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『エンドゲーム』を観て、アイアンマン1~3を再視聴中!
ローディ役の俳優さん、前作のテレンス・ハワードのほうが好きでした。スカーレット・ヨハンソンのバトルシーンは何度観てもかっこいい♡
アベンジャーズシリーズ第1作目!『エンドゲーム』を観た後に観返してみると、さらに面白かったです。ここから始まったんだなぁ…と実感しました。
ぜひ『エンドゲーム』を観た人はアイアンマンも再鑑賞してみてください!トニースタークかっこいい♡
『マイティーソー バトルロイヤル』
これまでのソー2作と比べて、格段と面白くなっている本作(^^)*
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オープニングの炎の巨人、炎の竜との闘いは楽しい!そしてワープと共にタイトルがバーン!炎の感じとこれから起こるゲームのようなバトルロイヤルをイメージしたデザイン。*
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タイトルが出るシーンだけで言うと、MCUの中で『ガーディアンズオブギャラクシー』の次に良いと思う(^^)*
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【邦題変更『バトルロイヤル』が良い】*
『ラグナロク』は、神話上の言葉。世界の終わりを意味し、RPGゲームでも出てくるらしいですね♪*
つまりファンタジー感がある!同じ感じがある『ダークワールド』はマジで面白くない!笑*
イメージを一新する意味で『バトルロイヤル』にしたのは正解!ソーの髪を切った事もイメチェンを感じさせますね(^^)*
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【デザインの挽回】*
前2作共に言ったのがデザインのB級感。それを本作は見事に挽回していると思う♪*
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アスガルドの描写も壮大な土地にちゃんと見える!ヘイムダルのあのカブトをやめた!*
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そしてファンタジー感とSF感がバランス良いと思います!別々の星でそれぞれを分けてやっているから不自然ではない!*
●バトルロイヤルの星・・・SF感*
●アスガルド・・ファンタジー感*
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(SF感)*
『スターウォーズ』のハイテクなんだけど古い感じを出してる。*
80年代のゲームを思わせるサントラや、『ガーディアンズ』のカラフル宇宙感も出していますよね(^^)雰囲気は『トロン』にも近い!*
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(ファンタジー感)*
キャストに『ロードオブザリング』のガラドリエルとエオメル!*
他のMCU作品でも言ってるけど、配役にまで気配りしているMCUは凄い!*
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天井のレリーフの裏にあった隠された真実(オーディンの黒歴史)を語るケイトブランシェットの口調や声が『ロードオブザリング』のプロローグを思い出させる♪大狼が出るのも『ロードオブザリング』っぽい。*
軍隊のアクションもファンタジー映画っぽいし、クオリティーが高い!*
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『ダークワールド』は全体的に映像が暗かったけど、本作は真逆で明るい映像が多い♪*
本作のデザイン面で1つ気になる点を言うと、ロキのファンデーションが目立つ事かなぁ。笑*
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【ドクターストレンジ】*
魔術を使う手付きのレベルが上がっている。*
前作からキャラが成長している事を、演技だけで観せる俳優の腕の良さ。前作では腰を屈め、一歩出した足に重心を置いていたけど、今回は腕だけを動かし軽やかでスマートさがある(^^)*
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【ハルク】*
強いけど実はナイーブ。そんな見た目とは違う内面を表現したストーリー。
何だかんだ愛されたい。力を見せつける人は内面の裏返しです!*
『ムーンライト』のレビューで言った通り。*
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単体映画化はもう売れないだろうから、こうして他の作品を通じてキャラクターを展開する。*
それもMCUの上手いやり方。*
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ハルクの台詞で『君の姉さんと闘うのか?家族の問題だ!ウンザリだ』なんか『スターウォーズ』のスカイウォーカー家の話を皮肉ってるみたいで面白い!笑*
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【まとめ】*
ソーとロキの兄弟コンビも面白いですよね♪*
『サプラーイズ』後にロキに缶を投げつけるギャグや、敵の油断を煽るあの作戦など。笑*
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1作目の父の台詞。『賢い王は決して戦いを望まない。だが闘う覚悟はしておけ』それを姉とソーが言うのも続編として細かい設定!*
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難しい事を考えずにサラッと観れるギャグ映画だから、ラストの展開も盛り上がる基本形を採用している(^^)*
●主人公とボス一騎打ち*
●仲間が別の場所で手下と闘う*
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その2つのアクションシーンを交互に観せて、ピンチに駆けつけるヒーロー役をロキ。これも盛り上がる基本形の演出と、本シリーズならではのそれをするキャラ設定!*
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『ロキ、お前は本当はいい奴かもな。いたらハグしてる!』と物を投げてそれをキャッチ。*
