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『ホーホケキョ となりの山田くん』は、1999年7月に劇場公開された長編アニメ映画である。原作は朝日新聞の朝刊に掲載されていた、いしいひさいちによる4コマ漫画『となりのやまだ君』で、制作はスタジオジブリ。
『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』など人気作品を手掛けてきた高畑勲が監督を務め、これまで数々のスタジオジブリ作品の製作に携わってきた徳間康快が製作総指揮を務めている。
主要登場人物の声優は、女優の朝丘雪路や俳優の益岡徹といったベテラン俳優陣が担当している。
とある田舎にある平凡な家族、山田家。母のまつ子(朝丘雪路)、父のたかし(益岡徹)、息子ののぼる(五十畑迅人)、娘ののの子(宇野なおみ)、祖母のしげ(荒木雅子)の家族5人、仲睦まじく生活している。
一見普通の家族だが、この家族、どこか変? 山田家の日々の生活をのぞき見すると、クスッと笑ってしまうようなほのぼのエピソードがいっぱい。山田家のみんなが織りなす短編のストーリーが、オムニバス形式で描かれる。
なぜ山田家はこんなに平和なのか? 心があたたかくなる山田家の日常から目が離せない!
山田家の母親。ずぼらでグータラすることが大好きな主婦。山田家の中でもかなり怠け者。ご飯のおかずのネタに、いつも頭を悩ませている。関西出身のため、関西弁を話す。太っていて、髪にパーマをかけている。実母のしげと同居している。
山田家の父親。平凡なサラリーマンで一家を支える大黒柱。真面目で勤勉だが、頑固な部分も。趣味はポンコツ車でのドライブやゴルフ、パチンコなど。
まつ子の実母。まつ子は嫁にいったものの、同居している。70歳と高齢だが、まだまだ活動的。少しひねくれている部分もある。関西出身のため、まつ子同様関西弁を話す。
山田家の長男。中学2年生。まつ子とのの子のグータラ&大食いに日ごろから悩まされている。山田家の中では破天荒な女性陣に比べ、父と同じく常識人である。友達も多い。
山田家の長女でのぼるの妹。小学3年生。友達も多く、いつも元気に遊ぶ活発的な少女。ただ、母親のまつ子譲りの怠け癖を持っており、「やるべきこと」をやるのが特に苦手。食い意地も張っており、小さな体でびっくりするくらいの量を食べる。
『ホーホケキョ となりの山田くん』は、世界中から愛されるスタジオジブリが制作したアニメ映画です。『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』といったジブリ作品はもちろん、『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』といった昭和の名作テレビアニメも生み出してきた高畑勲が監督を務めています。
高畑監督は、今作にかなりのこだわりを持って制作に携わっています。デジタル彩色でありながらも、水彩画のような手描き調の作画とするため、非常に工数をかけており、それによって膨大な製作費がかかったことも作品の逸話として知られています。
そんな高畑監督の強いこだわりを、今作の中でぜひ感じてください!
『ホーホケキョ となりの山田くん』は、名作の多いジブリ作品の中でいうと、世間の知名度はあまり高くない作品かもしれません。しかし映画ファンからの評価は高く、数多くの名作を生み出してきた高畑勲監督の代表作だとの呼び声も高いです。
4コマ漫画が原作ですが、エピソードを紡ぐことで長編アニメとして成立させ、なおかつ観ているものを飽きさせない作品構成は、さすがの一言でしょう。
作品の魅力のひとつとして欠かせないのは、登場人物たちの声を担当している声優陣の名演にあります。女優の朝丘雪路や俳優の益岡徹といった演技のプロが、ゆるい山田家を見事に演じ切っています。ぜひ、声優陣の演技にもご注目ください!
