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奴婢(ぬひ)に生まれた少年は、やがて歴史上最も愛される英雄となるー
15世紀の挑戦王朝時代、最悪の暴君と呼ばれた燕山君の悪政に苦しむ民を救った実在の英雄である義賊ホン・ギルドンの生き様を新たな視点で描いた作品。韓国では2017年に放送された話題の時代劇で、MBC演技大賞を始め、数々の受賞を果たした韓国ドラマ。
朝鮮王朝中期、身分制度の最下層には、人間としての扱いすらまともに受けられない奴婢たちがいた。そんな奴婢のひとりであるアモゲは傍若無人な主人チョ参奉の仕打ちに耐えながらも、家族のために働く日々を送っていた。
しかし、次男ギルドンがとてつもない怪力を持つ"怪力童子"であることを知り、それが周囲に知られたらただでは済まないことを悟ったアモゲは、奴婢の身分から抜け出す策を練る。
しかし、地道に貯めた財産でやっと良民の身分を手に入れようとした矢先、チョ参奉に見つかり、すべての財産をもぎ取られてしまった。さらに、最愛の妻の命まで奪われてしまったアモゲは、ついに怒りに震え、チョ参奉を襲う。
ギルドン親子の波乱に満ちた人生が始まろうとしていた…。
アモゲの次男で、生まれつき人並み外れた怪力を持っている”怪力童子“である。自分ではその怪力をうまく制御できないため、アモゲの愛情に守られ、怪力であることを表に出さないよう、注意深く育てられた。とても素直で心優しい青年に成長し、周囲の人々からもかわいがられている。
とても家族のことを大切にする、優しい父親。ギルドンが持っている怪力が災いを招かぬよう、常に気を付けてギルドンを見守っている。奴婢であり、チョ参奉の家の使用人として働いてきたが、理不尽な主人から家族を守るために立ち上がる。
ギルドンの母親で、アモゲがとても大切にしている妻。ギルドンの妹を妊娠中、チョ参奉の叔父からの嫌がらせによってお腹を強打してしまい、妹を出産した後に出血多量で亡くなってしまった。
ノクスのもとで下働きをしていたが、ギルドンを慕い、ギルドンや仲間たちの身の回りの世話をするためについていく。明るくて前向きな性格で、本を読んだり、物語を書くことが好き。
賢く、歌や踊りの腕も一流の妓生。行商人となって訪れたギルドンに出会い、恋に落ちるが、ギルドンが旅に出ている間に燕山君の寵愛を受け、側室となってしまう。権力を求める一方で、ギルドンのことを忘れることができない。
朝鮮王朝第10代王。幼い時、自分をとても可愛がってくれた最愛の母親が、父親である成宗に殺されてしまい、孤独になってしまった。ノクスに母親の優しい姿を重ねるうちに、心を奪われていく。
盗賊をして生計をたてていたが、アモゲに出会い、良民の身分を得るための資金稼ぎを手伝ったことがきっかけで、仲間となる。盗賊を辞め、アモゲについて行く決心をする。何かと気の利く男。
盗賊をしていたが、ソブリとともにアモゲの手伝いをするうちに、アモゲを慕うようになり、仲間になる。とても素直で熱しやすい性格。
チョ参奉の妻。自分たちの使用人であったアモゲに対して、ひどい仕打ちをしたにもかかわらず、夫を失って没落してから、ずっとアモゲやギルドンを憎み続けている。
今作の主人公ホン・ギルドンと言えば、韓国では知らない人はいない! と言うほどの国民的英雄で、これまでも数々の作品で取り上げられている実在の人物です。
その詳しい実体は明らかになってはいませんが、今作では、ギルドンの生い立ちや、少年期、青年期の揺れ動く感情の移り変わりなどがとても丁寧に描かれており、きっと新たなギルドンに出会えるはずです。もちろん、欲深い貴族や悪徳役人たちを次々とこらしめていく正義のヒーローとしての姿も十分に楽しむことができ、その巧みな手法にワクワクが止まりません。
最終回までギルドンの活躍を通して、新たな魅力にハマってしまうはずです。最終回まで目が離せない今作をご覧になってください。
今作の主人公ギルドンはもちろんのこと、ギルドンを支える家族や仲間たちも個性的で魅力いっぱいの人物がそろっています。
妻を亡くしてからも、ギルドンや兄妹たちを温かく見守り続ける父親のアモゲ。子どもたちを穏やかに見つめる表情や、自分たちの生活を脅かそうとする敵に向ける鋭い眼差しから、父親としての深い愛情をひしひしと感じます。
アモゲを慕って集まり、後にはギルドンと一緒に“ホン一族”を結成することになる、ソブリ、ヨンゲなどの仲間たちもステキです。仲間の絆、家族に絆が印象深い今作は韓国国内では2017年上半期本格時代劇で視聴率ナンバー1を記録したそうです。心に響く作品だと思いますので、ぜひご覧ください!