『いるよ。』とロキ!ホッコリするなぁ!笑*
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『マイティーソー』シリーズのマイナス点を製作側が的確に改善している作品♪*
自分の悪い点に気付けるって素晴らしい!*
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評価は10点中6点*
『スパイダーマン ホームカミング』
これはハードル高かったと思いますよ?なぜなら、*
●初期3部作(サムライミ版)の大ヒット*
●『アメイジングスパイダーマン』の企画中止*
●MCU入りをファンが待ち望んでいた*
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スパイダーマンの映画めっちゃ多い上に、大ヒットしてるから原作コミックファンだけでなく別シリーズ映画のファンも多い訳です!*
そこを上手く作り上げた凄さ!そして待ち望んだMCU入りでオープニングはスパイダーマンのテーマソングを流す!これは大興奮(^^)*
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【一新されたストーリー】*
①クモに噛まれる誕生ストーリーをやらない*
②ベンおじさんの死を描かない*
③オズボーン家(オズコープ社)登場無し*
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スパイディに必要不可欠だと思われていたストーリーを全削除!*
同じ事を繰り返さない♪『アメスパ』の時は、正直、また同じストーリー?と思いました!笑*
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設定は原作初期の時代で高校生だし、MCUで他に子供ヒーローいないから新鮮ですよね♪*
しかも、これまでのスパイディ映画とは違い、スマホで自撮りしてたりと現代の高校生!*
何より映画オタクである設定には、親近感が湧く(^^)*
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スパイディ映画は見慣れてしまった観客が、この主人公設定には親近感を持てるし、新しいピーターパーカー、ましてはこれまでで1番のピーターとして認めてしまう作り♪*
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【アイアンマン】*
②ベンおじさんの死、これは重要な話のはずですよね?ヒーローになった動機、今後の人としての成長には欠かせない流れ!*
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でも何も『べんおじさん』では無くても良い訳です。要は父親的な存在で良い訳です!*
まさかのトニースタークでしたね(^^)*
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これは『エンドゲーム』でトニーは死んじゃうでしょ。涙*
それによって、ここで話しているスパイディに欠かせないエピソードが『ファーフロムホーム』以降、完成する!*
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この変換は凄い!気付いた時には鳥肌たちました!笑*
大前提は崩さずに、見慣れたスパイディ映画を一新する。しかもMCU側に寄せる!*
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【旧スパイディ映画のオマージュ】*
●ヴィラン編*
・リズの父親がヴィランだった!*
親友ハリーとグリーンゴブリンを思わせる。*
彼らが登場しない時点で、こういう設定はないと思っていたから不意打ちの驚きがありましたね♪ヒーローとしてヴィランを倒した事で、その娘リズを不幸にしてしまった描写も、過去のスパイディ映画の『正義とは?』てテーマと被る訳です。*
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●ヒロイン編*
・エレベーター落下を救う*
このシーンでスパイディはリズとのキスを促される。逆さになっている事から、サムライミ版のMJとのキスを連想させる。*
また、エレベーターで落下したヒロインを救うのは、落下するグエンを救えなかったあの衝撃展開を思わせる。*
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●アクション編*
真っ二つに割れた船を糸で繋ぐスパイディ。両手で必死に受け止めようとする姿は『スパイダーマン2』の電車を止めるシーンを思わせる。*
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【ヴィラン キャスティングの素晴らしさ】*
●新人ヒーローに教える大御所ヒーロー*
●新人ヒーロー俳優に教える大御所 俳優*
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マイケルキートン!初代『バットマン』である彼が演じると、連想されるものはこの2つ!*
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それが『学ぶ時期 = 高校生』とも繋がる訳です!しかもヴィランは根っからの悪では無く『アベンジャーズ』後の社会的な被害者でもあり、家族を養う為に悪の道に逸れてしまった人。この世の悲しい現実が作り出した悪!*
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世の中をまだ知らない純粋な高校生が、現実を学ぶようなストーリーの深さもある。*
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【まとめ】*
ラストでは父親代わりトニーから貰ったスーツを着る事なく、自分の力で乗り越える展開も見事ですよね!*
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最後にトニーが『彼は大人の選択をした』と言うシーンがあるけど、まさにピーターは大人として成長した!*
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冷たく接しているように思えたハッピーは『イイ子でしょ?』と言うし、実は『人助けでチェロスもらった!』てのも、ちゃんとトニーに報告がいってる!
