まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
現在、まだ配信されているサービスはありません。
2009年に公開されたアニメーション映画『サマーウォーズ』は、2018年に映画『未来のミライ』で米国のアカデミー賞にノミネートされた細田守監督が、初めて手がけたオリジナル長編映画である。
今作は、『サマーウォーズ』の劇場公開10周年を記念して立ち上げられたプロジェクト「UPDATE」のイベントのひとつとして、2020年1月、新たに“4DX”バージョンで公開された。
日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、ベルリン国際映画祭をはじめ、海外の名だたる映画祭に出品された『サマーウォーズ』。その中に出てくる数々の躍動感あふれるシーンを、4DXアトラクションシアターでよりリアルに体感することができるはずだ。
数学が大好きな小磯健二(神木隆之介)は、同級生の友人・佐久間敬(横川貴大)と物理部に所属する高校2年生。
夏休みに入り、佐久間とともにインターネット上の仮想世界OZの点検のアルバイトをして過ごしていた健二は、ひそかに憧れていた先輩、篠原夏希(桜庭ななみ)から、夏希の実家に一緒について行く、という夢のようなバイト話を持ちかけられる。
長野県上田市で由緒ある夏希の実家・陣内家を守っている曾祖母の陣内栄(富司純子)の誕生日を祝うため、夏希の婚約者のふりをしてついて行くことになった健二。そんな矢先、健二の携帯に数字ばかりが書かれた謎のメールが届くのだが…。
監督・原作:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャスト:神木隆之介・桜庭ななみ・谷村美月/富司純子
企画:丸山正雄
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
プロデューサー:高橋望・伊藤卓哉・渡邊隆史・齋藤優一郎
キャラクターデザイン:貞本義行
OZ キャラクターデザイン:岡崎能士・岡崎みな・浜田勝
OZ 美術デザイン:上條安里
作画監督:青山浩行・藤田しげる・濱田邦彦・尾崎和孝
アクション作画監督:西田達三
美術:武重洋二
音楽:松本晃彦
主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:スタジオ地図 LLP/ユナイテッド・シネマ共同配給
東京にある久遠寺高校の2年生で、物理部に所属している。数学が大好きで、数学オリンピックの日本代表決定戦に参戦した経験もあるほど。おとなしく、とても控えめな性格だが、数学などに対する集中力や、ここぞという時の判断力を内に秘めている。先輩の夏希はとても気になる存在。
久遠寺高校に通い、剣道部に所属している。健二が憧れている1つ年上の先輩。明るくて人当たりもよく、アイドル的存在。とある事情で、長野県上田市に住んでいる曾祖母のもとへ、健二と一緒に帰省することになる。
栄の曾孫の一人で、夏希のはとこ。13歳とは思えない落ち着いた性格で、部屋にこもっていることが多い。仮想空間「OZ」の格闘ゲームで世界チャンピオンとなり、長身のウサギ型アバター「キングカズマ」を操る格闘ゲームの達人で、世界的な企業をスポンサーにつけている。
久遠寺高校2年生で、健二の同級生。物理部に所属しており、夏休みに健二とともに仮想世界「OZ」のメンテナンスのアルバイトをしている。
夏希の曾祖母で、大正生まれの89歳。由緒ある陣内家の16代当主。かつて教師をしており、教え子に政治家などもおり、政財界にも顔が広い。陣内家の一族をまとめ上げ、一致団結させる力を持っている。
栄の夫の隠し子であり、幼い頃に栄の養子となった。一族の資産を持ち逃げしていたが、突然陣内家に帰ってきた41歳。東大卒でアメリカで大学教授となり、国中に混乱を巻き起こした人工知能「ラブマシーン」を開発する。
栄の次男で、新潟漁港で水産業を営む70歳。孫の佳主馬に少林寺拳法を教えたことから、佳主馬からは師匠と呼ばれている。
2009年に公開され、国内では日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞に輝き、さらにベルリン、ニューヨークなど、海外の大きな映画の祭典に出品された映画『サマーウォーズ』。
公開後もずっと愛され続け、2019年に劇場公開10周年を記念し、「UPDATE」という記念プロジェクトが立ち上げられました。今作は、そのイベントのひとつとして新たに“4DX”バージョンで2020 年に劇場公開されたものです。
仮想世界「OZ」で起こるさまざまなバトルシーンが、座席がシーンに連動して揺れ動き、風やミスト、香りなどの演出も加わる4DXアトラクションシアターによって、より一層リアルに体感できること間違いなしですね!
