が人気のジャン=ピエール・ジュネ監督が異色冒険小説を映画化。双子の弟を亡くした少年・スピヴェットのアメリカ横断の旅、そして家族との絆が描かれる。 モンタナでカウボーイの父と昆虫博士の母、そしてアイドル志望の姉と暮らすスピヴェット。天才ゆえに周囲から浮き気味の彼は、双子の弟が事故で死んで以来、家族とも打ち解けられずにいた。そんなある日、スピヴェット宛てにに1本の電話が掛かってくる。
人生を一発逆転させようと史上最高額を賭けたクイズに挑んだスラムドッグ(スラムの負け犬)。 無学な少年が生きながら学んだこととは…? その年の映画賞を総ナメした、鬼才ダニー・ボイル監督が贈る、インドの貧しい少年の過酷な人生と運命を描いた感動作。 インド・ムンバイのスラム街で生まれ育った少年ジャマール・マリク。 人気のクイズ番組「クイズ$ミリオネア」に出演するチャンスを掴んだジャマールは、なんと医者や弁護士でも不可能だった最終問題まで辿り着く。 しかし、不正行為があったのではないかと疑われ、警察から拷問されながら取り調べを受けることに。 まともな教育も受けていない、コールセンターのお茶くみの少年が一体どうやって数々の難問に答えることができたのか。 誰もがインチキを疑ってしまう状況のなか、ジャマールは静かに自分の壮絶な過去について語りだした…。 そして迎えた最終問題の収録日。 インド中の人々が息をのんで見守るなか、ジャマールは見事全問正解し、ミリオネアになることができるのか⁉
タイトルにもなっている「リリー」は、人類ではじめて性転換手術を受けた女性の、リリー・エルベからきている。今作は男性の体に生まれながらも、本当の自分を求め続けたひとりの女性の物語だ。監督は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を獲得している、トム・フーパ―。主演は『博士と彼女のセオリー』でオスカーを受賞した、エディ・レッドメインが務めた。画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家である妻のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)と仲睦まじく、幸せな生活を送っていた。しかし、アイナ―の内側には「リリー」という女性がいて、肉体と心の差に違和感を感じはじめる。ある日、ゲルダの作品のモデルになるため、アイナ―は女性用ストッキングを穿く。それ以降、アイナ―はリリーと名乗り、女性として生活をはじめるのだった。ゲルダの協力もあり、社交の場でもリリーの姿で溶け込むことに成功する。リリーが認められたことに喜ぶゲルダだったが、彼女が美しくなるにつれて、少しずつ夫婦の関係に溝が生まれていく。
現代に復活したヒトラーを、ドキュメンタリータッチで描いていくブラックコメディ。世界中で人気を集めた作品であり、第二次世界大戦時の同盟国だったイタリアでは、今作のムッソリーニバージョンが制作された。今作はただ単に、ヒトラーを面白おかしく描いた作品ではない。「ヒトラーの持つ能力が現代で使われたらどうなるか?」を真剣に考察し、綿密に作り上げた皮肉たっぷりなストーリーが特徴である。第二次世界大戦が終了する寸前、ドイツの負けを悟ったヒトラーは、愛人とともに自殺する。ヒトラー(オリヴァー・マスッチ)が目を覚ますと、そこは現代のドイツだった。突然のタイムスリップに驚くヒトラーだったが、周囲の人々は彼をモノマネ芸人だと思いこみ、写真を撮りはじめる。そんなヒトラーを「発掘」したのは、テレビ局員のザヴァツキ(ファビアン・ブッシュ)だった。ザヴァツキはすぐにヒトラーを見つけ出し、コメディアンとしてテレビ番組に出演させる。しかし、ヒトラーは生放送でとんでもないスピーチをおこない、ドイツ国民から人気を集めはじめ…。
1962年、マーキュリー・アトラス6号の打ち上げに関わった、黒人女性3人を主人公にした映画。実話をベースに描かれており、登場人物が役職に就いた時期など、事実と映画では細かい違いはあるものの、勇気がもらえる感動作品だ。人種隔離政策がおこなわれた時代に、黒人でかつ女性という、極めて差別を受けることが多い立場であった主人公らにはあらゆる困難が待ち受けていた。白人と有色人種を分ける人種隔離政策がおこなわれていた、1960年代のアメリカ南部。黒人女性のキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー(ジャネール・モネイ)は、NASAの計算手として働いていた。それぞれ優秀な3人だったが、黒人でかつ女性ということもあり、なかなか生まれ持った能力を活かすことができない。しかし、ソ連が人類初の人工衛星の打ち上げを成功させたことで、彼女たちを取り巻く環境が少しずつ変わっていく。
憶えていますか、初めての恋の痛みを。懐かしくも切ない珠玉の青春映画 生意気で不器用な男女の恋模様をノスタルジックに描いた傑作。イー・ツーイェン監督が街中でスカウトした新人、グイ・ルンメイとチェン・ボーリンの演技がみずみずしい。 17歳の夏。女子高生のモンは親友のユエチェンと一緒に体育の授業をサボっていた。ユエチェンにはどうやら意中の相手がいるらしく、やがてそれが同じ学年のチャンだと打ち明けられたモンは、少々ストーカーめいたユエチェンの恋に巻き込まれていく。