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【劇場版 空の境界 第七章 殺人考察(後)】は4社の動画配信サービスで配信中です。
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目次
「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる、コクトー?人は、一生に一人しか人間を殺せないって」心の底から「特別」になりたかった。その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。それは4年前のこと。1995年。彼と彼女は出逢う。翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻み出す。同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて・・・・・・・・・・・・今、4年後の1999年。彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごと行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。殺している、のは果たして「誰」だろう。だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて――――――。望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/荒那宗蓮:中田譲治/白純里緒:保志総一郎
「行こう、行こう、行こう、行こう―――」私はただ望んだだけ。この窓の外の世界を。彼に連れて行ってほしかっただけ。それは、少女たちの飛び降り自殺が相次いだ夏の終わりの物語。彼女たちは、突発的に廃墟と化したビルの屋上から空へと踊る。そして落下。待っているのは死。学校も異なり、互いに交友関係もなく、一切の関係性と自殺の理由も見いだせぬまま不可解な自殺事件として報道されるなか、唯一、その関連を見いだした者がいた。最高位の人形師で魔法使いになれなかった魔術師の蒼崎橙子、その人である。むしろ、「理由がない」ことが共通点だ、と。そして、浮遊と飛行の差違。この連続殺人事件の捜索に乗り出したのは、万物の生の綻びこと死線を視る力「直死の魔眼」を持つ両儀式。彼女には、この事件に関わらざるを得ない事情があった―――。望まぬまま得た力により、虚空に舞う少女たちの幽霊をその瞳に捕らえる式は果たして、なにを思うのか。たとえば、それはともすれば同じ道を辿っていたかもしれない同胞への哀れみ、または同族嫌悪。たとえば、それは大切な存在を危うくする者への敵意。あるいは、実に明確な殺意。そんなものがないまぜになったまま、式は痛ましい現場となったビルへと向かう・・・・・・それが、幾重にも張り巡らされた罠への序章にすぎないことも知らずに。第一の事件。第一の駒。その先に待っているのは無限螺旋。今、終焉に向けてすべてが動きだす。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/巫条霧絵:田中理恵
私は、おまえを犯したい。春、着物姿の君を見つけた。声をかけた。怪訝そうに返された。やがて君は、ほんの少しだけ僕と言葉を交わすようになる。けれど、君には誰とも共有できない秘密があった―――それは、抑えきれない破壊衝動。これは高校生だったころ、16歳の両儀式と黒桐幹也が出会う物語。あえて他者と交わろうとしない式にどうしようもなく惹かれた幹也は、なにかと関わろうとする。それが恋とも気付かずに。やがて、わずかではあるが同じ空間を共有するようになった彼らは、そのとき確かに平穏だった・・・・・・街では連続猟奇殺人事件が起こっていたけれど。そんなある日、幹也は式の内に存在する、もうひとりの織という人格と出会う。肯定の式と否定の織。相反する、けれど同じ思考と嗜好を持つ一人のシキは、幹也という訪問者に徐々に乱されていく。かくして、幹也はひとつの予感を胸に抱く。夜毎、猟奇殺人を繰り返しているのは誰、か。けれど予感を肯定することなんて、最初(はな)っからできなくて、己が見てきたその姿を信じることしか出来なくて、でも、だからこそ真実を確かめたくて、彼は密かに決意する―――けれど、この考察が真実にたどり着くのは、3年後。両儀の家の跡取りたる条件、知られざるシキたちの関係、血だまりに佇む少女、いつのまにか導かれていた運命、式と幹也の軌跡の幕開けが描かれる第二章「殺人考察(前)」。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/荒耶宗蓮:中田譲治
