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凶悪暴君の先輩への長きにわたる片思いが、今ついに報われる…!?
『恋する暴君』は、2010年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は高永ひなこの漫画であり、2004年から「GUSH」に連載されている。
同作家の別作品『チャレンジャーズ』のスピンオフという位置づけであり、そこで登場した脇役キャラふたりがここでは主人公となっている。アニメ版の制作はPrimeTimeで、脚本・シリーズ構成はひいろゆきな。OVAのほか、ドラマCDにも展開されている。
大学院の農学部に所属する研究生・森永哲博(鳥海浩輔)は、2年先輩である巽宗一(緑川光)に数年前から片思いを続けている。一応告白はしたものの、宗一は極端なホモ嫌いであり、性格も粗暴でわがまま。
哲博を受け入れる素振りはないが、逆に避けることもなく普段どおり哲博と一緒に研究活動をしている。そんなある日、哲博はバーで働く友人のヒロト(平川大輔)に怪しい媚薬を渡される。
さすがに使う気にはなれないと部屋の奥に仕舞っておいたが、宗一が哲博宅へ飲みに来た際に酒と間違って飲んでしまう。そして夜中、媚薬が効いた宗一の下半身は、もはやどうにも止められない状態になっていた…!
男同士…。でもそこに「愛」があれば迷わずインサート!『センシティブ・ポルノグラフ』は、2004年に発売されたアダルトOVA作品。原作はさくらあしかの漫画で、「ピアス」に連載されていた。アニメ版の制作はフェニックス・エンタテインメントで、監督は陰間色子。OVAでは今作とともに、短編集である原作コミックス内の別作品『愛玩物はお部屋の中』もアニメ-ションとして収録されている。原作漫画をさらに美麗にした作画と、繊細な愛撫の描写が見所。新人漫画家の山田征二(中邑勇信)はなんとか出稿を済ませ、高層ビルの窓から街並みを撮影していたところ、ひとりの青年にファンだと声をかけられる。そしてともに喫茶スペースに行くと、なんとそれは征二も憧れていた人気漫画家の花崎園(光岡樹乃介)だった。女性だとばかり思っていた花崎が男性だったことに驚いた征二だったが、そのまま居酒屋へ移動して楽しい時間を過ごし、酔った征二は花崎のマンションへと転がり込んだ。そして、ふたりはそのまま愛欲の渦に落ちていく…。
萌えの対象は自分じゃない! 腐女子のリアル乙女ゲーラブコメが唐突にスタート!『私がモテてどうすんだ』は、2016年10月から12月にかけて放送されたラブコメアニメ。原作はぢゅん子の漫画であり、2013年から2018年まで「別冊フレンド」に連載されていた。DAIGOの姉である影木栄貴が、スペシャルアドバイザーという形で協力。2020年には実写映画化もされている。アニメ版の制作は、『夏目友人帳』『デュラララ!!』などを手掛けたブレインズ・ベース。シリーズ構成は、数多くのアニメや特撮作品の脚本を担当した横手美智子が務める。高校2年の芹沼花依(小林ゆう)は、眼鏡に肥満体型の腐女子。クラスの男子からはからかわれる存在だが、花依としては学校のイケメン男子たちをカップル化させるBL妄想に余念がなかった。そんなある日、花依は大好きなアニメキャラ・シオンが作中で死んでしまったことにショックを受け、1週間飲まず食わずで引きこもった結果、なんと激ヤセして超美少女の姿に生まれ変わった! 翌朝登校すると、もちろん校内は大騒ぎ。今まで妄想対象だったイケメン、五十嵐祐輔(小野友樹)、七島希(河本啓佑)、四ノ宮隼人(松岡禎丞)、六見遊馬(島﨑信長)などが、こぞって花依にアプローチしてくるように…!
