国際アンデルセン賞にも輝いた児童文学作家の上橋菜穂子の原作「守り人」シリーズを3年がかりで実写映像化するファンタジーシリーズの第2弾となる「大河ファンタジー 精霊の守り人 悲しき破壊神」が絶賛放送中です。この作品では主演の綾瀬はるかの華麗なアクションシーンやVFXを駆使した壮大な映像が見どころとなっています。
「大河ファンタジー 精霊の守り人 悲しき破壊神」のあらすじ
新ヨゴ国の皇太子となったチャグムと彼の体に宿っていた精霊の卵を守り通した短槍使いの女用心棒のバルサ(綾瀬はるか)ですが、育ての親であるジグロの敵のカンバル国王・ログサムの暗殺に失敗して逃亡生活をおくることになります。そして、そんな中でバルサはロタ王国に薬草を求めてやって来た幼なじみのタンダ(東出昌大)と再開して、旧交を温めます。
そんな二人が泊まっていた宿でバルサは、人買いによって囚われていた、少年のチキサ(福山康平)と少女のアスラ(鈴木梨央)の兄妹に出会います。諍いから人買いがアスラを怒らせてしまうと、少女の体からは光が現れて、人買い達を次々に殺して行きます。その攻撃から逃れることができたバルサはアスラとチキサを助けることを決意しますが、少女の体に不気味なものが宿っていることを感じたタンダはバルサにアスラたちに深く関わらないように忠告をします。
豪華なキャスト陣が話題!
「大河ファンタジー 精霊の守り人 悲しき破壊神」では豪華なキャスト陣も話題です。主演のバルサ役には綾瀬はるかが、バルサの理解者でもあるタンダには東出昌大が前作に引き続いて演じます。また、成長したチャグムは前作の小林颯から交代して板垣瑞生が、物語の中で重要な役割を果たすアスラには鈴木梨央が抜擢されています。
そして、アスラを狙う呪術師のシナハには真木よう子が、アスラの母のトリーシアには壇蜜が、そんなトリーシアの恋人だったイーハンはディーン・フジオカが、その他にも柄本明・鈴木亮平・高良健吾などが名を連ねるなどこのドラマのキャストは豪華です。
アクション女優として進化を見せる綾瀬はるか!
主人公のバルサは短槍使いの女用心棒という設定のために主演の綾瀬はるかもこの作品では激しいアクションに挑戦しています。前作の自分のアクションにメリハリ
が足りなかったと感じた綾瀬はるかは、槍の使い方を指導する先生と自分のアクションを撮影して、どこが違うか研究を重ねたそうです。そうした彼女の努力が光るのもこの作品の注目ポイントと言えます。また、綾瀬はるかは激しいアクションシーンもこなすなど、日本では珍しいアクション女優としての才能を見せているのも見どころです。
VFXを駆使した迫力の映像!
大河ファンタジーと銘打つこの作品では、CGを使った映像も見ものです。特にその中でも、話題を集めたのが第4回「笑う魔物」でのバルサとオオカミの大群との死闘の場面です。さすがに本物のオオカミと生身の人間とを対決させるわけにはいきませんが、しかし、最新のVFXを使用することで、まるで息をしている本物のオオカミが目の前に登場するかのように映像で表現されています。また、オオカミがジャンプしてバルサ達を襲うときの動きもスリリングで迫力のある映像に仕上がっていて、興奮する場面と言えます。
ロケーションの魅力を生かした神秘的な映像!
派手なアクションやVFXに加えて、このドラマにはロケーションの魅力を生かした映像の魅力も加わります。青森県下北半島に位置する仏ヶ浦で撮影が行われた第3回「光の力」では、この奇妙な形態の断崖や巨岩が連なるこの場所の風景の魅力を生かした神秘的な映像を作り出しています。こうしたロケーションの魅力を生かした壮大なスケールの映像もこのドラマの大きな魅力です。
まとめ
「大河ファンタジー 精霊の守り人 悲しき破壊神」は、日本のドラマとしては珍しいVFXを活かした大規模な冒険活劇としての魅力に溢れた作品です。また、豪華なキャストとロケーションの映像の魅力も加わった娯楽作品として魅力的な作品だと言えます。
参考元
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