主人公を成長させる為の接し方だった訳ですね♪*
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『え?またスパイダーマンやるの?』て意見を覆す作り込み!*
一新されたストーリーや新たな主人公像が、新鮮さを与えるし、逆にスパイディ映画が多い事を逆手に取ってオマージュまで取り入れている。*
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現実世界の状況や、過去作を細かく分析して作られたMCUの企業的戦略の素晴らしさが感じられる映画!*
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評価は10点中7点
『ガーディアンズオブギャラクシー リミックス』
前作同様、カラフルな映像とマニアックな笑いを楽しませてくれる本作!*
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おれのツボはグルートが親指を持ってきた後の『間』あれは最高でしょ!笑*
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【本作の魅力】*
前作は娯楽映画として傑作レベル!しかもSF!て事で『スターウォーズ』と良く比較される。まず、あれだけの人気と歴史があるシリーズと比較の対象になっている事が凄い!*
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それに比べて本作は、敢えてスケールの小さい話にしている。ラストの宇宙船バトルは無いし、宇宙物なのに1つの惑星での出来事。*
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この小ささがキャラ描写を大きくしている。SFらしいスケールの魅力よりも、キャラの魅力にスポットしている(^^)*
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【より深くなるキャラクター】*
オープニングで、仲間関係がより深くなった事をアクションで観せる。可愛いグルート中心の映像で、メンバーが個性を表したり、まとまりが無いようであるような、メンバーの絆を、彼ららしい観せ方でやっている♪*
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良かった点がドラッグス。何かあるとすぐに笑うキャラになってる♪メンバーに入った事で明るくなった事が分かりますよね(^^)*
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だけどマンティスが心を観ると、家族を殺された悲しみに溢れている訳です!*
この演出が主人公ではないキャラをもきちんと扱いつつ、主人公メインのストーリー(実の父と再会物語)を停止させない上手なテクニック!*
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【お前の父は私だ】*
実の父が登場とは『スターウォーズ』2作目(EP5)と同じ展開ですよね♪*
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●スターウォーズ → 悪が父だった!*
●本作 → 父が悪だった!*
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真逆の展開!ラストの展開的にも、実の父エゴよりも育ての親ヨンドゥの方が本当の意味での父親だ!て映画です。*
そして家族とは血の繋がりよりも、一緒にいる仲間だ!と繋がる*
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宇宙物なのに、敢えて1つの惑星という小さい規模で起こるストーリーで、身近なものの価値に気付かされるドラマってのが上手い構成ですよね(^^)*
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【台詞のテクニック】*
ギャグシーンが魅力でもある本作。ギャグは会話上の台詞である事も多い!*
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それだけでなく、台詞が別の意味も兼ね備えているパターンも本作の魅力!*
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●『お前は何億分の1の存在だ!』*
と実の父エゴがピーターに言う。*
神の血を引くピーターが特別な存在だと言っている台詞。だけどピーターにとっては『お前は息子だからおれにとって特別なんだ!』と初めての父からの愛を受け取ったようにも聞こえるんですね(^^)それでも父を悪だという気持ちは揺るがない訳ですけど。*