「わたし、人殺しなんかしたくないのに―――」「そうでもないよ、おまえは」見た瞬間に気が付いた。いや、視えてしまった、と言うべきか。敵であるという確信と、そうじゃない、という否定。そこにいるのは自分のいる境界がわからないまま超えてしまった、少女だったモノ。人知れず繰り返される陵辱に、しかし、彼女は無機質な視線を投げかけるばかり。仮に人の脳に複数のチャンネルがあるとしよう。現実に即して生きるための最大公約数のチャンネルがあるとして、おそらく大多数の人間はそこにあわせて世界を見つめ、認識し、だからこそ共存できる。けれど、どうしても皆とは異なるチャンネルにしかあわせることしかできない、そんな存在がいたとしたら―――それは、もう人外。いや「存在不適合者」と呼ぶ。社会に不適合、ではなく、存在そのものが不適合だという話。どうやらそれを「超能力者」というらしい。そしてある晩のこと。飲み会帰りの雨の中、どこまでも普通、けれど類い希な探し物の才能を持つ黒桐幹也は闇にうずくまるひとりの少女を拾ってしまう。「それ」がいずれ、自身が探すことになる対象とも気付かずに、探す前から見つけていた・・・・・・が、その事実を知ることはない。行方不明になった後輩。会えなかった妹とその友人。手足どころか首までもがねじ切られた惨殺死体は、今日もまたひとつ、増える。てんでに別方向へ手前勝手に進行する出来事は、やがてひとつの結末へと辿り着く―――まごうことなき、死闘へと。夏の雨の夜、瞳に映るすべてをねじ曲げ破壊する少女と、すべての死線を瞳に映す少女は、殺意を胸に対峙する。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/浅上藤乃:能登麻美子
「私は、弱い私を殺す。おまえなんかに――――――――――両儀式は渡さない」不慮の事故から、二年。昏々と眠り続けた両儀式は、ずっと「死」に触れていた。そして、同時に畏れていた。やがて覚醒。しかし彼女を待っていたのは、深い孤独と望まぬ景色。失ったのはずっと同じ器の中で常に一緒だった片割れ「織」。得たものは万物の死の線が視えてしまうという異形の力「直死の魔眼」。ともに両儀家が知らず、式という存在に辿り着くためにつちかってきたことへの報復にして結果だった。夢見ることが好きだった、織。深い殺人衝動を抱えた、織。今はもうどこにも、いない。たとえようもない喪失感と死の感触に少女はガランドウになる。それが器を求める霊体にとって最高の標的となることにも気付かずに―――。そんな少女を見守る少年がいた。いや、青年と言うべきか。名は黒桐幹也。彼の勤め先の上司は玲瓏な美を持つ女性で人形遣いで魔術師で、けれど今はただの工房「伽藍ノ堂」のオーナーで。名を蒼崎橙子という。ある日、橙子は式に会いに行く。名目はなんだってよかった。一応はカウンセラー。なぜか会おうと思ってしまった、それが縁(えにし)。一見、ゆるやかに過ぎる時間。しかし終わりはやってくる。ある夜、ガランドウの器を求めて霊体は肉を持ち襲いくる。刹那、彼女の目に映るのは凶々しくも静謐な死をつかさどる、線。手にはナイフ。煌めく瞳。かくして少女は自身の四肢で歩き出すことを決意する。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子
「アラヤ、何を求める」「―――――真の叡智を」「アラヤ、何処に求める」「―――――ただ、己が内にのみ」その男は悠久の時を経て、万物の霊長たる人間の営みに絶望し、その最期を見届けるために、万物の始まりにして終焉である「根源」を渇望して、渇望して、渇望して、死の蒐集を始めた。名を荒耶宗蓮という。かつて、彼には遠い異国の学舎(まなびや)でひとりの好敵手がいた。名は蒼崎橙子。3つの原色のうち赤の称号を得た魔術師で封印指定を受けた最高位の人形師。ふたりは、いつかどこかでまみえる宿命だったのだ。その場が、皮肉にも橙子の住む町に建つ、自身もが関わった螺旋の地だったのは、常に根源に至ろうとするモノを妨害すべく現れる「抑止力」のなせる技なのかは誰もが知る由がなく。抑止力―――そのひとつは、霊長である人間が我が世を存続させるべく、身勝手に願う無意識の集合体。もうひとつは、人間の活動などお構いなしの、この地球が生き延びるための生存本能。果たして、そのどちらかがどう作用したかはわからぬまま、ふたつの不可解な事件が起き、無限に続くはずの日常から外れてしまった存在があった。その名は・・・・・・。両儀の家に生まれ落ちたからこそ得てしまった力と身体を持て余す、両儀式。その肉に未知への扉を見いだす、荒耶宗蓮。彼の企みに気付く、蒼崎橙子。思わぬ事態に翻弄されながらも揺らがない思いを抱く、黒桐幹也。・・・・・・そして式と出逢い心惹かれる、臙条巴。「偶然というのは神秘の隠語だ。知り得ない法則を隠すために偶然性という言葉が駆り出される。」橙子の語る言葉の通り、今、誰も知らない、けれどすでに示された路に向かい、それぞれが突き進む。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/秋巳大輔:東地宏樹/荒那宗蓮:中田譲治
