人気バスケ漫画「SLAM DUNK」に登場する選手の中にはモデルがいたことをご存知ですか?世界最高峰のリーグ・NBAで活躍した名選手たちがモデルとなっていたとされています。今回は、湘北高校バスケ部の選手たちのモデルとなったNBA選手をご紹介していきます。
桜木花道は「ロッドマン」!? 「バークレー」!?
自称天才・桜木花道のモデルとなった選手は2人いると言われています。
出典:amazonデニス・ロッドマン
まず1人目が、シカゴブルズで神様マイケルジョーダンと共にNBA3連覇を成し遂げたデニス・ロッドマンです。
桜木とロッドマンには以下のような共通点があります。
①奇抜な髪型
赤い髪で坊主頭です。
②高いリバウンド力とディフェンス力
桜木は自称・リバウド王でロッドマンは7年連続リバウド王を獲得しました。
③背番号10
ロッドマンは移籍したチームで10番が使えなかった場合は、91や73といった足して10になる数字を背負っていました。
④ルーズボールへの執着心
2人とも怪我を恐れずベンチや観客席に飛び込みながらルーズボールを追う諦めないプレースタイルです。
⑤超が付くほどの問題児
共にチームメイトと頻繁に問題を起こしていました。桜木は謹慎処分を受け、ロッドマンは訴訟問題に発展するほどでした。
チャールズ・バークレー
そして、もう1人のモデルとなったプレーヤーは、フェニックスサンズに所属し、マイケルジョーダンのライバルであったチャールズバークレーです。
桜木とバークレーには以下のような共通点があります。
①パワーフォワードとしては身長が低い
桜木は189cmでバークレーは198cmと、高校バスケとNBAそれぞれのパワーフォワードとしてはかなり身長が小さいです。
②高い跳躍力と滞空時間の長さ
身長の低さをカバーするだけのジャンプ力を兼ね備えていて、自分より身長の高い選手とも渡り合っていました。
③リバウンドの名手
バークレーもかつてリバウンド王を獲得したリバウンドの名手でした。
④ミドルシュートが得意
パワーフォワードでありながらゴール下だけでなくミドルシュートも非常に得意でした。
桜木のモデルはどっちなのか!?
桜木のモデルとして最も有力視されていたのはロッドマンでしたが、作者の井上雄彦先生はそれを明確に否定しています。井上先生は、「桜木のモデルはいない、いるとすればチャールズバークレーです。」と明言しました。
というのも、実はSLAM DUNKの連載が始まった当時ロッドマンはNBAで活躍していたものの、その風貌は黒髪で坊主というごく普通のものでした。赤髪になったのは連載が始まってからしばらく経ってからのことで、赤髪で坊主頭というのは単なる偶然だったのでしょう。
流川楓は「マイケルジョーダン」!?
出典:amazon寝ながら自転車に乗ることができる不思議な男・流川楓のモデルは元シカゴブルズで、バスケットボールの神様と呼ばれたマイケルジョーダンだとされています。
その理由として以下3つのことが挙げられます。
①右腕のリストバンド
流川は試合で必ず右腕にリストバンドを着けています。ジョーダンも試合では必ず右腕にリストバンドを着けていています。流川は黒を、ジョーダンは赤とリストバンドの色は違いますが、リストバンドの長さや着ける位置は同じです。
②シュートフォーム
シュートフォームは瓜二つで、打点の高さや打った後のフォロースルーが特によく似ています。
③高い得点能力
様々な得点パターンを持っていて、外からのシュートだけでなくインサイドでのパワープレーや1対1の能力も高いです。
赤木剛憲は「ユーイング」!? 「ジャバー」!?
