絶賛公開中の『コードギアス 復活のルルーシュ』が、先日興行収入10億円を達成!その記念舞台挨拶が4月13日に新宿バルト9で開催され、ルルーシュ役の福山潤さん、C.C.役のゆかなさん、カレン役の小清水亜美さん、そして監督の谷口悟朗さんが登壇しました。この記事では、公開から2ヶ月経った今だからこそ聞けた裏話をご紹介します!
(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2018 CLAMP・STこんにちは。aukana編集部のおゆりです!
大人気作品『コードギアス』シリーズの新作として2月9日に公開され、話題を呼んだ『コードギアス 復活のルルーシュ』。
その興行収入10億円達成を記念した舞台挨拶が、4月13日(土)に新宿バルト9で行われました。
舞台挨拶には主人公ルルーシュ役・福山潤さん、C.C.役・ゆかなさん・カレン役・小清水亜美さん、そして監督の谷口悟朗さんが登壇。
今回は、公開から2ヶ月経った今だからこそ聞けた『コードギアス 復活のルルーシュ』にまつわる3つの裏話をご紹介します。
『コードギアス 復活のルルーシュ』今だから話せる裏話3選!
和やかな雰囲気で始まった今イベント。
舞台挨拶では、コードギアスファンにはたまらない裏話が盛り沢山でした!
その中から編集部員が選んだ3つの裏話をさっそく紹介していきます。
コードギアス 復活のルルーシュの裏話① “TVシリーズとは違う”ルルーシュを監督は意図的に演出していた!?
(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2018 CLAMP・ST「TVシリーズと今作で、キャラクターの関係性が変化したことをどう思うか」という質問を受け、福山さんと谷口監督は「ルルーシュ」についてこう話してくれました。
福山:TVシリーズで、ルルーシュはどこか偽っていたので、本当のことを伝えても周りからは信用されませんでした。
一方、今作でルルーシュは何も背負っていません。
そんな「プレーンなルルーシュ」が素直な人間性を見せたのが印象的でしたね。
谷口:TVシリーズのルルーシュは「妹のナナリーを守らなきゃ」という覚悟を持っていました。だから、共に戦うC.C.に対してさえも素直に心を許すことができなかったんです。
「プレーンなルルーシュ」は、ルルーシュの隠れた人間性です。
だから、今作ではルルーシュが素直な人間性を見せる描写をかなりあちこちにいれましたよ。
たとえば、今作でカレンがルルーシュに抱きつくシーンがあるんですが、そのあとにルルーシュがすごく困惑するカットをいれました。
TVシリーズではなかった描写をたくさん入れることができて、楽しかったです。
コードギアスファンおゆりの解説:死を経験したルルーシュが悟ったこと
谷口監督と福山さんが話されていたように、TVシリーズのルルーシュはナナリーへの想いが強いあまりに周りを疑い、自分を偽っていました。
一方今作では、素直に感情を表に出したり、「自分の正直な気持ちを仲間に伝える」場面がたくさんあります。
前作で一度、死を経験したルルーシュは、人生において「取り繕うこと」は必要のないことだと悟ったのかもしれません。
コードギアス 復活のルルーシュの裏話②「福山さんがすっごい悪い顔で笑いながら話しかけて来たんです」
(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2018 CLAMP・ST続いて話は福山さんとゆかなさんにバトンタッチ。
ゆかな:ちょっと言いたいことがあるんだけど…言っていい?
一同:いいですよ!
ゆかな:劇場総集編3部作※が公開される前に、福山さんがすっごい悪い顔で笑いながら「これはちょっと外では言えないですけど、割食いましたね」と言ってきたんです(笑)
※劇場総集編3部作とは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』TVシリーズ全50話を、3本の映画に再構成した作品のこと。『コードギアス 復活のルルーシュ』はこれに連なる作品。
一同:どういうこと!?
福山:説明させてください!(笑)
劇場総集編3部作では、キャラクターの性格がTVシリーズとは少し変化しましたよね。
とくに C.C.はTVシリーズと同じストーリーなのに、新たな面を見せなきゃいけない描かれ方をしてました。なので、ゆかなさんにだけ伝わるように僕なりの表現で「割食いましたね」と言ったんです(笑)
一同:(笑)
コードギアスファンおゆりの解説:声優の想いがキャラクターの魅力に!
「割食った」は「損をする」という意味がありますが、そこに込められた意味は福山さんとゆかなさんのみぞ知る…。
「声優さんたちがどんな想いでキャラクターを演じているか」映画を観るだけでは知ることができません。
お二人が楽しく話している姿を見て、キャラクターの新たな一面をそれぞれが楽しく演じていることが伝わってきました。
TVシリーズから10年経ち、キャラクターが変化しているように、声優さんたち自身も変化しています。
そんな互いに変化するキャラクターと声優の間に共感が生まれ、今作でもTVシリーズに劣らない魅力的なキャラクターが創り上げられたのではないかと思いました。
コードギアス 復活のルルーシュの裏話③「C.C.にピザを食べさせなかったこと、気づいてた?」
(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2018 CLAMP・STゆかなさんのぶっちゃけ話につられるように、谷口監督も「そういえば…」と話を切り出します。
谷口:実は今作で入れるか入れないか迷ったのが「C.C.にピザを食べさせるか食べさせないか」ということです。
TVシリーズにおいてピザはC.C.の自由奔放な振る舞いやわがままを表現するものだったので、結局今作では入れませんでした。
もし入れるなら、映画のエンドロールが終わったところで「ルルーシュとC.C.が2人でピザをほおばってる」のはどうかと思いましたが…
一同:(爆笑)
谷口:それがラストで終わったら、映画を観た方に怒られるからやめました(笑)
コードギアスファンおゆりの解説:幼い面と大人な面が存在する人間らしさ
TVシリーズでC.C.がピザを美味しそうに食べる姿は、彼女の無邪気で可愛い少女のような一面が垣間見れるシーンとして見どころの一つでした。
そんなC.C.が観られなかったのは悲しいですが、今作では彼女がルルーシュを母のように世話する場面が何度も登場しており、「今作で描きたかったC.C.像と外れているから描かれなかった」というのは納得でした。
どんな人のなかにも、幼い面と大人な面が同時に存在します。
C.C.は無邪気な少女の一面に加えて、今作で母性を持った一面を見せたことで、より人間らしいキャラクターになることができたのではと感じました。
『コードギアス』は、映画もTVシリーズもチェックしてほしい神アニメ!
(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2018 CLAMP・ST大人気シリーズ『コードギアス』の完全新作として制作された『コードギアス 復活のルルーシュ』。
この映画は、『コードギアス』ファンの方はもちろんのこと、『コードギアス』を知らない人でも楽しめる内容になっています。
ぜひ『コードギアス 復活のルルーシュ』もTVシリーズ・劇場総集編3部作も観て、キャラクターやその関係性の違いを楽しんでみてください!
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