今作でギルドンを演じたユン・ギュンサンは、『六龍が飛ぶ』の剣士ムヒュル役で一躍有名になった若手俳優です。飾らない、素朴な雰囲気を持った彼が演じるギルドンは、とても親しみやすく、新たなギルドンのイメージにピッタリだと思います。
アモゲを演じたキム・サンジュンは、この役で演技者として最高の賞を受賞しており、その確かな演技に目が奪われっぱなしです。ドラマのOST『イカリの春』も歌っており、その歌声も必聴です。
燕山君を演じたキム・ジソクも、狂気に満ちた眼をギラつかせたり、深い孤独に押しつぶされて泣き崩れたり、不安定な王の心情をとても上手に表現しています。それぞれの俳優陣の熱意が凄い作品です。
第1回
朝鮮第9代王成宗(ソンジョン)の時代。奴婢のアモゲは、幼い息子のギルドンが人間離れした怪力の持ち主であることに気づく。身分の低い者が怪力を持っていると知られると、ギルドンはもちろん家族も無事ではいられない。そんな中、ギルドンは旅芸人と力比べをするために町へ行くが、怪力を見せつける前にアモゲが阻止。その後、主人の息子であるスハクに嘘つき呼ばわりされ腹を立てたギルドンは、思わず巨大な臼を蹴り飛ばしてしまい…。(C)2017 MBC
第2回
ギルドンの正体を隠すため、主人とは別に住まいを構える外居奴婢を目指すアモゲ。主人との交換条件を果たすべく開京に向かうも、商売がうまくいかず途方に暮れていた。そんな時、逃げ回っている盗賊のソブリと遭遇。とっさに彼を助けたアモゲは、その見返りとして盗みに協力し大金を稼ごうとする。一度はソブリに騙されるものの、アモゲの方が役者は上だった。ソブリから報酬の分け前をたっぷり貰い、アモゲは主人の元に帰るのだが…。(C)2017 MBC
第3回
アモゲは、主人であるチョ参奉とその妻パク氏から逃げ出すことを決意。ソブリのつてで刑房のオム・ジャチと会い、密かに蓄えていた財産で良民の身分を手に入れる算段をつける。だが、チョ参奉らはアモゲの財産を奪おうと企て、アモゲの妻クモクを陥れる。その現場に居合わせたギルドンは母を守るため、アモゲと交わした約束も忘れ、怒りに任せて怪力を発揮。駆けつけたアモゲはギルドンを庇うため罪をかぶって捕われの身となり…。(C)2017 MBC
第4回
最愛の妻クモクを亡くしたアモゲは怒りに駆られ、チョ参奉を殺害。その姿を目撃したギルドンは衝撃を受けるが、父をかばうために血の付いたわらじを密かに燃やす。だがパク氏の訴えによって、アモゲは主人殺しの疑いで投獄されることに。死刑となる危機にさらされながらも、アモゲは尋問の場で妻の無念を晴らそうとする。そんな中、親友のオプサンがギルドンから頼まれ事件当日について証言すると、他にも真実を話す者が次々と現れるが…。(C)2017 MBC
第5回
パク氏はギルドンが怪力の持ち主だという噂を聞き、彼を1人で虎が出る山に向かわせる。ところが彼が無事に戻ってきたため、いつか自分が復讐されることを恐れ、アモゲ一家の皆殺しを考える。そんな中、廃妃の死去を知らされたアモゲ。チョ参奉が廃妃と内通していたことを覚えていたアモゲは、それを武器にパク氏の訴えを却下させ、晴れて出獄を果たす。やがて、アモゲは新天地を求め、家族らとともに匿禍里(イクァリ)へと向かう…。(C)2017 MBC
第6回
アモゲたちは明との密貿易で商才を発揮しはじめるが、役人たちの厳しい取り締まりに困惑。そこでオム・ジャチを呼び寄せ、手柄をお膳立てして彼を長官に仕立てあげる。商売が軌道に乗り、親方と呼ばれるほど大きな存在となったアモゲ。だが、ギルドンは自分のせいで父が変わってしまったと心配するのだった。そんな中、アモゲはギルドンに剣術を習わせ立派な大人に育てようと考えるが、ギルドンの関心は“商売”に向いていた…。(C)2017 MBC
第7回
12年後、ギルドンは女性を美しく変身させる小間物屋として全国を飛び回っていた。彼の手にかかれば、どんな男でも振り向かせることができるという噂を耳にした妓生のコンファはガリョンを使いに出し、ギルドンを呼び寄せる。「王を自分のものにしたい」と話すコンファを口説こうとしたギルドンは、ガリョンに平手打ちされてしまう。一方、アモゲは人身売買で悪名高いホ・テハクから手を組もうという誘いを断り、命を狙われるが…。(C)2017 MBC
第8回