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【邦題について】*
これは物申す!『リミックス』はおかしい!*
原題『Vol.2』は前作で登場した母親からのプレゼント。*
それを開封した事が、主人公が前に進んだ事を表していた。*
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そして本作のタイトルが『Vol.2』て事が、心の闇として持ち続けていた母親の存在を乗り越え、今度は父親の存在を乗り越える!*
て新しい人生を歩んだ意味もあるタイトル!*
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なのになぜ!?*
最後はカセットプレイヤー壊れます。恐らく『エンドゲーム』でvol.3をゲットします!それが主人公にとって深い意味がある内容として!*
そして『ガーディアンズ Vol.3』でしょ!*
タイトルにある深い意味も考慮して欲しいものです。*
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【まとめ】*
続編としての役割、キャラクターの掘り下げをストーリーのメインに置いて、アクションやギャグなど、常にキャラクターらしさを意識している♪*
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新キャラも、マニアックなキャラが多い(^^)*
マニアックって事は、前作でシリーズの世界観を受け入れた人であれば、あるほど笑えるんです。*
ファンの視点を重視した作りとも言える。*
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『第2のスターウォーズ』として娯楽SF傑作に名を並べた前作。本作では、それが独自の道を築いてきた!*
とにかく本作はアイ アム グルート(^^)*
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評価は10点中7点*
『ドクターストレンジ』
宇宙の規模を体験するシーン、ラストバトルの物体の法則を無視した幻想世界の映像美素晴らしい(^^)*
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けど今回は主に『キャラ設定の当てはめ方』について♪*
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【ちょー簡単なストーリー】*
医師である主人公は、世間の地位や名声を持つ。全てを失い挫折した彼だったが魔術師という新たな道に出会い、這い上がる。*
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【キャラ設定の当てはめ方】*
ストーリーが凄く分かりやすい設定!
挫折&苦悩、努力&結果をもっと深く描けば、感動する『人間ドラマ』になったでしょうね♪*
本作について『淡々と成功していって感情移入できなかった』と言う意見も、ちらほら。*
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けど本作の目的は『ヒーロー誕生』なんです。*
本作における挫折なんかは、ヒーローまでの道筋。だからこれがベストな描き方♪*
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*
【良くあるムダな寄り道】*
ドラマ映画ではないから、ドラマ描写が濃ゆいほど、ヒーロー誕生&活躍から寄り道するばかり。そういう寄り道をする映画多いんです。*
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他の分かりやすい例としてこんなストーリーがあったとしましょう(^^)*
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『虐待のトラウマから、自分の意思で行動する勇気の持てないサブキャラが、勇気を出して主人公を助ける感動!』*
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*
(下手な当てはめ方)*
虐待される子供時代の回想シーン!*
映像的に同情を誘う。主人公を助けるシーンで回想シーンがフラッシュバック。感動!*
この回想シーン、メインのストーリーとは関係ないので余計ですよね。*
回想シーンの時間分、主人公の物語が脱線する訳です。*
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(上手い当てはめ方)*