今作に登場する、インターネット上につくられた仮想空間「OZ」。OZには、個人がそれぞれパソコン、携帯電話、テレビなどから簡単にアクセスすることができ、OZの世界の中では、自分の分身ともいえるアバターが活動し、さまざまな体験をすることができます。
現実世界に存在する多くの企業や、行政機関までもがOZに窓口や支店をもっており、買い物やエンターテイメントだけでなく、納税などの社会的な手続きまでも行えてしまう世界…。もはや現実との区別が難しい仮想世界で、個人情報の乗っ取りが横行していったら…。
考えただけでも恐ろしくなりますが、ネットの情報があふれる現代に生きる私たちにとっても、決して他人事ではないかもしれません…。
インターネット上の仮想空間「OZ」で繰り広げられる頭脳戦、熱いバトルも今作の大きな魅力ですが、忘れてはいけないのが、今作で丁寧に描かれている“家族の絆”です。
健二が一緒に訪れた、長野県上田市にある夏希の実家、陣内家。そこの当主として家族、親戚一同をしっかりまとめ、家系を守ってきた栄おばあちゃん。登場人物の説明に陣内家の家系図が登場するのも興味深いところです。
核家族化がすすみ、親戚付き合いやご近所さんとの付き合いなどが希薄になってきた現代で、忘れてはいけない人と人との絆を改めて教えられた気がします。栄おばあちゃんの家族の絆を第一に考えた、奥深い言葉の数々に改めて感動するはずです。
『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』などで知られる作家・森見登美彦の同名小説をアニメ化した長編映画。海のない街に、ある日突如現れたペンギン。その謎を解こうと少年が奮闘する姿を描いたひと夏の青春ファンタジー。 その日学んだことをノートに書き留め、研究するのが日課の小学4年生・アオヤマ君。研究熱心な彼にとって目下最大の関心事は、行きつけの歯科医院に勤める気さくなお姉さん。ある日、彼が暮らす街に突如ペンギンが現れ、アオヤマ君はペンギンが出現した謎を解明するべく研究をはじめる。そして、大好きなお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目撃してしまい…。 ペンギンが街に現れた理由は? そしてお姉さんとペンギンの関係は? 不可思議な謎をめぐり、少年・アオヤマ君のひと夏の冒険がはじまる!
上京した東京で、高校時代に好きだった同級生を見かけた杜崎拓(飛田展男)。「彼女はたしか高知の大学に行ったのでは?」と思うが、同級生から東京の大学に行ったといわれ…。1993年、スタジオジブリが手掛けたアニメ『海がきこえる』。日本テレビ開局40周年記念番組として制作され、映画館でも上映された。原作は氷室冴子の小説『海がきこえる』。青春時代のほろ苦い恋愛を思い出させる内容で、1995年にはテレビドラマにもなった作品だ。『めぞん一刻 完結篇』を担当した望月智充が監督を務め、田中直哉が美術監督を、『ゲド戦記』『コクリコ坂から』などを後に手掛ける中村香が脚本を任された。高知の高校から、東京の大学へ進学した杜崎拓。吉祥寺駅のホームであるとき、高知の大学に行っているはずの武藤里伽子(坂本洋子)を見たような気がした。高校時代に片思いをしていた相手の里伽子。夏休みに高知へ向かう飛行機で思い出すのは、東京から転校してきた里伽子と過ごした2年前の夏の日々だった。ハワイの修学旅行、里伽子とふたりで行った東京旅行、そして文化祭ー。なつかしい気持ちとともに拓は、同窓会で初恋相手だった里伽子との再会に期待する…。
