漫画雑誌「月刊モーニング・ツー」で大人気連載中の「聖☆おにいさん」。 連載100回を超えた本作品は、マニアックなネタとシュールな笑いが、コアなファンの心と足をがっちりつかんで離しません。 しかし、漫画の内容が内容だけに、実写化は難しいと言われ続けた本作品。この度、なんと山田孝之さんプロディースで、実写ドラマ化の計画が進んでいるようです・・・
原作「聖☆おにいさん」とは
10秒で分かるあらすじ・解説
舞台は日本。東京都立川の安アパートで暮らす、神の子イエスと仏のブッタ。日常生活を送りながら、彼らは意図せずにうっかり奇跡を起こしてしまったり、うっかり目立ってしまったり、なぜか崇拝されたり・・・
日常と非日常が絶妙に掛け合わされた、独特の空気を醸し出す世界観。何気ない日々の中でくり出されるマニアックな宗教ネタが、思わずクスッとする笑いを生み出しています。
登場人物ブッダ・見た目も中身もインパクト大
ブッダ(主役)
羽を休めるため(バカンスしに)地上に降り立った、言わずと知れた開祖様。節約家で、家事全般を仕切り、螺髪・額の白毫(びゃくごう)と、長い耳たぶが特徴的な青年です。本作の中でも、数少ない常識を備わっているように見える人。いじられキャラ的な存在で、居るだけ笑いを取れる貴重な人材です。
普段は温厚の彼ですが、怒らせると頭が発光します。4回怒らせると大変な事が起こるそうです。(仏の顔も3度まで)転た寝をすれば、どこからともなく動物たちがやって来て彼の周りに集まります。動物たちに好かれすぎるのが彼の悩み、一度で良いから嫌われたいと考えているようです。
また、誰彼かまわず、すぐ人に出家を勧めるクセがあり、よくイエスに注意されています。
良い意味の三日坊主で、大抵のことは3日の内に極めてしまう凄い潜在能力の持ち主。絵を描くことが得意で、漫画家デビュー「悟れ!アナンダ!」の執筆ギャラを生活費の足しにしています。
登場人物イエス・よく天に召されかかる自由人
イエス(主役)
ブッダと共に地上へ、バカンスに降り立った神の子。衝動買いがたまに傷で、同居人ブッダの悩みの種。
容姿は近所の女子高校生曰く「ジョニーデップに似てる」
何事も形から入るタイプで、子供っぽくてノリが良いキャラクター。その場のインスピレーションで生きている節があり楽天家。あまり働かず、部屋でゴロゴロしていることが多く、暇人。
そんな生活を続けているせいで、筋力は落ち、絶望的な体力に。ブッダと一緒にやったマラソンでは、すぐに息を切らせてギブアップしてしまっています。そのくせオンラインゲームを弟子達と興じたり、趣味で始めたブログが大人気になったり、最新のツールや情報には強い様子。ハンドルネームは共通して「いえっさ」を使っています。
また、彼の血を吸った蚊は「意識高い系の蚊」に進化し、以後吸血の際かゆみ成分を出さなくなり、痛みだけが残ります。
彼らを取り囲む濃ゆいキャラクター達
苦労性で猪突妄信型・ブッダの末弟子
アナンダ
ブッダの弟子で、ブッダか描く「悟れ!アナンダ!」の主人公。ブッダの一番最後の弟子、そのためいつまでも下っ端気質が抜けきらない苦労人。行きすぎた自己犠牲の精神は、ブッダを困惑させるほど。
几帳面で節約家な性格で、天界の経理を一手に引き受けています。その手腕は素晴らしく、お盆で使ったナスやキュウリを経費で落とすほど。
整った容貌から女性に非常にモテるが、自分は人を惑わす呪われた顔を持っていると思い込み、「モテない顔」=「神に祝福された顔」だという不思議な考えを持っているようです。
天界のパリピ天使集団・イエスのお守り担当
大天使達
ミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエル。イエスを天界から常に見守っている、アイドル天使集団。
イエスが涙を流せば、イエス様の涙=イエス様迫害と勘違いした彼らがすぐさま駆けつけ、近所迷惑が心配になるほどの大騒ぎ。(※彼らの安アパート、壁薄い)・・・イエスがジャンプしたり高いところに上れば、「天に召されたいのか(戻りたいのか)」と勘違いした彼らが、イエスを迎えに行ったりします。
またイエスが頭に被っている茨には、天界に通じるGPSとブザーが内蔵されており、鳴らすとものの5秒で駆けつけます。(某警備会社もびっくりの安心駆けつけサービス)
不可能だと思われた実写化
「聖☆おにいさん」まさかの実写ドラマ化!?
宗教ネタが物語の中で連発されているこの作品。当然実写化にあたって、多方面からの反発や非難が予想されていました。しかし、難しいと言われてきた実写化がついに実現するようです。
もとの宗教の概念を超えて、独特の着眼点を持った、オリジナリティー溢れる「聖☆おにいさん」。この作品の世界観を、どうしても実写で表現したいと俳優山田孝之さんがプロデュース。「勇者ヨシヒコ」等の監督福田雄一さんが監督・脚本を務めることになりました。
気になる配役はどうなる?
「聖☆おにいさん」の実写化にあたって、監督・脚本のみが決まっている状況です。しかし、早くもネット上では配役は誰になるのか予想合戦がスタート。
アニメ版の配役声優が有力!?
実は「聖☆おにいさん」は既にアニメ化、アニメ映画かされています。そのときの声優は、ブッダを星野源さんが、イエスを森山未來さんが担当していました。そのため、彼らが実写映画にキャスティングされるのではないかと囁かれています。
ブッダの声を担当した星野源さんは、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも好演している実力俳優の一人です。配役が決まれば注目間違いなしの映画になるでしょう。イエスは、実写化を後押しした山田孝之さんが、イエスのイメージに近いと、彼のキャスティングを予想する声が高いです。
実写版「聖☆おにいさん」スタートはいつ?
今の段階では、プロディースをしたのが山田孝之さんで、監督・脚本が福田雄一さんであること以外、公式にはオープンにされていません。「ゆるーく」続報を待ちましょう。
参考元
- ・参照リンク:聖☆おにいさん - Wikipedia
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