ギルドンは “匿禍里の親方”となったアモゲの身を案じ、一緒に農業をして暮らそうと父に持ちかける。ギルドンが怪力を失っていることを知ったアモゲは、彼と共に隠居することを決意。そんな矢先、王族であるチュンウォン君から、逃げ出した下女を連れ戻せと命じられたアモゲ。発見した下女に命乞いをされたアモゲは彼女を見逃してやり、チュンウォン君には死んだと嘘の報告をする。だが、チュンウォン君の裏ではテハクが暗躍していた…。(C)2017 MBC
第9回
下女を殺したという濡れ衣を着せられて投獄されるアモゲ。さらに、パク氏の密告により、12年前の主人殺しまでチュンウォン君に知られてしまう。チュンウォン君からギルドンら全員を始末しろと命じられたテハクは、オム・ジャチを利用し罠に嵌める計画を実行。ギルドンはアモゲを助けるというオム・ジャチの計画に従い兄妹と共に父を待つが、現れたのは多数の刺客だった。妹オリニが捕まった時、ギルドンの中で眠っていた力が覚醒し…。(C)2017 MBC
第10回
ギルドンは矢の刺さった体でオリニを捜し回り、コンファのいる妓房に辿り着く。妓生たちに怪しまれたギルドンはガリョンに殴られて倒れ、数日後に意識を取り戻したときには記憶を失っていた。しばらく妓房に身を寄せることになったギルドンは、刺さっていた矢を手がかりに自身に何が起こったのかを探り始める。やがて、彼は鼓手としてコンファの仕事を手伝うことになるが、コンファの世話をするうちに、2人の距離は徐々に縮まり…。(C)2017 MBC
第11回
コンファの過去を知ったギルドンは、全てを受け入れ彼女と愛を交わす。一方、王宮では成宗が亡くなり、世子であるユンが第10代王燕山君として即位した。そんな中、あるきっかけで記憶を取り戻したギルドン。自分が妓房にやって来た時の様子をガリョンから聞き、コンファの部屋から一枚の布きれを見つける。それはオリニと自分を繋げていた命綱だったが…。コンファと再会の約束をして妓房を後にしたギルドンは、妹捜しの旅に出る…。(C)2017 MBC
第12回
コンファは2カ月が過ぎてもギルドンから連絡のないことに傷つき、掌楽院に入り燕山君に近づこうと決意。ギルドンが妓房に戻ったときにはコンファの姿はなく、ガリョンだけが彼を待っていた。彼女と共に訪れた母の墓で、オム・ジャチと再会。アモゲが生きているという衝撃の事実を知らされる。彼の案内でボロボロの姿のアモゲと相見え、2人は声にならない喜びを分かちあった。さらにギルドンは散り散りとなった父の仲間を捜し歩き…。(C)2017 MBC
第13回
ギルドンの兄、ギリョンは両班になりすまして生きていた。ソン・ドファンに連れられて書院を訪れた彼は儒生のジョンハクと出会い、共に勉学に励もうと誘われる。一方、チュンウォン君への復讐を決意したギルドン。手始めにテハクを陥れようとするが、ヨンゲらが逃げ出し人数も足りずにいた。そこでギルドンは、テハクを徐々に追い詰める作戦を開始。テハクの部屋に潜入しアモゲの数珠を取り戻す危険な役目を、ガリョンが買って出て…。(C)2017 MBC
第14回
ガリョンが無事に数珠を取り戻し、ギルドンは畳み掛けるようにテハクを拉致。チュンウォン君への復讐に力を貸すよう脅しをかける。一方、コンファは王と謁見する日が来ることを信じながらも、心の片隅ではギルドンのことを想う日々を過ごしていた。そんな中、ギルドンが怪力を取り戻したことに気づいたアモゲ。オリニのことを思い出し悲しみに暮れるギルドンの姿を見て、家族のことは忘れて自分とは違う生き方をしろと告げるが…。(C)2017 MBC
第15回
ある儒生の処罰に関して燕山君は強硬な姿勢をとるが、それを不服とする儒生たちが座り込みを続行。燕山君は王として自分が認められていないことに苦悩する。そんな中、王に会いに行くチュンウォン君一行に、運び屋として潜入することに成功したギルドン。馬を引くギルドンは踏み台としても体を張り、チュンウォン君の信頼を獲得していく。一方、コンファは失意の燕山君を慰めるため、舞を踊らせて欲しいとキム尚伝(サンジョン)に願い出て…。(C)2017 MBC
第16回
見事な舞を披露したコンファは燕山君に名を聞かれ、ノクスと名乗る。燕山君を微笑ませ、髪飾りまで授かったノクスは彼の心をつかんだと確信するが…。一方、ギリョンは科挙に見事合格し、ジョンハクとともに宮中で働くことに。そんな中、妓楼を作ることを決意したギルドン。燕山君がチュンウォン君を討つように仕向けるという計画を父と仲間たちに明かす。ギルドンたちは宴会でチュンウォン君をもてなしつつ情報を集めようとするが…。(C)2017 MBC
