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競争の番人

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競争の番人の作品紹介

競争の番人のあらすじ

『元彼の遺言状』の新川帆立による同名小説を、坂口健太郎と杏のダブル主演で実写ドラマ化。2022年放送。公正取引委員会を舞台に、天才肌の男性審査官と元刑事の女性審査官の異色バディが不正に立ち向かう姿を爽快に描く。小池栄子、小日向文世、寺島しのぶら豪華キャストが共演。

目の前で犯人を取り逃がしたことから、公正取引委員会へとばされた刑事の白熊楓(杏)。配属先の第六審査で彼女を出迎えたのは主査の桃園千代子(小池栄子)だけだった。

立入検査中の大手建設会社に桃園と向かった白熊は、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)ら第六のメンバーたちと顔を合わせる。

社員の豊島(長谷川朝晴)の怪しい動きにいちはやく気づく白熊。怯えて逃走した豊島は、資料室にいた男に談合の証拠となるファイルを渡す。受け取ったのは第六審査官の小勝負勉(坂口健太郎)だった。なにも知らない白熊は男ふたりを抑え込んで確保する。

山ほどのファイルを調べ始めた第六メンバーから、白熊は小勝負が東大首席のエリートだと聞かされる。審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)は白熊の活躍をほめた後、小勝負を頼むといい残す。

白熊は恋人の大森徹也(黒羽麻璃央)刑事から結婚を持ち出されるが、もう少し待ってほしいと返事をする。ウェディング費用のカルテル疑惑調査のために、白熊は小勝負とふたりで栃木に出張することになったが…。

競争の番人のクレジット(監督・キャスト)

競争の番人の登場人物・キャスト

  • 小勝負勉(坂口健太郎)

    公正取引委員会第六審査の天才審査官。東大首席の優秀な男だがクセのある変わり者。驚異の記憶力を持つ。バディとなった新人の楓を振り回す。常に深い洞察力と鋭い判断力で真実に迫っていく。なぜ公取よりもっとよい仕事につかなかったのかと不思議がられるが、その秘密は過去にある様子。

  • 白熊楓(杏)

    第六審査の新人職員。捜査一課の元刑事だったが、確保手前で犯人を取り逃がした責任をとらされて公取に異動となった。異変を察知すると体が先に動く直感タイプ。公取の立場があまりに弱いことに驚く。傍若無人な小勝負に振り回されイライラしながらも、彼の有能ぶりに感心する。

  • 桃園千代子(小池栄子)

    主査。気が強く明るいサバサバした性格。人の心をつかむのがうまく、聴取が得意。負けず嫌いでついはったりをかますことも。配属初日の白熊をひとりで出迎え、メンバーが向かっていた立入検査現場に同行させる。公取はズルする人たちを取り締まる競争の番人だと白熊に教える。

  • 風見慎一(大倉孝二)

    キャップ。第六審査のちょっと頼りない現場リーダー。気が弱く、相手先に強く出られるとすぐにひるんでしまう。小勝負をはじめ個性的な部下たちに振り回されては困ってばかり。

  • 六角洸介(加藤清史郎)

    審査官。第六審査の明るいムードメーカー。お坊ちゃん育ち。頭の回転がよく、よく動く足としても、小勝負らから現場で重宝されている。

  • 藤堂清正(小日向文世)

    国土交通省・事務次官。将来の首相候補と呼ばれる実力者。建設会社と癒着しているのではないかとうわさされている。過去、小勝負とつながりがあったと思われる人物。

  • 本庄聡子(寺島しのぶ)

    第六審査の審査長。第六の生みの親。トップとして部下たちが仕事を果たせるよう、全力を尽くしてきた熱い仕事人間。公取の可能性を広げるために自分が立ち上げた第六に力を貸してほしいと白熊に話し、小勝負を頼むと謎の言葉をかける。

  • 緑川瑛子(大西礼芳)

    検査官。検察庁から公取に出向している。小勝負とは東大の同期だった。なんでもズケズケと口にする気の強い女性。

  • 紺野守里(石川萌香)