イジメを受ける主人公。勇気がなく反撃できない。主人公は第三者から『あいつ虐待経験があって、それ以来あんならしい。』と聞く。*
*
主人公がサブキャラに彼の存在意義を説き、それによって自信を持つ。そして勇気を出して主人公の危機を救う。*
過去は台詞でサラッとやればオッケー!*
勇気を出せない事が重要で、虐待はその原因でしかない。*
*
こんな感じで、本筋から遠のく寄り道(回想シーン)ではなく、目的である主人公を助けるキャラとしての道筋(勇気を出せるようになるキッカケ)を入れるべき。しかも主人公も絡んだエピソードだから、主人公の人柄も同時に示す事が出来る。主人公中心であるストーリーの軸から脱線しない。*
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【まとめ】*
目的以外の要素は削り、余計なシーンをやらない!*
新ヒーローは嬉しいけど、MCU14作目だから、『また1からヒーロー誕生やるの?』ってなってしまうんですよね(>人<;)*
その分、不自然でない程度にサクサクっとヒーローになって、活躍してくれる本作は良いテンポだと思う(^^)*
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意外と深いなぁと思った点もある!*
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エンシェントワンが内緒で闇の力と交信していた訳だけど『世界を救うために教えに背いた。』て言ってます。*
確かにルールに背いてもそれが正しい場合もある。*
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それを理解できないボルド。*
『若い頃に苦労したせいで魂が堅い』なんて説明がある。その傾向、ありますよね!周りにそういう人いませんか?*
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サラッとしていて実は深い要素もある、最新映像を楽しませてくれる映画でした♪*
単体映画で他のヒーローが登場しないのもMCUでは久々。*
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評価は10点中5点*
『シビルウォー キャプテンアメリカ』
高評価の理由は、ただ単にファンだからではありません。シリーズ最多の情報量を1作にまとめた事!それがテンポ良く、面白さ&深さを備えている事が高評価♪*
その為のストーリーの構築や編集がかなりレベル高い!*
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(シリーズ最多の情報量)*
①登場する多数のヒーロー*
②新しく登場するヒーローの紹介*
③ヒーロー同士が闘う動機や流れ*
④『ウィンターソルジャー』の続編*
⑤『エイジオブウルトロン』の続編*
⑥『インフィニティーウォー』の前編*
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【キャラクターを描く】*
メイン2人の意見が過去作から得た考え方になっている。だから観客は、自分ならどちら派か決めつつも、相手側の意見にも共感はする。*
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●キャプテンアメリカ*
『④ウィンターソルジャーの続編』がここにある!*
組織よりも個人の感覚を大事にしたいとキャップ!過去の経験からなる意見。*
余談だけど『キャプテンマーベル』で若き日のニックも似た事を言っていました(^^)*
*
●アイアンマン*
『⑤エイジオブウルトロンの続編』がここにある!*
武器商人だった彼は無意識に世界を悪くしていたと反省し『平和の為』にヒーローとなった。しかし『平和の為』に作ったウルトロンが暴走。*
個人の感覚よりも組織が大事だと思うんです。*
*
お互いが過去の経験から得た自身の考えにより、お互いが同じ目的(平和)の為に衝突する。*
*
本作の台詞『自分が正しいと思い込むのは危険』はまさにピッタリ。*
*
*
【続編としてのアクションVol.1】*
『ウィンターソルジャー』続編としての肉体アクション。*
*
部屋から階段、ハイウェイと連続されるアクションは実物♪*
それぞれの繋ぎ目を違和感なく、テンポ良く繋いでいるし、さらっとサントラはシーンに合わせて変えている。*
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そんなアクションシーンにもストーリーをまとめる匠さがある!*
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『②新しく登場するヒーローの紹介』がここにある!*アクションの中にブラックパンサーを放り込む事で、ストーリーの流れを崩さずに新キャラを溶け込ませる。*
