映画の後味、余韻は大切ですよね。見終わった後に自分にどんな感情が残るかで映画の印象が変わってきます。今回は余韻がエネルギッシュな映画を6本、セレクトしていただきました!
- aukana編集部
余韻がエネルギッシュってどういうこと?
それは読めばきっとわかります!
まずは一作、気になる映画を観てみてください!
不動産コピーライター。宅地建物取引士。函館市の老舗不動産会社に勤務。「家を買う」という人生最大の決断に際し、背中を押させていただく仕事に感謝と誇りを持って日々取り組んでいます。鬼滅の刃は冨岡さん推し。ブログはこちらです。https://bit.ly/2TiPc21
習慣を変えたくなる!映画『鍵泥棒のメソッド』
出典:amazon人生は「習慣」によって決まる、
というメッセージがグサリと刺さります。
グサリと刺さった先は、
やる気スイッチのコンセントです。
私のように影響を受けやすい人間が観ると、
ただちに「習慣を変えたくなる」こと請け合いです。
習慣を変えるためのポイントも教えてくれます。
それは、「何をやっているか」を気にするより、
「どうやっていくか」を考えよ、ということです。
鍵泥棒に“人生を盗まれた”男が、
自分の「現在・現実」をノートに書き出し、
見えた問題点を着実にクリアしていく背中には惚れます。
実際に惚れるのは本作のヒロインですが、納得です。
観た人の心に爽快感と前向きな気持ちが残る、
“余韻がエネルギッシュ”な映画です。
未来を変えたくなる!映画『あなた、そこにいてくれますか』
出典:amazon「あの時に戻ってやり直したい!」
という“過去への執着”を抱えて生きるのは、
ブレーキを掛けたまま走ることと同じです。
もし、そのブレーキを外せたら?
未来が変わります。
失った“A”と、目の前にいる“B”。
過去に戻り“A”を取り戻すと、“B”を失います。
“B”を失わないように“A”を取り戻すと、
結果、“A”も“B”も失います。
ここで重大な事実に気がつきます。
自分は“C”であり、
“C”がいる限り“A”と“B”は共存できないこと。
そして、“C”がいなければ“A”と“B”は共存できること。
主人公が、“A”と“B”が共存できるために、
“C”を捨てる決断をすると未来が変わったのは、
「“A”と“B”への執着(=“D”)」を手放したからです。
観た人の心に執着を捨てる勇気が残る、
“余韻がエネルギッシュ”な映画です。
醜い自分を脱ぎ捨てたくなる!映画『弓』
出典:amazon美しさに痺れてみたい、あなたへ。
タイトル通り、ラストシーンに向けて緊張が張り詰めていき、
最後、緊張の弓が解き放たれた瞬間、思わず全身に電撃が走ります。
女性の成長とは、こんなに美しいものだったのか!
という発見が全身体験によって刻まれます。
純粋な少女が「醜さ」に犯されそうな気配にハラハラさせられますが、
結果、それが少女の美しさを際立たせていたことに気づきます。
人は、失われるものに美しいと感じるのです。
二度と子供に戻れないからこそ、
少女が大人になる瞬間は美しいのです。
観た人の心に「美しさ」への強烈な痺れが残る、
“余韻がエネルギッシュ”な映画です。
愛とユーモアに生きたくなる!映画『7番房の奇跡』
出典:amazon「悲しみは“直前”、感動は“直後”に最大化する」
抗えない感情の波が、涙腺の鎖をバラバラにほどきます。
人が最大の悲しみを感じるのは、
「もっとも大切なものを失う直前」です。
卒業式は、もっとも大切なものを失う直前だから悲しいのです。
人が最大の感動を覚えるのは、
「届かなかった想いが届いた直後」です。
愛の告白は、届かなかった想いが届いた直後だから感動します。
ただ悲しいだけの「泣ける映画」は、
心に残るタカラモノの作品にはなれません。
本作がくれるのは、激しく波打つような感動体験です。
ここで種明かしをしておくと、
「直前の悲しみ」とは、“形のあるもの”を失うこと。
「直後の感動」とは、“形のないもの”を共有することです。
「直前の悲しみ」では、実際には何も失っていない視聴者も、
「直後の感動」では、登場人物たちと実際に感動を共有しています。
観た人の心には、感動の余韻が無形のタカラモノとして実在するのです。
いうまでもなく、“余韻がエネルギッシュ”な映画です。
抑圧を解放したくなる!映画『チェリーについて』
出典:amazon抑圧された「男性性」「女性性」を解き放つとき、
もっとも自由な状態になれると教えてくれます。
それは必ずしも、LGBTとは限りません。
「THE・男」な人も女性性を抑圧して生きているし、
「THE・女」な人も男性性を抑圧して生きています。
抑圧に使っているエネルギーを解放することで、
自分らしく自然で、エネルギッシュな生き方ができる。
ということを、女性性の極地ともいえる
“ポルノ女優”を経験した主人公が教えてくれます。
美人でスタイルのいい主人公が、
次第に女性性をより強く求められる環境へ進み続ける中、
“男性性の抑圧で成り立っていたもの”
が崩壊する衝撃的なシーンをきっかけに・・・溢れ出します。
また、本作が描いたもう一つの真実を公開します。
「男性性か女性性に振り切った状態」は、
不自由だけど魅力的、ということです。
ある意味、“余韻がエネルギッシュ”な映画です。
前に進みたくなる!映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
出典:amazon夢は見るものじゃない。
幸せな夢や、都合の良い夢をただ見ていたい、
という人間の“現状維持欲求”は凄まじい。
しかし、そんな夢物語にしがみつく自分の首を切ってでも、
前を向いて、胸を張って生きろ。
弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、
心を燃やせ! 歯を食いしばって、前に進め。
自分が足を止めて蹲っていても、
時間の流れは止まってくれない。
共に寄り添って、悲しんではくれない。
己のやるべきこと、果たすべきことを最後まで全うしろ。
そうすれば、たとえ志半ばで倒れようと、
「肉体の死」でさえ、心の炎を消すことはできない。
心を燃やして、自分を、仲間を、未来を信じ続けろ。
笑って、美しく散っていくために。
決意を餞に、次の世代へ炎を繋いでいくために。
今、世界で一番“余韻がエネルギッシュ”な映画でした。
煉獄さん、ありがとう。お疲れ様でした。
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