「ゴリ」こと赤木剛憲のモデルも2人いるとされています。
出典:amazonパトリック・ユーイング
まず1人目が、元ニューヨークニックスのセンタープレーヤーのパトリック・ユーイングです。
その理由は、
①見た目がよく似ている
赤木は、桜木やその仲間から「ゴリ」または「キングコング」と呼ばれていて、ユーイングもファンから「キングコング」という愛称で呼ばれていました。
②恵まれた体格
赤木は197cm/93kg、ユーイングは213cm/115kgというセンタープレーヤーとしては十分すぎる恵まれた体格の持ち主でした。
③派手なダンク
共にインサイドでは無類の強さを発揮し、ゴール下の密集地でもダンクをしたり、ブロックの上からダンクをしたりするなどのパワフルなプレーをしていました。
カリーム・アブドゥル・ジャバー
もう1人は、元レイカーズのカリーム・アブドゥル・ジャバーです。
その理由は、
①赤木は海南大付属戦で足首を捻挫しても試合に出続け、ジャバーも1980年のNBAファイナルで捻挫をしても試合に出続けました。
②赤木の部屋にはジャバーのポスターが飾られています。赤木にとってジャバーは目標とする選手だったのかもしれません。
三井寿は「マーク・プライス」!?
出典:amazonあきらめの悪い男・三井寿のモデルとなったのは、元キャバリアーズのマーク・プライスだとされています。
その理由は、
①3ポイントの名手
三井は、言わずと知れた3ポイントの名手で、プライスもNBA屈指の3ポイントシューターでした。
②総合的に高い能力
三井といえば3ポイントというイメージが強いですが、中学時代に大会MVPに輝くほどの実力で、ドリブル、パス、ディフェンスすべてに長けていました。プライスも、3ポイント以外の能力も非常に高いプレーヤーでした。
③ポジションが同じ
共にポジションはシューティングガードでした。
④膝の怪我
三井は高校入学後すぐに膝を怪我してバスケ部を辞めました。プライスも膝の怪我が原因で引退しました。
宮城リョータは「ケビン・ジョンソン」!?
出典:amazon電光石火のポイントガード・宮城リョータのモデルとされているのは元フェニックスサンズのポイントガード、ケビン・ジョンソンです。
その理由は、
①背番号が同じ
共に背番号は7で、かつてジョンソンが所属したフェニックスサンズでは7番が永久欠番になっています。
②小柄で独特の髪型
身長が小さく、髪型も同じツーブロックでした。
③アシスト能力が高い
身体能力が高く、点取り屋というよりアシストを得意としていました。
木暮公延は「ジョン・パクソン」!?
出典:amazon眼鏡がトレードマークの副キャプテン・木暮公延のモデルとされているのは元レイカーズのジョン・パクソンです。
その理由は、
①勝負を決める3ポイントシュート
木暮はインターハイ予選の陵南戦で勝利を決定づける3ポイントを決めました。パクソンも1993年のNBAファイナルで勝利を決定づける3ポイントを決めました。
②心優しい性格
共に紳士的で心優しい性格の持ち主です。
【番外編】湘北高校のモデルは!?
湘北高校の美術的なモデルと言われているのが、都立武蔵野北高校です。
湘北高校は神奈川の高校なので、東京の高校がモデルになっているというのは不思議な感じもしますが、体育館は勿論のこと、校舎の外観だけでなく教室や廊下までもがよく似ていて、公立高校であるという点も一致します。
湘北バスケ部のユニフォームのモデルは、当時マイケルジョーダンらスター選手が多数所属して黄金期を迎えていたシカゴブルズです。
湘北は、濃色ユニフォームが赤地に黒文字、淡色ユニフォームが白地に赤文字というデザインであり、当時のブルズと全く同じデザインでした。
まとめ
井上先生は、桜木のモデルはチャールズ・バークレーだと名言しましたが、それ以外の選手については誰をモデルにしたのか明らかにしていません。
しかし、それぞれに多くの類似点があることからモデルにした選手であることはも違いないはずです。
モデルとなった選手の映像と『SLAM DUNK』を照らし合わせながら読むと、容姿やプレースタイルなどで似た点を見つけることができるでしょう。
参考元
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