*
*
【続編としてのアクションVol.2】*
空港でのアクション!ヒーローの能力を使った『アベンジャーズ』としてのアクションをここで観せる。*
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これだけ多くのヒーローが個性的な闘い方をしているのにまとまりがある事が凄い♪*
誰かVS誰かのアクションをメインを映していても、その背景には別の組みが闘っているし、相手同士の組み合わせも前作までのシリーズに意味を持つ組み合わせですよね(^^)*
*
新キャラの闘い方&強さを観客に観せる展開もちゃんとある。*
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【シビルウォー】*
ラストのキャプテンアメリカVSアイアンマン*
キャップとバッキーのコンビネーションも『キャプテンアメリカ映画』として前作の流れを感じさせる。*
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そしてアイアンマンのビームをキャップが盾で受け止めるシーン。*
『アベンジャーズ』でチーム感を演出するワンカットシーンでやっていた事と同じ事をするんです。この対照的な観せ方は上手い!*
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【友情】*
トニーとの友情決裂がメインだけど他にも友情要素がある♪*
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●ナターシャとの友情*
『ウィンターソルジャー』の続編としての展開!前作で自分の意思を大事にし、組織に反発したキャップ。ナターシャは真逆の考え方でしたよね。それが今回、キャップと同じ行動を取る訳ですよ(^^)*
*
●ワンダを中心にしたビジョンとホークアイ*
●アイアンマンとスパイダーマンの親子関係*
●嫉妬し合うバッキーとファルコン*
(座席、上げてやれよ〜♪笑)*
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【まとめ】*
黒幕は逮捕されるけど、めっちゃ可哀想じゃないですか?ずっと座っているあの状態で一生を過ごすんですよ?*
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彼は『アベンジャーズ』の犠牲者でもある。*
被害者が加害者になってしまう様や、その結果として人生を失った彼の姿を考えると、これが何よりも悲劇。*
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アクションなど面白い映画だけど、こういう重さも感じさせてくれる。*
『優しさは罪の意識の裏返し』なんて台詞にも深み有り♪*
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評価は10点中9点*
『アントマン』
本作の良かった点2つと、気になった事の3つについてレビューします(^^)*
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*
【①主人公の設定】*
これまでのMCUヒーローは『憧れの存在』だった訳です。でも本作の主人公スコットはその真逆!*
●バツイチ、犯罪歴あり*
●定職についていない中年オヤジ*
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世間的には底辺にいる人ですよね。笑
自分の不甲斐なさから、妻から離婚を切り出され、娘からも引き離される。*
挙句の果てに妻の新しい夫は警察官!*
犯罪者であるスコットとは真逆で社会的に有能な存在。*
*
元妻に『娘に会う為にはどうすればイイ?』と言うと『就職してアパート借りて養育費を払って。』と当たり前に出来ているべき事を言われる。*
*
つまり観客目線で言うと自分より、社会的に下の人間なんです。*
上とか下とか人にランクを付けるのは良くないけど、誰しもそういう考え方は本能的にあるんです。それを上手く利用した主人公設定。*
*
これまでは自分より上で憧れる存在だったMCUのヒーロー。だけど本作は下の存在が活躍するから応援したくなるんですよね♪*
*
分かりやすく言うと職場で頑張っている後輩を可愛がる感じ。*
*
*
【②映像】*
小さくなった世界のアクションはこれまで観たことのない映像!*
バスタブの水とか精密機器の基盤の上だとか。*
*
ラストバトル!機関車トーマスが出るあのシーン!アクション的には、他の映画で良くある展開で見慣れたものばかり。*
*
●電車の上で戦う。トンネル間近で危ない!*
●線路の上で電車が現れた!危ない!*
●草むらから軍隊が登場*