「白状するとね、式。わたしって特別なものが好きなの。っていうより、禁忌と呼ばれるものに惹かれる質みたいなんだ」少女がそう、と白状したのは、既に深く実の兄を本気で真面目に愛してしまっていた時だった。けれどなぜか、その大切なきっかけを忘れていた。聡明かつ可憐にて謙虚さを繕い、故に非の打ち所無く、ともすれば無敵だったかもしれなかった彼女の、それは出発点だった。計画は完璧。粛々と進行中。兄に妹として認識される前に遠く離れ、己を磨き、一人の女性として出会う・・・・・・しかして、その幼気(いたいけ)な願いは、しごくあっさりと両儀式という存在によって打ち砕かれる。今、不本意なことに彼女は、式を駆逐する為、自ら蒼崎橙子を師と仰ぎ魔術の修行に身を投じたコトが思いっきり裏目に出て、とある事件を追いかけ当の本人と行動を共にする羽目に。かくして、持ち前の生真面目さと利発さから、余計なことにうっかり本質に近付き過ぎてしまったり。その相手がどんなモノかも知らぬまま。その危うさと情熱と無防備さが彼女の最大の魅力だと、果たして自身は気づいているのだろうか。決して嫌いではない式、けれど兄を奪い、あまつさえ危険な目にさらしてしまう式。その式を大切にする兄。複雑な思いを抱えた彼女は、事件を経て、複雑に生きているのは自身だけではない、という至極当たり前の事を思い知る。同時に複雑だからこそ、あえて純粋に単純にどこまでも普通であろうとする彼の、深い孤独も知る。登場するのは妹と兄、彼女と教師と女生徒と魔術師と妖精。彼らが紡ぐのは、誰かを思う、という糸で織られていく、刹那の物語。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/黄路美沙夜:水樹奈々/玄霧皐月:置鮎龍太郎
「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる、コクトー?人は、一生に一人しか人間を殺せないって」心の底から「特別」になりたかった。その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。それは4年前のこと。1995年。彼と彼女は出逢う。翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻み出す。同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて・・・・・・・・・・・・今、4年後の1999年。彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごと行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。殺している、のは果たして「誰」だろう。だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて――――――。望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/荒那宗蓮:中田譲治/白純里緒:保志総一郎
「生きているのなら、神様だって殺してみせる」これは、望まぬままに万物の生の綻び-死線を視る力「直死の魔眼」を得た独りの少女の物語。名を両儀式という。もとより「彼女」は自身に課せられた運命を無関心なまま受け入れていた。しかし、その生に疑問を抱いた刹那、皮肉にも二年もの昏睡状態に陥ることに。やがて、目覚めの刻は訪れる。そのとき、世界は変わっていた。否、違っていたのは己だった。かくして煌めくナイフを握り、日常と非日常の狭間に棲む怪異を追うことが唯一の生きる糧となる。見守る眼差しがあることを知りながらも。
よう、追いついたぜ、爆弾魔1998年8月3日、猛暑の盛り。倉密メルカを追って、両儀式は現れた。「――よう。追いついたぜ、爆弾魔」その直後、式は爆発に巻き込まれる。彼には『未来を予見する力』があった。同じ夏。礼園女学院の生徒・瀬尾静音はひょんなことから、黒桐幹也に出会う。無条件に自分の言葉を信じてくれた幹也に、淡い恋心を抱いた静音。静音は、幹也に長年培ってきた悩みを打ち明ける。「わたし、未来が視えるんです」それから数年後、また暑い夏がやってきた。瓶倉光溜は雇い主の依頼で、その娘の未那と共に、「未来が視える」占い師の元を訪ねる――。未来を視る者たちがつくり出す舞台は、多くの主役たちによって回っていく。幸せ(未来)は、キミ(現在)の側に。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/瀬尾静音:井口裕香/瓶倉光溜:石田彰/両儀未那:金元寿子