第17回
チュンウォン君の悪い噂を流し、燕山君の耳に届けることに成功したギルドン。だが、想像していたお咎めはチュンウォン君に与えられなかった。次なる手を打つべくギルドンは、燕山君の怒りの源を探り出す。一方、燕山君は掌楽院の女楽たちを集め、自分に関する世間の噂を問い質す。他の女楽たちが物怖じする中、ノクスは燕山君と彼の祖父にあたる世祖の悪評を正直に報告。憤った燕山君は、世祖の噂が記された史草を探し始めるが…。(C)2017 MBC
第18回
史草に記された無礼な内容に怒りを露わにする燕山君。記録した者を尋問にかけるが、反逆罪に関して決定的な証拠を得られずにいた。そんな中、ギリョンがある史草の中から世祖を暗に批判した“弔義帝文”を発見。燕山君はこれを書いた人物の弟子を徹底的に処罰し、朝廷では大騒動が巻き起こる。ギルドンはこの機会を利用して、チュンウォン君を陥れる計画を実行。拷問にかけられるイ・ジョンスを助ける代わりにある条件を持ちかける…。(C)2017 MBC
第19回
イ・ジョンスの証言によって捕らえられたチュンウォン君は、王族にもかかわらず尋問場に引き出される。ギルドンの指示に従い、チュンウォン君に不利な証言をするイ・ジョンス。踏み台ことギルドンは、チュンウォン君の潔白を明らかにする証人として尋問場に呼ばれる。ところが、質問に答える中でチュンウォン君との事前の打ち合わせとは違うことを語り出し…。一方、王命でチュンウォン君の邸宅を捜索したギリョンは、あるものを発見する。(C)2017 MBC
第20回
復讐を果たしたアモゲとギルドンの仲間たちは晴れて匿禍里へ戻り、家族として“ホン”の姓を名乗り始める。ギルドンとの結婚を夢見るガリョンはホンの姓はいらないと言い、アモゲにギルドンのことが好きだと明かす。一方、流刑されたチュンウォン君に会ったパク氏。このような事態になったのがギルドンらの仕業だということを知り、ドファンに助けを求める。そんなある日、アモゲはギルドンを連れて妻クモクの墓へ向かうが…。(C)2017 MBC
第21回
アモゲの弔いの最中にテハクから奇襲を受けたギルドン。ガリョンを連れ去られそうになり、夢中で怪力を振り回し撃退する。ギルドンらはすぐにテハクの逃亡先を突き止め、手下のモリを捕らえるが…。やがて、ギルドンはホン家の安泰を目指し王の歓心を買うために銀山の献上を決意。戊午の年の功労者として昇級したオム・ジャチを通じて、献上者のソブリは王と謁見。ソブリに官職が与えられたことを口実に、ギルドンたちは拠点を都に移す。(C)2017 MBC
第22回
流刑地のチュンウォン君はパク氏からドファンを紹介され、ギルドン一味への復讐心を明かす。一方、ギリョンは戊午の年の褒美として、全国を巡る暗行御史になりたいと王に申し出る。そんな中、キム尚伝から大量の銀を納めるように命じられたソブリ。さらに彼の失言によってギルドンはキム尚伝と対面することに。チュンウォン君を陥れるために王を騙したことを咎められたギルドンは、禁酒令を利用して王室の財政を潤わせると約束するが…。(C)2017 MBC
第23回
ギルドンは禁酒令で得た大金をキム尚伝へ献上し、着実に地盤を固めていた。だが、キム尚伝や匿禍里の神木を授けた巫女からの言葉を受け、自らの力の使い方について思い悩む。それから4年後。ホン一家は大きな成長を遂げていた。一方、チュンウォン君はドファンの助けによって燕山君に流刑を解かれ、漢陽に戻る。ギルドンへの復讐には両班男性の民心を利用すべきだというドファンの助言に従い、チュンウォン君は早速行動を開始する。(C)2017 MBC
第24回
ギルドンはガリョンに告白されるも、ならず者の自分と一緒になっては不幸になると思い断る。それでも一途な愛を向けてくれる彼女にギルドンは思わずキスをする。そんな中、チュンウォン君は漢城府の前で座り込み、数ヶ月前にクッセが起こした事件を蒸し返していた。新しく庶尹に赴任したジョンハクはこの事件を徹底的に調べることを決定し、クッセは捕らわれの身となる。ギルドンは彼を助けようとジョンハクに一席を設けるが…。(C)2017 MBC
第25回