*
など、誰もが観たことがあるような映像を小さい世界で見せてくれる面白さ(^^)*
これは映画史に残る映像テクニックと言える。*
新しい展開を導入する事なく視点だけで新しさを観せる。*
大きいパターンは多いんですよ。より壮大に、より複雑に!って。でも本作は逆で、より小さく。これの発想は評価高いです♪*
*
*
【③ストーリーの矛盾点】*
イエロージャケットを盗む作戦。妻を失った経験から娘には任務をやらせたくない。とスコットを任命したピム博士。*
*
でも、アリ達を操れるのなら最初からアリ達にやらせれば良かったのでは?笑*
実際に作戦を実行した時、アントマンをイエロージャケットの手前まで連れて行ったのはアリ達だし、アントマンが盗む場面をアリ達は間近で見ていた訳だからアリ達だけで出来たでしょ!*
*
そしてエンドロール後に娘にワスプのスーツを差し出す。あれ?博士?*
妻を失った経験から娘に危険を負わせたくなかったのでは?妻と同じ立場に娘を誘導しているよね?笑*
*
*
【まとめ】*
『アベンジャーズは空の街を落とすのに忙しい』とピム博士が言う。本作が『エイジオブウルトロン』と同じ時系列である事を示す。*
*
続編『アントマン&ワスプ』では『インフィニティーウォー』と同じ時系列だった事がラストに分かります。*
*
本シリーズはそういう位置付けなのかも。それなら『アントマン3』が公開されたら、重要な要素を含んでいると言う目線で楽しめる。*
*
主人公の目的は娘と良好な関係を築く事で、ピム博士も同じですよね。師匠と弟子が同じ目的の為に同じ行動をするところが、キャラクター設定的にもストーリー的にも見応えあり*
*
主人公、映像、ストーリーなど、これまでとは違うヒーロー像を確立させた作品。*
*
*
評価は10点中5点*
『アベンジャーズ エイジオブウルトロン』
正直、劇場で観た時はガッカリ感があった。*
と言うのも1作目『アベンジャーズ』みたいな1話完結型ではないから!*
*
それでも最高だったのはラスト!*
テーマソングの出だしと共に登場したキャップが新メンバーに教育を行う前の演説。*
『アベンジャーズ、、、』続きは何て言ったのか気にならせて、バン!と幕を閉じる。*
*
つまり幕の閉じ方でもそうだし、1話完結ではない本作は今思うと、後への布石が散りばめられた作品。*
*
*
【ウルトロン】*
まず興味深いのがこのヴィラン!人工知能から産まれたから最初は『感情』を持たない存在。*
*
次第に感情を持っていくけど、その事を示す上手い演出シーンがある。*
カッとなって物に八つ当たりする。そして冷静になって『あ、ごめん』的な反応をする。*
怒り&安堵の真逆の感情が同時に見える事が、現実社会でも相手の感情を感じる1番の場面!*
*
芸術的なのが、ウルトロンが自由を得た時に『もう僕を操る糸はない!』とディズニーアニメのピノキオの声をネットから使うんですね。*
わぁ、身震い。笑*
*
彼の論理的な思考も物事の本質を掴んだ的確な意見。*
『金融とは不思議だ』*
『人間は表面だけ見て中身を考えない』*
とかネットでアベンジャーズを検索して『破壊だけじゃないか』など。*
*
*
【『エンドゲーム』への布石がたくさん】*
ウルトロンが感情を得るのと同じで、多くのキャラの感情面が明らかになります。*
*
●シビルウォーの前触れ*
ウルトロンの過ち後にヴィジョンを起動させようとするトニー!そこにキャップがやってきて意見の違いを示す。
世界を守る!って目的は同じなのに考え方の違いで対立する『シビルウォー』のコンパクトバージョンがこのシーンで展開される訳です。*
*
*
●ホークアイと家族*
まさか家庭持ちとは驚き!笑*
怪我をしたホークアイは最新医療によって、自分の細胞が気付かないほどの高精度な人口細胞を取り付ける。もちろん見た目でも分からない。*
それを妻は分かると言うんですよ。自分の細胞が気付かないんですよ?*
本人以上に夫を理解している妻。涙
これは『エンドゲーム』でドラマ要素ありだと思う(^^)*
*
*
●ハルクとナターシャの恋*
ホークアイの愛に溢れた家で、敢えてこの2人の恋話をやる!*
場所と、そこにいる2人の愛のギャップが何とも悲劇的で重くのしかかるシーン。*
なんだかんだナターシャに惹かれているんだけど理性がストップをかけるバナー博士。*
ラストにはハルクが連絡を遮断する。そして『インフィニティーウォー』で再開。*
(ウォーマシーンが『気まずいな』と言ってる。笑)*
この恋の結末も『エンドゲーム』でしょうね♪*
*
*
●ワンダの能力で観た幻想*
トニーがウルトロン計画を進めたのは、ワンダの能力でチームが崩壊する幻想を見たから!*
他のメンバーもそれぞれ観ている。*
特にソーは『バトルロイヤル』での祖国崩壊と今後の展開を観ているし、この中にも何か『エンドゲーム』への布石があると思う。*
特にキャップが過去に行くシーン。*
*
*
【まとめ】*