“待っていられない未来がある” 時間を戻せる能力を手に入れた真琴のひと夏の素敵で不思議な物語。 名作『時をかける少女』の原作から20年後の未来を舞台に描いた青春SFストーリー。『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督作。 高校2年生で元気なお調子者の紺野真琴・やんちゃな間宮千昭・しっかり者の津田功介の3人はいつも一緒に遊ぶ気の合う友達だった。 ある日、理科実験室でクルミのようなものを拾ってしまったことから、タイムリープ能力を身につけてしまった真琴。 能力に気づいた真琴はちょっとした失敗や日常のどうでもいいことにタイムリープを使い、日々を満喫していた。 何度でもリセットできると調子に乗っていた真琴だったが、ずっと3人でいられると思っていた友情関係に変化が訪れたことから、事態は大きな事件に発展していく。 真琴はタイムリープをきっかけに、自分にはかけがえのない大切な時間があったことに気づくのだった…。
2020年にコミック連載開始から50周年を迎えた、国民的アニメ『ドラえもん』。その映画第40作となるオリジナルストーリーが、『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』だ。2018年『映画 ドラえもん のび太の宝島』でシリーズ史上最高の興行収入53.7億円を記録した、監督の今井一暁、脚本の川村元気が再びタッグを組んだ。ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、しずかちゃん(かかずゆみ)とともに、恐竜博を訪れたのび太(大原めぐみ)。そこで見つけた化石を、絶滅した恐竜の卵だと信じたのび太は、ドラえもん(水田わさび)のひみつ道具・タイムふろしきを化石にかける。化石は本当に卵で、中から双子の恐竜キュー(遠藤綾)とミュー(釘宮理恵)が生まれた。新種の恐竜2匹を苦労しながらも育てるのび太だったが、次第に大きくなり現代ではこれ以上育てきれなくなる。キューとミューを白亜紀の時代へ返すため、のび太たち一行は6600万年前へ出発する。足跡を追ってたどりついた謎の島で、ついにキューとミューの仲間を発見するが、のび太たちの行動を監視する存在が現れる。果たしてのび太たちは、キューとミューを無事に送り届けることができるのか!?
テレビアニメ『ラブライブ!』の続編にあたる映画であり、同シリーズに登場するグループ「μ's」の成長を描いた完結編である。劇中では高校3年生のメンバーの卒業、そしてグループの解散とラストライブが描かれた。監督は『ラブライブ!』シリーズに初期から携わっている、京極尚彦。声優陣もテレビアニメ版から続投しており、シリーズの集大成といえる作品となっている。高坂穂乃果(新田恵海)のひと言から始まったアイドルグループ「μ's」は、「ラブライブ!」で優勝し、スクールアイドルのトップになった。そんな「μ's」のメンバーにも、卒業の季節が迫り、それぞれの道を歩んでいくことになる。かねてより3年生メンバーの卒業を機に、「μ's」を解散することが決まっていたが、海外のテレビ局から取材の依頼が舞いこむ。すぐに海外へと飛んだ「μ's」のメンバーは、たび重なるトラブルに見舞われながらも、ファンが喜ぶ「新しいライブ」をするために奮闘していく。
宇宙飛行士を目指す兄弟を描いた人間ドラマ。同名漫画の実写化作品で、小栗旬が兄の六太を、岡田将生が弟の日々人を演じた。今作では実際に宇宙飛行士たちが使っている宇宙センターや、NASAの施設で撮影がおこなわれており、日本映画としてはかなり大掛かりな作品となっている。サブキャストには、麻生久美子や濱田岳などのベテラン俳優が起用された。また、宇宙飛行士のバズ・オルドリンや野口聡一が本人役としてカメオ出演している。宇宙飛行士に憧れ、宇宙に行く日を夢見ている兄弟がいた。弟の日々人(岡田将生)は、本当に宇宙飛行士になる。しかし、兄の六太(小栗旬)は途中で夢を諦め、30を超えて職を失ってしまう。六太が次の仕事を探していたある日、JAXAから書類審査の合格通知が届く。六太の現状を知っていた日々人が、勝手に書類を提出していたのだ。なにもかも諦めていた六太だったが、この合格通知をきっかけに、ふたたび宇宙飛行士を目指しはじめるのだった。