ギルドンの前に姿を現わしたチュンウォン君。ギルドンは彼の質素な生活を見て、背後に何者かがいるはずだと確信する。一方、ドファンは漢城府のジョンハクことスハクに両班を襲う盗賊の調査を命じる。その正体は義賊として密かに悪人を罰していたギルドンたちだった。ジョンハクに正体を暴かれそうになったギルドンは燕山君を妓楼に招き、母の廃妃ユン氏の噂話を聞かせるが…。そんな中、ギリョンはジョンハクの正体を知ってしまう。(C)2017 MBC
第26回
ノクスは悲憤に駆られた燕山君を慰め、2人はキスを交わす。その後、燕山君は取り調べを受けているキムを釈放し、ギルドンが思い描いた通りの結果となった。一方、ドファンも盗賊の正体がギルドンであることを突き止め、ジョンハクに再度捕えるよう命じる。ジョンハクはギルドンを陥れる計画を立て、チュンウォン君の奴婢の中にオリニがいたという偽りの情報を告げる。激昂したギルドンはチュンウォン君の元を訪れて問い質すが…。(C)2017 MBC
第27回
怪力を取り戻したモリと戦い、気を失ったギルドン。仲間たちに救出されたギルドンは、チュンウォン君が持っていた書物の行録(ヘンノク)にオリニの名前があることを確認し、妹を探す旅に出ることを決意。旅立つギルドンを前にガリョンは、妻として旅の帰りを待ちたいと告げる。2人は婚礼をあげ、夫婦として幸せなひと時を過ごした。そうしてギルドンらは行録を頼りに、全国にいる守貴単(スグィダン)と呼ばれる者を訪ね歩く。(C)2017 MBC
第28回
ギルドンらは守貴単たちの悪行を見過ごせず、1人ずつ懲らしめていく。一方、ギリョンは盗賊のホン一味が現れた地域の共通点に気づき、彼らを待ち伏せして捕らえようと考える。ドファンの命令を受けたジョンハクもまた、官軍を率いてギルドンを追っていた。そんな中、ギルドンたちは王の贅沢な宴会が原因で民が苦しんでいることを知り、暗行御史になりすまして村を救う。義賊ホン・ギルドンはますます民に愛される存在になるが…。(C)2017 MBC
第29回
各地の捜査網を巧みに掻い潜るギルドンら一行。通りかかった街では女真族の襲撃を追い払い、ますます英雄として祭り上げられる。ギルドンが民心を盗んでいるというドファンの言葉を聞いた燕山君は、苦々しい気持ちを抱くのだった。一方、ギリョンは王から盗賊を捕まえるよう命じられる。だが、王宮でかつて自分を裏切ったオム・ジャチと偶然再会。声にならない怒りをぶつけるが、オム・ジャチからギルドンが生きていると告げられ…。(C)2017 MBC
第30回
官軍に追われ逃げ出すギルドンだったが、そこで追っ手として現れたギリョンとまさかの再会を果たし、互いの無事を喜んだ。ギルドンを見逃したギリョンは王宮に戻り、オム・ジャチから全ての事情を聞くことに。一方、ギリョンに不信感を抱いたジョンハクは、彼に代わって盗賊を捕える任務を拝命。モリの助けもあってギルドンの仲間を次々に捕えていく。ギルドンは仲間を救うため出頭する覚悟を決め、その前にガリョンの元を訪れる。(C)2017 MBC
第31回
捕らえられた仲間たちを救うべく自訴したギルドン。ついに燕山君と対面した彼は行録を渡して守貴単の横暴ぶりを訴える。一方、ギリョンはギルドンの功績を伝えて大臣たちを説得し、ギルドンを死刑にするのではなく国境の警備に当たらせるべきだと燕山君に進言。しかし、燕山君は民の信望を集めるギルドンを生かしておくつもりなど毛頭なかった。燕山君はギルドンに毒を盛り、“人狩り”と称して狩人たちと決闘させる大会を開催するが…。(C)2017 MBC
第32回
モリに敗れたギルドンだったが、ギリョンとノクスの助けにより命はとられず、王宮の門前に晒される。そんな中、ドファンは自らを排斥しようとする王の臣下の動きを牽制するため、パク氏を王に会わせ、廃妃の書簡の内容を伝える。ギルドンの父が母の書簡を利用したことを知った燕山君は、ギルドンに剣を振りかざすが…。さらに燕山君の怒りの矛先は母の死に関わった重臣たちに向けられ、王宮では血で血を洗う恐怖の粛清が行われる。(C)2017 MBC
第33回
ギルドンのことを案じたノクスは彼の元を密かに訪れ、自分が救い出すまで生き延びてほしいと告げる。一方、燕山君は王の威厳を示すため、女楽の数を増やし太平の世を祝う宴をあげる。ノクスの圧巻の舞に感極まる燕山君だが、部屋に戻ると血まみれの衣が飾られていた。その後も不吉なことが立て続けに起こり、天罰が下ったのかと考え出す。そんな中、投獄され不当な扱いを受けていたギルドンは、狩りの獲物としていたぶられるが…。(C)2017 MBC
第34回