アクションはもちろん一流!だけどそれだけでなくドラマ要素が更に膨らんだ本作。*
それが今後の展開への布石である事は『シビルウォー』で証明されている。*
*
『ソコヴィア協定』は本作の事件が発端だし。*
まだまだ回収されていない布石ばかり!*
*
本作以降、関係がギクシャクし始めたメンバー。だけど本作では仲の良さも描かれている。*
*
オープニングでは、前作『アベンジャーズ』で結束したチームの無双っぷりを、いきなり見せている♪マーベルスタジオのロゴと共にテーマソングが流れる展開も興奮(^^)*
*
あとは、ペッパーとジェーンどっちが凄いか競う会話とか、ソーのハンマー(ムジョルニア)を持ち上げようとするシーン。その後の?バナー博士がワーっとなって、皆はシーン。*
『お前が感情的になるのは笑えねぇよ!』的なマジな反応とか。笑*
*
キャラクターの様々な目線からのドラマ要素が散りばめられた作品。*
*
ヒーロー集結の面白さ『アベンジャーズ』にドラマ性をプラスして『続編』としての役割、今後の『前編』としての役割の2つを担う本作の価値は『エンドゲーム』後に高まると思う。*
現にMCUの社長が本作に『エンドゲームへの布石を多数置いてある!』と言っているみたいだし(^^)*
*
*
評価は10点中6点*
『ガーディアンズオブギャラクシー』
娯楽映画でここまで完成度の高い映画は数少ない。キャラクターやギャグが良い事は、いろんなレビューで語られているので今回はそれ以外の点を話します!*
*
*
【オープニングが傑作!】*
ダークな雰囲気で映画は始まる。その出だしが昔のスピルバーグ映画みたいなんですよね♪*
*
特に分かりやすいのが『ジュラシックパーク』*
不気味な雰囲気で始まるじゃないですか?*
(恐竜を運搬中に襲われるシーン)*
*
そんなダークな感じで主人公スターロード登場!なんか手にしたと思ったら音楽をかけて、一気に雰囲気を変える!*
歌って踊りながらネズミを曲に合わせて蹴ったり、マイクに見立てて歌ったりと作品の雰囲気をここで示す(^^)そしてタイトルが大きくバーン!*
*
最初からポップな本作らしい雰囲気でスタートせず、あえて切り替えてくる!*
予測していなかった衝撃で、一気に観客の心を掴む策!これ最高じゃないですか?(^^)*
*
*
【デザイン】*
娯楽映画のSFと言えば『スターウォーズ』ですよ!あれは1作目(EP4)が世に出た時に、異例の大ヒットをしたそうですね!*
*
それまでのSF映画は現実的な空想物語が主流だったらしい!『2001年 宇宙の旅』とか。*
だからこその『スターウォーズ』大ヒット!*
まぁ、おれは1988年産まれだから、その流れは知りません!笑*
*
けど分かるのは、そんな今でも大人気の『スターウォーズ』と同じ娯楽SFという路線なのに別の道を行く!だけどそれが真逆ではない平行路線。*
つまり別バージョンの『スターウォーズ』をやっている作品!*
*
宇宙や宇宙船、宇宙人などカラフルですよね♪これは『スターウォーズ』とは違うところ!*
作風は似ているけど視覚的に違うんです。*
*
映像がカラフルで美しい!その描写に非現実的だけど、宇宙への新しいロマンを感じます♪*
*
*
【SFアクション】*
やはり最終決戦は宇宙船ですよね!SFの醍醐味。しかも敢えての空!宇宙じゃないんです!*
それが逆に新鮮だし、真下に見える街並みが壮大さを宇宙空間でやる以上に演出している!*
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ドンパチやってて司令室では指揮官が指示を出している。『スターウォーズ』みたい。*
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これはワザと比較されるようにしている!*
『スターウォーズ』を思い出させる事で、本作のカラフルなデザインの宇宙船や、空での闘いだから見える街並みが演出する壮大感が栄える訳です!*
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【まとめ】*
おれは映画に芸術性を求めています。*
なので映画を観ると難しい事を考えてしまう。けど本作は特に何も考えずに楽しく観ましたよ(^^)*
つまり単純に面白い!と夢中にさせる映画であって、娯楽映画としての目的を完璧にこなしているんですよね。*
何がそうさせているかは、ここでは語らなかったキャラクターとギャグ!それも本当は言いたいんですけどね、長くなってしまうし被ってしまうので(>人<;)*
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とにかく長々とレビューしましたけど言いたい事は1つ!本作は最高のアイアムグルート(^^)*
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評価は10点中10点*