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2017/03/23
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小さいけれど、無限の世界【豆本づくりのいろは】

手のひらに収まる小さな本。読むのも楽しいけれど、作るのはもっと楽しい。初心者向けから上級編まで丁寧に解説された、豆本を作る本です。

目次

・自分の本を、作ろう

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世界各地で古くから作られ、愛されてきた豆本。豆本とひとくちに言っても、サイズも材質も、作り方も様々です。

手を握ればすっかり隠れてしまうほど小さいのに、ちゃんと表紙がついていて、ページをめくると本文もしっかり書いてあって……。現代でも豆本の数々は、我々を魅了してやみません。

それを作るとなると、細かい作業が多いですから、とっつきにくく感じる方もいるでしょう。しかし、本書では珍しい道具は使いません。手芸が好きな人ならば、家の中のものだけで事足りるかもしれません。

自分だけの一冊を、作ってみてはいかがでしょう。

・初心者ならまずはここから。

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はじめから「本らしい本を作ろう」と意気込まないで、まずは簡単なものから作ってみましょう。

細長く切った紙に、芯を当てて撒いていくだけの”巻きもの式豆本”。開きっぱなしにならないように紐やリングで閉じれば、それだけでも立派な豆本です。

ぺージという区切りがないので、文字のみらずイラストや写真を大胆に配置できるのが魅力的。

本らしくぺージをめくれるようにしてみたいなら、糸をかけて結ぶだけのカード式がおすすめです。もうすこしページ数を増やしたいなと思ったら、真ん中に1つ閉じ穴をあけるだけでも安定感が増しますよ。

・もっと本らしく!

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中綴じタイプは、本というより冊子という印象が強いかもしれません。もっと本らしくしたいという方は、アコーディオン折り本に挑戦してみましょう。

ただ蛇腹状に折るだけでも本にはなりますが、ひと手間くわえることで背表紙をつけることができます。ここに署名など書き込めば、一気に本らしくなりますよ。

このタイプの本も、ひもで閉じられるようにしますが、革ひもを使ったりチャームをつけてみたり、アレンジもできます。

・ここから上級編

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次はハードカバー本に挑戦です。これができるようになれば、豆本上級者と言えるでしょう。

糸で閉じて、カバーを作って、貼り付けて……と工程は激増。細かい作業も多く、根気を要求されること、間違いなしです。ですがそのぶん、完成させたときの満足感は格別ですよ。

それにハードカバーの作り方をマスターすれば、表紙が紙でない本も作れるようになりますよ。布張り表紙や革装丁など、デザインの幅がぐっと広がります。

革装丁の本を作るなら、専門の道具は要りますが、箔押しをすると存在感のある本になります。ぜひ試してみてください。

・中身にも、こだわりたい

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装丁も大切ですが、中身もこだわりどころ。好きなものをめいっぱい詰め込みましょう。

イラスト、小説、詩に写真……紙の上に表現可能なものは、すべて豆本の中に閉じ込めることができます。奥付を作れば、より一層本格的に。

背表紙なしのアコーディオンや巻きもの式など、ページという枠に捕らわれずに作れる豆本なら、ひとつなぎの紙をキャンバスにして、いっそう大胆にデザインすることができます。あなたのセンスの見せ所です。

中身を考えるのが不得手な方は、いっそまっさらにするなり、罫線だけ引くなりして、メモ帳にしてしまうのもアリですよ。自分で装丁したメモ帳を使うなんて、なかなか無い機会だと思いませんか?

・手のひらに収まる贅沢

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今すぐできる簡単製本と、じっくり時間をかけるハードカバーの豪華装丁本。

手間暇はそれぞれに違っても、一冊仕上げた時の感動に違いはありません。

自分で作った、自分のための、世界に一冊だけの本。これほどの贅沢は、ちょっとありませんよ。

参考元

  • ・豆本づくりのいろは河出書房

当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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