『会長はメイド様!』は2010年4月から9月にかけて放送されたテレビアニメで、メイド喫茶でアルバイトをする女子生徒会長を中心としたラブコメ作品。原作は藤原ヒロの漫画であり、2006年から2013年まで「LaLa」で連載されていた。アニメ版の制作はJ.C.STAFF。オープニングテーマを担当したのは、女性誌の元読者モデルでもあった水野佐彩。エンディングテーマは、ヴィジュアル系ロックバンドのheidi.が務めている。星華高校はもともと男子校だったこともあり、共学となった現在でも男子生徒の数が圧倒的に多く、女子はまだまだ肩身の狭い思いをしていた。そんななか、鮎沢美咲(藤村歩)は初の女子生徒会長となり、男子ばかりの生徒会を束ねながら、男子生徒からの不当な扱いに悩む女子生徒たちを日々助け回っていた。そんな勝ち気で腕っぷしも強い美咲だが、実は貧乏な家庭事情により、時給のいい「メイド喫茶」でアルバイトをしていたのだった。当然、ほかの生徒たちに知られないよう遠い隣町で働いていたのだが、あるとき校内一のモテ男・碓氷拓海(岡本信彦)にバイト中の姿を見られてしまい…。
政府に結婚相手を決められる世界ー高校生たちの禁断の恋の行方は…ムサヲが描いた学園漫画を原作にTVアニメ化した作品。超・少子化対策基本法として導入された「ゆかり法」によって自由恋愛が禁止された主人公たちが、自由な恋愛を求めて法に抗う姿が描かれている。「ゆかり法」により、16歳以上の自由恋愛が禁止された日本。15歳の根島由佳吏は、16歳の誕生日が来る前に好きな思いを伝えたいと、小学生のころから好きだった高崎美咲に告白し、両想いだったということを確認する。しかし、16歳の誕生日を迎えた瞬間、届いた政府通知には別の結婚相手が記されていた。16歳になった瞬間から、美咲は由佳吏に対し、突き放すような態度を取る。しかし、由佳吏は困惑しながらも彼女と結婚することを決意する。だが、そのためには、政府通知の結婚相手である真田莉々奈を説得し、協力を得て、強い法的強制力のある「ゆかり法」に抗わなければならない。はたして彼らは「ゆかり法」に抗うことができるのか? そして、由佳吏と美咲の恋の行方は…。
鬼への嫁入りから逃れるため、あやかし相手に繰り広げる女子大生の細腕繁盛記 女子大生が料理の腕を頼りに異世界で奮闘するファンタジー。イケメンな鬼や妖怪との交流や、見ているだけでお腹が空きそうな料理の描写など見どころは多い。 亡き祖父譲りの「あやかしを見る力」を持つ女子大生・葵。ある日、彼女は隠世の老舗宿「天神屋」の大旦那である鬼神にさらわれてしまう。祖父の借金のかたに嫁入りしなければならないと知って反発。彼女は、天神屋で働いて借金を返すと宣言してしまう。
『金色のコルダ~primo passo~』は、テレビ東京系で2006年10月から2007年3月まで放送されたテレビアニメ。全25話で構成されている。コーエーから発売されている女性向け恋愛シミュレーションゲーム『金色のコルダ』が原作となっている。高木礼子、谷山紀章、伊藤健太郎、福山潤、森田成一といった実力派声優がキャスティングされている。監督は『名探偵コナン』などを手掛けた於地紘仁が務め、シリーズ構成は『おジャ魔女どれみ』や『けいおん!』で知られる吉田玲子が担当する。音楽科と普通科が併設されている伝統校・星奏学院――。普通科に通う高校2年生・日野香穂子(高木礼子)は、ある日、学院に住む音楽の妖精・リリ(水橋かおり)と出会い「魔法のヴァイオリン」を受け取る。音楽に関して素人である香穂子だが、この魔法のヴァイオリンを手にしたことで学内コンクールに出場することになってしまう。香穂子が出場するコンクールは星奏学院の権威ある場所で、参加者も音楽科のエリートばかり…。できる限りいい結果を残せるよう、コンクールに向けてヴァイオリンの練習をしていく香穂子。しかし、その練習も苦難の連続で…。恋に友情に、音楽を通じて強まっていく絆――。香穂子が挑む学内コンクールの結果はどうなるのか!?
冷血クール女子×超問題児!甘酸っぱい青春群像劇を描く新感覚ラブストーリー 不器用な少年少女が織りなす恋愛&友情の物語。誰かと向き合うこと、それは、自分自身と正直に向き合うこと…。 勉強にしか興味がなかった水谷雫は、入学初日の流血事件以来、一度も学校に来ない吉田春にたまたまプリントを届けたことで、勝手に懐かれてしまって…!?
美術大学を舞台に描かれる、「登場人物全員片思い」の切ない青春ラブストーリー 先輩の真山、森田らと築25年のぼろアパートで楽しい日々を過ごしていた美大生・竹本。ある日、彼は美術史の教師・竹本の従妹というかれんな美少女・はぐみと出会い、一目ぼれしてしまう。そんな2人を取り巻く人々も、一筋縄ではいかない恋に悩んでいた。
『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』は、2008年7月から9月にかけて放送されたテレビアニメ。原作はよしながふみの漫画であり、「Wings」で連載されていた。男性スタッフのみで構成される洋菓子店を舞台にした日常スイーツグルメ作品である。アニメ版の制作は日本アニメーション+白組で、監督は奥村よしあき。2001年に放送されたテレビドラマ版はキャラクター設定などが変更され、オリジナル要素が多くあったが、今作は原作漫画に忠実なつくりとなっている。一流商社に務めていたエリート営業マン・橘圭一郎(藤原啓治)はある日突然会社を辞め、洋菓子店「アンティーク」を開くことを決意。そして、店の核であるパティシエに選んだのは小野裕介(三木眞一郎)という天才ケーキ職人。ところが、この小野は橘が高校時代にこっぴどく振った男だった。しかし、その後吹っ切れた小野はゲイとして開花し、今では「魔性のゲイ」と呼ばれる新宿二丁目の伝説となっていたのだ。そしてさらに、網膜剥離でボクサーの道を絶たれた神田エイジ(宮野真守)が、導かれるようにアンティークで働くこととなり…。
それぞれの片思いも、ついに決着の時…切なくもまぶしい青春群像劇の完結編 美大生の、竹本、真山、森田、はぐみ、あゆみ。お互いの、そして自分の気持ちにゆっくりと気づきはじめていく一方で、容赦なく日々は流れて行く。それぞれの華奢な未来と向き合い、憂い、もがき、まわり続ける5人の片想いのゆくえは?彼らが選ぶ道とは?