時間も記憶も全部、ぼくが未来に持って行く――。電撃文庫(KADOKAWA)から刊行されている、鴨志田一のライトノベル『青春ブタ野郎』シリーズのアニメ映画化! 原作の第6巻~第7巻をもとに、2018年に放送されたTVアニメ版のその後を描く。胸を締め付けるような切ない思春期物語。藤沢市に住む高校2年生の梓川咲太(石川界人)は、現在付き合っている国民的女優にして高校の先輩、桜島麻衣(瀬戸麻沙美)とのなにげない日々に幸せをかみしめていた。2年間の記憶を失っていた妹の楓(久保ユリカ)も順調に回復し、平穏な日常が待っているかのように思われた。ところが、ある日咲太の家にとある人物が訪ねてくる。その人物とは、咲太の初恋相手である大学生の牧之原翔子(水瀬いのり)だった。名前以外の素性を明かしてくれない彼女だったが、なんと麻衣がいる前で、突然咲太の家にしばらく泊めてほしいという。これを聞いた麻衣は猛反発して、咲太との仲がギクシャクしてしまう。だが、もっと大きな問題があった。それは、「牧之原翔子」という人物がもうひとり存在することだった。その人物とは、捨て猫を拾った縁で知り合った中学生の少女。猫に会うため、咲太の家によく遊びに来ていたのだった。ふたりの翔子は同一人物なのか? 2年前の翔子との出会いと咲太の胸の傷の謎が交差するとき、咲太はとある重大な決断を迫られることになる――。
現代に蘇った河童と少年のひと夏の思い出。劇場版“クレしん”の監督が贈る感動作 「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲」などで高く評価される原恵一監督の初のオリジナル作品。異世界の住人と少年の交流をハートフルに描く。 小学生の康一は夏休み前のある日、学校帰りに不思議な石を拾った。すると石からはなんと河童の子どもが出現!康一と家族は河童にクゥと名付けて一緒に暮し始める。しかし、クゥの存在が世間に知られてしまい、康一と家族は大騒動に巻き込まれることになる。
『ソードアート・オンライン』シリーズで監督を務めた伊藤智彦が手掛ける、長編アニメーション映画。「どんでん返し」がテーマとなっており、誰もが騙される仕掛けが随所に施されている。メインキャラクターの声優には北村匠海や松坂桃李、浜辺美波など、実写映画で活躍する役者が起用された。一方、サブキャラクターには釘宮理恵、子安武人といったベテラン声優が起用されており、安定した演技も楽しめる。近未来の京都。一般的な男子高校生だった堅書直実(北村匠海)は、未来からやってきた自分自身であるカタガキナオミ(松坂桃李)と出会う。カタガキは直実が暮らすこの世界がシミュレーション上の仮想現実であると語り、これから必ず起こる出来事を直実に教える。直実はこの先、同級生の一行瑠璃(浜辺美波)と付き合うようになるが、瑠璃は落雷で死亡する運命にあった。未来を知った直実は瑠璃が死ぬ運命を変えるため、カタガキの指示どおりに動いていくが…。
“ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し、お父さんは天国に旅立ってしまった。仲直りしないまま、母いく子と瀬戸内の島に移り住む。慣れない生活に戸惑うももだったが、不思議な妖怪“見守り組”のイワ、カワ、マメと出会う。食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷりの彼らには、実は大切な使命があった…。もものために明るく振舞いながら忙しくする母いく子。そんな中、ちょっとのすれ違いからももといく子はケンカをしてしまい、さらにいく子は病に倒れてしまう。母の本当の想いに気づいたももは大切な想いを伝える奇跡を起こしていく…。(C)2012 『ももへの手紙』製作委員会