2008年に奈須きのこと武内崇の同人サークル「竹箒」名義で発売された「空の境界 未来福音」。その中に収録された、武内崇による漫画『1998年』3作をアニメ化。両儀式:坂本真綾/黒桐幹也:鈴村健一/蒼崎橙子:本田貴子/黒桐鮮花:藤村歩/浅上藤乃:能登麻美子/宮月理々栖:種田梨沙
劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景 |
劇場版 空の境界 第二章 殺人考察(前) |
劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留 |
劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞 |
劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋 |
劇場版 空の境界 第六章 忘却録音 |
劇場版 空の境界 第七章 殺人考察(後) |
劇場空の境界終章 |
劇場版 空の境界 未来福音 |
劇場版 空の境界 未来福音 extra chorus |
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北陸の要衝・海門駅に隠された秘密とは――。WIT STUDIO制作のテレビアニメ『甲鉄城のカバネリ』の劇場版。北陸の要衝・海門駅を舞台に、生駒たちがカバネと壮絶な決戦を繰り広げる! テレビアニメ版最終話から半年後のストーリーを描く。産業革命の波が押し寄せていた極東の島国・日ノ本。その国で突如、不死の怪物・カバネが現れ、人々を襲い始めた。甲鉄の皮膜に覆われた心臓をもつカバネは、通常の武器では太刀打ちできない。しかもカバネにかまれると、自分までカバネと化してしまう。そこで人々は、「駅」と呼ばれる要塞を作り、頑丈な装甲をもつ蒸気機関車、通称・駿城で駅間を移動するようになっていた。そんななか、人とカバネのはざまにある存在・カバネリとなった生駒(畠中祐)と無名(千本木彩花)は、各地でカバネを討伐してきた。天鳥幕府の崩壊から半年、生駒と無名を乗せた駿城・甲鉄城は、北陸の要衝にある廃坑の駅・海門に来ていた。そこでは、5年前から北陸連合軍がカバネとの戦いを繰り広げていたのだった。きたる決戦を前に、カバネと戦う生駒たちだったが、そこで生駒はある違和感を覚える。本来は本能的に動くはずであるカバネたちの統率がとれているのである。そのことから、生駒はカバネを操るかじ取りの存在を疑うのだった。だが、そのかじ取りを追うなかで、生駒たちは海門駅に隠された悲しい秘密を知ることになる。
アニメ『冴えない彼女の育てかた』シリーズ、ついに完結!テレビアニメ『冴えない彼女の育てかた』シリーズの劇場版。好きなライトノベルやゲームを熱く語るオタク男子高校生と、クラスメイトの平凡な女子高生が、一緒にゲーム制作をするなかで、次第に距離を縮めていく! 原作は、ゲームシナリオライター・丸戸史明によるライトノベル。2作目の美少女ゲーム制作を始めたサークル「blessing software」。主題歌を歌うバンド「icy tail」のワンマンライブと新作ゲームのプロモーションを成功させ、ゲーム開発の山場に差しかかりつつあった。サークル内の人間関係が多少ギクシャクしているような気もするけれど、原画・シナリオ・演出・音楽の担当それぞれが自分の作業に打ち込んでいた。そんななか、サークル代表兼シナリオ担当のオタク男子高校生・安芸倫也(松岡禎丞)は、スランプに陥っていた。サークル副代表で同級生の加藤恵(安野希世乃)をモデルにしたメインヒロインの個別ルートシナリオに行き詰まっていたのだ。途方に暮れた倫也は、偶然再会したゲームプロデューサーの紅坂朱音(生天目仁美)に相談をもちかけ、書きかけのシナリオを読んでもらう。すると彼女にブチ切れられ、「自分の妄想をたれ流せ!」といわれ…。
シリーズ国内外累計出荷本数1,700万本を超えた、大人気アドベンチャー謎解きゲーム『レイトンシリーズ』の、オリジナルストーリー映画。2009年12月19日より公開。街の人々の間に、永遠の命の噂が流れ始めた!? レイトン教授(大泉洋)は、元教え子のオペラ歌手ジェニス(水樹奈々)に頼まれ、「永遠の命」を巡るナゾトキゲームに参戦する。レイトン教授の弟子であるルーク(堀北真希)は、レイトン教授のような立派な英国紳士を目指して平穏な日々を送っていた。そんなある日、レイトン教授の元教え子・オペラ歌手のジェニスから依頼の手紙が届く。その手紙に記されていたのは、亡くなったはずの友達が、「永遠の命」を手に入れて少女に若返ってしまったのだという驚きの内容だった。その上、街には「永遠の命」の噂が広がっていると記されていた。その謎を解くべく、ジェニス主演の新作オペラ『永遠の王国』の公演を観に行く。しかし公演そのものが、「永遠の命」を賭けて争うナゾトキゲームの会場であり…? 「永遠の命」の真の正体とは? そして、この公演を仕組んだ人間の真の目的とは?