    公取のデジタル解析チーム(DFT)所属。データ復元など重要な任務を担う第六の強い味方。白熊に、彼氏の浮気はスマホを見れば5分でわかるのでいつでもどうぞと気さくに話しかける。

  • 大森徹也(黒羽麻璃央)

    白熊の恋人で刑事時代の同僚。公取に異動になった白熊に真剣に結婚を持ち出すが、もう少しだけ待ってほしいと返事される。

  • 天沢雲海(山本耕史)

    天沢グループの専務。ホテル天沢のオーナー。さまざまな業種を手広く扱う地元の有力者。腹黒い油断のならない男。ウェディング費用でカルテル疑惑があり、公取に目をつけられている。

  • 長澤俊哉(濱津隆之)

    ホテル天沢のホテル長。いつもパソコンを胸に抱いておどおどしており、小勝負から不審がられている。

  • 石田正樹(武田航平)

    フラワーショップ石田の店長。妻と小さな店を経営しており、ホテル天沢から多くの仕事をもらっている。包丁を持って天沢オーナーの前に姿を現す。

  • 石田七瀬(野村麻純)

    正樹の妻。夫と花屋を営んでいる。現在は妊娠中。天沢ホテルから仕事をもらうために、ディナーショーのチケットやおせちを強制的に買わされて苦しんでいることを小勝負に話す。

  • 豊島浩平(長谷川朝晴)

    入賀建設の社員。立入検査中に白熊と目が合い、慌てて入札談合の証拠資料を持って逃げようとしたところを捕らえられる。聴取で事実を話せてすっきりしたと小勝負らにいっていたが…。

  • 豊島美月(服部樹咲)

    浩平の高校生の娘。公取で聴取を受けていた父を迎えにきて、小勝負らに父はなにをしたのか聞こうとする。

競争の番人の見所ポイント

  • 1 ドラマ『競争の番人』のダブル主演を務めるのは、実力派の坂口健太郎と杏!

    『元彼の遺言状』につづき、2期連続で新川帆立原作小説を実写化したフジ月9ドラマ『競争の番人』は、公正取引委員会を舞台とした社会派作品です。

    映画『今夜ロマンス劇場で』やドラマ『おかえりモネ』などで知られる坂口健太郎と、ドラマ『ごちそうさん』や映画『とんび』の実力派・杏がダブル主演を務めます。映画『オケ老人!』の共演から6年を経て、タッグを組むことになりました。

    皮肉屋な天才審査官と、体を張って真実を追う元刑事の女性審査官という対照的なふたりの活躍から目が離せません。

  • 2 ドラマ『競争の番人』には小池栄子、小日向文世をはじめ超豪華キャストが集結!

    ドラマ『競争の番人』で主演の坂口健太郎と杏を支えるのは超豪華キャストたちです。

    ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条政子を演じる女優・小池栄子、コミカルな役から凄みある役まで演じ分ける名優・小日向文世、世界的な実力派女優として知られる寺島しのぶらが繰り広げる白熱の演技合戦から目が離せません。

    公取メンバーを演じる大倉孝二、加藤清史郎、大西礼芳らのユーモラスな味わいもくせになります。カルテル疑惑を持たれているオーナー役でゲスト出演する、山本耕史の魅力的な悪役姿も必見です。

  • 3 ドラマ『競争の番人』の主題歌はidomの「GLOW」!

    ドラマ『競争の番人』の主題歌「GLOW」を歌うのは、注目のアーティスト・idomです!

    コロナウイルスの影響で、イタリアのデザイナー事務所に勤める夢を断念して音楽制作を始めたという異色の経歴を持ち、活動後たった1年でその壮大な音楽性が注目を集めるようになった稀有な存在です。

    ドラマを彩る「GLOW」には、つらい経験や自身の弱さを乗り越えようとする姿を描こうとした、idomの強い思いが映し出されています。

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この記事の執筆者
いけだ
いけだ

ドラマ鑑賞と読書が好きです。ドラマは国内のものをよく観ます。笑って観られるコメディが好きです。あとミステリー小説を読むのにもハマっています。