「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフシリーズの第1弾となる「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が2016年12月16日から日本でも公開されます。この作品はシリーズ1作目の「エピソード4/新たなる希望」の直前までの物語が描かれます。また、人気キャラのダース・ベイダーが登場することや監督のギャレス・エドワーズの演出にも注目が集まっています。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のあらすじ
銀河共和国に帝政がしかれ、銀河帝国による支配が開始されますが、反乱同盟軍が結成されて帝国に抵抗を開始します。それに対して帝国軍は銀河全体を脅かす究極の兵器“デス・スター”の建設を開始します。反乱同盟軍は天才科学者であるゲイレン・アーソから暗号化されたメッセージを受け取り、“デス・スター”の試運転が目前に迫っていることを知ります。
メッセージを受けた反乱同盟軍の指導者モン・モスマは、“デス・スター”の設計図を奪うための極秘チームの”ローグ・ワン”を結成します。そして、”ローグ・ワン”のメンバーの中に、ゲイレン・アーソの娘のジン・アーソも加えられます。ジンは”ローグ・ワン”の仲間とともに、帝国軍からデス・スターの設計図を奪うための生還困難なミッションに挑みます。
国際色豊かなキャスト陣
この映画のヒロインのジン・アーソを演じるのはイギリス出身のフェリシティ・ジョーンズです。彼女は2014年公開の「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。また、「アメイジング・スパイダーマン2」や「インフェルノ」などの大作にも出演している注目の演技派女優です。
そして、物語の鍵を握るゲイレン・アーソ役には、デンマーク出身の国際派俳優のマッツ・ミケルセンです。「偽りなき者」でカンヌ映画祭の最優秀男優賞を受賞するなど実力派のマッツ・ミケルセンはミステリアスな役柄を数多く演じてきたこともあり本作でも彼の演技に注目です。
また、ジンとともに行動するキャシアン・アンドー役には、メキシコ出身で「エリジウム」などの作品で知られるディエゴ・ルナが抜擢されています。その他にも中国出身のチアン・ウェン、ドニー・イェンや、オーストラリア出身のベン・メンデルソーンなど国際色豊かなキャスト陣が出演しています。
監督ギャレス・エドワーズの演出に注目
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の監督をつとめるのは、2014年公開のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」などで知られるギャレス・エドワーズです。VFX(視覚効果)のクリエイターから監督になったギャレス・エドワーズのスケール感のある映像演出は「GODZILLA ゴジラ」でも評価されました。
今作でも帝国軍の力の象徴である“デス・スター”が登場しますが、惑星サイズの軍事要塞の“デス・スター”の映像は圧倒的な巨大さで見るものを威圧してきます。また、奥行きのある画面構成や迫力のあるアクションシーンも魅力です。前作の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は好評でしたが、「アバター」のジェームズ・キャメロン監督など映像面では物足りなかったという意見もありました。しかし、ギャレス・エドワーズの演出は映像面でもファンを満足させてくれます。
ファンが歓喜したダース・ベイダーの復活
この作品は、シリーズ1作目の「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の直前までの物語が描かれます。そうしたこともあり、帝国軍の服装や機動歩兵のストームトルーパーなどが1作目と同じように忠実に再現されて登場します。
そんな中でもファンが一番喜んだのがダース・ベイダーが登場することです。シスの暗黒卿という悪役ながらシリーズの中でも重要な役割を果たしてきた人気キャラのダース・ベイダーの勇姿を再び見ることができます。新キャラクターにも注目ですが、特にファンにとって思い入れのある旧3部作へのオマージュが随所に見られるのもこの「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の楽しみです。
参考元
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