『ホーホケキョ となりの山田くん』は、ぜひ、作中の音楽にも注目していただきたいです。主題歌を担当しているのは、女性シンガーソングライターの矢野顕子です。
主題歌を歌うだけではなく、のの子の担任・藤原ひとみ役としても参加しています。主題歌は「ひとりぼっちはやめた」という曲で、透き通るようなその歌声は作品にもぴったりです。歌詞も心が温かくなるような内容なので作品関係なくおすすめしたい1曲です。
ほかにも、挿入歌では演歌や合唱曲が流れたり、挿入曲でクラシックの名曲がピアノ演奏で流れたりと、バラエティに富んだ作中音楽にも注目です!
スタジオジブリが制作し、2010年に公開した映画。脚本を宮崎駿が担当し、ジブリのアニメーターとして多くの作品を支えてきた米林宏昌が、初めて監督を務めた作品である。原作は、イギリスの作家メアリー・ノートンによる『小人の冒険シリーズ』の第1作目『床下の小人たち』。人間が住む屋敷の床下に、決して姿を見られないよう、隠れて暮らしている小人たちの暮らしが生き生きと描かれており、イギリスではカーネギー賞を受賞した名作のひとつとなっている。主題歌を演奏し、歌っているのは、フランスでハープ奏者としても活躍するアーティスト・セシル・コルベルであり、スタジオジブリ作品としては、初めて海外のアーティストが主題歌を手がけている。主人公・アリエッティの声には志田未来、屋敷で療養中の少年・翔の声には神木隆之介という、子役のころからその実力を発揮し続けてきた若手実力派俳優の2人が担当し、大きな話題を呼んだ。古いお屋敷の床下に14歳の少女・アリエッティ(志田未来)とその家族がひっそりと住んでいた。アリエッティたちは、屋敷の人々が使っている生活必需品や食べ物などを、ほんの少しだけ借りて使う、“借りぐらし”を送っている小人だった。決して人間には見つからないようにと、細心の注意を払っていたはずのアリエッティが、ある日、屋敷に療養に来ていた少年・翔(神木隆之介)に見つかってしまう…。
心を閉ざした少女・杏奈。夏休みに、海辺の親戚宅へ行き、不思議な少女・マーニーと出会う―。原作はイギリス作家のジョーン・G・ロビンソンの『思い出のマーニー』。原作をモチーフにスタジオジブリ制作で、2014年7月19日に公開された作品がアニメ『思い出のマーニー』だ。第32回シカゴ国際子供映画祭の最優秀アニメーション作品賞を受賞した。また第88回アカデミー賞の、長編アニメ映画賞ノミネート作品でもある。監督は『借りぐらしのアリエッティ』を手掛けた米林宏昌。キャッチコピーは「あなたのことが大すき。」。愛を信じたい人に贈るスタジオジブリ作品だ。杏奈(高月彩良)は孤児で、養女として育てられた。母や祖母が早くに死んだことを憎み、養母の頼子(松嶋菜々子)が養育費を市からもらっていることを知ると養母も憎みはじめる。喘息を患った杏奈は夏休みに海辺の村の親戚宅に行き、そこで不思議な少女・マーニー(有村架純)と出会う。マーニーは杏奈の夢に出てきた少女に似ていたこともあり、ふたりは急速に仲良くなり大好きな存在になっていく。そんな中、マーニーと急に会えなくなる杏奈。そしてマーニーの日記を見つけるが、なぜか日記の一部が破られていた…。
何をやらせても冴えない少年のび太の前に現れたのは、22世紀から来たのび太の孫の孫セワシと、ネコ型ロボット・ドラえもんだった。のび太の悲惨な未来を変えるため、お世話係として連れて来られたドラえもんだったが、乗り気じゃない。そこでセワシはドラえもんに<成し遂げプログラム>をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀に帰れなくしてしまう。果たして、のび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀に戻れるのか…?(C)2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会