王に立ち向かうことを決意したギルドンは仲間たちと脱獄。燕山君は彼らを追うが、復活を遂げたギルドンに警告されて震え上がる。ギリョンに密かにギルドンを探すよう命じるが、恐怖心からますます暴虐になっていく。一方、ギルドンは仲間たちと安全に暮らせる場所を見つけ、自分を慕う民を呼び寄せる。そんな中、ギルドンが死んだという触書を目にしたガリョンは燕山君への復讐を決意。命を懸けて王の前に姿を現し、ノクスと再会する…。(C)2017 MBC
第35回
オリニが王宮にいると知ったギリョンは、探りを入れてみることに。その頃、圧政に不満を抱いた民たちはギルドンの“遺志”を継いで王への抵抗運動を開始するが、次々に捕われの身に。匿名の触書を書いた人間を探そうと、重臣までも巻き込んで無謀な捜査を始める燕山君。ギリョンは、誰もが王を恐れ保身に躍起となっている王宮の現状に疑問を抱くようになる。この事態を見かねたギルドンは、捕らえられた人々を救い出すと宣言するが…。(C)2017 MBC
第36回
ギルドンが本当に処刑されたのか疑問を抱いたドファンは、宮中に探りを入れる。一方、悪夢にうなされた燕山君はガリョンを寝殿に呼び、彼女の語りを聞きながら久しぶりに深い眠りにつくのだった。これを知ったノクスは危機感を抱き、身の程をわきまえるようにとガリョンに釘を刺す。ガリョンは女楽のオンナンがギルドンの帯の切れ端を持っていたのを見て、彼の妹であると確信するが…。そんな中、ギルドンたちが王宮に忍び込む日が近づく。(C)2017 MBC
第37回
王宮に乗り込んだギルドンと仲間たち。燕山君は慌てて逃げ出すが、護衛兵や側近と引き離されて孤立する。ギリョンは忠臣を装って燕山君を救い出し、信頼を得ることに成功。ギルドンを追うという名目で官軍の兵力を手に入れ、次なる計画のために動き出す。一方、燕山君は自分を守れなかった臣下たちに不満を抱き、ノクスすら信じられなくなる。罪のない人々が王命で次々と処刑され、宮中では燕山君に対する臣下の反感が高まっていく…。(C)2017 MBC
第38回
ギリョンは王命を受け、盗賊を捕まえる討伐軍を編成。燕山君の横暴に耐えかねた屈強な兵を選抜し、ギリョンはそのままギルドンがいるアジトに合流する。一方、ギリョンがギルドンの実の兄だと知り驚愕と怒りを隠せない燕山君。急いでジョンハクに後を追わせるが…。ドファンの策略でギルドンのアジトに潜入したサンファことオリニだったが、そこでギルドンから実の妹であると言われる。何も思い出せないオリニは取り乱してしまう。(C)2017 MBC
第39回
記憶を取り戻したオリニは、ドファンの元で起きた過去を話し出す。一方、燕山君から寝殿に呼ばれたガリョンは、寝ついた彼を殺そうとするが、ノクスに止められてしまい失敗。夫がギルドンであること、王と刺し違える覚悟があること明かすが…。そんな中、民たちによる王宮への抵抗運動が活発化する。燕山君は香州牧(ヒャンジュモク)に謀反の村の烙印を押し、見せしめとするため軍を派遣。これに対してギルドンは激しい怒りを覚えて…。(C)2017 MBC
第40回
香州牧では燕山君を批判する貼り紙をした儒生が次々と捕らえられ、その家族までもが命の危険にさらされていた。ギルドンと仲間たちは村人を守るために戦い、官軍を追い払うことに成功。これを知った燕山君は激怒し、ジョンハク率いる数百の兵を再び村に送り込む。ギルドンたちは民と共に生きるために戦うことを決意する。一方、過去のノクスとギルドンの関係に嫉妬心と憎しみが芽生えたガリョンは、ついノクスを挑発してしまい…。(C)2017 MBC
第41回
ガリョンの正体を知った燕山君は、彼女を生かしてギルドンを倒すのに利用しようと考える。そんな中、香州牧でギルドンたちと官軍の戦いが始まった。だが、戦いがこう着状態との報告に苛立った燕山君は、全国から兵を集め、“狩り”と称して自ら香州牧へ出向く。そこで燕山君がギルドンに見せつけたのは、人質のガリョンだった。激しい衝撃にうろたえるギルドン。燕山君はそんなギルドンを見て満足し、再びガリョンを監禁してしまう…。(C)2017 MBC
第42回
人質のガリョンめがけて矢を放ったギルドン。決死の覚悟を見せつけ、反乱軍の士気は最高潮に高まる。ギルドンは官軍を押しのけ、ガリョンを領地に連れ戻すことに成功。精鋭軍を圧倒し、ついにモリと一騎打ちとなる。倒れそうになるギルドンを前に、歌で背を押す民と仲間たち。一方、チュンウォン君は獄中に囚われていた守貴単たちを兵に仕立て、ギルドンと戦わせようとする。だが、ギルドンの檄を聞いた彼らが矢を向けた相手は…。(C)2017 MBC
