【不朽の名作】スラムダンクの感動するシーン:花道から晴子への告白

インターハイ第二戦にして日本一「山王工業」との対戦

湘北高校は、大阪の豊玉高校とのインターハイ初戦を見事勝利します。勢いづく湘北高校の面々ですが、続く第二戦の相手を安西先生から聞いて黙りこみます。

なんと、その相手は日本一の強豪校である山王工業だったのです。初戦を終えた夜のミーティングで、この事実をいきなり選手に告げるか安西先生も迷いました。しかし、偶然再会した大学同期(豊玉高校の前任監督)に後押しされ、選手に告げることを決めたのでした。

これを聞いた一同は、しばらくは山王工業の選手のビデオを見ていましたが、自分がマッチアップするであろう選手のプレーを目の当たりにして、皆揃って夜風に当たりにいくのでした。

試合開始！湘北の奇襲！！

安西先生は、どうしたら選手逹を勝たせてあげられるか作戦を練りに練ります。寝言で「勝てる」と呟くほどにシミレーションをし、試合当日を迎えます。

そんな安西先生の作戦は、まず試合開始直後に桜木と宮城で奇襲を行うことでした。ポイントガード(ドリブルを得意とするゲームメイクするポジション)の宮城から桜木へのキラーパスが見事に決まり、桜木のアリウープが見事に決まります。

序盤戦でのキーマン:三井寿

そんな奇襲で、会場がどよめきに包まれるものの、キャプテンであるポイントガードの深津を中心とし山王工業の選手には通じませんでした。

再びゲームの主導権を握られるも、湘北はスリーポイントシューターの三井寿にボールを集め、これに対抗します。その日の三井寿は、いつにも増して調子が良く、かなりのクイックモーションでも、山王工業の厳しいディフェンスに遭っても、スリーポイントを量産しました。

終わってみれば、前半戦はほぼ拮抗した展開に終わり、湘北高校としては大善戦となりました。

山王工業伝家の宝刀！後半開始早々のゾーンプレス

勢いづく湘北高校ですが、後半は開始早々から山王工業が圧倒します。湘北高校のポイントガードである宮城を徹底マークし、さらに他の選手たちへのパス経路も塞ぐゾーンプレスを行います。

これにより、湘北高校は前半開始からしばらくの間、コートの半分すら進めない状況に陥ります。その間、山王工業は湘北に20点の大差をつけたのでした。

エース流川&リバウンド王桜木の活躍

そんな中、エース流川の活躍により湘北は盛り返します。高校生NO.1プレイヤーである沢北とのマッチアップにより、自身だけでなく周りを活かすプレーを身につけます。

さらに、リバウンド王桜木が、山王工業をも圧倒する跳躍を見せ、ことごとくオフェンスリバウンドを取るようになります。

ルーズボールも逃さない！桜木の意地

だんだんと無名の湘北が山王工業にくらいつく中、試合終了の時も迫ります。

ここで点を取らなければ厳しい場面で、桜木はルーズボールに全力で飛び込み、机にぶつかった衝撃で気を失います。

桜木の晴子への告白

コート横で介抱される桜木の元に、桜木軍団の面々や、晴子が詰めよります。桜木は気を失いながら、バスケを始めた頃を思い出します。

桜木がバスケを始めたのは、一目惚れした晴子に誘われたからで、その時はバスケなんてからっきし興味ありませんでした。

その時、晴子にバスケが好きかと聞かれたのを思い出し、目を覚まします。そして、目の前に来ていた晴子に向かって「大好きです。今度は嘘じゃないっす」と告げるのでした。

バスケが好きになったことを告げた花道ですが、周囲は桜木が晴子に告白したと思います。