後に『君の名は。』や『天気の子』を手掛ける、新海誠が監督したアニメ映画。今作は3つのエピソードで構成されており、1組の男女の関係を切なさたっぷりに描いていく。新海監督ならではの、美しいアニメーションにも注目だ。転校をくり返していた遠野貴樹(水橋研二)と篠原明里(近藤好美)は、東京の小学校で同じクラスになり、絆を深めていく。ふたりは周囲からカップルと認知され、からかわれることもあったが、ふたりだけの幸せな時間を過ごしていた。しかし、明里が栃木に引っ越すことが決まってしまう。ふたりは別々の中学校に通いはじめるが、手紙をとおして交流は続いていた。そんなある日、貴樹も鹿児島に引っ越すことが決まる。簡単に会える距離ではなくなってしまうため、貴樹は最後に明里に会おうと、ひとりで栃木へと向かうのだった。それから数年が経過し、貴樹は種子島の高校へと進学する。明里への想いを忘れられない貴樹に、クラスメイトの澄田花苗(花村怜美)は好意を抱いていくのだが…。
映画『ドラえもん』シリーズが「時空を超えた友情」をテーマに、新たなステージを踏んだ第36作目。今回の新たな冒険はなんと7万年前の日本!精霊王ギガゾンビに襲われた太古の人々を救うため、原始人の少年ククルとともに立ち向かう大長編ファンタジー・アドベンチャーだ! 何をやっても叱られてばかりの生活に、いよいよ嫌気がさしたのび太は家出を決行する。ところが、どこに行っても追い帰されてしまい、ついには空き地にとどまることに。最初はのび太をバカにしていたドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかの4人も、母親とのちょっとしたいざこざから家出することになった。そろった5人は誰もいない楽園を目指して7万年前の日本へ出発する。ひょんなことから時空乱流に吸い込まれた原始人の少年ククルと出会ったのび太たちは、彼の一族であるヒカリ族が襲撃されたことを知る。襲撃したのは精霊王ギガゾンビとそのしもべであるツチダマ、そしてクラヤミ族だった。のび太たちはヒカリ族を助けるために、はるか大昔の中国大陸へと向かうことを決意する。ギガゾンビとはいったい何者なのか…?はたしてヒカリ族を助け出すことはできるのか?
『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』などで知られる作家・森見登美彦の同名小説をアニメ化した長編映画。海のない街に、ある日突如現れたペンギン。その謎を解こうと少年が奮闘する姿を描いたひと夏の青春ファンタジー。 その日学んだことをノートに書き留め、研究するのが日課の小学4年生・アオヤマ君。研究熱心な彼にとって目下最大の関心事は、行きつけの歯科医院に勤める気さくなお姉さん。ある日、彼が暮らす街に突如ペンギンが現れ、アオヤマ君はペンギンが出現した謎を解明するべく研究をはじめる。そして、大好きなお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目撃してしまい…。 ペンギンが街に現れた理由は? そしてお姉さんとペンギンの関係は? 不可思議な謎をめぐり、少年・アオヤマ君のひと夏の冒険がはじまる!
2020年にコミック連載開始から50周年を迎えた、国民的アニメ『ドラえもん』。その映画第40作となるオリジナルストーリーが、『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』だ。2018年『映画 ドラえもん のび太の宝島』でシリーズ史上最高の興行収入53.7億円を記録した、監督の今井一暁、脚本の川村元気が再びタッグを組んだ。ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、しずかちゃん(かかずゆみ)とともに、恐竜博を訪れたのび太(大原めぐみ)。そこで見つけた化石を、絶滅した恐竜の卵だと信じたのび太は、ドラえもん(水田わさび)のひみつ道具・タイムふろしきを化石にかける。化石は本当に卵で、中から双子の恐竜キュー(遠藤綾)とミュー(釘宮理恵)が生まれた。新種の恐竜2匹を苦労しながらも育てるのび太だったが、次第に大きくなり現代ではこれ以上育てきれなくなる。キューとミューを白亜紀の時代へ返すため、のび太たち一行は6600万年前へ出発する。足跡を追ってたどりついた謎の島で、ついにキューとミューの仲間を発見するが、のび太たちの行動を監視する存在が現れる。果たしてのび太たちは、キューとミューを無事に送り届けることができるのか!?
