出演作品はまだそれほど多くはありませんが、出演作と共にイケメンに成長しているニコラス・ホルト。子役から大成するのが難しいこの業界において、数少ない成功者とも言えます。そんなニコラス・ホルトがイケメンに成長していく様子を、彼の出演作と共に紹介します。
デビュー作は「Intimate Relations」
2017年4月現在ニコラス・ホルトは27歳になりますが、俳優としてデビューしたのはわずか7歳の時なので、俳優暦は既に20年にもなります。
ニコラス・ホルトの記念すべきデビュー作は、1996年に公開された「Intimate Relations」。
1956年にイギリスで実際に起こった事件を題材としていて、「アルバート・グージー」で調べると事件の詳細を知ることが出来ます。
脚光を浴びた「アバウト・ア・ボーイ」
ニコラス・ホルトの名前を一躍有名にした映画と言えば、やはり2002年の「アバウト・ア・ボーイ」ではないでしょうか。
「アバウト・ア・ボーイ」の簡単なあらすじ
仕事にも就かず、独身で自由気ままに暮らしている38歳のウィル。父親が残してくれたヒット曲の印税収入があるため、生活に困ることもなく悠々自適な毎日を送っています。
あるきっかけからウィルはシングルペアレント(片親)の会に出席し、そこでシングルマザーを母に持つ少年マーカスと知り合います。
マーカスの母フィオナはエキセントリックな所があり、マーカスはそんな母にうんざりしつつ心配もしていました。
また、マーカスはフィオナにより一風変わった教育をされていて、それを理由に学校ではいじめられていました。
ウィルと知り合って以降、マーカスはウィルの家に入り浸るようになり、年齢差のある二人には友情らしき物が芽生えるのですが・・・。
まだ幼さの残るニコラス・ホルト
「アバウト・ア・ボーイ」に出演した時、ニコラス・ホルトは13歳でした。
マーカスはエキセントリックでヒッピー風な母親に育てられているという設定だったこともあり、少々ダサめな少年を演じています。
作中でウィル役のヒュー・グラントと、ニコラス・ホルト演じるマーカスが歌う「キリング・ミー・ソフトリー」のシーンは必見です。
イケメンへと成長した「シングルマン」
「アバウト・ア・ボーイ」出演から7年後の2009年、コリン・ファース主演の「シングルマン」に出演したニコラス・ホルト。7年という歳月を経て、ニコラス・ホルトは驚くばかりのイケメンへと成長しています。
「シングルマン」の簡単なあらすじ
長年の恋人であったジムを交通事故で失くしてしまったジョージ。その悲しみと孤独は深く、ついにジョージは今日で自分の人生を自分で終わらせる決意をします。
身辺整理を行うと共にこれまでお世話になった人々へ感謝の気持ちを伝え、自殺を決行しようとすると、かつての恋人であったチャーリーから電話がかかってきます。
一旦自殺を取りやめ、チャーリーの家で色々なことを語り合いますが、ジョージの悲しみと孤独は癒えることはありませんでした。
チャーリーの家を後にしたジョージは、ずっと彼を追い続けていた教え子であるケニーと出会うのですが・・・。
美しく成長したニコラス・ホルトに驚愕!
美しい映像と演出で話題になった「シングルマン」は、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など多くの賞にノミネートされています。
中でも、多くの観客が驚いたのは「アバウト・ア・ボーイ」から美しく成長したニコラス・ホルトの姿ではないでしょうか。ニコラス・ホルトは作中でオールヌードを披露していることも話題となりました。
また、多くの賞に輝いた「シングルマン」ですが、ニコラス・ホルトも英国アカデミー映画賞のライジング・スター賞にノミネートされています。
イケメンゾンビ!「ウォーム・ボディーズ」
2013年に公開された「ウォーム・ボディーズ」では、ニコラス・ホルトが主演のゾンビ役を務めています。同年、「ウォーム・ボディーズ」よりも一足先に公開された「ジャックと天空の巨人」でも主演を務めるなど、ニコラス・ホルトが大きく活躍した年でもありました。
「ウォーム・ボディーズ」の簡単なあらすじ
この世界では伝染病に感染してゾンビとなった者たちと、感染していない人間たちが暮らしています。ゾンビ達は皆で集まり空港を拠点とし、食料として人間を食べています。
人間たちはそんなゾンビ達から襲われないように、高い壁を作ってその中で生活しています。
住む世界がまったく別れてしまったゾンビと人間。
ある日、ジュリーとその恋人、仲間たちは壁の向こう側に行くこととなるのですが、そこでジュリーの恋人はゾンビの青年Rに食べられてしまいます。
ゾンビは相手の脳を食べると食べた相手の記憶を共有することが出来ます。このため、Rは食べた相手の恋人であるジュリーに対して特別な感情を持ってしまいます。
Rは迫り来るゾンビや骸骨からジュリーを守っていくうちに、他のゾンビ達にも少しずつ変化が現れ・・・。
演技力が高く評価されたニコラス・ホルト
2011年に公開された「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではビースト役としてミュータント姿を披露したニコラス・ホルトですが、本作ではゾンビとなって登場します。
往年のゾンビ像とはかなりかけ離れた美しいゾンビですが、それ以上に評価されたのがニコラス・ホルトの演技力。ニコラス・ホルトは今作でゾンビ役を演じるにあたり、シルク・ドゥ・ソレイユで指導を受けています。
また、ニコラス・ホルトはこの作品で、「ティーン・チョイス・アワード 2013」の新人賞を受賞しています。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ではこんな姿に!
2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」では、素顔のイケメンを封印して登場したニコラス・ホルト。公開当時は、「これがニコラス・ホルト!?」と驚いた人も多かったようです。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の簡単なあらすじ
核戦争により汚染された世界では、砂漠化が進み人々は水や石油を奪い合っています。
そんな中、家族を失った元警官のマックスはイモータン・ジョーをリーダーとする武装集団「ウォーボーイズ」に襲われ捕らえられてしまいます。
愛車であるインターセプターも奪われた上、環境汚染により新鮮な血液が必要なメンバーのために無理やり血液を供給する「輸血袋」にされてしまいます。
ある時、「ウォーボーイズ」の女性大隊長フュリオサがイモータン・ジョーを裏切り、石油と監禁していた彼の妻達を連れて脱走します。
怒ったイモータン・ジョーは援軍を送り込むと同時に、自ら名乗り出た「ウォーボーイズ」のニュークス、そしてニュークスの「輸血袋」としてマックスもフュリオサを追跡することになるのですが・・・。
初見では気づかない!?
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でニコラス・ホルト演じるニュークスは、スキンヘッドに白塗りというイケメンの片鱗がほぼ見えない姿で登場します。
この強烈な姿になるためにニコラス・ホルトは2時間かけてメイクし、また役柄のために体重も落としています。
最新作は、「Sand Castle」(原題)
ニコラス・ホルトの最新作は「Sand Castle」になります。イラクが舞台となった戦争映画で、ニコラス・ホルトは主人公マット・オークルを演じます。
共演は、「マン・オブ・スティール」や「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でクラーク・ケントを演じたヘンリー・カヴィルです。
こちらの映画は、動画配信で有名な「Netflix」のオリジナル映画になり、2017年4月21日から配信開始の予定となっています。
参考元
- ・参照リンク:ニコラス・ホルト - Wikipedia
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