第43回
官軍を打ち負かし、香州牧を救ったギルドン。逃げ延びた燕山君は、再び兵力を集めて香州牧を攻撃するよう家臣のパク・ウォンジョンに命じる。一方、ジョンハクとパク氏は戦いに敗れた責任を問われ、奴婢の身分に落とされてしまう。そんな中、ギルドンはガリョンの意識が戻ったことに気づき、涙を流しながら彼女を抱き締める。ガリョンは燕山君を王座から引きずりおろすというギルドンの決意を聞いて、また離れ離れになるかと心配するが…。(C)2017 MBC
第44回
政変の知らせが宮中に広がり、すっかり人寂しくなる王宮。腹を括ったノクスとキム尚伝は王を招いて最後の宴会を開く。そこに兵士と民を連れて挙兵したパク・ウォンジョンが、玉璽を渡せと迫り来る。取り乱した燕山君を優しくなだめ、死を覚悟して別れの挨拶をするノクス。ギルドンはノクスを逃がして命を救おうとするのだが、彼女は自分の選んだ道を歩むのだった。一方、燕山君は民衆の非難の声を浴びながら流刑地へと送られる…。(C)2017 MBC
第45回
全てを終えたギルドンとホン家の仲間たちは香州牧に戻り、燕山君が廃位されたことを報告。ギルドンもまたガリョンから思わぬ朗報を聞かされることに。そんな中、オリニがドファンの刺客に襲われる事件が発生。パク・ウォンジョンの背後にドファンがいることに気づき、戦いがまだ終わっていなかったことを知る。新たにモリを仲間に加えたギルドン。パク・ウォンジョンに会いに行き、最後の脅威であるドファンを取り除こうとするが…。(C)2017 MBC
朝鮮王朝第9代王・成宗の母として権勢を振るった猛女インス大妃の波乱に満ちた一代記 権力への欲望を抱く宮廷の女たちにより繰り広げられる飽くなき闘いがすさまじい。98年の「王と妃」に続き、再びインス大妃に扮したチェ・シラの迫力満点の演技が見もの。 裕福な家の末娘ジョンは王妃になる夢を抱いて、王族スヤン大君の長男の妻となる。間もなくスヤン大君は甥である幼い王・端宗を退位させて自ら王位に就くが、病弱な夫は他界し彼女の夢はついえる。やがて、ジョンは息子を王にするという野望を抱き始める。
韓国の大手放送局MBCの開局46周年を記念して、2007年から2008年にかけて放送された長編歴史ドラマ。韓国では名君と名高い朝鮮王朝第22代王・正祖の生涯を、フィクションを織りまぜながら描いている。監督を務めたのは『宮廷女官チャングムの誓い』など、名だたる大ヒット韓国歴史ドラマを作り続けてきた巨匠・イ・ビョンフン。視聴者の高い関心と声援に応え、予定より話数を増やして放送された、全77話にわたる壮大なストーリーである。朝鮮王朝第21代王・英祖(イ・スンジェ)の時代。強い力で太平の世を築いてきた英祖だったが、朝廷では依然として臣下たちによる激しい派閥争いが繰り広げられていた。その争いに巻き込まれてしまったのは、英祖の息子であり、王位継承者だった思悼世子(イ・チャンフン)だった。すっかり心を乱され、乱行を重ねるようになってしまった思悼世子は、とうとう英祖から廃位を命じられ、宮中にある米びつの中に閉じ込められてしまう。狭い米びつの中で食べ物はおろか、水も与えられず、徐々に衰弱していく思悼世子。そんな思悼世子のことを誰よりも心配していたのは息子であり、英祖の孫でもあるサン(パク・チビン)だった。6日以上何も口にしていない父に食べ物を差し入れたいサンは、厳重に警備が敷かれている米びつに何とか近づこうとするが…。
朝鮮一の商人を目指す男と2人の女性が織りなすサクセス&ロマンス時代劇 時代劇には欠かせない存在となったチャン・ヒョクが、さまざまな困難にも前向きに立ち向かう主人公を熱演。1983年にドラマ化された作品のリメイクとしても話題に。 父親を亡くし、天涯孤独となったボンサムは、行商人を目指して働き始める。そんなある日、ボンサムは身売りされた女性・ソリンに惹かれるが、彼女は朝鮮一の巨商に嫁ぐ身だった。一方、男装の行商人・ケトンはボンサムを運命の人だと思い込み…。
朝鮮史上に名を残す医師、ホ・ジュンの青春時代の愛と成長を描くファンタジー時代劇 何度もドラマ化され親しまれている人物、ホ・ジュンの若かりし頃を描いた内容が新鮮。生まれながらに呪いを受けた悲劇の女性にまつわる、幻想的かつ切ない展開が見どころ。 妾の子に生まれたホ・ジュンは、母の身分を得るために金策に奔走する日々を送っている。ある日、呪われた森を訪れた彼は、人里から離れて暮らす女性・ヨニと出会う。次第に心を通わせていく二人。だがヨニには生まれながらにある呪いが掛けられていた。