アーシュラ・K・ル=グウィンの同名傑作小説『ゲド戦記』を原作にし、76.9億円の興行収入を叩き出したジブリの名作が、2020年6月26日より全国の映画館にて再上映開始! 映画は2006年7月29日公開。監督は宮崎吾朗。エンラッド王国の王子アレン(岡田准一)は、父王を殺して国から逃亡した心に闇を抱える少年。旅の途中に出会った魔法使いハイタカ(菅原文太)に保護され、弟子として自分自身の心と向き合うための冒険が幕を開ける…!主人公アレンはエンラッド王国の王子であり、心優しい少年。しかし、自分の心に巣くう闇に人格を乗っ取られ、突然父王を殺して国を逃亡してしまった。その後アレンは旅をしていたある日、狼の群れに食い殺されそうになっていたところを魔法使いのハイタカに助けられる。ハイタカは滅多なことでは魔法を扱わない変わり者の魔法使いであり、アレンを心優しく弟子として迎え入れてくれた。しかし、アレンはたびたび心の影に恐怖し、迷子になったり、闇の誘惑に負けそうになっては、ハイタカに助けられていく。そんなある日、アレンは奴隷にされそうになっていた1人の少女を助けた。一度は拒絶されるも、再会し、その少女テルー(手嶌葵)が幼いころに両親に虐待され、捨てられたことを知るのであった。
女子高生が猫になって、猫と結婚することに…!?『猫の恩返し』はスタジオジブリ制作、鈴木敏夫と高橋望が製作プロデューサーを務めた2002年公開の映画。第20回ゴールデングロス賞最優秀金賞、第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作品である。また作品の雰囲気にぴったりな、つじあやのによる主題歌「風になる」は、大人気の楽曲となった。金曜ロードショーでもたびたび放送され、幅広い世代に愛されるアニメーション作品となっている。主人公でラクロス部に所属する女子高生・吉岡ハル(池脇千鶴)が、車に轢かれかけた黒猫を助けたことから始まる、猫との不思議な交流を描くファンタジーアニメ。ある日ハルが黒猫を助けると、その猫は「ありがとう」と礼を述べ、二足歩行でその場を後にした。その日の夜中に猫王一行が現れ、助けた猫が「猫の国」の王子・ルーン(山田孝之)だったことが判明。翌日、大量のプレゼントを贈られ戸惑うハルに、王様の家来・ナトル(濱田マリ)は「猫王が王子とハルを結婚させたいと考えている」と告げる。「夜中に迎えに来る」といわれ困惑するハルは、謎の声に導かれて「猫の事務所」に赴き、猫の男爵・バロン(袴田吉彦)と体の大きな猫のムタ(渡辺哲)と出会う。そこに「猫の国」へのお迎えがやってきて…。果たしてハルは、ありがた迷惑な「恩返し」を乗り越え、日常に戻れるのだろうか?
1920年代の日本に、1人の航空技術者を目指す青年がいた―。2013年に公開された、スタジオジブリのアニメ映画『風立ちぬ』。第37回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞、第17回トロント映画批評家協会賞ほかを受賞した作品。個人では宮崎駿が第41回アニー賞の脚本賞、久石譲が第37回日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞した。主題歌は松任谷由実の「ひこうき雲」。音楽は久石譲。実在の航空技術者・堀越二郎がモデルで、堀辰雄の小説『風立ちぬ』から宮崎駿監督がインスピレーションを受けて作った作品といわれる。堀越二郎(庵野秀明)が飛行機に憧れ、飛行機設計家になるまでが描かれる。幼いころから飛行機に憧れていた二郎は、飛行機の設計家になることを志し、東京帝国大学で飛行機の設計学を学んでいた。そんなある日、二郎は汽車の中で関東大震災に遭う。その際に二郎は、里見菜穂子(瀧本美織)という資産家令嬢を助ける。その後ふたりは、偶然再会をした。そのときに菜穂子は、結核を発症していたがやがてふたりは婚約する。そんな中、二郎が設計した飛行機も完成した。しかし、戦火で一機も戻らなかったと落胆する二郎。菜穂子は結核の症状がひどくなり、サナトリウムに行くが…。