「君に生きるのを手伝って欲しい」。 心に傷を負った少年がひとりの少女を通して自分の過去を乗り越え、人との絆を結んでいく物語。 日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞や日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞を受賞した話題作。 ガキ大将で粗暴な性格の小学生・石田将也は、先天性聴覚障害を持つ同じクラスの転校生・石宮硝子を耳が聞こえないことを理由にいじめていた。 やがて硝子はいじめが原因で転校してしまう。そして将也は、硝子をいじめたことが原因でクラスから孤立してしまい、更にはいじめのターゲットになってしまう。 時は経ち高校性になった石田は、小学校の時にいじめられていたことがトラウマで人間不信になり、孤立した高校生活を送っていた。 硝子への罪の意識が消えることのない石田は、とある手話サークルで硝子と再会。硝子に謝罪をするつもりが、「友達になってください」と伝えてしまう。 小学校の頃にわだかまりを残したふたりだったが高校生になり、当時の友達や現在の友達、家族を巻き込んで、再び接近するが…。
ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズのなかでも、世界的人気を誇る『ファイナルファンタジーVII』。そんな人気作の2年後を描いたのが、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』である。ゲームではなく、フルCG映像作品として発売されたことが当時波紋を呼んだ。世界滅亡の危機は免れるも、星痕症候群と呼ばれる謎の病気が世界で蔓延してしまう。星痕症候群とは何か? 「母さん」の真実は? 「罪」は償えるのか? すべての謎が今、解き明かされる!星を滅ぼそうとしたセフィロス(森川智之)との戦いに、見事勝利を収めたクラウド・ストライフ(櫻井孝宏)。戦いのなかで、ともに旅を続けてきた仲間・エアリス・ゲインズブール(坂本真綾)の死から2年、クラウドは運び屋として生活を続けていた。星はなんとか守られたのだが、その代償は大きく、世界は星痕症候群という謎の病気に侵されてしまう。クラウドも発症をきっかけに仲間たちと疎遠になるも、レノ(藤原啓治)からの依頼によりルーファウス神羅(大川透)に会いに行く。そんなとき、突然自分のことを「兄さん」と呼ぶカダージュ(森久保祥太郎)たちに襲われてしまう。カダージュたちの目的は何なのか? 星を守った仲間たちとともに、新たな戦いが幕を開ける。
遥かな故郷へ!遠い未来、人類と新人類ミュウの戦いを描いた壮大なSF巨編 竹宮恵子の名作SFコミックを原作に、80年に公開された劇場版。青春映画を得意とする恩地日出夫が監督を務め、アニメらしからぬ斬新なカメラワークが多用された。 はるかな未来。育英都市アタラクシアに暮らす少年・ジョミーは14歳の成人検査で新人類ミュウと判定されてしまう。しかしジョミーは、ミュウの同胞によって救出。真実を知ったジョミーは指導者ソルジャー・ブルーの遺志を継ぎ、ミュウを引き連れ地球を目指す。
『劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」』は、2017年1月に公開された。枢やなによる原作漫画は、全世界累計発行部数3,000万部を突破している。主人公の悪魔執事・セバスチャン・ミカエリス役を務めるのは、多数の受賞歴がある小野大輔。また復讐者として悪魔と契約した少年・シエル・ファントムハイヴ役を、女優や日本語吹き替えなどさまざまな活躍をする坂本真綾が演じた。ファントムハイヴ家当主のシエル・ファントムハイヴ(坂本真綾)は13歳の少年ながら、英国一の玩具・菓子メーカー「ファントム社」を経営しており、裏の顔として社会の悪を制裁する「女王の番犬」であった。ある日シエルに、アウローラ学会が「死者蘇生」をおこなっているという驚くべき情報が入ってくる。執事のセバスチャン(小野大輔)に調べてもらったところ、アウローラ学会の次の集会場所が豪華客船カンパニア号であることが判明する。シエルは許嫁であるエリザベス(田村ゆかり)ことリジーに、豪華客船カンパニア号に乗る家族旅行に誘われていたことを思い出し、その誘いに乗ることにした。シエルとセバスチャンはミッドフォード家の人間に振り回されながらも、ついに集会への潜入作戦の日を迎えるのだが…?
人気スマホゲームを劇場アニメ化したファンタジーアドベンチャー 「モンスト」が開発段階だった時代を舞台に、主人公の成長や友情を描く。監督は「ガンスリンガー ストラトス」の江崎慎平、脚本は「ハイキュー!!」の岸本卓。 「モンスト」の開発に協力する小学生・焔レンと3人のチームメイトは、研究所の地下で現実世界にいるはずのないドラゴンを目撃する。レンたちはドラゴンを元の世界に帰すことを決意するが、その目的地は考古学者であるレンの父が失踪した場所でもあった。
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