呪われた運命を背負った高麗の皇子と渤海の王女の恋を描いたロマンス時代劇 「チュノ〜推奴〜」のチャン・ヒョクと「私はチャン・ボリ!」のオ・ヨンソが主演。王道のラブコメから切ないロマンスまで盛り込まれた2人の恋の行方にくぎ付けに! 不吉な星の下に生まれた高麗・太祖王建の第四子ワン・ソは、父を殺した貴族勢力を滅ぼすため、秘密組織の長として活動を始める。ある日ソは、商団を運営する渤海最後の王女シンユルと運命的な出会いを果たす。だがソの弟ウクもまた彼女を愛してしまい…。
現代の女医と高麗武将の時空を超える恋を描いたファンタジックなロマンス時代劇 アジアのトップスターとして人気を誇るイ・ミンホが時代劇に初挑戦。真っ直ぐな心を持つ武将に扮し、美人女優キム・ヒソンと恋を繰り広げる。迫力あるアクションにも注目! 1351年の高麗。武将のチェ・ヨンは伝説の神医を連れてくるよう命じられ、天の穴をくぐる。そこは現代のソウル。チェ・ヨンは整形外科医のウンスを強引に連れ出し、ウンスはやむなく高麗で暮らし始める。やがて権力争いに巻き込まれたウンスに危険が迫る。
この胸の高鳴りは恋?それとも恐怖!?大ヒット映画の舞台を朝鮮時代に移してドラマ化 凶暴だが憎めない“彼女”の魅力はもちろん、ロマンス要素も加わってトキメキ度がアップ。主演は『グッド・ドクター』のチュウォンと『私はチャン・ボリ!』のオ・ヨンソ。 3年間の清への留学を終え、朝鮮に帰ってきた秀才、キョン・ウ。帰国を祝う宴から気分よく家路に就こうとするキョン・ウだが、そこには今にも川に落ちそうな泥酔女が。仕方なく泥酔女を助けるが、彼女はキョン・ウを変態だと勘違いしてしまい…。
帝王の娘・スベクヒャンの座をめぐる異父姉妹の運命を描くロマンス時代劇 三国時代を舞台に、4人の男女が繰り広げる切ない愛の物語がドラマチックに展開。6世紀の百済で、第25代武寧王の娘として実在した人物をモチーフに描く愛憎劇。 第25代東城王の時代。加林城城主、ペク・カの娘・チェファは、王の従兄・ユンの子を身ごもる。そんななか、東城王を暗殺したペク・カはユンによって自害に追い込まれる。チェファも死んだと思い込んだユンは即位するが、生きていた彼女はソルランを出産する。
2016年KBSで放送され、平均視聴率28.9%、最高視聴率は36.2%を記録した大ヒットドラマである。脚本を手がけたのは、2014年に高視聴率を記録したドラマ『伝説の魔女~愛を届けるベーカリー』で、女性たちの姿を生き生きと描いたク・ヒョンスク。廃業の危機に直面した老舗「月桂樹洋服店」を舞台に、挫折し、人生に行き詰ったワケあり紳士たちが奮闘する姿を描き出す。再起をかけて立ち上がる紳士たちの成長に共感し、彼らをとりまく女性たちとの恋模様にドキドキさせられる。確実だと思っていた出世の道を閉ざされてしまった主人公を演じるのは、イ・ドンゴン。視聴率57.4%を記録したドラマ『パリの恋人』で人気となり、多数のヒット作で活躍してきた実力派俳優だ。創業から100年以上続いてきた、オーダーメイドスーツの専門店「月桂樹洋服店」。国内屈指の腕のいい職人として店を守ってきた店主、イ・マンスル(シン・グ)は店の後継者問題で悩んでいた。ひとり息子のドンジン(イ・ドンゴン)が、家業を継ぐことを拒否し、大手アパレルメーカー「ミサアパレル」会長の娘、ヒョジュ(ク・ジェイ)と結婚してしまったのだ。密かにミサアパレルの代表取締役の座を狙っており、周囲からも確実視されていたドンジンだったが、会長が亡くなった後、会長の後妻コ・ウンスク(パク・ジュングム)らの策略により、地方の子会社に左遷されてしまう…。
宮中に渦巻く陰謀と、一途な女性をめぐる恋模様を描いた一大史劇 宮廷に入ったヒロインが、想像だにしなかった争いに巻き込まれていく様はドラマチックで見応えあり。そんな中で紡がれる3人のイケメンとの関係に胸が高鳴ってしまう。 砂漠で出会いお互いに一目惚れをした雲歌と劉弗陵。再会を約束してから9年、雲歌は都へとやってきた。偶然出会った劉詢を劉弗陵だと思い込み、忘れられてしまったと失意に暮れる。だが探している劉弗陵が、実は漢王朝の皇帝・昭帝だということ知って…。